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天下り先・化血研の隠蔽を見過ごした厚労省 !
長期自民党・自公政権下、裏に業界団体との癒着構造 !
官僚の天下りの問題点は何ですか?
(日刊ゲンダイ:2015年12月5日より抜粋・転載)
厚労省は不正製造を40年も見過ごしてきた(C)日刊ゲンダイ
「霞が関の役人には退官後2年間は関連企業に就職できない規定があります。
そこで旧厚生省OBが製薬会社など関連企業に再就職する前、2年間の腰かけ先として重宝されたのが血液製剤協会の理事ポストです。
国内の血液製剤メーカーがカネを出し合って幹部職員の受け皿を用意し、所管の厚生省とは切っても切れない人的関係を長年、構築してきたのです」(厚労省事情通)
■居直る団体の専務理事
薬害エイズ事件で「官民癒着の温床」と批判を浴びた後も天下りは続き、日本血液製剤協会の専務理事には今なお厚労省OBの齊藤年正氏が収まっている。齊藤氏本人が取材に応じた。
「専務理事の任期は2年。11年以降は公募で選ばれています」
――あなたも公募だったのですか。
「私が専務理事に就いたのは09年のこと。その後の再任は理事会の承認を得て、公募を経たことになっています」
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「霞が関の役人には退官後2年間は関連企業に就職できない規定があります。そこで旧厚生省OBが製薬会社など関連企業に再就職する前、2年間の腰かけ先として重宝されたのが血液製剤協会の理事ポストです。
国内の血液製剤メーカーがカネを出し合って幹部職員の受け皿を用意し、所管の厚生省とは切っても切れない人的関係を長年、構築してきたのです」(厚労省事情通)
■居直る団体の専務理事
薬害エイズ事件で「官民癒着の温床」と批判を浴びた後も天下りは続き、日本血液製剤協会の専務理事には今なお厚労省OBの齊藤年正氏が収まっている。
齊藤氏本人が取材に応じた。
「専務理事の任期は2年。11年以降は公募で選ばれています」
――あなたも公募だったのですか。
「私が専務理事に就いたのは09年のこと。その後の再任は理事会の承認を得て、公募を経たことになっています」
――それって公募は名ばかりとなりませんか。
「出身省のあっせんを受けていないので、いわゆる“天下り”とはワケが違う」
――厚労省が40年以上も化血研の不正を見抜けなかったのは、協会との癒着が影響したのでは?
「報道で偽装の手口を知りましたけど、あんな工作をされたら、誰も見抜けませんよ」
こういうのを“居直り”というのではないか。
少しは責任を感じて欲しいものだ。化血研の組織的隠蔽に、はたして国家は無関与だったと言い切れるのか。国民に納得がいく説明が必要だ。
(参考資料)
T 官僚の天下りの問題点は何ですか?
(detail.chiebukuro.yahoo.co.jp より抜粋・転載)
◆質問:
bossjsevenさん2010/5/1719:30:39:官僚の天下りの問題点は何ですか?
論理的な回答をお願いします。
◆回答:
ベストアンサーに選ばれた回答:
senk0hanab1さん 2010/5/1719:37:25
官僚は、現職のうちは税金で私腹を肥やすことができません。
天下りして民間人になれば、税金で私腹を肥やすことができるのです。
事務次官経験者は5億から10億は手に入れると思いますし、(天下りでは有りませんが国税トップは企業の顧問になって年商4億円。)
天下りに1億払うだけならいいですが、合法的に払おうと思うと、必要のない法人を作り、法律を作り仕事を発注します。結局10億とか20億の税金がかかってしまうのです。
トップを目指す官僚は、それを予定して働いていますので、モチベーションは下がりますが、全員ではないので、大丈夫でしょう。
U「失敗から学ぶ」「失敗学」で「官僚」の「無謬神話」をつぶせ !
国の巨額債務は多すぎる官僚の高給と天下りが原因 !
1)「部分最適・局所最適」は「全体最悪」を招く !
素晴らしいコラムを読んだ。9月7日の日経夕刊<明日への話題>。筆者はアドバンテスト相談役の大浦溥さん。タイトルは「失敗学」―――。
ー中略ー畑村洋太郎先生の『失敗学』との付き合いが始まり、先生には会社の研究開発拠点の一つ群馬R&Dセンタで講義をして頂いた」と始まる。
「豊富な事例をもとに『失敗には許される失敗とそうでない失敗がある』『<局所最適>は<全体最悪>を招く』『一つの失敗の陰に29の<中失敗>があり、その裏には3百件のヒヤリハットする<小失敗>がある』など、聞く人の心を離さない貴重なお話をお聞きした」と続く―――。
やはり素晴らしい。
2)タテワリ、横並びの官僚組織、「省益」「局益」「課益」への固執 !
