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自衛隊として、自民党候補を支持発言 !
都議選、4野党が、稲田防衛相の罷免を要求 ! 安倍首相は応じず
NHK等が超短縮報道する、野党・識者の主張は ?
(www.chunichi.co.jp :2017年6月29日より抜粋・転載
中日新聞・朝刊:
民進、共産、自由、社民の野党四党首は、六月二十八日、東京都議選の自民党候補応援で「自衛隊としてもお願いしたい」と支持を呼び掛けた稲田朋美防衛相(安倍チルドレン:秘蔵っ子)の罷免を安倍晋三首相に求める声明を発表した。
安倍首相は応じず、続投させる考え。
都議選の投開票を七月二日に控え、自民党は影響に危機感を強めた。
◆自衛隊を私物化し、政治利用するかのごとき、稲田防衛相発言だ !
民進党の蓮舫代表、共産党の志位和夫委員長ら四党首は声明で「自衛隊を私物化し、政治利用するかのごとき発言を軽々に行う人物を要職にとどめることは断じて許されない」と即時の罷免を要求。首相の任命責任を問うため、憲法五三条に基づく臨時国会の召集や予算委員会の閉会中審査をあらためて求めた。
安倍首相は、二十八日夜、東京都台東区の小学校で自民党の都議選候補の応援演説をしたが、稲田氏の発言には直接触れなかった。先の通常国会での対応については「自民党に厳しいお叱りをいただいた。党総裁としておわびしたい」と語った。
◆菅義偉官房長官は、稲田防衛相の続投を明言した !
菅義偉官房長官は、記者会見で「稲田氏は誤解を招きかねない発言だったと撤回している。説明責任を果たし、今後とも誠実に職務に当たってほしい」と続投を明言した。稲田氏は、防衛省で記者団から辞任に関し問われ「二十七日に申し上げた通りだ」と重ねて否定した。
一方、地域政党「都民ファーストの会」代表の小池百合子知事は稲田氏の発言について「あり得ない。政府と党(の立場)はきっちりと仕分けしないといけない」と都庁で記者団に述べ、自民党との対決姿勢を鮮明にした。
◆安倍首相は、稲田氏を更迭すべきなのに、かばい続けている !
野党四党は、六月二十八日、国対委員長会談を国会内で開き、稲田氏の罷免や閉会中審査を求める方針を確認した。民進党の山井和則国対委員長は会談後、記者団に「安倍首相は、稲田氏を更迭すべきなのに、かばい続けている。稲田氏の問題ではなく、首相の問題だ」と強調した。
(参考資料)
T 「選挙に自衛隊を利用するかのような発言をした、大臣としてとどまってはいけない」
蓮舫代表が 稲田大臣の発言を受けて
(www.minshin.or.jp: 2017年6月28日より抜粋・転載)
蓮舫代表は、6月28日午前、稲田防衛大臣が前日の自民党都議選候補者の集会での応援演説で「防衛省、自衛隊、防衛大臣、自民党としてもお願いしたい」と発言したことについて、党本部で記者団からの取材に応じた。
この中で蓮舫代表は、「大臣として留まってはいけない発言。特定の候補者の当選を防衛大臣としてお願いするということは、憲法15条、公選法、自衛隊法の全てに違反しているので、取り消して済まされる問題ではない」と指摘した。
大臣の資質について問われると、「南スーダンの日報問題の際には『蚊帳の外大臣』と言われたほど、何も把握はしていなかった上に、この問題の中間報告も出ていない。国民への説明責任も果たさないまま、選挙応援で自衛隊を利用するかのような発言をするのは、防衛大臣の責務を理解していないとしか思えない」と述べた。
安倍総理の任命責任については、「今回の発言はもはや辞任のレベルではなく、総理がきっちりと罷免すべきだ。国会を早々に開いていただいて、稲田大臣の任命責任を自ら語るべき」と答えた。
今後どのように追及していくかという問いには、「外務・防衛合同部門会議を開き、稲田大臣を招く予定なので、そこでしっかり説明を求めたい。野党4党の国対委員長会談で、総理に対して任命責任を問いながら、引き続き国会を開いていただくよう求めていく」と答えた。
現場で働く自衛隊員については、「自分たちのトップが、(自衛隊が)自民党の応援組織であるかのような発言をしたため、国民のために苦しい作業を行ってきた自衛隊員の士気に大きくかかわると思う。また国民の安全にもかかわる問題なので、自衛隊員や国民のために、罷免いただくことがベストだと思う」と述べた。
