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山本太郎議員の質疑:
安倍総理は、世界の舞台で、 明らかにうそをついた !
「2020年 東京オリ・パラ特措法一部改正案」〜
嘘と利権と人権侵害の東京五輪は返上すべき !!
(下・完)
東京オリンピック「裏金疑惑」の深すぎる闇 !
(www.taro-yamamoto.jp:2016.06.01より抜粋・転載)
2016.5.31内閣委:
☆国際舞台において、虚偽発言もなく、正々堂々と勝ち取った
東京オリンピックであると断言できますか ?
☆東京にオリンピックを招致する際、最大のネックが、
福島原発大事故の汚染水、原発問題だった !
事実だと思うか思わないかでお答えください。
☆原発の汚染水が、港湾内でブロックされることなどあり得ない
ということは子供でも分かる話だ !
☆安倍総理は、世界の舞台で、明らかにうそをついたんです !
☆汚染水は、毎日400トン新たに生み出される。当時、
汚染水、海へ垂れ流しでした !
☆1リットル当たり500万ベクレルで、告示濃度限度と比べる
と16万6666倍の汚染だ !
☆このとてつもない汚染状況を、意図的に隠したんじゃないか ?
以上は前回投稿済みです。以下はその続きです。
☆世界の舞台で、東京にオリンピックを呼ぶための
虚偽発言、これ組織として指示していたのではないか ?
ここからは、大臣御自身の御発言です。実は、これは招致委員会の中でも非常に議論のあったところでありました。
私自身、これは正面からきちんと答える責任があるのではないかということで主張しておりましたが、招致委員会の分析では、いや、それは得策ではないと、火に油を注ぐのではないかということで、馳さんには、余りしゃべらせない方がいいのではないかという判断もあり、実は私は記者会見の会見場に、私は言うべきだといって主張していましたが、記者会見の会場に入室を許されたのは十分前でありました。
これ、世界の舞台で東京にオリンピックを呼ぶための虚偽発言、これ組織として指示していたということが分かる発言じゃないですか。
馳大臣はほかにもこうおっしゃっています。ちょっと詳しく申し上げますが、この流れに入るに当たって、困難な事案を直接答えないで、話をほかのところに持っていくという作戦も考えようと思えば考えられました。
つまり、これは福島の問題であって、そこから200キロ以上離れている東京には大きな影響はないという言い方をする、そういう考え方もありました。
竹田会長、これ竹田会長自身、事故原発や汚染水問題から目をそらせるような発言、積極的に行っていないですか。ブエノスアイレス、総会前の記者会見で、今、馳大臣が言われていることですよ。
思いっ切り目をそらせるような話、これは福島の問題であって、そこから200キロ以上離れている東京には大きな影響はないという言い方をする、そういう考え方もあったと馳さんは言われている。
☆250キロ離れているからといって、東京が、「放射能汚染」リスクに
さらされていない ということを証明できるのか ?
会長自身が、2013年9月4日、総会を前に行われた記者会見で竹田会長御自身が東京と福島のことについて、ほぼ250キロ、非常にそういった意味では離れた場所にありまして、皆さんが想像するような危険性は東京には全くないということをはっきり申し上げたいと思います、このように発言されています。
(発言する者あり)これ、そのとおりでも何でもないんですよ。今やじで、やじでと言ったらおかしいですね、不規則発言というんですか、賛同される言葉がありましたけれども、そのとおりでも何でもないですよ。250キロ離れているからといって、東京がリスクにさらされていないということを証明できるのかという話ですよね。
原発の事故がちっとも影響がなかったのかと証明できるのかと、初期被曝の量も分かっていないのにという話ですよ。
汚染水や原発事故などの影響に対する懸念、オリンピック招致において虚偽発言で乗り切ろうと、総理の発言も含めて、御自身の発言も含めて、最終決断をされたのは、竹田会長ですか。いかがですか。
○参考人(竹田恆和君): 当時、私の発言は、東京は、250キロ離れた地点でのモニタリングで、そういう数値が出ていないということを、私は確認してお話ししたということだけです。
○山本太郎君: どのようなモニタリングだったかという話ですよね。2011年の3月から5月までのセシウムの降下量だけで考えても、ばっちり東京は被害に遭っているんですよ。
☆新宿の観測点でも一平方メートル当たり1万7318
ベクレル、これ放射性セシウムが降下している !
