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「腐ったリンゴは、隣のリンゴを腐らす」、 野党共闘の中核・民進党に問題がある !
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/8005.html
投稿者 青木吉太郎 日時 2017 年 5 月 09 日 21:44:12: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 


「腐ったリンゴは、隣のリンゴを腐らす」、

   野党共闘の中核・民進党に問題がある !

鳩山改革政権を破壊し、日本政治を暗転させたのは、

   悪徳ペンタゴンと民主党悪徳10人衆である !


(「植草一秀の『知られざる真実』」:2017/05/06より抜粋・転載)
────────────────────────────────────
1)1980年代以降、世界を席捲してきたのは、新自由主義の流れだ !

2)大資本の利益を極大化するために、国境を超えて、
市場原理のみによって、経済社会を動かすのだ !

3)反グローバリズムの主張は、二つの系譜に分散される傾向がある !

4)本来の国民の生活が、圧迫されることを重視して、
移民の流入を制限すべきとの主張がある !

5)グローバリズム支持者でない、トランプ氏が大統領に当選した !

6)フランス大統領選では、中道でEU肯定派のマクロン氏が優勢だ !

7)「小異を残して大同につく」ことが選挙に勝利する最重要の事項だ !

以上は前回投稿済みです。以下はその続きです。

8)移民・難民の受け入れで、低賃金労働力にして、
大資本は利益の極大化を狙う !

このことによって、既存の労働力の賃金コストを大幅に引き下げることが可能になる。
日本は移民を受け入れていない国である。
このような国で、さらに賃金コストを引き下げるには、外国人労働力の導入が有効になる。

だから、安倍政権は、外国人労働力の流入を全面推進しているのだ。
このような施策を取ると、下流に押し流される人々の一部は、怒りの矛先を、流入してきた移民に向けることになる。そのために、排外主義が、燃え盛るようになる。


9)庶民の生活が、苦しめられるようになった
原因は、グローバリズム・新自由主義だ !

他方、庶民の生活が、苦しめられるようになった原因は、グローバリズムそのものにあり、これと同調する新自由主義経済政策が、問題だと考える人々は、反グローバリズムの主張とともに、新自由主義経済政策に異論を唱える。社会民主主義政策への要請を強めるのである。

排外主義と社会民主主義政策の主張は、発生源を同じくするが、政治の主張としては、対立するものになる。
ここが、逆に、グローバリズムを推進する勢力の、目の付け所になる。
グローバリズムを推進する勢力は、意図的に、排外主義の伸長を支援するのである。


10)大資本の最大の目標は、社会民主主義的主張
の人々が、大同団結することを阻止する事だ !

一見、矛盾した行動であると見えるが、最大の目標は、社会民主主義的主張に人々の主張が大同団結することを阻止することにある。
フランスでは、これが功を奏して、グローバリズムを推進する勢力が、延命する可能性が高い。

社会民主主義的政策を提唱するアモン氏陣営は、アモン氏の支持が伸び悩んだ段階で、メランション氏に支持を一本化するべきだった。
そうなれば、メランション氏が決選投票に進んだはずである。
マクロン氏とメランション氏との一騎打ちになれば、メランション氏が、勝利した可能性がある。
グローバリズムに反対する、ルペン氏支持者が、メランション氏に投票する可能性があったからだ。
英国の国民投票と同じような結果がもたらされた可能性がある。


11)安倍政権のグローバリズム推進が、
格差拡大・排外主義を広げた !

