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立憲4党と語る、これからの日本:民進党編(下・完)
「加計学園疑惑をただすため臨時国会の開催を要求する」蓮舫代表定例記者会見
蓮舫代表らが街頭演説会「共謀罪強行抗議 ! 加計・森友疑惑徹底追及 !」で訴え
「加計事案」への説明、一切ない総理記者会見だ !
「友人だけ優遇疑惑にまったく答えていない」蓮舫代表が主張 !
(shiminrengo.com:2017年5月8日 より抜粋・転載)
◆民主党時代の反省と、民進党の新しい出発
◆民進党は政権を取る気があるのか?
以上は前回投稿済みです。以下はその続きです。
◆市民と共に政治を変えるー政治にかける想い
津田: 山尾さんは政治家になって、特にどこを変えたいと考えたのですか?
山尾: いまの政治は、自分の自己実現のためにやりたいことをやるという男性中心の政治だと思います。そういった、政治という仕事を使って男のロマンを追求するという政治を変えたいです。いまの自民党はそういう政治です。そうではなく、市民に求められていることをしっかりと受け止め、解決策をつくって、実行していく。そういう政治文化に変えていきたいと思います。
津田: そもそも検事から政治家に転身したきっかけはなんだったのですか?
山尾: 検事をやって、ある事件に出会いました。60代のホームレスの女性が河原で殺されていました。犯人は、中学生男子3人と、30代の無職の男性の4人組でした。取り調べもしたのですが、不条理だと思いました。なぜ、このようなことが起きてしまったのか。
問題を抱えた中学生たちや無職の男性を、政治や社会が「自己責任」の名の下に放置した結果、もっとも弱い立場のホームレスの女性がそのツケを回されたのではないでしょうか。
だれしも、自分ひとりだけの力で一生を送ることは困難です。だから、社会問題を「自己責任だから」と言い訳する政治を変えたい、そういう思いをもって、民主党に入りました。
津田: 野田さんは、もともと政治家を目指したきっかけはなんだったのでしょうか。また民進党にかける思いはなんですか?
野田: わたしはもともと無口で、話すのが苦手でした。小学校のときに、生徒会長の選挙に無理やり出されて、それがいまでもトラウマです(笑)。だから、大学生のときは、ペンを通じて政治を変えようと政治部の記者を目指していました。
しかしある時、ふと、やる気になってしまい、自分でやってみようと思いました。政治の枠組みとして自民党に代わる、もう一つの政党をつくることに、全ての力を注ごうと、若い頃に決意をしました。というのも、オルタナティヴな政党をつくることが政治の前進につながると考えているからです。だから、保守系と言われながらも自民党には一度も入ったことがない。これだけは貫きたいと思っています。
また、こちら側が発信することよりも、市民の声、特に若い人たちの声を受け止めることを心がけています。 一人ひとりと膝を付き合わせながら、来るべき政権交代のために、国民政党として、徹底的に、耳を傾ける運動をしていかなければならないと考えています。
津田: では、現在さまざまな問題があるなかで、民進党はなにに一番力を入れますか?「ここを変えます」というのを教えてください。
野田: トータルな社会像としては、分厚い中間層の復活を目指します。アベノミクス政策にトリクルダウンというものがありますが、トリクルダウンは起きていないし、起こりません。ですから、わたしたちは、中小企業・地方・非正規雇用の人たちにスポットを当てた、きめ細やかな社会保障の政策をおこない、経済全体の底上げをします。崩れつつある中間層を守る、あるいは中間層からこぼれ落ちた人たちを支える、そういう政党としてやっていきます。
津田: 自らを保守と位置づける野田さんが、それでもなお、自由や共生を掲げて政権の選択肢を増やそうとしています。その一番大きなモチベーションはなんですか?
