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   鵺・民進党は、既得権派と 主権者グループ(改革派)に 分裂するべきだ !
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/6958.html
投稿者 青木吉太郎 日時 2016 年 10 月 23 日 21:13:19: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 


鵺・民進党は、既得権グループと主権者グループ(改革派)に

分裂するべきだ !

鳩山改革政権を破壊し、日本政治を暗転させたのは、

悪徳ペンタゴンと民主党悪徳10人衆である !


(「植草一秀の『知られざる真実』」:2016/10/15より抜粋・転載)
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1)民進党は、原発再稼働阻止候補として、県知事選に出馬

表明した、民進党支部長・米山隆一氏の推薦を拒絶した !

新潟県知事選の投票日を迎える。原発推進の安倍政権が、必勝態勢で臨んだ選挙である。
この選挙の最大の特徴は、民進党が、実質的に原発推進候補の支援に回ったことである。
民進党最大の支持母体は連合である。

連合新潟は、原発推進候補と見られている、森民夫氏の推薦に回った。
このために、民進党は、原発再稼働阻止候補として、出馬の意思を表明した、民進党支部長である、米山隆一氏の推薦を拒絶した。

*補足説明:柏崎刈羽原発は世界一の規模であり、福島のような、原発事故が

発生すれば、福島の原発事故より、さらに大規模な事故になる。


2)米山氏は、民進党を離党し、共産、自由、社民と

市民団体の推薦を受けて出馬 !

米山氏は、民進党を離党し、共産、生活(自由)、社民と市民団体の推薦を受けて出馬した。
無風選挙と言われた、今回の知事選だが、新潟県民の意識は違った。

JX通信社が10月8、9日に実施した調査では次の結果が示された。
<終盤情勢>森氏・米山氏が横一線=JX通信社 新潟県知事選独自調査:https://goo.gl/LkeE7X

今回知事選で最も重視する争点の第1位として、原発再稼働=35.7%が示されたのである。
第2位は「景気や雇用で」22.4%。
第3位が「医療や福祉」、第4位が「人口減少対策」だった。
原発再稼働については、10月7〜9日に共同通信社が実施した調査で、

柏崎刈羽原発の再稼働について、
賛成          8.4%、どちらかと言えば賛成 15.8%
どちらかと言えば反対 24.4%、反対         36.5%
という結果が示された。

3)新潟県民は、原発再稼働について、

賛成が、約24%、反対は、約61%だ !

「どちらかと言えば」も含めて計算すると、賛成が 24.2%、反対が 60.9%である。

しかも、賛成では「どちらかと言えば」が多く、反対では「明確に反対」が多かった。
JX通信社調査での、泉田県政に対する評価は、
評価する         31%、どちらかと言えば評価する 47%
どちらかと言えば評価しない11%、評価しない        11%で
評価が78%、評価しないが22%だった。

この状況下で、米山氏が、新知事に選出される可能性が浮上している。

民進党が、原発推進候補の実質支援に回り、自公と組んで原発推進知事を誕生させようとする選挙で、共産、自由、社民、そして市民団体が支援する候補が真正面から対峙して選挙戦を戦い、勝利することになれば、驚天動地の偉業ということになる。

4)米山氏猛追の情報が広がると、蓮舫代表が

米山氏の応援演説に現地入りした !

民進党は、米山氏の出馬を妨害し、実質的に原発推進候補の支援に回りながら、選挙戦が始まり、米山氏猛追の情報が広がると、代表の蓮舫氏が慌てて米山氏の応援演説に現地入りした。
「こうもり」と言えば、こうもりに失礼にあたる。

*補足説明:
10月16日、3野党推薦の米山氏は、自公推薦の森民夫氏に6万3千票差で、当選した。
新潟県民・民進党支持者の8割、自民党支持者の3割は、米山氏に投票したようである。

出馬を妨害した元民進党支部長が当選し、民進党が擁立している東京10区と福岡6区の候補者が二人とも落選すれば、就任間もないのに、蓮舫氏引責辞任の声が出るのは必至だ。

5)鵺・民進党は、既得権グループと主権者グループ

(改革派)に分裂するべきだ !