民進党広報局
U 稲田防衛相罷免を 志位委員長、会見で表明
(www.jcp.or.jp:2017年6月29日より抜粋・転載)
日本共産党の志位和夫委員長は、6月28日、東京都文京区の街頭で記者団から、有権者に自民党都議候補への支持を「自衛隊としてもお願いします」などと言った稲田朋美防衛相の発言について問われ、次のように答えました。
―稲田防衛相の都議選での応援での発言の受けとめをお願いします。
実力組織である自衛隊が、特定政党の候補を応援するということが許されたら、恐ろしい社会になるということは、誰が考えてもわかることです。ところが稲田大臣には、その当たり前の判断がつかない。言って良いことと、悪いことの区別がつかない。こういう人が防衛大臣を務めていること自体が、大問題だと思います。ただちに罷免です。
稲田氏は、これまでもたびたび大臣としての資質を根本から問われる言動を繰り返してきたという経過があります。南スーダンPKOの「日報」隠蔽(いんぺい)問題、「森友」疑惑に関する虚偽答弁の問題、さらに「教育勅語」を称賛した発言の問題、一つ一つが大臣失格という言動を繰り返してきたわけですが、ことごとくこれをかばいだてしてきた安倍首相の責任は重いと思います。
今度についても、かりに首相がかばいだてをするということになれば、首相そのものがいよいよ失格になるということも強く指摘しておきたいと思います。
―確認ですが、辞職と罷免のどちらを求めますか。
本人が辞任をしないといっているわけですから、首相が罷免するしかありません。
―撤回してすむ問題ですか。
「撤回」ですむ問題ではありません。そういう判断がつかないという資質がはっきりしたわけですから。
―都議選に与える影響はどうみますか。
安倍政権の劣化、モラル崩壊を示すものとして、厳しく批判が集中すると思います。
V 稲田防衛相の自衛隊の政治利用発言について(コメント)
(www5.sdp.or.jp:2017年6月27日より抜粋・転載)
社会民主党幹事長・又市征治:
稲田朋美防衛相は27日、東京都議選の自民党公認候補の応援演説で、「防衛省、自衛隊、防衛大臣、自民党としてもお願いしたい」旨の発言をしました。今回の稲田発言は、自衛隊の政治利用であるとともに、公職選挙法136条の2の公務員の地位利用の禁止の趣旨にも抵触する問題発言です。
自衛隊の責任者として隊務を統括する防衛相が、自衛隊法61条で制限されている自衛隊員の政治的行為を呼びかけたとすれば、到底看過できません。
防衛大臣による、防衛省、自衛隊の私物化であり、社民党として、自衛隊法すら遵守できず、自衛隊の政治的中立性を脅かす稲田防衛相に対し、即刻辞任するよう求めるとともに、安倍首相の任命責任を厳しく追及します。
W 【稲田防衛相の失言…周囲も「言い訳通じぬ」】
(ameblo.jp/ryoma-love-123:2017-06-29 00:21より抜粋・転載)
■識者らが危機感 ! 「自衛隊を自民党の軍隊と言うのと同じ」
安倍政権が加速させる憲法改正の動きとの関係でも、発言を問題視する声があがる。
元防衛官僚や国連PKO幹部経験者らでつくる「自衛隊を活(い)かす会」の松竹伸幸・事務局長は、自衛隊を憲法で位置づけてほしいという自衛官の気持ちに理解を示しつつ、いまの憲法下で防衛政策を積極的に議論していくべきだという立場だ。
「9条の下で様々な議論があり、かつて違憲判決さえ出た自衛隊は、どうすれば国民に支持されるのかを戦後ずっと探求してきた。『自民党の軍隊』と言っているに等しい稲田氏の発言は、それを台無しにするもの。自衛隊をどうしたいのか、憲法改正の動きが危険なことに思えてきた」
早稲田大学の水島朝穂教授(憲法)も「北朝鮮や中国は『党の軍隊』だが、まるでそれと同じような感覚で、政治利用よりももっと悪質な党派的な利用といえる」と批判した。
稲田氏(安倍チルドレン:秘蔵っ子)が、安倍首相に近いことも踏まえ、「自民党ではいま、自衛隊をどうするかという議論もないまま、『自衛隊の9条明記』という安倍首相の考えにむりやり意思統一され始めている。
今回の発言とあわせて見えてくるのは、自衛隊を改憲のための道具にしているような姿勢だ」と指摘した。(木村司)
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