野田: いま、総理周辺でうごめいている人たちは「陰険」な保守です。そうではなく、民進党は「穏健」な保守としてやっていきます。日本が一番よかったのは、中間層が分厚いことだったと考えている「穏健」な保守の人たちはたくさんいます。そのような分厚い中間層のなかでこそ、自由や、多様性が守られます。しかしそれが壊れつつある。
ですから、中間層の厚い、共に生きる多様な社会を再び取り戻すこと、それは政治において最も重要なことではないでしょうか。
また、これは野党共闘とも関わることですが、わたしたちがこれまで関わってこなかった、市民運動をする人たちとお話をするなかで、実は市民と一緒にできることがたくさんあるのだと思えるようになりました。市民の動きが一つのきっかけになっています。垣根を超えられるようになってきていると実感しております。
津田: 山尾さんにとって、民進党にしかない価値とはどういったものでしょうか?
山尾: 市民の声とつながり、成功体験をつくっていけることだと思います。たとえば、大学の奨学金の問題について、10代の若い人たちが18歳選挙権をきっかけとして、大きな運動を起こしました。それを各野党は受け止め、4月から奨学金の問題解決に向けて、活動をはじめました。市民の声を受けて、こちらが変わらざるを得ませんでした。待機児童や保育の問題も同じです。
だから野党でも、市民と政治家がつながれば、ここまでできる。そういった成功体験を一個一個つみあげて、わたしたちが「政権をとりたい!」というのではなく、「民進党は野党でもこれほどがんばっているのだから、与党だったらもっとがんばってくれるんじゃないの?だったらもう1回政権を担わせてみよう」と、市民のみなさまから言ってもらいたい。そういう政党にしていきたいです。
津田 ありがとうございました。
(参考資料)
T 「加計学園疑惑をただすため臨時国会の
開催を要求する」蓮舫代表定例記者会見
(www.minshin.or.jp: 2017年6月22日より抜粋・転載)
蓮舫代表は、6月22日午後、定例記者会見を国会内で開き、加計学園疑惑をはっきりさせるため、憲法53条に基づく臨時国会の開催要求をしていくと述べた。
臨時国会の開催要求について蓮舫代表は、「安倍総理は19日の会見で、『指摘があれば真摯に説明責任を果たすと話す』としている。その翌日に文科省が、萩生田官房副長官の発言メモを公式文書として認めたが、このメモについては分からないことが多すぎるので、自民党の竹下国対委員長に閉会中審査の要求したがをその日のうちに拒否してきた。これは安倍総理が言っていることと真逆の対応だ。
そこで憲法53条に基づく臨時国会の開催を要求していくことにした」として、野党4党で要求していく考えを述べた。
23日に告示される東京都議会議員選挙に関連して、築地市場の豊洲移転についての小池都知事案への受けとめ、選挙戦で何を訴えていくかとの問いには、「都議選前に都知事が方針を表明したことは一定の評価をするが、具体的な内容、特に財政収支の見通しについて詳らかになっていない。
具体的な数字を出して欲しい」「民進党は改革政党だと自負している。都議会でも行政改革前に進めてきた。築地市場問題でも百条委員会を開くにあたっては主導的役割を果たしてきた。民主主義として大事なプロセスを大事にし、情報公開をしながら改革を進めていく。古い自民党政治とは違う国政、都政のあり方を訴えて行く」と答えた。
民進党広報局
U 蓮舫代表らが街頭演説会「共謀罪強行抗議 !
