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   蓮舫代表代行記者会見: 朝日新聞の誤報・内閣法制局拒否等
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/5681.html
投稿者 青木吉太郎 日時 2016 年 2 月 23 日 18:17:56: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 


蓮舫代表代行記者会見:朝日新聞の誤報・内閣法制局拒否等


朝日新聞の誤報・内閣法制局の文書開示要求拒否・

自民党・丸山参議院議員に対する辞職勧告案・

野田前総理が安倍総理に質問


(www.dpj.or.jp:2016年02月18日より抜粋・転載)

2016年2月18日(木)16時14分〜16時38分
編集・発行/民主党役員室(項目ごとに編集しました)

★会見の模様を以下のURLで配信しています。
https://www.youtube.com/watch?v=vQrYhjxzM3U

■冒頭発言

朝日新聞の誤報に抗議を申し入れ
内閣法制局の文書開示要求拒否問題について
自民党・丸山参議院議員に対する辞職勧告案を国会提出
明日19日の予算委員会で野田前総理が安倍総理に質問

■質疑

自民党・丸山参議院議員に対する辞職勧告案について
衆議院予算委員会質疑・野田前総理の登板について
野党の協力・結集をめぐる議論について
衆議院予算委員会質疑・野田前総理の登板について
朝日新聞の誤報に対する抗議について
安保関連独自3法案・新安保法制廃止法案の国会提出について
東日本大震災から5年を前にして
野党党首会談について


■冒頭発言:


○朝日新聞の誤報に抗議を申し入れ

【蓮舫代表代行】

 まず冒頭は、朝日新聞の誤報について(2/18朝刊1面「民維合流先送り方針 岡田代表、参院選後に」)。

この件に関しては党として抗議を既にしましたが、私からも改めて抗議をします。
なかったものを、さもあったかのような、しかも断定的な報道をされるというのは非常に残念です。

 皆様方が報じる立場でさまざまな取材を続けて、そして独自の編集権を持って報道する自由はもちろんありますが、全くないものを、あたかもあったかのように報道されるというのは、わが党内にとっても組織にとっても、ある意味、今一枚岩になっているところにいろいろな部分でさざ波が立つこともありますので、ぜひそこはしっかりと裏をとって報道していただきたいと思っております。


○内閣法制局の文書開示要求拒否問題について

【蓮舫代表代行】

 本日、参議院決算委員会がございました。もちろん甘利問題、引き続き追いかけてはおりますが、特に法制局長官の答弁が全く答弁として成り立っていない印象を受けました。

 もちろん安保関連法案の審議の時にも全く理論になってはおりませんでしたが、今回も、特に想定問答に関しては法制局の中では作成していたにもかかわらず、自分がそれを是としていないものは行政文書ではない、というような答弁をされていましたので、そのこと自体もまず認識が間違っています。

やはり行政機関の中で作られたものは全て行政文書です。

 それに対して、院として、あるいは委員会として開示要求をしたものを、ご自身の判断で「これは行政文書ではないから出せない」というのは、情報公開あるいは公文書管理の見地からしても反する態度だと思います。
 この問題、引き続き追いかけていきたいと思います。


○自民党・丸山参議院議員に対する辞職勧告案を国会提出

【蓮舫代表代行】

 丸山参議院議員の発言ですが、先ほど参議院で私どもと生活の党と社民党で(議員辞職勧告)決議案を出したと聞きました。

 発言内容、議事録を精査するということでありますが、精査する以前にちょっと常識を疑ってしまうような、あまりにも見識のない、院の権威をおとしめる発言だと私も思います。

○明日19日の予算委員会で野田前総理が安倍総理に質問

【蓮舫代表代行】

 明日の衆議院予算員会集中審議では、野田佳彦前総理が質問に立ちます。
 今日昼、ご本人に確認しましたが、相当やる気を持って、(第二次安倍政権以降の)この3年間、自分達(民主党)が政権を担当していた3年間、同じ時間が過ぎて、そして経済の結果・数値も出てきているので、きっちりと安倍総理の認識を質したい。

自分との約束についても質したいという思いをお持ちでしたので、党を挙げて、明日の質問もぜひ多くの皆さんに見ていただければと思っています。


■質疑

○自民党・丸山参議院議員に対する辞職勧告案について

【日本経済新聞・宮坂記者】

 丸山参議院議員の発言について、「見識がない」と代表代行もおっしゃっているが、具体的にどういうところに見識がないのか、改めてご所見を伺いたい。

【蓮舫代表代行】

 まず、ご自身のおそらく先入観で発言されていると思われることがあります。
出自も含めて、あるいは人種というものも含めて、極めてセンシティブなもの、ある意味でヘイト的なものを思い込みだけで発言されている。しかも場所が参議院の憲法審査会ですから。

その発言一つとっても、参議院議員としてのご見識というのが、おそらく有権者の皆様方から問われるものではないかなと思います。

 あるいは参考人の方にされた質問内容の、いわゆる「51番目の州」というものが、一体何を意図して参議院の憲法審査会で問うているのか、私には全く理解ができません。

【NHK・花岡記者】

 自民党のほうでは、この問題について予算などに影響があるので言動については厳しく注意をしようということで今、引き締めを図っている。

宮崎議員の問題や丸川環境大臣の発言など、最近、自民党の中でこういった問題発言・問題行動が相次いでいることについて代表代行はどう受け止めているか。

【蓮舫代表代行】

 宮崎さんの場合には発言ではなく行動だったと思いますが、丸川大臣の場合は、発言は大変軽率です。
やはり1ミリシーベルトの科学的根拠について、私達の政権の時にさまざまな方々のご意見を拝聴して、地元の方達の声を十分に尊重して、野党の皆様方、特に当時の自民党の皆様方の大変厳しい委員会での質問にもしっかりと誠意を持って答えさせていただいて決めてきた経緯があります。