日本では、安倍政権のグローバリズム推進が格差拡大を生み出すとともに、排外主義を拡大させている。その排外主義を吸収しているのが日本維新の会勢力(隠れ自民党)であるとも言える。

格差拡大の是正、貧困問題への積極的な対応、グローバリズムへの抵抗の勢力が一本化すれば大きな力になる。それを妨げているのは何か。それは、民進党のあいまいさである。
憲法、原発、TPP、基地、格差のすべての主要問題において、民進党の主張はあいまいである。

野党共闘の試みが模索されているが、民進党以外の野党の主張は、戦争法廃止、原発廃止、TPP阻止、沖縄基地阻止格差拡大阻止、で足並みを揃えている。
民進党が、この路線で足並みを揃えるなら、本当の意味の野党共闘になり、大きな力を発揮することは間違いない。しかし、現実は違う。
民進党の中枢が、戦争法肯定、原発肯定、TPP肯定、沖縄基地肯定、格差拡大肯定なのだ。

この鵺(ぬえ)の民進党を中軸とする野党共闘では、主権者国民の全面的な賛同を得ることはできない。むしろ、それが敵勢力(自民党体制)の狙いであると思われる。

*補足説明:鵺(ぬえ):日本の妖怪のひとつ。

元々「鵺」の語は、トラツグミのような“夜に怪しい声で鳴く鳥”の総称のようなものだったが、後の時代に怪物の名として定着した。猿の頭、虎の胴体、蛇の尾を持ち(異説も多く存在する)、翼持たずして、空を飛び、陰気な鳴き声で人々を悩ませると言われる。
「何だかよくわからないもの」を「鵺的な」と表現する

12)鵺状態の民進党が、野党共闘の中核に位置し
続ける限り、政治刷新は難しい !

「腐ったリンゴは、隣のリンゴを腐らす」“The rotten apple injures its neighbor.”のである。
この民進党が野党共闘の中核に位置し続ける限り、政治刷新は難しいだろう。

これに代わる戦略が必要だ。それは「政策共闘」である。
単純な「野党共闘」ではなく、「政策共闘」とする。
「市民連合」も「政策連合」に代わる必要がある。
もちろん、野党共闘そのものを否定するものではない。「共闘」の中核に、「政策」を置く。

「政策を基軸に」、「党派を超えて」、「主権者が主導して」、「一選挙区一候補者」の体制を構築する。
これが、「オールジャパン平和と共生」の戦略である。

(参考資料)

T 鳩山改革政権を破壊し、日本政治を暗転させたのは、

    悪徳ペンタゴンと民主党悪徳10人衆である !

「植草一秀の『知られざる真実』」:2016/09/17より抜粋・転載
────────────────────────────────────
1)鳩山改革政権を破壊し、日本政治を暗転させたのは、
悪徳ペンタゴンと民主党悪徳10人衆である !

日本政治を暗転させたのは、民主党悪徳10人衆(隠れ自民)である。
渡部恒三、藤井裕久、仙谷由人、菅直人、野田佳彦、岡田克也、前原誠司、安住淳、枝野幸男、玄葉光一郎の10名だ。

このなかでの第一級戦犯が、菅直人氏と野田佳彦氏である。
この10人が中心になって、鳩山由紀夫政権を破壊した。
そして、権力を強奪し、ポストを弄び、たらい回しにしたのである。
「悪徳」の中核は、「政策転覆」にある。鳩山政権の使命は、日本政治刷新だった。
既得権勢力が支配する日本政治を、主権者が支配する日本政治に変える。
これが鳩山政権の使命だった。


2)暗転の第一級戦犯が、菅直人氏と
野田佳彦氏であり、国民の信頼をも破壊した !

米国が支配する日本、官僚が支配する日本、大資本が支配する日本を刷新する。
これが鳩山政権の目標であり、存在意義だった。
その具体策が、辺野古の県外、国外移設、官僚天下りの根絶、企業団体献金の全面禁止であった。

この基本政策をすべて転覆したのが、上記「悪徳10人衆」である。
菅直人氏は、日本政治刷新の路線を明示した、小沢−鳩山ラインが、既得権勢力から総攻撃された状況を観察して、手のひらを返した。敵に寝返り、権力を強奪したのである。


3)菅直人氏は、敵=悪徳ペンタゴンに寝返り、
権力を強奪し、基本政策路線を全面転換した !

