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【兵庫】「野党結集に向け、できることは何でもやる」 ! 講演で、枝野幹事長、
安倍政権下、立憲主義、民主主義が、一気に
揺らぐ事態に、見舞われている !
「共生社会創出シンポジウムin札幌」 !
(www.dpj.or.jp:2016年02月28日より抜粋・転載)
幹事長 枝野幸男 視察 兵庫県 地方行脚 水岡俊一 丹波市 梶原康弘 豊岡市 出石町
◆民主党の枝野幸男幹事長は、「民主党の今後」をテーマに講演 !
民主党の枝野幸男幹事長は、2月27日、兵庫県を訪れ、丹波市のポップアップホール、豊岡市のじばさんTAJIMAで開かれた、時局講演会に、県連代表の水岡俊一参院議員、梶原康弘兵庫5区総支部長とともに参加、「民主党の今後」をテーマに講演した。地場産業の実情を把握するため、日本有数のカバン生産地である豊岡市の老舗「エンドー鞄」豊岡工場、関西屈指のそば処である出石町を視察した。
◆講演する枝野幹事長:
☆民主党が、目指して歩んできた道は、間違っていない !
講演会で、枝野幹事長は、旧民主党時代も含めたこの20年を振り返り、「政権運営で至らない点があり、皆さんのご期待に応えられなかったが、目指して歩んできた道は間違っていない。
党名にも歩みにも自負がある。
だからこそ、政界再編ではなく、民主党の看板を守り、時間がかかっても一歩一歩進んでいけばいいと思っていた」との心情を明かした。
☆安倍政権下、立憲主義、民主主義が、一気
に揺らぐ事態に見舞われている !
しかし、安倍政権の3年で日本は、立憲主義、民主主義という、きちんと権力を縛るという基本構造が一気に揺らぐ事態に見舞われていると指摘した。
「今夏の参院選で安倍1強体制、権力の暴走がこれ以上進んだら、取り返しのつかないことになるとの危機感がある。
いろいろな思いはあるが、野党が許容できる最大限の範囲で結集し、できることは何でもやることも一つの責任であるとの岡田代表の判断から維新の党との合流に至った」と説明し、参加者に理解を求めた。
講演後に記者団の取材に応じた、枝野幹事長は、民主・維新の合流について支持者の理解をどう得るかについて問われ、「地域の支持者の党名への愛着、党の歴史への思い入れを理解する。
しかし、安倍政権の暴走を止めるには時間をかけて段階を踏んでという状況ではないことをご理解いただくことだと思う」と述べた。
◆水岡俊一参院議員
☆非正規が200万人も増えた !
安倍政権が、労働者派遣法を改悪したから !
水岡参院議員は、安倍政権がさまざまな数値を掲げて成果を誇ろうとしているが、それにだまされてはいけないと説いた。
「失業率が4.3%から3.2%に下がり、雇用が改善したというが、実態は正規が40万人減り、非正規が200万人も増えた。
この背景には安倍政権が昨年、労働者派遣法を改悪したことがある」と指摘した。
非正規労働者について「4分の3がワーキングプアと言われる年収200万円以下の厳しい条件で働かされ、安倍政権下で『格差社会』が深刻化している。
これでは結婚できず、少子化が進み、40年、50年先の日本はとんでもないことになる」と懸念を示した。
「これに対して私たちは、雇用の質を変え、ともに支え生きていく『共生社会』を目指している。
今夏の参院選ではどちらの社会を目指すのかが問われている」と述べ、民主党への支持を強く訴えた。
◆梶原総支部長
☆『生活、暮らし、地方』を守る民主党の
具体的な政策を示していきたい !
梶原5区総支部長は、前回の総選挙直前に出馬辞退を余儀なくされたことに触れ、「多くの支持者から『選択肢がなくなった』との叱責を受け、皆さんの思い、期待を担っていた責任を痛感した。
今度の衆院選でもう一度、『皆さんの選択肢たり得たい』との思いで活動している」との胸の内を明かした。
そして、選択肢について「安倍政権が進めてきた強い者の側に立つ政治に対して『生活、暮らし、地方』を守る民主党の具体的な政策を示していきたい。
昨年安倍政権が強行した安保法制で米国と軍事的に強く結んで戦争できる国をつくるのではなくて、平和的に国際貢献を重ねてきた戦後70年の歩みを踏まえた外交をしていかねばならない」と力を込めた。
― 民主党広報委員会―
(参考資料)
「共生社会創出シンポジウムin札幌」 !