それを軽々しく「何の根拠もない」と言ったことは環境大臣としての資質が問われるべきで、失言レベルではないと私は思っています。

 他方で、丸山参議院議員はたしか自民党の法務部門会長であり、私どもがずっと昨年から出させていただいているヘイトスピーチ禁止法案において、極めて消極的な立場をとっておられる方ですから、そういうことを考えると、今回のご発言が何かしらヘイトスピーチ(禁止)法案を止めるという彼なりの先入観があるのではないか。

本当はそういうことはないのかもしれませんが、ある意味で私達もうたがってしまいがちなので、そこも含めて自民党が丸山さんの発言にどう対処されるのか、これは注視したいと思います。
当然、軽い注意で終わる話ではないと思います。

【東京新聞・宮尾記者】

 議員辞職勧告決議案は従来、刑事事件を起こした場合などが多く、院内の発言に対してはあまり例がないかと思う。
国会の相場感から言って、院内の国会議員の発言に出すというのは相当重い判断をされたということだと思うが、あえてここまで踏み込んだのは、どういう検討をされた結果なのか伺いたい。

【蓮舫代表代行】

 参議院の執行部での検討の経過については、参議院の幹事長あるいは参議院会長に直接取材をしていただきたいと思います。

 私からは、今、私が思うこととしては、党としてそれだけ重い決断に値するぐらいの失言だったと思います。暴言に近いと思います。

一国の大統領に、ある意味間違った人種観においての発言を断定的にされており、そのことは一国の大統領のみならず、やはりアメリカで暮らしている黒人の方達に対して思いを至らせていないという部分もあります。

しかも場所が参議院の憲法審査会という、ある意味で極めて重い委員会でございますので、これぐらいに値するのではないか。

 もちろん自民側からも、今、議事録を精査して、国対を含めて、丸山さんもどういうふうに、その発言を取り消されるのか反省されるのかわかりませんけれども、おそらく党としての処分も出てくると思いますので、その時にはまた私達もしっかり考えたいと思っています。


○衆議院予算委員会質疑・野田前総理の登板について

【日本テレビ・古谷記者】

 明日の予算委員会に野田前総理が大変意気込みを持っているということだが、このタイミングで野田さんが登場することにどういう意義があるのかということと、久しぶりの安倍さんとの対決になるが、どんな展開を期待されるか伺いたい。

【蓮舫代表代行】

 このタイミングでというのは、おそらくいろいろな部分で、増税をさせていただいた消費税の使われ方が、3党合意をほごにされ、そして時の政権の思いだけで走っているということがあります。

あわせて軽減税率の関連税制法案も国会に出されました。相当早いスピートで採決をしようという国対的な動きも見えています。

 やはり国会の場で、党首という立場で安倍総理と野田前総理が議論した時の公約がありますから、それがほごにされている部分が、(ほごに)されていないというのであれば安倍総理の言をしっかり聞きたいと思いますし、私達は(ほごに)されていると思いますので、それに対して野田さんがご自身の声でしっかり質されるのだと思います。

【朝日新聞・菊地記者】

 抗議を受けている立場で質問しにくいが、新党の話について伺いたい。
先ほども五者協議をされていたが、今、この議論がどの程度進展しているのか。

もし進まないようであれば、どのような点がハードルとなって議論が進んでいないのか、現状を差し支えない範囲で伺いたい。

【蓮舫代表代行】

 進展しています。
ただ、その途中経過を含めて3月(末)までにご決断をされると言った岡田克也代表に、党大会でも一任しています。
だから岡田代表が、時が来ればしっかりと、その経緯も含めて、自ら発言されますので、この件に関しては待っていただきたいと思います。

*補足説明:ウイキペディアより抜粋・転載。

蓮舫(れんほう、Lien-Fang、本名村田蓮舫(むらた れんほう)[1][2][3]、1967年(昭和42年)11月28日生まれ)は、日本の政治家、マルチタレント。
民主党所属の参議院議員(2期)、民主党代表代行、民主党東京都連副会長。
夫はフリージャーナリストの村田信之[4]。台湾の政治家陳唐山とは、遠戚[5]。
内閣府特命担当大臣(消費者及び食品安全、行政刷新担当、「新しい公共」担当、少子化対策担当、男女共同参画担当)公務員改革担当大臣、民主党幹事長代行、参議院東日本大震災復興特別委員会委員長を歴任し、2015年1月より民主党代表代行に就任。NPO法人ひまわりの会顧問、日本マザーズ協会特別顧問。

人物[編集]:

日本の企業との間で貿易業を営んでいた父・謝哲信と、「ミス・シセイドウ」だった日本人の母・斉藤桂子の長女として東京都で生まれた。台湾系日本人。青山学院幼稚園、青山学院初等部、中等部・高等部、青山学院大学法学部公法学科卒業。1995年(平成7年)から1997年(平成9年)にかけては、北京大学漢語中心に留学。


―この続きは次回投稿します―

 

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