http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/818.html
Tweet |
日本政府は、尖閣諸島海域における「海上の衝突」を撮影したビデオをなかなか公開しようとせず、どのような扱いにするのかも曖昧にしたまま、じりじりと時間が過ぎ、日本に対する中国の高圧的な態度はエスカレートする一方のようにも見えた。それに腹を据えかねたの現場の内部関係者の意図的な行動なのかどうか、そのビデオがソーシャルメディアであるyoutubeに流出し、世界中の多くの人々の目にさらされることになった。
これに対して、同じ「海上の衝突」事件であるが、自国の主張を補強する形で、ソーシャルメディアを積極的に活用し、現場で撮影したビデオを公式にyouutubeに公開した国がある。イスラエルである。ただし、記事によると、イスラエル国防軍(IDF)のそうした努力は必ずしも成功しているとは言えないようだ。://edition.cnn.com/2010/TECH/web/06/02/israel.twitter.youtube/index.html?iref=obinsite
それにしても、イスラエルとトルコの場合は流血が伴っている。現場では何が起こるかわからない。日本近海でもこんなことがおこらないとは言えないのではないか。海上保安庁(国土交通省所管)には、シビリアンコントロールはあるのだろうか。現場が暴走しないと言えるのだろうか。一度流血の事態が起こったら、連鎖を連鎖を呼び、東アジアが中東のようになってしまう可能性もある。本当に危険な状況だ。
ちなみに、いま、東アジアと書いたが、軍事的な場合は、「極東」になる。「極東」、などと表現されると、とたんにキナ臭い感じになる。自分の住んでいる地域を「極東」などと表現されたくない。「中東」に暮らしている人たちも同じだろう。せめて「西アジア」とよぶべきだろう。いま、わたしたちが暮らしているのは、「極東」ではなく、共生すべき隣人とともにある東アジアなのである。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > ペンネーム登録待ち板6掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。