そのことを警戒して、慌てて米山氏支援に現地入りしたのだと見られるが、こんな「こうもり政党」、「鵺(ぬえ)政党」など、早く消えて、既得権グループと主権者グループに分裂するべきだ。

10月15日、東京港区の芝公園23号地で、TPPを批准させない10.15一万人行動が開催され、8000人もの市民が日本全国から参集した。

共産党からは小池晃書記局長をはじめ4名もの国会議員が駆けつけ、社民党からは福島みずほ元代表が、自由党からは、山本太郎共同代表が駆けつけて、TPP批准阻止に向けての強い決意を表明した。

6)10・15・TPPを批准させない集会に、

3野党は出席し、民進党は出席しなかった !

しかし、民進党は一人も議員を出席させなかった。
日本の世直しは、まず民進党の解党・分離から始める必要がある。

芝公園から銀座を通り、東京駅近くの鍛冶橋まで、大規模なデモ行進も実施された。
百害あって一利なしのTPPを絶対に批准させない!

そして、明日の新潟県知事選では、原発再稼働阻止候補である、米山隆一氏を
必ず新知事の地位に押し上げなければならない。

選挙は、最後の最後の一瞬まで力を尽くすことが何よりも大事だ。
気を緩めずに全力でこの戦いを勝ち抜かねばならない。
芝公園での中央集会では、私も呼びかけ人の一人として、TPP批准阻止を訴えた。

−この続きは次回投稿します−

(参考資料)

鳩山改革政権を破壊し、日本政治を暗転させたのは、

悪徳ペンタゴンと民主党悪徳10人衆である !


「植草一秀の『知られざる真実』」:2016/09/17より抜粋・転載
────────────────────────────────────
1)鳩山改革政権を破壊し、日本政治を暗転させたのは、

悪徳ペンタゴンと民主党悪徳10人衆である !

日本政治を暗転させたのは、民主党悪徳10人衆(隠れ自民)である。
渡部恒三、藤井裕久、仙谷由人、菅直人、野田佳彦、岡田克也、前原誠司、安住淳、枝野幸男、玄葉光一郎の10名だ。

このなかでの第一級戦犯が、菅直人氏と野田佳彦氏である。
この10人が中心になって、鳩山由紀夫政権を破壊した。

そして、権力を強奪し、ポストを弄び、たらい回しにしたのである。
「悪徳」の中核は、「政策転覆」にある。鳩山政権の使命は、日本政治刷新だった。
既得権勢力が支配する日本政治を、主権者が支配する日本政治に変える。
これが鳩山政権の使命だった。

2)暗転の第一級戦犯が、菅直人氏と野田佳彦氏

であり、国民の信頼をも破壊した !

米国が支配する日本、官僚が支配する日本、大資本が支配する日本を刷新する。
これが鳩山政権の目標であり、存在意義だった。

その具体策が、辺野古の県外、国外移設、官僚天下りの根絶、企業団体献金の全面禁止であった。
この基本政策をすべて転覆したのが、上記「悪徳10人衆」である。

菅直人氏は、日本政治刷新の路線を明示した、小沢−鳩山ラインが、既得権勢力から総攻撃された状況を観察して、手のひらを返した。敵に寝返り、権力を強奪したのである。

3)菅直人氏は、敵=悪徳ペンタゴンに寝返り、

権力を強奪し、基本政策路線を全面転換した !

これが、2010年6月政権の本質である。菅直人氏は、基本政策路線を全面転換した。
辺野古基地建設を推進、企業団体献金全面禁止を封印、そして、何の党内論議を経ぬままに、突如として、消費税増税の方針を提示したのである。

2010年6月17日の参院選公約発表会見においてのことだ。
政調会長の玄葉光一郎氏は、「マニフェスト発表の場で、首相自身の言葉で言ったのだから、当然、公約になる」と明言した。さらに、「2012年度の増税実施可能性」を述べた。

政権交代の偉業破壊は、2010年6月に始動した。


4)公約違反の消費税増税を発言する等の

菅直人政権は、参院選で惨敗した !

