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[“角栄本”ブーム・読んでいる人は? データで分析]  公明党が全国支援の自民党体制とは ?
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/6644.html
投稿者 青木吉太郎 日時 2016 年 8 月 22 日 21:23:56: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 


[“角栄本”ブーム・読んでいる人は?データで分析]

公明党が全国支援する自民党体制の正体は ?

冤罪ねつ造=人物破壊という、対米隷属、

政官業癒着、卑劣な国家犯罪の構造は ?


(jcc.jp/sp/keizai/26302/:2016年8月19日より抜粋・転載)

08/19(金) NHK総合・東京 【ニュースウォッチ9】

“角栄本”ブーム・なぜ今読まれている ?

田中角栄元首相の関連書籍の売り上げは、今年に入り一気に伸びている。
かつて田中元首相への単独インタビューを行ったこともあるジャーナリスト・田原総一朗は、田中元首相の関連本が売れている背景を「将来像を見通せる政治家がいない。

アベノミクスの行き詰まり感がある中で田中角栄の構想力みたいなものが求められているのではないか」と考えている。

一方で今出版されている関連本の中には、演説などで語った言葉の一部を抜粋したものや処世術に特化したものなど、良い麺を強調したものも少なくない。

こうした動きについて政治学者の東京大学・御厨貴名誉教授は「悪い方をあまり見たくないというのが強いのだろう。

再評価の動きとしては面白いが、プラスとマイナス両方あって成り立つ」と指摘。
報道局・清有美子に「当時へのノスタルジーがあるのでは?」、「ブームはまだ続きそう?」についてスタジオで聞いた。

写真提供:文藝春秋。

格差、経済について言及あり。

08/19(金) NHK総合・東京 【ニュースウォッチ9】

“角栄本”ブーム・読んでいる人は?データで分析

田中角栄元首相の関連書籍の売り上げは、今年に入り一気に伸びている。
報道局・清有美子が「どんな人が読んでいる?」についてスタジオで解説。
「田中角栄関連書籍購入者の年代比較(出典:楽天ブックス)」、「田中角栄関連書籍読者の居住地(出典:楽天ブックス)」を紹介。

人気の火付け役となった本・石原慎太郎著「天才」の出版社から読書カードを借り、無作為に1000枚取り出し「読者層は?」、「60歳以上の読者の頻出ワード」を調査した結果を紹介。

感想を寄せた読者を取材。
北海道北見市・木材加工会社・菅義則社長が書いた読者カードを紹介。
会社を立ち上げてから約30年、同業者は次々廃業。

市の高齢化率も3割となり、地域の将来に不安を抱えている。

菅社長は「もし田中元首相がいれば地域の弱った人をここまでなる前に手立てをしてくれた、そんなに格差が広がらない町が残っていたのではないか」とコメント。
08/19(金) NHK総合・東京 【ニュースウォッチ9】

“角栄本”ブーム・ヒットコンテンツに出版業界も熱視線

田中角栄元首相に関して書かれた本は、今年出版されたものだけでも22冊に上る。
田中元首相は、昭和47年に54歳で首相に就任。

「今太閤」、「庶民宰相」と呼ばれる一方、巨額の政治資金を集め数の力で政治を動かす手法は「金権政治」との批判を浴びた。

ロッキード事件では、総理大臣在任中の容疑で逮捕されたのは戦後初めて。
田中角栄関連書籍の売り上げは、今年に入り一気に伸びている。

火付け役になった書籍・石原慎太郎著「天才」(幻冬舎)は、1月に出版され90万部が発行された。

東京・渋谷区・出版社の編集部には3000枚の読者カード。
幻冬舎・見城徹社長は「(田中元首相が)歴史上の人物になっている。
織田信長などと同じように。

田中角栄本は売れるコンテンツ」とコメント。
大手出版社開催の公開講座は、田中元首相の言葉や処世術
を企業や組織運営に生かしてもらうのが狙い。

東京・新宿区の映像。角栄バブルについて言及あり。
参加者のコメント。

(参考資料)

冤罪ねつ造=人物破壊という、対米隷属、

   政官業癒着、卑劣な国家犯罪の構造は ?