加計・森友疑惑徹底追及 !」で訴え
(www.minshin.or.jp: 2017年6月21日より抜粋・転載)
民進党は、6月21日、東京・有楽町イトシア前にて、民進党街頭演説会「共謀罪強行抗議!加計・森友疑惑徹底追及!」を行った。
蓮舫代表は、加計学園に関する一連の問題について、「一体何が本当なのか。菅官房長官、山本地方創生担当大臣、松野文科大臣、萩生田官房副長官、みんな言っていることがばらばらじゃないか。たった一つ明らかなのは総理がまだ何も話していないこと」と萩生田官房副長官が文科省に指示をしていると思われる文書が見つかっても安倍総理が具体的にはコメントしていないことに触れた。
また、見つかった文書に対する各省や官邸の対応について「教育に関わる文科省担当職員がいとも簡単に記憶をなくす。
記録はあっても記憶は定かではない。内閣府に至っては、記録も記憶もない。こんな在り方で、今日、菅官房長官はこれは個人のメモだから、これからは公文書管理を改める(と言った)。
どっちに改めるのか。政権に都合よく法律を改めて数の力で通すというのであれば、これこそ横暴だと指摘せざるを得ない。問題の本質はたった一つ、誰が何を言ったか、何をしたか、このことはともかく行政がゆがめられたかどうなのかだ」と強く訴えた。
小川敏夫参院会長は、「安倍総理のお友達の加計学園だけがなぜうまくいくのか。安倍総理の指示だということが文科省から次々と出てくる。おかしいじゃないか。国民全員のことを考えて(政治を)行わなくてはならない」と加計学園問題に見られる不平等さなどを指摘した。
杉尾秀哉参院議員は、「加計問題、森友問題、わたしたちの貴重な税金が私物化されているのではないか。行政が私物化されているのではないか」と述べ、「まさに安倍独裁体制が行きつくところまで行ってしまったと言わざるを得ない」と断じた。
街頭演説会の司会は、矢田わか子参院議員が行った。
民進党広報局
V 「加計事案」への説明、一切ない総理記者会見
「友人だけ優遇疑惑にまったく答えていない」
蓮舫代表が主張 !
(www.minshin.or.jp: 2017年6月19日より抜粋・転載)
蓮舫代表は、6月19日夜、通常国会閉会にあわせて開かれた安倍総理の記者会見を受け、党本部で記者団の取材に応じた。
安倍総理の記者会見について、蓮舫代表は、「言い訳と自画自賛と主張した。一体何のために開いたのかまったく分からない。この40分(の会見時間)があれば国会で閉会中審査を開いて私たちに向き合っていただく方が、総理が国民の皆さんの不安や不満の声に答えているという姿勢に映ったのではないかと思う。非常に残念だ」とコメント。
総理の発言のなかに「加計学園」という言葉が一言もなかったことには、「各社の世論調査を見ても、加計学園や森友学園の問題に対する国民の疑惑が高まっていることに気づいていないのか、あるいは気づいているのに話さないのか。どちらにしても鈍感な姿勢はまったく理解できない」と厳しく非難した。
安倍総理が規制改革をめぐり、「私自身がドリルになって岩盤を突破していく」と発言したことにも触れ、「今問題になっているのは安倍総理自身がドリルとなって規制を突破したら、その穴を通れるのは総理のお友達だけだということ。それにもかかわらず、まだそのようなことを言い続けるのかと驚いた」と述べた。
また、人材育成を考える有識者会議「みんなにチャンス!構想会議」を立ち上げる考えを示したことには、「いろいろな会議体を作るのは結構だが、みんなにチャンスの前に友人だけ優遇疑惑にまったく答えていない。
今まで指摘されている問題や、国民がおかしいと思っている疑惑に説明がないまま自画自賛し前に進めていこうという姿勢はまったく理解できない」と指弾。「一方的な記者会見を開くのではなく、閉会中審査を開き、前川・前文部科学事務次官の証人喚問も行い、野党の質問に向き合ってほしい」と求めた。
蓮舫代表は、20日に野党国会対策委員長会談を開き、与党に対し閉会中審査の開催を強く求めていく考えを表明。党の加計学園疑惑調査チームも、今後も精力的に会議を開催していくとした。
「安倍内閣は説明をしていない、『丁寧に』と言いながら逃げる。一方で自分たちが通したい法案は強行採決を行う。こうした姿勢に対し、国民の皆さんからは『おかしいのではないか』という声が上がっているが、総理の会見はこの声にまったく答えておらず残念だ。総理のために開く記者会見は意味がない」と断じた。
民進党広報局
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