(www.dpj.or.jp:2016年02月28日より抜粋・転載)
佐々木隆博 長妻昭 北海道 代表代行 地方行脚 北海道連 共生社会創造本部 池田真紀 共生社会創造フォーラム
民主党は、2月27日、「共生社会創出シンポジウムin札幌」を党北海道連とともに開催し、本部から長妻昭代表代行(共生社会創造本部代表代行)が出席した。
◆佐々木隆博道連代表
佐々木隆博道連代表は会の冒頭、「平和と格差という大きな2つの課題があると言い続けてきた。
さらに今年はそれを問う戦いも行われる年だ。
そのような中、地域の中で民主党とともに活動をしていただいている皆さんに出席いただき感謝申し上げる。
今日は、自民党政治と違う、だれにでも優しい共生社会をどう目指していくかということで、シンポジウムを開かせていただいた。
皆さんの貴重な意見を聞かせていただきながら、われわれの政策を作り上げていくための1日にしたい」とあいさつした。
◆池田まき候補予定者
フリーソーシャルワーカーで、衆院北海道5区補選に立候補予定の池田真紀(いけだ・まき)さんが「ともに生きる社会をつくるために」と題して課題提起を行った。
「共生社会は、優しい、暖かい社会を作るということだが、それは市民でもできることだ。
そこで政治は何をしなければならないのか」と問いかけ、「生活保護費の不正受給問題」「子どもの貧困問題」「介護問題」など、いくつかの問題を取り上げた上で、「法律や制度があっても、それが有効に活用されていない。
いろいろな専門家、福祉活動をしている人でも、さまざまな制度を細かく知っているわけではない。
糸をほどくように実態を確認して行かなければならない。
しかし、こうあるべき、こう変わっていくべきということがなされていない」と、法制度の運用の不備や不作為で、多くの困っている人を助けることができていない現状を指摘した。
「徹底的な当事者主義」を信念に活動してきた池田さんは、「本当に困っている人を誰が守るのか。
生きる権利をどう守るのか。今起こっている現状から目をそらしてはならない」と訴えた。
◆インクルネットほっかいどうの山崎恵代表
続いて、地域からの活動報告が行われた。インクルネットほっかいどうの山崎恵代表は、「障害を持っている人が地域で生活をするには、さまざまな生きづらさがある。
その中のひとつとして、障害を持っている子どもたちが、地域や地域の学校でともに学び、ともに育つことが現状では不十分だ。
私たちは、それを少しでも進めるべく活動している。未来を担う子どもたちが、分けへだてられることなく、共生という場の中で、学び、育っていける社会にしたい」と報告した。
◆NPO法人札幌チャレンジド の加納尚明理事長
NPO法人札幌チャレンジドの加納尚明理事長は、「自立を目指す障害者がITを活用して働くことが出来る社会、ITを活用して、学び、働き、ひらきあう社会を作りたいとして活動している」と活動を紹介。課題として、
(1)移動支援サービスを通学、通勤に使えない利用制限の撤廃
(2)多い大学では10%程いると言われる発達障害の学生への支援の充実
(3)判定基準があいまいな障害年金の判定基準の改定――の3点を挙げて問題提起した。
◆NPO法人Kacotamの高橋勇造理事長
NPO法人Kacotam(カコタム)の高橋勇造理事長は、「経済的理由や家庭環境によって学びの機会が失われてしまっている子どもたちや若者を対象に学習支援を行っている。
児童養護施設や1人親家庭、生活保護世帯の子どもに対しても、同様の支援をしている。過去に学びたくても学べなかった若者を対象にした学習支援サービスなども進めている」などと報告があった。
報告後のパネルディスカッションでは、「私たちがつくる共生社会のかたち」をテーマに、DPI北海道ブロック会議の小谷晴子理事、長妻代表代行も参加して討論を行った。コーディネーターは平賀貴幸道連青年局長が務めた。
◆DPI北海道ブロック会議の小谷晴子理事
DPI北海道の小谷さんは、「障害者が65歳になると、これまでの障害者施策から外され、介護保険の対象へと切り替えられ、さまざまな問題が生じている」と、いわゆる「障害者65歳問題」を指摘。
「65歳になった障害者が要介護認定を受けると、要介護ごとに支援限度額が設定されているため、介護保険サービスと重なる障害者福祉サービスの利用に制約が出る。
介護保険は、非課税の人にも応分の負担が求められ、障害者には過重な負担となる。
現状の介護保険優先の原則を見直し、廃止してもらいたい。
障害者福祉総合支援サービスと介護保険サービスの選択、併用が適切に運営されることを求める」と述べた。
◆長妻代表代行
長妻代表代行は、共生社会創造に向けて、
(1)教育格差の壁には、給付型奨学金、1人親家庭への支援の充実
(2)雇用格差の壁には厚生年金の拡大、最低賃金の大幅な引き上げなどを目指す
(3)男女格差の壁には、同一価値労働同一賃金、選択的夫婦別姓の実現――
と「3つの格差の壁」に対する解決策を提示。最後のまとめでは、「今日は私が一番勉強をさせてもらった。われわれがどんなに素晴らしい政策を提案しても、それを変える政治の力がなければならない。
この地域では、池田真紀さんにその力を付けてもらい、国会に行っていただき活動してもらわなければならない」と訴えた。
― 民主党広報委員会―
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