「植草一秀の『知られざる真実』」:2016/07/27より抜粋・転載
────────────────────────────────────
1)〜5)は省略−

6)「私物化」政治の典型事例が、現在の安倍政権

   とロッキード事件当時の三木政権である !

第二部では、評論家の佐高信氏、元朝日新聞コラムニストの早野透氏、新著著者の平野貞夫氏
によるパネルディスカッションが行われた。私も、一言、意見を述べさせていただいた。
小沢一郎氏は、現在の日本政治が、「私のための政治」に堕していることを厳しく批判した。
政治の「私物化」を強く批判したうえで、この「私物化」政治の典型事例が、現在の安倍政権とロッキード事件当時の三木政権であると断じた。

7)石井一氏著書、『冤罪−田中角栄と

   ロッキード事件の真相』を出版 !

石井一氏は、『冤罪−田中角栄とロッキード事件の真相』(産経新聞社):https://goo.gl/8y7jxe
を7月27日に合わせて出版したところである。

石井氏は当時、田中元首相の側近中の側近として、ロッキード事件への対応において中心的役割を果たした人物である。
当時の状況について、膨大な「日誌」を記録しており、この「日誌」に基づき、「事実」=「真実」を記述したことを明らかにした。

事案の性格が「冤罪」そのものであり、本質は「司法の暴走」であることを強調した。

*補足説明:石井一のプロフィール(ウイキペディアより抜粋・転載)

石井一(いしい・はじめ、1934年8月17日 - )は、日本の政治家。
国土庁長官(第19代)、自治大臣(第45代)、国家公安委員会委員長(第55代)、民主党副代表、筆頭副代表、国会対策委員長、衆議院議員(11期)、参議院議員(1期)などを歴任。
自由連合幹事長で元参議院議員・日本国特命大使の石井一二は弟。甥に兵庫県議会議員の石井健一郎、前衆議院議員の石井登志郎がいる。2人とも石井一の元政策秘書であり、登志郎とは養子縁組をした。兵庫県議会議員の石井秀武は親類にあたる。
危機管理都市推進議員連盟会長。日本音楽家協会会長。上海大学顧問教授。イオンド大学(非認定大学)名誉教授。


8)ロッキード事件の田中元首相に対する起訴、裁判所判断は、

  憲法や法律に違反する、裁判所や政治権力の「犯罪事案」である !

詳しくは上掲書をご熟読していただくのが最良であるが、平野氏の著書にも明らかなように、ロッキード事件の田中元首相に対する起訴、裁判所判断は、憲法や日本の法律に違反する、裁判所や政治権力の「犯罪事案」であると言わざるを得ない。

作家の大下栄治氏は、田中元首相の人間性を紹介した。
大下氏は田中元首相関連の著書を10冊も書かれている。

同時に大下氏が数多くの著作を書かれているのが、小沢一郎氏で、小沢一郎氏のさらなる活躍を強く希求するとの気持ちを開陳された。
ロッキード事件の真相を知る国民は圧倒的に少ない。


9)ロッキード事件の本質が、現代日本政治のまさに

   中核問題であることを認識することが、不可欠だ !

角栄ブームが生じていると言われているいま、単に過去を懐古するのではなく、ロッキード事件の本質を正確に把握して、その本質が現代日本政治のまさに中核問題であることを認識することが必要不可欠である。

平野氏の著書タイトルは、『田中角栄を葬ったのは誰だ』であるが、この問いに対する解答が、本書のなかに示唆されている。


10)田中角栄を葬った、国内における中心人物は、

   三木武夫首相と中曽根康弘幹事長だ !

