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日共と自公の親密さは昨日今日に始まったものではない! 「日共の当局裏御用路線を弾劾せよ」 れんだいこのカンテラ時評820
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投稿者 蒙古斑 日時 2010 年 10 月 07 日 19:58:53: edMsPPPLVnFDU
 

日共と自公の親密さは昨日今日に始まったものではない! 「日共の当局裏御用路線を弾劾せよ」 れんだいこのカンテラ時評820
http://otd10.jbbs.livedoor.jp/1000013618/bbs_plain

れんだいこのカンテラ時評820 れんだいこ 2010/10/07 18:51

【日共の当局裏御用路線を弾劾せよ】

 2010.10.6日、日共の機関紙赤旗は、「小沢氏の証人喚問要求 野党6党」と題して、小沢どんの証人喚問を要求する記事を掲載している。それによると、10.5日、日本共産党など野党7党が国会内で国対委員長会談を開き、社民党を除く6党が、検察審査会の起訴議決により強制起訴されることになった小沢元民主党幹事長の証人喚問を要求することで一致した。社民党は党内で結論が出ていないとして留保した。
 (ttp://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2010-10-07/2010100702_01_1.html)

 日共の穀田恵二国対委員長は会談で次のように発言している。「強制起訴されることになったことは極めて重大なことであり、偽証が許されない証人喚問しかない」、「問題の核心は4億円の土地購入原資の疑惑だ。ゼネコンからのヤミ献金ではないか、国民の税金の還流ではないのかという疑いがある。さらに東北地方を中心に公共事業受注に『天の声』を出していたのではないかなど『政治とカネ』をめぐる数々の疑惑がある。しかし、小沢氏は国会で何も語っていない」、「国会には真相究明と政治的道義的責任を明らかにする責任がある」、「民主党の責任は極めて重大だ。証人喚問に対して民主党がどういう態度をとるのかが問われてくる」。

 日共のこの動きを見よ。政権交代前、あらゆる選挙区で供託金没収を意に介せず死に票候補を立て自公政権に裏協力していた正体がまざまざと蘇る話ではなかろうか。日共と自公の親密さは昨日今日に始まったものではない。自公共協定により日本の政治改革は30年遅れた。政権交代後の民主党政権のブザマさを見れば、どうでも良いことのようにも思えるが、小沢政権創出を企図する側から見れば、一貫して執拗な阻止連合が組まれていることになる。誰が味方で敵であるのかが透けて見えてくる。

 れんだいこは、このブログで日共の邪悪な活動の足を止めようと思う。このブログにも拘わらず相変わらず自公共活動に勤しむのなら更に支持を失うことになろう。党中央がどちらを採るのか、党員がどう反応するのか興味を持って見守りたい。れんだいこは既に指摘しているが、小沢どん問題に限らず日共だけには「証人喚問請求」をしてもらいたくない。それを云う資格がない党であるから。それを云うなら、日共はまず自前の問題である「宮顕リンチ致死事件」を解決してからでなければならない。

 れんだいこがこのことを指摘した時点では宮顕は生存していた。今は逝去してしまった。歴史に宿題を残したままとなっている。ならば、宮顕生存中、宮顕を擁護し続けてきた党中央が責任を引き継ぎ、証人喚問に応じて事件を検証すべきであろう。これが筋であろう。この問題を不問にしたまま正義ヅラして「小沢どんの証人喚問」にしゃかりきになっている姿は滑稽では済まされない。断じて許し難いものである。

 この問題は、国会で宙に浮いたまま宿題になって今日に至っている。これを確認しておく。丁度、ロッキード事件が勃発する1976.2月の前年末からロッキード事件勃発の間際まで、国会は「宮顕リンチ致死事件問題」で荒れ揺れていた。ハマコー発言あり、立花研究あり、続々と「宮顕リンチ致死事件問題」に於ける新資料が発表されつつあった。民社党の春日一幸委員長、塚本三郎書記長が国会で鋭く追及し、法務局見解も「宮顕の釈放過程の疑義」に対して不可解として判断留保とするなど、これからの解明が待たれていた。自民党も特別調査委員会を発足させ、この事件の解明に本格的に乗り出そうとしていた。

