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小沢は独裁者であると世論において排除しておきながら、一方で首相に求めるのは強いリーダーシップで政策を実現させることであるというこの矛盾は、日本の独自現象であるかもしれない。戦前の軍部や、左翼が攻撃するところの天皇という存在、そして、本来は日本民族の国民性に馴染まないはずだが、新聞や教育によって素晴らしいということになっている“戦後民主主義”という存在。これらの“強迫観念”が追い風となって独裁的風土を拒否しつつも、日本の非公式制度としての官僚権力および、日本政治の裏で糸を引く米国の存在と、それに追随して思考停止に陥るマスコミなどの、世界に類を見ないほど複雑化した日本的権力組織による、目には見えぬ弊害と恐怖が、長年にわたる不況と相まって、誰かにこの難題を解決してもらいたいと言う、どうしようもない国民願望の発露としての強いリーダーシップの希求を齎している。そして、その願望に応えうる存在は、菅直人でも、社会党と長い間持たれあってきた自民党でもないことだけは確かである。
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