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民進党・連合抜きの野党共闘&候補者一本化で、安倍政権を打倒しよう !
TPP批准阻止と安倍・売国ペテン師政治打破の方策は ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2016/10/30より抜粋・転載)
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1)日本がこの臨時国会で、TPP批准案を拙速可決成立
させる合理的根拠はない !
2)売国者・自公・維新に対抗して、特別委で、TPPに
異議を唱えられるのは、民進党と共産党しかない !
3)滋賀、鹿児島、新潟の県知事選で、反原発派が勝利したように、
反安倍政治の国民が団結すれば、安倍勢力を打ち負かす可能性大だ !
4)覇権国家米国・CIAの最大の使命は、日本の野党第一党
を「隠れ与党」にすることだ !
5)政権交代を主導した、改革者・小沢一郎氏と鳩山由紀夫氏を、
悪徳ペンタゴンは、最大の敵として、空前の人物破壊工作を断行した !
6)民進党を裏側から支配しているのは、御用組合・連合である !
7)3知事選で勝利したように、共産、自由、社民の3党と
国民が団結すれば、反安倍政治の候補者が当選できるのだ !
8)隠れ自民の民進党候補者を野党共闘から排除すれば、
政治刷新の道が拓ける可能性大だ !
以上は前回投稿済みです。以下はその続きです。
9)反自公の米山氏の推薦拒絶を決定したのが、
蓮舫、野田佳彦の民進党執行部だ !
そして、米山氏の推薦拒絶を決定したのが、蓮舫、野田佳彦の民進党執行部である。
この民進党執行部は10月23日の衆院補選では、野党共闘路線を否定し、民進党候補の大惨敗を招いた。どこの誰が問題であるのかは明白である。
この現状に対して、民進党内の良識派、連合内部の良識派が行動を起こすべきだ。
連合は労働組合の「連合」という建前になっているが、「連合」を仕切っているのは、電力、電機、鉄鋼、自動車の御用組合である。
これらの組合と、旧総評系の労働組合は、「水と油」の関係にある。
10)電力、電機、鉄鋼、自動車の御用組合と
旧総評系の労働組合は、「水と油」の関係だ !
原発、憲法、TPP、基地、格差=消費税の問題で、御用組合と本来の労働組合は、「水と油」の関係を示す。
「御用組合」が連合を仕切っているから、新潟県知事選で連合新潟が原発推進候補を支援
したのである。こんなに分かりやすい事例はない。
自治労、日教組、JR総連などは、御用組合が仕切る現在の「連合」を分離するために活動を起こすべきである。
「御用組合連合」の主張は、日本の主権者の意思とも完全に乖離している。
連合の神津里季生会長は、米山隆一氏が、当選を果たした10月16日の新潟県知事選後の10月20日の記者会見で、次のように述べたことを、産経ニュースが伝えている。
11)連合の神津里季生会長は、蓮舫代表が
米山氏の応援に駆けつけたこと批判した !
「民進党の蓮舫代表が新潟県知事選で、党が「自主投票」と決めたにもかかわらず米山隆一氏=共産、自由、社民推薦=の応援に駆けつけたことについて、「(与党系候補を支援した)連合新潟にとっては、火に油を注ぐようなものだった」と述べ、対応を批判した。」
民進党、米山隆一氏の推薦を拒絶した。
米山氏は、民進党の次期衆院選民進党候補者だったが、民進党を離党して知事選に出馬した。
民進党支持母体の連合の地方組織である連合新潟は、原発推進候補と見られる森民夫氏の推薦を決定した。民進党は、知事選自主投票を決めた。
つまり、民進党は、原発推進と見られる森民夫氏を実質支援したことになる。
12)新潟県知事選を通じて、民進党と連合
の本性が、はっきりと表れたことが重要だ !
その民進党代表の蓮舫氏が、知事選最終局面で、米山氏の応援演説に、現地入りしたことは、党代表として失格行為である。蓮舫氏が、批判されるべきことは当然だ。
同時に、この選挙を通じて、民進党と連合の本性が、はっきりと表れたことが重要である
神津会長は、新日鉄出身であり、1990年から3年間、タイの日本大使館に「労組外交官」で派遣されている。
当時のタイ大使は、安倍外交の理論的基盤を与えてきた故・岡崎久彦氏である。
岡崎久彦氏は、外務省の対米追従路線を強行に主張し続けてきた人物で、集団的自衛権の行使容認に向けて設置された、懇談会のメンバーでもあった。
13)安倍政治に賛成の立場を維持するのであれば、連合は
自民党の支持になり、本来の労働組合は、訣別すべきだ !
連合が、現在のスタンスを維持するのなら、連合は自民党の支持母体になるべきである。
そして、そのとき、多くの本来の労働組合は、訣別せざるを得ない。
連合を、「労働組合連合」、「御用組合連合」に区分することが必要不可欠である。
「御用組合連合」は、自民党応援には一定の成果を上げる可能性があるが、日本の大多数の主権者の意思には完全に反している。
14)主権者は、共産、自由、社民と本来の労働組合
と連帯して、次期総選挙を勝利すべきだ !