権力を強奪した、菅直人政権は、2010年7月10日の参院選で惨敗した。
日本政治が、音を立てて転落し始めたのは、この瞬間からだ。
「参院選が菅政権に対する信任投票」と明言していたのであるから、この瞬間に、菅直人氏は辞職すべきだった。

ここで、小沢一郎政権が、誕生していれば、日本政治の運命は、激変していたはずである。

しかし、菅直人氏は、1年以上も首相の椅子にしがみつき、後を継いだのが野田佳彦氏だ。

5)野田政権が、公約違反の「シロアリ退治なき

消費税増税」を強行決定した !

この野田政権が、「シロアリ退治なき消費税増税」を強行決定した。
「シロアリを退治しないで消費税を上げるのはおかしいんです」と絶叫した人物が、「シロアリを退治しないで消費税を上げる」ことに突進した。

増税法を強行制定したのが2012年8月。

そして、野田政権は2012年12月に衆院総選挙に突き進んだ。

6)野田首相の解散は、「国民の生活が第一」を、

せん滅し、権力を自民党に献上するためだった !

権力を自民党に献上すること、そして、消費税増税決定を許さず、新党を結成した、小沢一郎氏が率いる「国民の生活が第一」を、せん滅するための解散総選挙だった。
日本政治を破壊した主犯が、野田佳彦である。

その野田氏が民進党の幹事長として再登場した。
「火中の栗を拾う者」ではなく、「焼け野原に現れた放火犯」でしかない。
2009年8月30日の総選挙で民主党が大勝。鳩山由紀夫政権が樹立された。
政権樹立は、小沢−鳩山ラインの功績によるものである。

7)鳩山政権が誕生する、総選挙で、野田氏は、

「野田佳彦のシロアリ演説」を実行した !

この選挙戦のさなか、野田佳彦氏が行った街頭演説が、のちに、「野田佳彦のシロアリ演説」として知られるようになる。
この演説を含めて、2009年8月総選挙に向けて、当時の民主党が具体的にどのような公約を掲げていたかを示す三大演説がある。この内容を改めて確認しておきたい。


8)シロアリを退治しなければ、消費税増税はしないとの、野田演説だった !

9)国の官僚天下り支援で、国家予算で1年で、十二兆六千億円浪費していると演説 !

10)天下りをなくす、徹底して税金の無駄使いを

なくしていく、それが本来の民主党の政策だ !

11)野田首相は、「国民の生活が第一」の政党交付金

受領を妨害するため、2012年に解散した !

2012年内の総選挙に踏み切ったのは、「国民の生活が第一」の政党交付金受領を妨害するためである。メディアは「国民の生活が第一」のせん滅を目標に情報操作を展開した。
この新党の公約発表会見の日に、中央高速笹子トンネル崩壊事故が発生したのは、偶然の所産ではない。この選挙で第2次安倍政権が誕生し、メディアが、2013年7月参院選での「ねじれ解消」を熱烈推進したために、日本政治は崩壊した。

その結果が、現在の惨状、焼け野原なのだ。この焼け野原に、放火犯がのこのこ現れた。

12)野田首相の突然の解散で、民主党は、大惨敗し、

自公は政権に復帰できた !

しかし、主権者にとって、これは新たなチャンスかもしれない。
これを「奇貨」として活用することを検討するべきだ。それは言うまでもない。
民進党の解党、民進党の消滅である。

「鵺(ぬえ)」の民進党を消滅させ、本当の野党第一党を樹立することが日本政治再建の原動力になる。安倍政権は12月のプーチンロシア大統領の訪日を利用して、1月総選挙の作戦を描いている可能性がある。

不意打ち総選挙がある可能性を念頭に入れて、主権者主導の「反安倍候補一本化」作業を急がねばならない。


 

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