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憲法は、政治権力の暴走に縛りをかける最高法規だ !
日本が集団的自衛権を行使するのは、本来、憲法改定後の話だ !
小林節教授“安保法案を潰す”ー(孫崎享氏)
武器輸出解禁・憲法違反・戦争法強行採決・民意無視で暴走する、
右翼・ペテン師・自公政治家等はナチス、戦犯の生まれ変わり ?
「植草一秀の『知られざる真実』」:2015/12/27より抜粋・転載
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1)安倍政権は、憲法を破壊する、戦争法制を強行制定した !
年の瀬も迫り、2015年を回顧し、2016年を展望するべき時期にある。
安倍政権は憲法を破壊する戦争法制を強行制定した。
近代民主主義において、憲法は最重要の存在である。
憲法は、政治権力が暴走して、憲法が保障する基本的人権を侵害しないよう、政治権力に対して、縛りをかけるために制定されているものである。
2)憲法は、政治権力の暴走に縛りをかける最高法規だ !
だからこそ、憲法改定のハードルは、高く設定されている。
日本国憲法が自衛権について、どのような考え方を取っているのかについては、多くの論議がされてきた。
憲法の条文の上では、必ずしも明確ではない部分も生じてきた。
そのなかで、政府が諸事情を総合的に勘案して、憲法解釈を定め、その憲法解釈を憲法条文の内容として定着させてきた。
3)憲法解釈の中心が、1972年の政府見解だ !
その憲法解釈の中心に置かれてきたのが、1972年の政府見解である。
1972年政府見解は、「わが国が、国際法上右の集団的自衛権を有していることは、主権国家である以上、当然といわなければならない」
と記述し、日本が主権国家として、個別的および集団的自衛権を有していることを認めたうえで、
「平和主義をその基本原則とする憲法が、右にいう自衛のための措置を無制限に認めているとは解されない」とした。
4)個別的自衛権は、三要件を満たす範囲内で、その行使が認められる !
その上で、自衛のための措置を講じることができる場合について、「あくまでも外国の武力攻撃によって国民の生命、自由及び幸福追求の擁利が根底からくつがえされるという急迫、不正の事態に対処し、国民のこれらの擁利を守るための止むを得ない措置として、はじめて容認されるものであるから、その措置は、右の事態を排除するためとられるべき必要最小限度の範囲にとどまるべきものである」
としたのである。
つまり、日本は主権国家として、個別的および集団的自衛権を有するが、日本国憲法の規定により、その行使は制限される。
5)憲法上、集団的自衛権については、その行使は認められない !
個別的自衛権については、三要件を満たす範囲内で、その行使が認められるが、集団的自衛権については、その行使は認められない。
この憲法解釈を確立し、爾来、40年以上にわたって、この憲法解釈を維持してきた。
したがって、この憲法解釈が現行憲法の実質的な内容を意味すると捉えられるのである。
したがって、安倍政権は、安全保障環境が変化して、日本が集団的自衛権を行使する必要があると考えるなら、憲法改定を提案し、憲法が定める手続きに従って、憲法を改定する行動を取るべきなのである。
6)日本が集団的自衛権を行使するのは、本来、憲法改定後の話だ !
安倍政権は、当初、憲法改定の意向を示していたが、憲法改定が容易には実現しないと判断して、憲法を変えずに、憲法の中身を変えてしまうという行動に出たのである。
これを「憲法破壊行為」と表現する。憲法を破壊する行為は許されてはならない。
2015年を回顧したときに、私たちが絶対に忘れてはならないことが、この憲法破壊行為である。
こうした年間回顧を踏まえて、2016年を展望する際、2016年に決定的に重要なイベントがあることを忘れてはならない。7月頃に参院選がある。
そして、2016年内に衆院総選挙が行われる可能性が高いのだ。
7)暴走・安倍政権下、来年は、衆参ダブル選ということもあり得る情勢だ !
衆院の任期は2018年まであるが、安倍政権は2016年に総選挙を実施するだろう。
場合によっては、衆参ダブル選ということもあり得る情勢だ。
衆参ダブルが実施されない場合には、2016年末の衆院総選挙の可能性が浮上する。
いずれにせよ、衆参の選挙が実施される可能性が高まっている。
この選挙で、安倍政権与党が大勝すると、安倍政権はいよいよ憲法改定に手をかけるだろう。
8)安倍政権は、メディアを支配し、情報操作
しており、反安倍政権勢力には、厳しい環境だ !
安倍政権は、メディアを支配しており、日本の主権者に正しい情報が十分に伝わらない状況が生まれている。この状況下で、安倍政権を敗北させなければならない。
極めて厳しい状況にあることは間違いない。
この状況を打破するためには、主権者が行動するしかない。
オールジャパン平和と共生https://www.alljapan25.com/は、この問題意識に立って立ち上げたものである。
―この続きは次回投稿します―
(参考資料)
安保関連法案への反対高まりに沈黙の週刊文春、週刊新潮。
FRYDAY、 頑張る !
頑張るFRYDAY、
小林節教授“安保法案を潰す”ー(孫崎享氏)
(市村 悦延: @hellotomhanks: 25th Jul 2015 from TwitLongerより抜粋・転載)
国民は今、圧倒的多数で、集団的自衛権の関連法案を今国会で通すことに反対している。
その中、
@何故安倍首相がかたくなに集団的自衛権関連法案を通そうとしているのか、
Aこの安倍首相にどのような形で阻止したらいいのかに関心がある。
この問いにどれだけ日本のメディアが応じているか。 残念ながらほとんどない。
この中、8月7日号FRYDAYは、頑張る !
★「平成の岸信介になる、安倍さんは、官邸で自己陶酔中」!
☆憲法を無力化していく安倍手法は、ナチスと同じだ !
「小林節教授、憲法を無力化していく手法はナチスと同じだ。
安保法制はこれで潰せる」を掲載した。主要点次のとおり。
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「小林節教授、憲法を無力化していく手法は、ナチスと同じだ。安保法制はこれで潰せる」
・安倍首相が、官房副長官の頃、飛行機で偶然乗り合わせた。
その時「憲法を改正しないで、海外派兵は不可能」とレクチャーをした、
☆安保法案が成立した直後に、
“違憲を主張する
行政訴訟”を起こすつもりです。」
弁護団は、1000人規模で挑みたい。
☆その先は、政権交代を目指します。
・正義感とは、理不尽を見て怒る勇気のこと、私はそう思います。
私しか持ちえない知識、経歴を使って、全身全霊で闘いたい。
「平成の岸信介になる、安倍さんは官邸で自己陶酔中」
・当初は、ヒートアップしたメディアの「安倍批判」もトーンダウン。
安倍首相にしてみれば「してやったり」だろう。
・そんな首相が、頻繁に口にするのが
「自らを反みて縮くんば、千万人ともいえども吾往かん」、7月21日BS日テレでも。
・逆風を受け、ますます意気軒昂。
・官邸内では「総理はデモ参加者をみると、むしろ燃えるんだな」と話しています。
・岸元首相と重ね合わせているのでは。
・安倍首相は、唯一苦言を呈することのできる菅官房長官とも距離を置き始めている。
・「首相はますます頑なになっています」
◆小林節教授は、
二つの対応策を提示した !
第一に現在の関連法案にどう対処するか
第二に安倍政権にどう対応するか
我々、多くの国民のできることは集団的自衛権で、
自衛隊を海外に派遣しようとする安倍政権や自民党を倒すことである。
そして、今まさに国民はその方向に進んでいる。
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