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築地市場の豊洲移転に賛成した都議会議員達は、
今こそもっと情報発信をして責任を果たすべきだ !
自公推薦の都知事、2代続けて「政治とカネ」で辞任 !
石原知事は身勝手な国政復帰で途中辞任 !
「豊洲の闇」の徹底解明を急げ !
(blogos.com:2016年08月26日 23:10より抜粋・転載)
こんばんは、おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です。
注目された本日の小池百合子知事の記者会見では、築地市場の豊洲移転についての結論は出されませんでした。
築地市場の移転時期 小池都知事「近く最終判断」 | NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160826/k10010655171000.html
このことで、まだまだこの築地移転問題については高い注目度が続きそうですし、来週もいくつかの討論番組に呼ばれています。
…なんかすっかり、「築地移転推進派の論客」みたいな扱いになってしまった。
◆移転賛成・容認派の都議たちは、押し黙っている方が多い !
で、いくつかのメディアの人たちの話を総合すると、どうにも「移転に賛成派(あるいは容認派)で、出演・コメントしてくれる都議会議員がいない」ようです。「誰か、出て下さりそうな議員を知りませんか?できれば自民党がいいんですけど…」って、私に聞かれても困りますがな(苦笑)。
周りを見渡してみても、反対派の都議たちが相変わらず熱心に移転反対運動や情報発信をしているのに比べて、移転賛成・容認派の都議たちは「嵐が過ぎ去るのを待とう」とばかりに、この問題には触れず貝のように押し黙っている方が多いように思います。
◆移転賛成・容認派の自民・公明・民主(現民進)の
都議たちは、無責任だ !
もちろんしっかりと立場を表明している議員もいらっしゃいますが、この状況でそうでない方は少々無責任ではないでしょうか。
築地移転が最終的に議決されたのは、2012年3月の都議会本会議です。
そこで賛成した自民・公明・民主(現民進)の都議たちは今こそ、
「なぜ豊洲に移転しなければいけないのか」
「それ以外の選択肢が、本当になかったのか」
について、改めて説明をするべきです。討論番組からも声がかかっているはずなので、
出演された方がいいと思います。
繰り返しになりますが、私も無批判に移転を賛美しているわけではありません。豊洲新市場にも改善すべき点はあると思いますし、批判や指摘から様々な議論が起こるのは良いことです。
ですが最近のテレビ報道は、あまりにも反対派の意見を無批判に取り上げすぎているように感じます(そうならないために、私や賛成派の仲卸業者に声をかけて下さっている番組には感謝いたします)。
「土壌汚染が未解決!」「マグロが切れない !」などの反対派の声をVTRで流す
↓
スタジオで(専門的知識がなく、経緯を知らない)芸能人たちが、それを前提に感想を述べ合う
という構図が多く、これを見た視聴者は反対派の意見を鵜呑みにしてしまう可能性が非常に高いでしょう。都の主張も両論併記されているのは十分に承知しているのですが、やはり番組の作り的に、どうしても反対派の意見にイメージが引きずられます。
◆反対派の主張もしっかりと批判的に検証すべきだ !
しかし、都の主張が批判されるのと同様に、反対派の主張もしっかりと批判的に検証されなければなりません。
例えば今日の番組(バイキング)でも移転反対を主張される方の、「従業員の出勤(交通手段)の目処がまったく立っていない。駐車場の数が全然足りない!らしいんです」というコメントが大きく取り上げられました。豊洲は不便なところにあり、公共交通手段が限られている。だから車通勤が増える見込みなので、駐車場が足りなくなってパンクする!という主張です。
これだけ聞けば、「なんでそんな状態に?!」と思ってしまうでしょう。
しかし、豊洲新市場には都バスの路線・駅が新たに作られることが予定されており、業務用駐車場(含む従業員用)も築地4,700台→豊洲5,200台に拡張されています。有楽町線豊洲駅からも、やや遠いとはいえ徒歩圏内です。
こうした客観的な事実を踏まえれば、「公共交通機関がほとんどない・従業員の通勤手段の目処がまったく立っていない」という主張は明らかにミスリードです(「らしい」とはご自身で言っていますが)。
このような主張に対しては、移転を推し進めてきた経緯を知り、専門的知識を(多少は)持っている議員たちが、きちんと反駁していくべきではないでしょうか。
◆豊洲移転が決定された都議会は2012年3月だ !