 このタイミングで、偶然か仕組まれてか判然としないが俄かにロッキード事件が勃発し、国会と世間の喧騒はロッキード事件に移って行った。当の疑惑の本人であった宮顕がしゃしゃり出てきて、音頭を取るようにして田中角栄の政治訴追運動に乗り出して行った。これを訝る者は居なかった。マスコミメディアがこの流れを後押しした。そういう経緯で不自然にも棚上げされたまま今日に至っている。この経緯は、れんだいこが捏造しているのではない歴史を検証すれば分かる本当の話である。

 日共は「宮顕リンチ致死事件」を解決済みとして居直り、返す刀でロッキード事件より以降、国際金融資本が指示する政治家の訴追運動に乗り出して今日に至っている。これを理論的にやるのではない。得体の知れないリーク情報とスキャンダル暴露を得手とする胡散臭い手法で刑事被告人棒を振り回す癖を持つ。これを左からやるので影響力を持つ。専ら、戦後政治の二大抗争軸におけるハト派対タカ派の政争に於いてハト派系政治家叩きに狂奔する。こたび、小沢キード事件と云う順目になっている。

 このふてぶてしさは異様ではなかろうか。れんだいこは、「宮顕リンチ致死事件」の致命的なアキレスけんが政治主義的に利用され、現代世界を牛耳る国際金融資本帝国主義の下僕として働かせられている気がしてならない。日共がロッキード事件、小沢キード事件でしゃかりきになるよう強請(ゆす)られていると見る。実際には元々が同じ穴のムジナとして自ら好んで応じているのであろうが、構図上はそうなる。この不正こそ、早急に解決せねばならない政治問題ではなかろうか。

 要するに日共はニセ左翼であり、こういうものが左翼だとして活動していることにより左翼の信用がなくなり値打ちが毀損させられている。今では毀損させられてしまっている。こういう構図を踏まえねばならないのではなかろうか。日共は政治勢力としては既に小さいので看過してもよさそうではあるが、れんだいこはそうは思わない。戦前来の正義の党としてのイメージが有り、そのイメージによる影響力は小さくないと考える。次第に「現在の共産党は昔の共産党ではない」とする疑惑が広がりつつあるが、まだ一定の影響力を持っている。そういう意味で、党ではなく党中央を叩く為に、草葉の左派人士の霊に応える為に、この一文をものしておく。

 2010.10.7日 れんだいこ拝

http://www.marino.ne.jp/~rendaico/marxismco/nihon/miyakenco/rinchizikenco/rinchizikenco.htm
別章【小畑中央委員査問リンチ致死事件考】

 (最新見直し2009.5.14日)
 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、宮顕論で避けて通れない「小畑中央委員査問リンチ致死事件」について考察しておくことにする。本サイトを読めば、宮顕が何者なのかが判明するであろう。こういうトンデモ人物を共産党の最高指導者として長期間戴いた日共の責任問題が発生するであろう。しかし現実はそういう風には問われていない。れんだいこに云わせれば、日共及び日本左派運動が、それだけ狂っていると看做す。

 日共は今日でも、あたかも冤罪事件であるかのように吹聴し続けており、世評の通説もこれに従っている。しかし、れんだいこは、今日のテイタラクの日共を作った元凶としての宮顕批判の関門として位置づけ、日共のウソ詭弁につき告発し続けている。この事件を正しく認識することが、今日の日共の歪みを鏡写しすると思うからである。

 新左翼はさる日、日共批判を起点として誕生したが、残念ながられんだいこレベルの日共批判に立ちきれていない。本事件ではむしろ宮顕及び日共の弁明の尻馬に乗っている。新左翼の日共批判の尻軽を見るのは、れんだいこだけだろうか。 

 「小畑中央委員リンチ致死事件」(以下、「リンチ事件」と云う)の解明は、宮顕の正体を暴く格好テキストとして意義がある。だがしかし、この事件は巧妙な上に巧妙にも極力隠蔽し続けられ、万一この事件に関心を寄せる猟奇家が現れた場合にも念入りな史実改竄と詐術により正確な読み取りが不可能にされてきていた。逆にいえば、それほど重要な史実であるということでもある。今これをれんだいこが読み取ろうとしている。諸賢の批評を請う。

 2009.5.12日、大金先輩との遣り取りで、れんだいこの本事件解析の論証が今尚弱いことを指摘された。新たな資料が開示されない以上、これ以上の解析は無理だとも思うが、読み直してみることにする。読み直してみた結果、これ以上どう説得すれば聞く耳を持ってくれるのだろうかとも思う。