新宿の観測点でも一平方メートル当たり1万7318ベクレル、これ放射性セシウムが降下しているんですよ。どこの部分をポイントして、観測して影響がないと言っているのかよく分かりませんけれども。
あと、東京湾の汚染についても、これNHKスペシャルでもありましたよね。
2012年1月15日放送、近畿大学山崎秀夫教授の調査によると、江戸川の河口は1キロ当たり872ベクレル、河口から8キロでは1623ベクレル、東京湾の海底土の汚染は原発20キロ圏内と同等だ、ホットスポット化してしまっている、東京湾は閉鎖的である、東京湾の閉鎖性から考えれば汚染は十年以上たまったままになると見られていると。
もし、原発に何か不測の事態があった場合には、風向きによっては放射性セシウム、放射性プルーム、放射性の雲の流れ道になっているのは間違いのないことじゃないですか。二度通ったんですよ、東京も。
☆2億3千万円の問題もある、安倍総理に至っては、
全くのうその発言をしている !
竹田会長、2億3千万円の問題、これはもちろんですよね、競技場の問題、エンブレム問題、聖火台がなかった問題、明治公園にお住まいになっている生活者への強制排除だけじゃなくて招致活動時期の虚偽発言など、虚偽発言ですよ、明らかに、組織的に、どういう方向で東京にオリンピックを呼ぶかということで、隠す方向に行ったんですよね。
しかも、総理に至っては、全くのうその発言をしているじゃないですか。
この虚偽発言、東京にオリンピックを呼びたいというための、この東京オリンピックに対しての信頼や希望を傷つけた責任って誰が取るんですかね。このまま放置ですか。あり得ない話だと思うんですけれども。
総理のブエノスアイレスでの虚偽発言で世界をだましたこと、そしてこの国に生きる人々への責任を取って、これ誰か責任取らなきゃいけないんじゃないですか。竹田会長は、辞任されるおつもりはないんですか。
○参考人(竹田恆和君): 私は、辞任しなきゃならない理由は、ないと思っています。
○山本太郎君: 本当に驚く、もう驚きでいっぱいです。もちろん今調査中のものがあるのはしようがないですよ、調査中ですから、結果が出ていないから。
☆汚染水の問題に関しては、これ組織的な隠蔽、組織的
な虚偽発言を進めていくという方向性が示されている !
でも、汚染水の問題に関しては、これ組織的な隠蔽、組織的な虚偽発言を進めていくという方向性が示されているじゃないですか、はっきりと。
御自身、じゃ、教えてくださいよ。東京に皆さんが心配されているようなリスクがないと言えるその根拠は何なんですか。そのモニタリング以外にありますか。
○参考人(竹田恆和君): 私は、当時の政府からのそういった情報、データを基づいて話をしたということですので、私は総理が話されたことも真実だというふうに信じています。
○山本太郎君: 信じている、信じていないの問題じゃないんですよね。
根拠となったのは、政府が調べたことであると、政府の情報を基に、それを根拠とするというお話ですよね、今のお話は。
でも、組織的に、先ほどの馳大臣の御発言からも分かるように、組織的に、世界には本当のことを言わないでおこうということがまとまって決められたわけですから、その意思決定には、もちろん、そのトップであった竹田会長、関わっていますよね。
勝手にやったことなんですか、皆さんが。でも、御自身だってその言説に乗っかっておしゃべりになっているわけですから、責任は重大だと思いますよ。
☆日本の名誉のため、また世界のオリンピック参加国に迷惑を掛けないためにも、
速やかに日本自らオリンピック開催権、返上すべきだ !