田中角栄を葬った、国内における中心人物は、三木武夫首相(当時)と中曽根康弘自民党幹事長(当時)の2名であることが強く示唆されている。
石井一氏も指摘したことであるが、1976年に表面化したロッキード社の日本における問題の核心は、トライスターではなく、P3Cである。

資金の流れで言えば、小佐野賢治−丸紅−田中首相(当時)のルートを通じる金ではなく、児玉誉士夫氏を通じる21億円(現在価値で210億円)の金が、中核であった。
そして、児玉誉士夫に直結する政治家こそ中曽根康弘氏であった。

11)ロッキード事件の中核は、

 児玉・中曽根ルート・P3Cである !

米国外交文書は、事件の経過に従って公開されることになっているが、岸信介氏に関連する文書とロッキード事件関連の文書がまだ十分に公開されていない。

いずれ文書が公開されると、新たな重大事実が数多く明らかにされる可能性が高い。
石井一氏は、田中元首相に対する刑事責任追及は、「無理筋」であったと述べた。
この点を徹底して明らかにしたのが平野貞夫氏である。

最高裁による「免訴宣明書」交付とこれに基づいて行われた、嘱託尋問調書の証拠採用なくして田中角栄氏の立件はあり得なかった。


12)三木政権、検察権力、裁判所権力が共謀して、憲法違反、法律違反

  の田中元首相逮捕、起訴、有罪判決をねつ造した !

当時の三木政権、検察権力、裁判所権力が共謀して、憲法違反、法律違反の田中元首相逮捕、起訴、有罪判決をねつ造したのである。

「国家にしかできない犯罪、それは、戦争と冤罪である」は後藤昌次郎弁護士が遺された言葉であるが、冤罪ねつ造ほど、卑劣で悪質な犯罪はない。

ロッキード事件では、児玉ルート21億円がもみ消され、小佐野ルート5億円が憲法違反、法律違反の方法で冤罪ねつ造された。


13)最高裁は、1995年判決で、嘱託尋問調書の証拠能力を否定したから、

  田中元首相裁判について、根本から見直されるべきだ !

最高裁は、1995年2月22日判決で、嘱託尋問調書の証拠能力を否定した。
この時点で、田中元首相裁判について、根本から見直される必要が生じた。

しかし、この問題は明らかにされずに現在に至っている。

ロッキード事件の本質は、政治権力、検察権力、裁判所権力が結託して、政治的敵対者を人物破壊したというものであり、これが、その後の人物破壊工作の基本形となっているのである。

そして、見落とせないことは、この権力の共謀による卑劣で悪質、不正な犯罪を成立させるためには、一つの要件が必要不可欠であったことだ。


14)三権力の共謀による卑劣で悪質、不正な犯罪を成立させるためには、

メディアの加担が不可欠である !

それは、言うまでもない。メディアの加担である。
否、メディアが主導して人物破壊工作が展開される。

官・政・電が結託してこの卑劣な国家犯罪が遂行されるのである。
そして、もう一つ、これらの人物破壊工作において、見逃すことのできない最重要の視点がある。

それは、「米国による主導」である。
田中角栄元首相がロッキード事件で葬られた背後には、米国の大統領補佐官キッシンジャ

ーの怨恨が存在する。

第2次大戦後、米国は、日本の支配者であり続けている。
日本を実効支配しているの米国であることは紛れもない「真実」である。


15)人物破壊工作の裏側には、常に「米国の意向」、

「米国の指令」、「米国の工作」があり、

   官・政・電が結託・共謀して遂行される国家犯罪だ !

日本における人物破壊工作の裏側には、常に「米国の意向」、「米国の指令」、「米国の工作」がある。

米国が指令し、官・政・電が結託・共謀して遂行される国家犯罪、それが、人物破壊工作=冤罪ねつ造なのである。

我々がロッキード事件から学ばねばならないことは、この基本構図が存在し続けているという厳然たる事実である。




 

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