 2003.10.7日、2009.5.14日再編集 れんだいこ拝


戦前日共史(九)「小畑中央委員査問リンチ致死事件」概要 宮顕生存中にリンチ事件の解明をせよ!するのが党の政治責任
http://www.marino.ne.jp/~rendaico/marxismco/nihon/miyakenco/rinchizikenco/gaiyo.htm より一部抜粋


【れんだいこの事件解析総まとめ】

 最後に、この事件の総ざらえをしておく。

 宮顕系の流れにある日共党中央は、事件を次のように見立てている。
1  査問致死はスパイ摘発闘争の過程で起こった。それは、当時の情勢ではやむをえないものであり、正義の闘争であった。
2  小畑は大泉同様にスパイであることを認めた。
3  小畑の急死の死因は持病併発による突発性心筋梗塞のようなものであり、宮顕には責任はない。
4  死体を床下に埋めたことに関して、宮顕は聞知も関与もしていない。
5  事件関係者はその後逮捕されたが、宮顕一人が予審調書一つ取らせず完全黙秘を通した。
6  公判で、宮顕一人が縷々正義の弁明をしており、獄中闘争の鏡である。
7  戦後に於ける釈放-復権は当然であり、この経緯に何らいかがわしさはない。
 

 日共党中央は、概略以上のように述べ、党中央盲従派は何の疑問も沸かさず唯々諾々してきている。
 
 が、れんだいこ検証に拠れば全てが違う。次のようになる。

1  査問致死はスパイ摘発闘争の過程で起こったが、それは、当時の情勢ではやむをえないものであるというより極めて危険な闘争であった。当時の宮顕派のスパイ摘発闘争の胡散臭さを見て取らねばならず、そういう名目で、最後に残っていた党内有能分子を摘発していた形跡がある。即ち、宮顕派こそスパイグループであり、そのスパイグループにより、党内有能分子摘発闘争が組織されていたというのが実際である。ここを理解しないと、この問題は解けない。

2  小畑は大泉同様にスパイであることを認めた、というのは大ウソである。大泉は別系統のスパイであり、そのことが明らかになったが、小畑のスパイ性は最後まで確認できなかった。当然、当人が否定し続けたからである。そして最後のその時を迎えることになる。

3  小畑の急死の死因は持病併発による突発性心筋梗塞のようなものであり、宮顕には責任はない、というのも大ウソである。現場にいた当事者の全てが宮顕の主導的関与を認めている。それによると、宮顕の柔道の締め技により、小畑が断末魔の声を上げながら果てたことが証言されている。

4  死体を床下に埋めたことに関して、宮顕は聞知も関与もしていない、というのも大ウソである。当時の組織系統に於いては、党中央の指示に従う以外には床下遺棄なぞできるはずがない。小畑死亡直後の死体のあるその場での党中央委員会で指導権を握った宮顕の指示なしにできるわけがない。事件発覚後、知らぬ存ぜぬと言い張ることは、指導者としてあるまじき居直りである。

5  事件関係者はその後逮捕されたが、宮顕一人が予審調書一つ取らせず完全黙秘を通したというのも大ウソである。恐らくは、詳細な報告をしているはずであり、調書が採られていないとすれば、当局のスパイであったから不要であったからであろう。このどちらかになる。

6  公判で、宮顕一人が縷々正義の弁明をしており、獄中闘争の鏡である、というのも大ウソである。合同公判の際に俄か病となり、事件のカギを握っていた秋笹が死亡して後に、単独公判の場で滔々と「正義」の弁明をしている。その様子はヤラセ公判となっている。

7  戦後に於ける釈放-復権は当然であり、この経緯に何らいかがわしさはない、というのも大ウソである。危篤状態でもないのに危篤との診断で、他の被告の一斉釈放より一日早く釈放されている。しかも、政治犯と刑事犯の複合犯であることから、事前確認で釈放不可とされていたにも拘らずである。胡散臭くない訳が無い。

 これが実際である。こういう履歴を持つ宮顕がその後党中央を牛耳り、長年最高指導者として君臨してきた。一時、参議員にもなり、国政に関与してきた。解党的総括なしには済まされまい。

 2007.4.19日 れんだいこ拝

 

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