この汚染水、原発問題に対する虚偽発言だけでなく、フランス司法当局の捜査や日本側の調査によって法律に違反する行為やオリンピック憲章に違反する事実があった場合、日本の名誉のため、また世界のオリンピック参加国に迷惑を掛けないためにも、速やかに日本自らオリンピック開催権、返上すべきだと思うんですよね。
それだけじゃなく、今現在、JOC、日本オリンピック委員会の調査チームが違法性などについて調べているということですけれども、これ、組織内で調査チームをつくられたというお話ですよね。第三者じゃないですよね。これ、おかしくないですか。
☆どうして、JOCに丸投げなのか、日本政府
の責任で、厳正に調査すべきだ !
だって、疑いのある組織、疑いが持たれている組織に対して、その組織内で調査ってあり得ますか、これ。どれだけ御都合のいい調査で、終わらせようとしているのかという話ですよ。
これ、どうして、JOCに丸投げなんですか。日本国の名誉の問題ですよ。
日本政府の責任で、厳正に調査すべきだと思います。大臣、いかがお考えですか。
○国務大臣(遠藤利明君): 招致委員会の海外コンサルタントを活用した活動につきましては、税金が投入されていない純粋な民間の活動でありますから、国が直接調査の主体となることは適切でないと考えております。
今般、JOC内に調査チームが立ち上げられ、外部弁護士を加えて調査を今進められているということでありますから、そうした調査をしっかりとしていただいて国民の皆さんに理解をしていただく、そんな努力を改めてしていただきたいと思っております。
☆うそと利権と人権侵害の 東京オリンピックは返上すべきだ !
○山本太郎君: もう時間が来たので終わりたいと思いますけれども、日本はオリンピックやっているどころの話じゃないんですよ。
収束の仕方も分からない世界史上初のスリーメルトダウン、東電原発事故、汚染水問題、復興、格差問題、貧困の問題、国内で早急に取り組まなきゃいけないことがいっぱいある。ここにマンパワーとお金、いろんなものをつぎ込んでいる余裕はない。
うそと利権と人権侵害の東京オリンピックは返上すべきだということを申し上げて、私の質問を終わりたいと思います。
(参考資料)
東京オリンピック「裏金疑惑」の深すぎる闇 !
(toyokeizai.net より抜粋・転載)
◆腐敗根絶に、日本は協力する気があるのか ?
(安積 明子:ジャーナリスト 2016年05月18日より抜粋・転載)
英国のガーディアン紙が5月11日に報じた東京オリンピック裏金疑惑。この闇は、とてつもなく深い。
報じられたのは、130万ユーロ(約1億6000万円)がシンガポールにあるBlack Tidings(ブラック・タイディングス)社の「秘密口座」に振り込まれたという件である。
口座の所有者は「イアン・タン・トン・ハン」といい、この口座を経由して1999年から2015年まで国際陸上競技連盟会長を務めたラミーヌ・ディアック氏へと渡った。
もっと詳しく言うと、自身も国際陸連のコンサルタントを務めるパパ・マッサタ・ディアック氏を経由してラミーヌ・ディアック氏へと渡っている。ラミーヌ・ディアック氏の息子がパパ・マッサタ・ディアック氏という関係である。
ラミーヌ・ディアック氏は、IOCのメンバーのひとりで、オリンピックの開催地を決定する投票権を持つ重要人物だった。
◆フランス捜査当局が活躍
最初にこの疑惑の取引を発見したのはフランス国家財政金融検察局だった。
◆ブラック・タイディングスとは、『闇マーケティング』
や『黒いカネの洗浄』という意味がある !
「ヒンディー語でブラック・タイディングスとは、『闇マーケティング』や『黒いカネの洗浄』という意味がある」――。同社の口座はロシア選手のドーピングの隠ぺいに絡む金銭のやりとりに使用されていたのだ。
なぜそのような、いかにも危ない社名の会社が、東京オリンピックの誘致に関わったのだろうか。
◆ブラック・タイディングス社を紹介したのは電通だ !
◆欧米のメディアは、ブラック・タイディングス社は、
「ペーパーカンパニー」と報道 !
◆サミットでは「腐敗対策」も大きなテーマだが…
◆五輪・招致委員会の予算は、合計58億円以上
の補助金や寄付金があった !
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