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   参院選、争点隠しせず、憲法で論戦を ! 憲法学者有志のグループが声明 !
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/6367.html
投稿者 青木吉太郎 日時 2016 年 7 月 04 日 21:27:46: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 


参院選、争点隠しせず、憲法で論戦を !

憲法学者有志のグループが声明 !

『報ステ』古舘伊知郎が最後の反撃 !

ドイツ取材で緊急事態条項の危険性、

安倍首相とヒットラーの類似点を示唆 !


T 憲法学者有志のグループ、東京都内で記者会見 !

(www.chunichi.co.jp: 2016年7月2日より抜粋・転載)
中日新聞 :

 7月10日に投開票される参院選で、憲法の議論が高まっていないとして、憲法学者有志のグループが一日、東京都内で記者会見し、「争点隠しをせず、明確に憲法問題を争点とするべきだ」との声明を発表した。

 名古屋学院大の飯島滋明教授ら八人のグループで、声明では「最近の選挙では国政の重要問題が争点とされず、むしろ選挙への悪影響を考慮して争点化を避ける傾向がみられる」と指摘した。

2013年参院選と2014年衆院選では、自公政権が
アベノミクスを最大の争点としながら、選挙後は
特定秘密保護法制定や集団的自衛権の行使容認
などに率先して取り組んだとした。

 会見で飯島教授は「安倍首相は今年一月ごろには改憲が参院選の争点だと言っていたのに、最近はそれを隠している」と批判した。

 日本体育大の清水雅彦教授は有権者に向け、
  「安倍政権は、最後は数の力で物事を決めてしまう。
だからこそ、今は憲法の危機だとの認識を持って、
投票に行ってほしい」と呼び掛けた。


U 憲法学者ら「各政党が争点隠しせず明確にすべき」

[news.google.co.jp:2016年7月1日20時16分より抜粋・転載]

日刊スポーツ:2016年7月1日:


7月10日投開票の参院選を前に、憲法学者8人のグループが、7月1日、東京都内で記者会見し、憲法改正の是非が争点になっていないとして「各政党が争点隠しをせず、明確に憲法問題を選挙の争点にすべきと考える」とする声明を発表した。

声明は、憲法が争点になっていないのは「自公政権が
回避しようとしているため」「責任政党としてあまりに
姑息(こそく)」と主張した。

 「憲法改正は国のあり方と国民生活を根本から変質させる。(選挙で)主権者の適切な判断が問われるべきだ」と訴えている。

 飯島滋明・名古屋学院大教授は、アベノミクスの是非が最大の争点となった2013年参院選の翌年、安倍政権が集団的自衛権行使容認の閣議決定を行ったとして「今回の選挙後に憲法問題が動きだすのは自明の理。争点であることを強く訴えたい」と強調した。

 稲正樹・元国際基督教大教授も
「『改憲隠し』という手法は国民主権にもとる」と批判した。(共同)

(参考資料)

T 『報ステ』古舘伊知郎が最後の反撃 !

ドイツ取材で緊急事態条項の危険性、

安倍首相とヒットラーの類似点を示唆 !

(biz-journal.jpい:2016.03.19より抜粋・転載)


◆特集は、合法的独裁を狙う、安倍自民党・

改憲草案・「緊急事態条項」だった !

2016年3月18日に放送された、『報道ステーション』(テレビ朝日)が、いま大きな話題を集めている。まず、古舘キャスターは、ドイツからのレポートの最初に、こう話した。


☆ヒトラーは、合法的に独裁を実現している !

「ヒトラーというのは、軍やクーデターで、独裁を確立したわけじゃありません。合法的に(独裁を)実現しているんです。じつは、世界一民主的なワイマール憲法のひとつの条文が、独裁につながってしまった。そして、ヒトラーは、ついには、ワイマール憲法自体を停止させました」

「ヒトラー独裁への経緯というのを振り返っていくと、まあ、日本がそんなふうになるとは到底思わない。ただ、いま日本は憲法改正の動きがある。立ち止まって考えなきゃいけないポイントがあるんです」 独裁の道に走らせたワイマール憲法の条文、それこそが「国家緊急権」だ。

「大統領は公共の安全と秩序回復のため必要な措置を取ることができる」という条文をヒトラーは悪用、集会やデモの開催を禁止し、出版物を取り締まり、共産主義者を逮捕し、野党の自由を奪い、あらゆる基本的人権を停止させた。

ここまでは教科書にも書いてあることだが、本題はここから。
この「国家緊急権」が「緊急事態条項」とそっくりではないか、と言及するのだ。


☆ヒトラーの「国家緊急権」が、安倍自民党

の「緊急事態条項」とそっくりだ !

 国家緊急権と緊急事態条項が、そっくりだというのは、本サイトでも昨年から繰り返し指摘してきた。安倍政権は大規模な自然災害時に迅速に対応するために緊急事態条項が必要なのだと強調するが、これは建前に過ぎない。事実、自民党による憲法改正草案の該当箇所には、こうある。

《(緊急事態の宣言)

第九十八条 内閣総理大臣は、我が国に対する外部からの武力攻撃、内乱等による社会秩序の混乱、地震等による大規模な自然災害その他の法律で定める緊急事態において、特に必要があると認めるときは、法律の定めるところにより、閣議にかけて、緊急事態の宣言を発することができる。》


☆緊急事態宣言は、国会の承認が必要だ

が事後でもいいので、独裁は、事後承認でやりたい放題できる !

