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  民進党迷走の主因は、改革的政策を 変質させた、政策方針の迷走・変質にある !
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/8442.html
投稿者 青木吉太郎 日時 2017 年 7 月 23 日 17:18:17: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 

民進党迷走の主因は、鳩山民主党の改革的政策

  を変質させた、政策方針の迷走・変質にある !

政治改革を破壊した民主党悪徳10人衆

  の大罪と自民党・自公体制の真相 !


(植草一秀の『知られざる真実』」:2017/07/19より抜粋・転載)
────────────────────────────────────
1)民進党迷走の主因は、鳩山民主党の改革的政策を
変質させた、政策方針の迷走にある !

民進党迷走の主因は、政策方針の迷走にある。
進路を誤らせた主犯は、菅直人氏と野田佳彦氏である。

悪徳ペンタゴンの人物破壊工作等があって、2009年に成就した、政権交代の偉業が、わずか8ヵ月で破壊された。破壊を主導したのが、民主党悪徳10人衆である。
渡部恒三、藤井裕久、仙谷由人、菅直人、岡田克也、野田佳彦、前原誠司、枝野幸男、安住淳、玄葉光一郎の10名である。


2)悪徳ペンタゴンに従属した、民主党悪徳10人衆が軸
になって、鳩山・改革民主党政権を破壊した !

この民主党悪徳10人衆が軸になって、民主党政権を破壊した。
その延長上に、現在の民進党の凋落がある。完全な連続線上の凋落である。

問題は、菅・野田・民主党が、鳩山民主党の改革的基本政策を、すべて転覆したことだ。
2009年に樹立された、鳩山由紀夫政権は、画期的な三つの方針を明示した。
対米隷属からの脱却、官僚支配の打破、大資本による政治支配の根絶である。
具体的には普天間の県外・国外移設方針、天下りの根絶、企業団体献金の全面禁止の方針を明示したのである。


3)悪徳10人衆の裏切りで、鳩山政権は、普天間の県外・国外
移設方針を維持し切れなくなって総辞職に追い込まれた !

ところが、悪徳ペンタゴンとそれに従属した、民主党悪徳10人衆の謀略があり、鳩山政権は、普天間の県外・国外移設方針を維持し切れなくなって総辞職に追い込まれた。
この機に乗じて、権力を強奪したのが、悪徳ペンタゴンに従属した、菅直人氏である。

菅直人氏は、鳩山政権が明示した、改革的基本方針をすべて破棄した。
鳩山首相が、対米隷属からの脱却、官僚支配の打破、大資本による政治支配打破を目指したために既得権勢力の総攻撃を受けた。


4)人物破壊工作等を見た、菅直人氏は、すべての改革方針
を、独断で破棄、基本政策方針を転覆させた !

これを横で見ていた、菅直人氏は、すべての基本方針を、独断で破棄、基本政策方針を転覆させてしまったのだ。
新たな基本政策方針が、鳩山民主党と真逆になり、対米隷属、官僚支配容認、大資本による政治支配に回帰したことは言うまでもない。

権力を強奪した菅直人氏は、その直後の2010年6月17日に開いた、参院選マニフェスト発表会見で、突然、消費税率10%への引き上げ方針を、提示した。
民主的な党内手続きをまったく経ない、独断専行の暴走政策発表だった。


5)公約違反の消費税率10%への引き上げを公表、
 これが、民主党凋落、転落の最大の要因だ !

民主党凋落、転落の最大の要因がこれだ。
鳩山・民主党は、2009年8月30日の総選挙に際して、「シロアリ退治なき消費税増税をやらない」ことを明示した。

これをもっとも声高に訴えていたのが、野田佳彦氏である。
2009年8月15日野田佳彦氏街頭演説:http://www.youtube.com/watch?v=y-oG4PEPeGo
2009年7月14日野田佳彦氏衆院本会議討論演説:http://goo.gl/5OlF8
この最重要公約を、菅直人氏が独断専行で破棄した。
そして、その方針を引き継ぎ、消費税増税の法律を、2012年8月に強行制定したのが、野田佳彦氏である。


6)野田首相は、消費税増税の法律を、強行制定した事
で、2012年・総選挙で、民主党は大敗した !

