http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/5786.html
Tweet |
「川内原発線量計問題、国がしっかりと
実態解明・体制整備を進めるべき」 枝野幹事長、
裁判所が原発の再稼働を認めない判決を示しているのに、安倍政権は、全国の
原発の再稼働を猛烈に推進している !
(www.dpj.or.jp:2016年3月14日より抜粋・転載)
枝野幸男幹事長は、3月14日午前、国会内で記者団の取材に応じた。
九州電力川内原発周辺に設置されたモニタリングポストが実際上機能していない可能性が高いと報道されたことについて「もしそうだとすると、これは大変深刻な事態だと思う。
国がしっかりと責任を持って実態解明、体制整備を進めていかねばならない」と指摘した。そして東日本大震災を振り返り、「現場での放射線量の情報が避難を判断すべきところに適時適切に入ってこなかったというのが大変大きな教訓だった」と述べた。
13日の自民党大会で憲法改正に相当前向きに取り組むことを運動方針にしているにもかかわらず、安倍総理・総裁が憲法に触れず、野党批判に力を入れたことについて「姑息(こそく)の一言に尽きる」と痛烈に批判した。
また、安倍総理が「自公政権対民共の戦いになる」と発言したことについては、「参院選では私の地元埼玉、また、京都でも、共産党と戦う。選挙制度も客観状況も何も分かっていないのではないか」と切り捨てた。
民主党広報委員会
(参考資料)
裁判所が原発の再稼働を認めない判決を示しているのに、安倍政権は
、全国の原発の再稼働を猛烈に推進している !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2016/03/09より抜粋・転載)
────────────────────────────────────
1)大津地方裁判所は、高浜原発2基の運転停止
を命じる仮処分を決定した !
大津地方裁判所は、本日3月9日、関西電力の高浜原子力発電所で現在稼働中の原子炉2基の運転停止を命じる仮処分を決定した。
関西電力高浜原子力発電所の3号機、4号機の原子炉は3号機が本年1月29日、4号機が本年2月26日に再稼働された。
しかし、4号機は再稼働直後にトラブルが発生して原子炉が緊急停止し、今もそのままの状態になっている。
裁判所による仮処分決定は、直ちに効力を発揮するため、関西電力は、高浜原発の3号機を停止することになる。
そもそも、関西電力高浜原発の3、4号機については、福井地方裁判所の樋口英明裁判長が、昨年4月に再稼働差し止めを命じる仮処分決定を出した。
2)高浜原発2基は、樋口英明裁判長が、昨年4月に再稼働差し止めを命じる
仮処分を決定、名古屋家裁に左遷され、別の裁判長が、仮処分を取り消した !
しかし、樋口英明裁判長は、名古屋家裁に左遷され、昨年12月の異議審で同地裁の別の裁判長が仮処分を取り消したものである。
この仮処分取り消し決定を受けて、間髪を開けずに関西電力が、原子炉の再稼働に踏み切ったのだが、再稼働したとたんに4号機がトラブルを起こして緊急停止した。
こうした経緯をたどってきた、高浜原発3号機と4号機であるが、福井での裁判とは別に、滋賀県内の住民29人が、高浜原発3、4号機について、「安全性が確保されておらず、重大な事故が起きる危険がある」2015年の1月に運転の停止を求める仮処分を申し立てていた。
3)裁判所が原発の再稼働を認めない判決を示しているのに、安倍政権は
全国の原発の再稼働を猛烈に推進している !
安倍政権は、裁判所が原発の再稼働を認めない判決を示しているにもかかわらず、原発再稼働の方針を変えず、全国の原発の再稼働を猛烈に推進している。
今回の仮処分申請で、住民側は、「基準地震動は、想定される最大の揺れとはいえず、避難計画が適正かどうかの審査もされていない」などと主張した。
過酷事故が発生する場合には、住民が被ばくし、「人格権が侵害される」と訴えていた。
裁判所にもいろいろある。それは、良い裁判官と悪い裁判官がいるからだ。
悪い裁判官は、悪い判決、悪い決定を示す。良い裁判官は、良い判決、良い決定を示す。
4)「権力に迎合する」裁判官が多い状況でも、住民は、基準地震動は、
想定される最大の揺れとはいえず、避難計画が適正かどうかの審査
もされていない」等と主張し訴訟した !
問題は、悪い裁判官が多いことだ。「悪い」というのは、「権力に迎合する」ということだ。
裁判官の人事権は最高裁が握っている。そして、最高裁の人事権は、内閣が握っている。
このために、出世したい裁判官は、必然的に権力に迎合してしまうのだ。
権力が良い権力であれば、良い裁判を行う裁判官が評価される。
しかし、権力が悪い権力であれば、良い裁判を行う裁判官は評価されず、悪い裁判を行う裁判官が評価されることになる。
5)最高裁の人事権は、内閣が握っている体制であり、大多数の裁判官は、
権力従属の、悪い裁判を積極的に行う !
このために、大多数の裁判官は、権力の意向を忖度して、悪い裁判を積極的に行うのである。
福井地方裁判所の樋口英明裁判長は、関西電力大飯原発運転差し止め訴訟でも、2014年5月に大飯原発の運転差し止めを命ずる判決を示した。
樋口裁判長が指摘した事実は、極めて重い。
「我が国において記録された既往最大の震度は、岩手宮城内陸地震における4022ガルであり、1260ガルという数値はこれをはるかに下回るものである。
岩手宮城内陸地震は、大飯でも発生する可能性があるとされる内陸地殻内地震である。
6)近時の我が国において最大の震度は、4022ガルであり、大飯原発の耐震性能・
1260ガルは、約31%にすぎない !
この既往最大という概念自体が、有史以来世界最大というものではなく、近時の我が国において最大というものにすぎない。
1260ガルを超える地震は、大飯原発に到来する危険がある」1260ガルというのは、関西電力が提示している大飯原発の耐震性能である。
これに対して、日本では、2008年6月14日に発生した宮城岩手内陸地震で4022ガルという地震動を観測している。
7)樋口裁判長は、原発を動かすなら、4022ガル
を上回る耐震性能が必要と主張 !
樋口裁判長は、原発を動かすなら、少なくとも、この数値を上回る耐震性能が必要なことは当たり前だと述べたのである。誰もが納得する分かりやすい話である。
3月11日が近付いた時だけフクシマや地震や原発を特集するのはいかがかと思う。
原発問題は、歳時記のテーマではないのだ。
国民の基本的人権、幸福追求権を左右する重大問題なのだ。
8)原発問題は、国民の基本的人権、
幸福追求権を左右する重大問題だ !
3月18日(金)午後6時50分から開始されるオールジャパン平和と共生・「安倍政治を許さない!参院選総決起集会」・https://www.alljapan25.com/では、5野党代表者から参院選の決意表明がなされるとともに、原発、憲法、TPP、基地、格差の問題について、専門家からのご高話を聴くことができる。
原発について、作家の落合恵子さんが、登壇くださる予定になっている。
http://journalofsilentspring.blogspot.jp/
小出裕章さんは、登壇はできないが、メッセージを送って下さっている。
1人でも多くの主権者の参加を強く呼びかけたい。
落合恵子さんは、原発事故後、初めて原発が再稼働された2015年8月11日に、次のような記事をブログに掲載された。
http://journalofsilentspring.blogspot.jp/2015/08/811.html
「8月11日 出先で、これを書いている。 ―以下省略します―
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > ペンネーム登録待ち板6掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。