これが、2010年6月政権の本質である。菅直人氏は、基本政策路線を全面転換した。
辺野古基地建設を推進、企業団体献金全面禁止を封印、そして、何の党内論議を経ぬままに、突如として、消費税増税の方針を提示したのである。

2010年6月17日の参院選公約発表会見においてのことだ。
政調会長の玄葉光一郎氏は、「マニフェスト発表の場で、首相自身の言葉で言ったのだから、当然、公約になる」と明言した。さらに、「2012年度の増税実施可能性」を述べた。
政権交代の偉業破壊は、2010年6月に始動した。


4)公約違反の消費税増税を発言する等の
菅直人政権は、参院選で惨敗した !

権力を強奪した、菅直人政権は、2010年7月10日の参院選で惨敗した。
日本政治が、音を立てて転落し始めたのは、この瞬間からだ。
「参院選が菅政権に対する信任投票」と明言していたのであるから、この瞬間に、菅直人氏は辞職すべきだった。

ここで、小沢一郎政権が、誕生していれば、日本政治の運命は、激変していたはずである。
しかし、菅直人氏は、1年以上も首相の椅子にしがみつき、後を継いだのが野田佳彦氏だ。


5)野田政権が、公約違反の「シロアリ退治なき
消費税増税」を強行決定した !

この野田政権が、公約違反をして、「シロアリ退治なき消費税増税」を強行決定した。
「シロアリを退治しないで消費税を上げるのはおかしいんです」と絶叫した人物が、「シロアリを退治しないで消費税を上げる」ことに突進した。
増税法を強行制定したのが2012年8月。

そして、野田政権は2012年12月に衆院総選挙に突き進んだ。


6)野田首相の解散は、「国民の生活が第一」を、
せん滅し、権力を自民党に献上するためだった !

権力を自民党に献上すること、そして、消費税増税決定を許さず、新党を結成した、小沢一郎氏が率いる「国民の生活が第一」を、せん滅するための解散総選挙だった。
日本政治を破壊した主犯が、野田佳彦である。

その野田氏が民進党の幹事長として再登場した。
「火中の栗を拾う者」ではなく、「焼け野原に現れた放火犯」でしかない。
2009年8月30日の総選挙で民主党が大勝。鳩山由紀夫政権が樹立された。
政権樹立は、小沢−鳩山ラインの功績によるものである。


7)鳩山政権が誕生する、総選挙で、野田氏は、
「野田佳彦のシロアリ演説」を実行した !

この選挙戦のさなか、野田佳彦氏が行った街頭演説が、のちに、「野田佳彦のシロアリ演説」として知られるようになる。
この演説を含めて、2009年8月総選挙に向けて、当時の民主党が具体的にどのような公約を掲げていたかを示す三大演説がある。この内容を改めて確認しておきたい。
−以下省略します−

U 2009年第45回総選挙時民主党マニュフェスト(要約)

   鳩山・小沢政権が目指した、自公政治を抜本改革の政策 !

(www.1000kyo.comより抜粋・転載)

T ムダづかい

1.現在の政策・支出を全て見直す
2.特別会計、独立行政法人、公益法人をゼロベースで見直す
3.国が行う契約を適正化する、4.公務員制度の抜本改革の実施
5.政と官の関係を抜本的に見直す、6.企業団体献金・世襲を禁止する
7.国会議員の定数を削減する、8.税金の使い途をすべて明らかにする
9.公平で、簡素な税制をつくる

U 子育て・教育

10.出産の経済的負担を軽減する、11.年額31万2000円の「子ども手当」を創設する
12.公立高校を実質無償化し、私立高校生の学費負担を軽減する
13.生活保護の母子加算を復活し、父子家庭にも児童扶養手当を支給する
14.保育所の待機児童を解消する、15.全ての人に質の高い教育を提供する

   −以下省略−


 

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