☆改憲(実は大改悪)人類普遍の権利でさえ

「最大限尊重」(厳守ではない)程度の扱いになる !

くわえて草案には、ダメ押しで、《この場合においても、第十四条、第十八条、第十九条、第二十一条その他の基本的人権に関する規定は、最大限尊重されなければならない。》とある。

つまり、法の下の平等、身体の拘束と苦役からの自由、思想と良心の自由、表現の自由といった人類普遍の権利でさえ「最大限尊重」(厳守ではない)程度の扱いになるのである。


☆衆参で3分の2以上の議席になれば、安倍首相

は、ヒトラーのように独裁にひた走る !

 夏の参院選で与党が3分の2以上の議席を獲得し、緊急事態条項の新設となれば、いよいよ本当に安倍首相は、ヒトラーのように独裁にひた走るのではないか──。

実際、昨夜の『報ステ』では、ワイマール憲法の権威であるドイツ・イエナ大学のミハエル・ドライアー教授にこの緊急事態条項を見せたところ、ドライアー教授はこう述べていた。

「この内容はワイマール憲法48条(国家緊急権)を思い起こさせます。内閣の一人の人間に利用される危険性があり、とても問題です。−以下省略―

☆政官業癒着・自公体制下、特に議会や

憲法裁判所などのチェックが不十分だ !

良い人ばかりが首相になるわけではない。現状の安倍政権の強権的な態度を考えると、じつに含みのある話である。


☆首相が、緊急事態だと思えば、緊急事態宣言を行えるという、

主観的な要件になっている !

☆民主主義を破壊する、緊急事態条項の危険性が大きい !

さらに番組ではスタジオゲストとして、昨年の安保法制の国会審議の際、与党の推薦で参考人として国会に招致され「安保法制は違憲」という見解を示した長谷部恭男・早稲田大学法学学術院教授が登場した。

長谷部教授は、「内閣総理大臣がそう(緊急事態だと)思えば(緊急事態宣言を行える)という、主観的な要件になっている。(発動要件が客観的ではなく)非常に甘い」「場合によっては、怪しいと思われれば、令状なしで逮捕される、そんなことになるということも理屈としてはあり得る」と緊急事態条項の危険性を述べ、また、“緊急事態条項が必要ならば憲法に入れるのではなく法律を設けたらいい話なのではないか”という見解も示した。


☆緊急事態条項の新設を目論む安倍首相

の危険性をも暗に伝える特集だった !

 このように、多角的に緊急事態条項を掘り下げた『報ステ』だった。

しかし、古舘キャスターは、番組中、「ヒトラーのような人間が日本に出てくるとは到底想定できないんですが」と何度も念を押し、さらには、一度たりとも「安倍」という二文字を発しなかった。

 だが、この特集のテーマは、緊急事態条項と国家緊急権の類似性のみに留まらず、緊急事態条項の新設を目論む安倍首相の危険性をも暗に伝えるものだった。


☆ヒトラーは、戦争の準備を「平和と

安全の確保」と表現していた !

☆ヒトラーのやり方は、これはすべて安倍首相

に置き換えられるものだ !


U 「憲法は守るものではなく

   権力者に守らせるもの」 !

〜岩上安身による水島朝穂教授インタビュー:2013/09/10

(iwj.co.jp/wj/open/憲法改正より抜粋・転載)

◆「改憲対護憲」から

 「壊憲対立憲」へ――。

 早稲田大学教授で憲法学が専門の水島朝穂氏は岩上安身のインタビューに応え、憲法の根幹は「権力者を縛る」という「立憲主義」の考え方にある、と語った。

 水島教授によれば、日本国憲法の条文には4ヶ所だけ「のみ」という文言が登場する。
それが、天皇の機能の限界を定めた4条、婚姻を定めた24条、裁判官の独立を定めた76条3項、そして特別法の住民投票を定めた95条である。水島教授はこれらの条文をあげ、「日本国憲法は、権力者を縛る、立憲主義を体現した条文を備えている」と語った。

2013/09/06 【文化】宮崎駿監督引退、小冊子『熱風』で憲法改正を取り上げた経緯を告白 〜スタジオジブリ 記者会見


◆「この世は生きるに値すると、

  伝えなければならない」──。

 2013年9月6日(金)14時、東京都武蔵野市のホテルで、アニメーション映画監督の宮崎駿氏が会見を開き、公開中の最新作『風立ちぬ』をもって長編映画の制作から引退することを宣言した。

これにより『風の谷のナウシカ』(1984年)、『となりのトトロ』(1988年)、『もののけ姫』(1997年)など数多くの名作を世に送り、日本のアニメーション映画を長年牽引してきた巨匠の引退が正式に伝えられた。スタジオジブリの星野康二社長の進行で、鈴木敏夫プロデューサーの同席のもと、宮崎氏は自身の心境を語った。

2013/08/10 高橋哲哉氏「解釈改憲で9条は死に、今の憲法の下で自衛隊の国防軍化が可能となってしまう」〜平和の灯を!ヤスクニの闇へ 2013キャンドル行動 国防軍の名の下ふたたび「英霊」をつくるのか


 

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