日本の主権者は、共産、自由、社民と本来の労働組合と連帯して、次の総選挙を勝ち抜かねばならない。
次の総選挙では、「隠れ与党」の民進党候補を含めての候補者一本化を行う必要はない。
「隠れ与党」の民進党候補と票を食い合うのは、自公候補になるからだ。
共産、自由、社民を軸に、主権者の意思に沿う候補者を一本化することが重要である。
民進党候補が政策公約を明確にして候補者一本化調整にエントリーしてくる場合だけ、この候補を一本化の対象にすればよい。
この基本戦略を明確にすることが重要である。
(参考資料)
TPP批准阻止と安倍・売国ペテン師政治打破の方策は ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2016/10/28より抜粋・転載)
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1)交渉参加国は、批准を急いでいないのに、安倍政権与党
が、TPP批准案の採決を強行を狙っている !
2)TPPへの米国の動向を見極めなければ、国益を
守っての対応ができないのだ !
3)米国の自動車輸入の関税率は、乗用車:25年目で撤廃、
トラック:30年目に撤廃される !
4)TPP最終合意で、関税率引き下げの「除外項目」と
された品目は、ひとつもなかった !
5)対米隷属安倍政権下、日本の国益を守るTPP
交渉など、まったく行われていない !
6)TPPの交渉内容・6300頁の条文内容が隠蔽・捏造
・偏向報道・答弁が横行している !
7)巨大資本の家来・安倍政権は、これを臨時国会で強行承認しようとしている !
8)SBS米の価格偽装問題を、安倍政権
・農水省は、ペテン師答弁をした !
輸入業者が「調整金」の形態で表面価格よりも安い価格で輸入米を販売していた事実が明らかになっている。ところが、農水省は調査をしたにもかかわらず、この事実を認めない。
真実をねじ曲げて、押し通している。
国会質疑で山本農水相に代わって調査内容について説明している政策統括官の唐澤彰氏は私の大学時代のクラスメート、草野球の仲間でもあるが、国会答弁を行う以上、事実を正確に述べるべきである。
実際にヒアリングをした結果として、調整金によって表面価格よりも安い価格で輸入米を販売していたことは、メディア等の聞き取り調査によって明らかにされているのであり、これを否定することは許されない。
9)安い輸入米の流通を、国内産価格に影響がない
とする、農水省見解は、根拠がない !
米の輸入により、安い価格のコメが流通すれば、国内産価格に影響するのは、理論的に明らかであり、価格に影響がないとする農水省見解は根拠がない。
福島伸享議員は、このような調査を前提とした影響試算をベースにした審議はできないと主張するが、当然の主張である。農水省に調査報告書を再提出させ、その上で審議をやり直すべきことは当然である。TPPの内容は、広範囲に及び、しかも、交渉過程が隠蔽されている。
10)英文のTPP6300頁の29%しか、和訳せず、
70%超は、和訳しない、安倍・インペイ政治である !
発表されている文書は、日本語のものではなく、政府は、最終合意文書の3分の1も日本語訳として情報提供していない。日本は、米国に次ぐ交渉参加国中第2位の経済大国である。
英語、スペイン語、フランス語の正文があるのに、日本語の正文がないことからして、不当な条約なのである。日本の政治家は完全に骨抜きにされている。
米国は力の強い国で、日本を実質的に支配している。
政治家も、米国の命令に従っておけば、身分は安泰、経済的にも高い処遇を得られる。
しかし、そんなことで、日本国民の幸福を守る姿勢を失うくらいなら、政治家などやめてしまうべきだ。稲田朋美防衛相は、かつて、TPPは、「日本文明の墓場行きのバス」と明言していた。TPPは、日本の国益、日本国民の利益を損なうものだと明言していた、自民党議員が多数存在する。
11)総選挙で、TPP断固反対 !と公約したのに、選挙後、公約違反して、
TPP推進の突進し、ペテン師・売国・安倍政治を実行 !
2012年12月の選挙では、「ウソつかない !、TPP断固反対 !、ブレない !」
「TPP交渉への参加に反対 !」と大書きしたポスターを貼り巡らせて選挙を戦ったのではないか。
その自民党議員が、この現状を目の当たりにして、沈黙しているのはどういうことなのか。
米国にひれ伏すポチだらけになって、日本国民の幸福を守れるのか。
この問題をもっとも真剣に考えなければならないのは主権者国民だ。
これからの政治においては、主権者が主導的役割を果たさなければならない。
12)売国・ペテン師の自公を政権復帰させ、違憲・暴走
政治にした、主犯は、民主党=現在の民進党だ !
日本の政治を、ここまで悲惨な状況にした主犯は、民主党=現在の民進党である。
2009年の政権交代の偉業を成し遂げた、本当の功労者を追放して、権力とポストだけを横取りした悪党が民主党、そして今の民進党の中心に居座っている。
そもそも、百害あって一利なしのTPPを持ち込むきっかけを作ったのは、菅直人氏と野田佳彦氏である。だから、いまの自公と民進党内の悪党は、共犯関係にある。
これから、日本の政治を立て直すためには、民進党を悪党と悪党以外に明確に分離しなけ
ればならない。
13)主権者が支援できる議員・候補者と
支援できない議員・候補者に分離するのだ !
民進党が分離しない場合には、主権者が民進党を分離する必要がある。
主権者が支援できる議員、候補者と主権者が支援できない議員、候補者に分離するのだ。
この主権者の支持がなければ、民進党議員、候補者は、絶対に当選できない。
民進党を丸抱えで野党共闘を成立させることは正しくない。
政策を基軸に、候補者を選別することが何よりも重要だ。
問題の背景には、連合が「御用組合連合」に仕切られているという重大な問題がある。
☆民進党内の悪党と、連合を仕切る御用組合連合と決別すること。
それが、日本政治立て直しの第一歩になることを主権者が
明確に確認することが極めて重要である。
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