主権者に対する、この背信行為によって、民主党は、主権者の信頼を全面的に失い、2012年12月の総選挙で大敗する。
その結果として誕生したのが、第2次安倍政権である。

悪徳ペンタゴンに従属した、その流れを、そのまま引きずっているのが、現在の民進党なのだ。
民進党幹事長に、野田佳彦氏が就任していることが、この現実を如実に示している。
残念ながら、この民進党は、主権者の信頼を完全に失っている。


7)公約違反の野田氏が幹事長の民進党は、都議選で大敗した !

東京都議会議員選挙における、民進党獲得議席数5が、これを明白に物語っている。
対米隷属・政官業癒着・安倍政権下、日本は、いま歴史的な岐路に立たされている。
原発、戦争、格差の各問題についての、基本方針を定めなければならない。

ところが、民進党の基本方針が、定まらない。原発を廃止するのか、推進するのか。
日本を、戦争をする国にするのか、しないのか。
格差拡大をさらに推進するのか、それとも是正するのか。

−この続きは次回投稿します−

(参考資料)

自公政治家・NHK等が隠蔽する、

政治改革を破壊した民主党悪徳10人衆の大罪と自民党・自公体制の真相 !

「植草一秀の『知られざる真実』」:2014/12/25より抜粋・転載)

1)既得権益勢力は、改革阻止の「政治謀略事件」断行 !

民主党の海江田万里氏が総選挙で落選し、民主党代表を辞任した。
民主党は、年明けに新しい代表を選出する。しかし、この党に対する主権者の期待は冷め切っている。2009年に政権交代を実現し、日本政治が変革するとの期待が日本中に広がった。
このとき、最大の警戒をもって状況を見つめたのが、日本の既得権益である。

日本の既得権益とは、米国・官僚・大資本のトライアングルだ。
別名は、ハゲタカ・シロアリ・ハイエナである。
攻撃の対象とされたのは、改革者・小沢一郎氏と鳩山由紀夫氏だった。
小沢一郎氏に対しては、西松事件、陸山会事件という、戦後最悪の「政治謀略事件」が捏造された。鳩山由紀夫氏に対しては、個人献金をめぐるスキャンダルが掘り起こされ、徹底的な「人物破壊工作」を展開された。


2)「隠れ既得権益派」が普天間問題で、鳩山首相に違背 !

そして、もうひとつ見落とせないことは、政権交代の最大の功労者である、小沢氏と鳩山氏が人為的に分断されたことだ。

鳩山政権は、沖縄の普天間移設問題で、トラップ(ワナ)にかけられた。
鳩山首相が、普天間問題で追い落とされる原因を創作したのは、民主党内の「隠れ既得権益派勢力」だった。
具体的には、沖縄基地問題を担当した、岡田克也外相、前原誠司沖縄担当相、北澤俊美防衛相
の三名が、鳩山首相に対して忠誠を誓わず、横田政府=米国の僕(しもべ)として動いたのである。
このために、鳩山首相が追求した、普天間基地の県外・国外移設方針が座礁した。


3)悪徳民主党議員が「政治謀略事件」渦中の小沢氏を攻撃 !

そして、もうひとつ、2009年の政権交代が破壊された最大の理由のひとつは、小沢一郎氏が謀略によって、「人物破壊」されたことだ。

2009年3月3日に勃発した、西松事件で、小沢一郎氏は不当な追及を受けた。
民主党は一致結束して、検察による小沢民主党攻撃に立ち向かう必要があったが、民主党の一部の人間は後ろから小沢一郎氏に対して弾を撃ったのである。
その悪徳民主党議員が、岡田克也、前原誠司、玄葉光一郎、枝野幸男、安住淳などのメンバーである。


4)公約破棄の消費税増税提示で民主党への信頼失墜 !

そして、政権交代を実現した民主党の存立基盤が完全に粉砕される原因になったのが、公約破棄の消費税増税方針提示だった。
この背徳の政策運営が、民主党に対する期待を絶望と怒りに変えた。

その戦犯が、渡部恒三、藤井裕久、仙谷由人、菅直人、岡田克也、野田佳彦、前原誠司、枝野幸男、安住淳、玄葉光一郎の悪徳10人衆である。
民主党は、「シロアリを退治して天下り機関を排して天下りを根絶する。
そこから始めなければ、消費税を上げるのはおかしい」ことを公約に掲げて2009年総選挙に臨んだ。


5)シロアリを退治なき、消費税増税提示で信頼失墜 !