前述のとおり、豊洲移転が決定された都議会は2012年3月であり、私はその時にまだ都議会議員ではありませんでした。ですので、既に結論が出ているこの移転問題については、そこまで論陣を張る気はなかったというのが正直なところです。
ですが知事選で再びこの問題が争点化し、わかりやすくメディア受けする反対派の意見ばかりが大きく取り上げられる中で、当時賛成した都議たちからは積極的な説明姿勢が見られない。
こうした状況に非常に強い危機感を覚え、日々のブログや討論番組などで発言をするに至った次第です。
ぶっちゃけ、知事の姿勢も明確には示されない中で、これは私もある種のリスクを背負ってます。これで知事が「移転は白紙撤回します!」なんて言ったら、自分の立場も非常に苦しくなるわけで(苦笑)。
さらにご存知の通り私は、築地移転を中心的に進めてきた都議会自民党とは対極の立場にあります。「都議会のドン」等にまつわる利権についても、誰よりも強く疑念と問題意識をもっている都議会議員の一人です。
その人間がそれでも、客観的に歴史的経緯や科学的見地に基づけば、
「豊洲移転は避けられず、いかに問題を最小化して移転を進めるかを考えるべき」
(※年度内の延期はありえる)
という結論に至ったという事実は、いま一度議論を冷静に進める上で参考にしていただきたいと思います。
築地移転問題についての過去ログはこちらから↓
http://otokitashun.com/tag/%E7%AF%89%E5%9C%B0%E7%A7%BB%E8%BB%A2%E5%95%8F%E9%A1%8C/
◆移転後も利権の追及についてはきっちりと行うべきだ !
なお、「利権があるから豊洲移転はするべきではない」という意見には賛同できませんが、移転後も利権の追及についてはきっちりと行うべきだと考えています。
引き続き、都民の皆さまの不安が少しでも解消され、長年にわたる築地・豊洲移転問題が早期に解決されるよう、適切な政策提言と情報発信を続けて参ります。
それでは、また明日。
(参考資料)
T 自公推薦の都知事、2代続けて 「政治とカネ」で辞任 !
石原知事は身勝手な国政復帰で途中辞任 !
(hunter-investigate.jp:2016年6月16日 08:00より抜粋・転載)
20140121_h01-01t.JPG 舛添要一東京都知事が辞職した。首都東京のトップが、前任の猪瀬直樹氏から2代続けて「政治とカネ」の問題で退場した形。任期途中での辞職なら、石原慎太朗氏以来3人連続という異例の事態だ。
石原、猪瀬、舛添――いずれも自民党と公明党の力を借りて知事の座を得、石原は身勝手な国政復帰、猪瀬・舛添はカネまみれというお粗末な理由で都政を混乱させている。
無責任知事を作ってきた一番の責任が、
自民・公明にあるのは言うまでもない。
◆次々退場した、自公推薦の3人の都知事達 !
平成23年4月に行われた東京都知事選挙の、主要4候補の支援政党と得票は次の通りだ。
都知事選1-1.png(省略)
ダントツの強さで4選を果たした石原氏だったが、国政復帰のため辞職。2年半の任期を残して、都政を放り出した。思えば、首都の政治・行政を歪めた元凶は、この石原氏。独裁的手法で注目を集め続けたが、在任期間が長くなるにつれ登庁回数は減り、最後は週2〜3回。新銀行東京の失敗も記憶に新しいが、豪華な海外視察の本家本元は石原氏だった。
後継となったのが副知事を務めていた猪瀬氏。24年12月の選挙結果は次の通りだ。
都知事選1-2.png(省略)
自公の推薦を受けて圧勝。2020年東京オリンピック・パラリンピックの誘致を成功に導いた猪瀬氏は、徳洲会からの5,000万円供与事件で追い込まれ、議会で醜態を晒したあげく辞任する。在任期間は約1年。あっけない退場劇だった。
そして平成26年2月、安倍晋三首相や山口那津男公明党代表とともに街宣カーの上から手を振った舛添要一氏が都知事に初当選する。ちなみに、この時の選挙で60万票余を集めて話題となった田母神俊雄氏は、公選法違反(買収)の容疑で逮捕、起訴され現在も檻の中だ。
都知事選2-1.png(省略)
◆自公首脳に知事候補擁立の資格はない !
