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(回答先: 頼む!こんな政治家が出現してくれ! 投稿者 hattariya 日時 2010 年 9 月 30 日 23:13:40)
戦後65年経つが、
いまだに日本の敗戦理由でもある
「なぜ日本は正確な情報分析を行なって現実に還元することができなかったのか」は解明されていない。
先日、出張の折に立ち寄ったアメリカ公文書館で
アメリカ軍情報局が、アメリカ政府に提出した「日本陸海軍情報部(大本営)について」という
インテリジェンスレポートを閲覧することができた。
現在の官僚亡国日本が抱える問題点(官僚主導の国策や戦術なき政策)を示唆して点も多数あるの、
一文をアップしました。
・(当時の)軍部指導者は、ドイツ勝利と断定し、連合軍の生産力、戦意などを不当に過小評価していた。
・戦場経験がほとんどない軍作戦担当者(大本営)は、卓上で策定した戦略に基づき1941年12月7日に開戦。
戦争に必要な諸準備を軽視し攻撃のみを過大評価していた。
・精神主義が日本軍の情報活動を阻害することになった。
・さらに、神がかりともいうべき日本不滅論を繰り返し国民に説明していた。
要は
・陸海軍情報部門主導部(大本営)の情報収集の軽視と総合的な対戦国力の判断の誤り
・精神主義への偏重
・制空権喪失による情報収集の不備
などと指摘、結論つけられていた。
その結果は、いうまでもなく
制空権を握られた、情報収集に関して盲目になり、1945年8月15日に敗戦国となった。
彼らの犠牲者として200万人を超える日本国民が死亡。
兵隊においては7割以上が、餓死や病死などの犬死とであった。
その後、戦犯を逃れた大本営首謀者たちは、
誰一人その戦争責任を負うことなく(←官僚に共通している思考)、
戦後、首相、閣僚となり、現在の官僚亡国ニッポンに陰をおとしているのである。
ちなみに、東条英機は陸軍大学出身の軍人ということだが
思考は「他人に責任転嫁する官僚的な考え」だったと言われている。
hattariya 拝
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