その民主党が、シロアリを退治しないまま、消費税増税に突き進んだのである。
だから、民主党は、主権者から見放された。
民主党を破壊した戦犯が、民主党代表選に出馬するのだという。要するに、権力亡者なのだ。
権力亡者をトップに据えて、民主党が一刻も早くに消滅することを念願する。


6)菅・野田首相は、財務省に屈服し、消費税増税推進 !

日本政治を破壊した、民主党悪徳10人衆は、民主党解体とともに消滅してもらいたいと思う。
民主と維新の一部、生活、社民などが連携して、「主権者の党」を創設するべきだ。
民主党がいまだに、この負の遺産を引きずっているために、日本政治の未来が開けないのだ。
直接的に最大の汚点を残したのは、民主党が財務省の軍門に下ったことだ。
その主犯は菅直人氏と野田佳彦氏だ、裏から誘導したのは、藤井裕久氏である。
菅直人氏も野田佳彦氏も、私の主張の影響を受けたのだと思う。


7)悪徳10人衆は、自分の出世、名誉欲、権力欲だけ !

二人とも、何よりも優先したことは、自分の出世、名誉欲、権力欲である。
財務省から、「消費税増税推進と引き換えに、首相ポスト獲得への全面協力」のオファーを受けて、いともたやすく、変節を遂げたのであると思われる。
この変節が日本政治を破壊したのである。


8)悪徳10人衆は、自分の出世、名誉欲、権力欲だけ !

二人とも、何よりも優先したことは、自分の出世、名誉欲、権力欲である。
財務省から、「消費税増税推進と引き換えに、首相ポスト獲得への全面協力」のオファーを受けて、いともたやすく、変節を遂げたのであると思われる。
この変節が日本政治を破壊したのである。


9)悪徳10人衆は、権力欲、出世欲だけで政治家

自分の権力欲、出世欲だけで政治家稼業を営んでいるのだ。野田佳彦氏は、なおひどい。
2009年8月15日の大阪街頭での「シロアリ演説」がネット上に流布されて、それでも総理の椅子にしがみついて、消費税増税に突き進んだ。それほどまでに厚顔無恥なのである。
野田氏は、鳩山政権発足時に無役だったが、財務省OBの藤井裕久氏が、野田氏を財務副大臣に引き上げた。これを契機に、野田佳彦氏は完全に財務省に取り込まれた。

自分自身の利害得失で、主権者との約束を放り出したのである。
財務省の支援なくして、野田政権の誕生はなかった。


10)改革や国民との約束無視、私利私欲だけの政治屋

要するに、官僚の前に膝を屈して、ひたすら自分自身の個人的な利益だけを追求したのである。
日本財政で最大の問題は、消費税増税の前提である「シロアリ退治」が何ひとつ実践されていないことだ。
財務省こそ、増税の前に、「天下り利権」の放棄を宣言するべきだ。

しかし、財務省は、天下り利権を放棄するどころか、天下り利権の全面奪還に動いている。
我が身を切る改革ではなく、我が身を肥やす膨張を実行しつつ、一般庶民に悪魔の税負担を強制している。これで日本が良い国になるわけがない。


11)自公・第二自公勢力は、米国・官僚・大資本に従属 !

安倍政権は消費税再増税を2017年4月に延期したが、本質は変わらない。
ハゲタカ、シロアリ、ハイエナのための政治を推進し続けている。
そして、現在の民主党に、増税推進の悪徳10人衆残骸が潜んでいる。

したがって、第二自公にしかならない野党勢力の再編ではなく、自公勢力に正面から対峙する主権者勢力を代表する新党の創設が必要不可欠なのだ。
民主党が代表選を通じて分裂することが望ましい。
この意味で、今回の民主党代表選に期待される最大の事項は、民主党分裂とその後の主権者政党の樹立である。




 

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