U 東京都議会の百条委員会設置 !
「豊洲の闇」の徹底解明を急げ !
(www.jcp.or.jp:2017年2月24より抜粋・転載)
主張:
東京都の築地市場(中央区)の移転予定地とされ、深刻な土壌汚染が大問題になっている豊洲新市場(江東区)について、土地取得経過などの解明のため、強力な調査権限を持つ百条委員会の設置が、都議会で全会一致により決まりました。百条委設置は、豊洲疑惑の徹底究明のため日本共産党都議団が早くから提案してきたものです。
有害物質に汚染された東京ガス工場跡地を誰がなぜ選んだのか、水面下で何があったのか―。百条委が「豊洲の闇」の真相と責任の所在を、都民の前に余すことなく明らかにすることが求められます。
◆石原元知事の喚問が焦点
百条委員会は、地方自治法100条にもとづき地方議会が設置できる、通常の委員会よりも強い権限がある委員会です。証言や資料提出を求められた関係者が、理由もなく拒否したり、うその証言をしたりした場合は、告発され、処罰の対象になります。
設置された百条委では、豊洲移転を決めた2001年当時の石原慎太郎元知事や、浜渦武生元副知事らの証人喚問を具体化します。
昨年9月、豊洲新市場の主要施設の下が、土壌汚染対策の盛り土がされず「地下空間」だったことを共産党都議団が調査で突き止めたことを発端に、都政を揺るがしている「豊洲問題」に本格的なメスを入れることができるかどうか。都民の期待と注目が集まります。
有害物質で汚染されていた東京ガス工場跡地が、なぜ生鮮食品を扱う築地市場の移転先に決まったのか。石原元知事や都幹部がどうかかわったのか。その経過とそれぞれの責任を徹底的に明らかにすることは、どうしても必要です。
汚染された土地としては破格の高価格で購入したのはなぜか。土壌汚染対策としての有効性への疑念が指摘されていた盛り土すら行われず、なぜ秘密裏に「地下空間」にされたのか。なぜ地下水管理システムが機能していないのか。建物の工事で官製談合や政治家の介在はなかったのか。解明が不可欠な疑惑や問題は、山積しています。
今年1月、都が行った豊洲市場の地下水モニタリング調査で、環境基準の最高79倍の発がん性物質ベンゼンや猛毒のシアン化合物などが検出されたことに都民は衝撃を受け、「移転して大丈夫か」「なぜこんなことになったのか」と不安や怒りは広がり続けています。
築地市場の豊洲移転は、当初から都民や市場業者の強い疑問や批判が上がっていたものです。その声を無視して計画を強行し、深刻な事態を引き起こした石原都政をはじめ3代の知事、自民・公明など与党の責任は重大です。都政の信頼を回復するためにも、百条委が果たす役割は重要です。
◆都民の声に応えるために
一連の豊洲問題を解明するため昨年9月、日本共産党都議団が百条委設置を提案したときは、他の政党・会派は反対しました。しかし、真相解明と責任追及を求める都民の世論が急速に広がる中で今回、全会一致で百条委設置を決めたことは、都民の声が都政を動かすことをはっきり示しました。
日本共産党は、都民利益に反する豊洲移転に最初から反対し、その問題を一貫して追及してきた党として、真相を徹底的に明らかにするとともに、豊洲移転の中止を含めた抜本的な検討へむけて、さらに力を尽くします。
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