ここまでに<ヒヤリハット>ならぬ<ヒカリパット>するダイヤモンドのような<金言>がある。
<ダイヤ>のような<金>です。<部分最適>は<全体最悪>―――。
みなさんは何を<連想>しますか。<想像力>の問題。<創造力>はこれで決まる。
この連想が<ヒヤリハット>を<ピカリパット>にする。火山が<連想>したのは<霞ヶ関>です。
<タテ>ワリで、しかも<横>並び―――。
その結果、何が起こっているか。各省庁がそれぞれの<権益>を主張、絶対に自分のところの<省益><局益><課益>を譲らない。
結果として予算カットやリストラが全然進まない。
そのくせお役人のみなさん、例の<無謬神話>です。
我々は絶対正しい。絶対<誤り>を犯さない。つまり<部分最適>―――。
3)国と地方の借金合計約1200兆円、歳出削減せず民間の2倍の高給を貪る !
天下り、渡りの法人へ年間12.1兆円歳出 !
65年間で約787兆円の出費 !
だが国と地方を合わせた借金はなんと<1061兆9000億円>(日経・2005年1月3日)(2013年度は約1200兆円)―――。その後も減ったという話を聞かない。GDP(国内総生産)の2倍。
先進諸国中の最悪。歳出カットは全然進まないのに民間に比べ<倍>近い<高給>を貪る。
自民党の中川秀直政調会長ですら、憤然と「給料は半分でもよい」とテレビで絶叫する。
火山は3回もテレビで観た。つまり<全体最悪>―――。
民間だったら会社が<破産状態>だったら、給料カットは当然起る。
それが<民間の掟>。だが<お上>は<無謬>―――。
4)マスコミは大部分インペイしているが官僚の汚職・腐敗は蔓延 !
しかも最近の社会保険庁の不正・腐敗を筆頭に過去、財務省、外務省、厚生省、防衛庁など「汚職・腐敗のオンパレード」である。
日経朝刊のコラム<春秋>も9月5日、「このところ公害や薬害の裁判で国が負け続けている。肝炎、基地騒音、原爆症、水俣病、じん肺―――。
政策判断を誤り、無策のまま放置して被害を広げ、被害の認定基準は合理性を欠く。こんな行政の責任を司法が厳密に判断すれば、当然、国に勝ち目はない。
(中略)国家賠償の費用も国が裁判の投じるカネも、同じ税金である。
『役所は絶対間違わない』などという今どき誰も信じない、
「官僚の無謬神話」を守るために、これまでどれほど「ムダな訴訟費用」を費やしてきたことか」と書いたばかり。<部分最適>を主張するから<全体最悪>―――。
公務員の「腐敗事例」は事欠かない。岐阜県庁の<裏金><17億円>。
梶原拓前知事は4期16年も務め、その前は県企画部長、副知事も務めた。
それでも「知らなかった」「やましいことは何もない」と言い切って見せた。
火山は「トップの責任はその問題が<予見>されたであろう時点に遡る」という米国ATT前社長F・R・カッペル「企業成長の哲学」(ダイヤモンド社)の言葉が好きだ。企業の教育担当として「管理職研修」の教材にずっと使ってきた。
5)「権限委譲」は「責任放棄」ではない、「知りませんでした」で責任逃れ !
「結果として…」―――。不祥事で官僚や企業のトップが謝罪会見をすると、必ずといってよいほど飛び出す<決まり文句>。こんな言葉「カッペルの<辞書>にはない」―――。
「知りませんでした」というのも同じ。「権限委譲」は「責任放棄」ではない。
逆だ。<委譲>すればするほど<責任>は重くなる。
それこそがトップの<器>―――。
「知りませんでした」など、恥ずかしくて口にできる言葉ではない。
「失敗学」に話を戻そう。「先生は技術、設計分野で研究し始めた『失敗学』を経営のジャンルまで敷衍し、『波長のための失敗学』も上梓された。
『失敗学の方法論は全て同じだ。必ず自分なりに観察して一つの仮説を立てる。
次にそれを実証する。そこでもう一度仮説を作り直す。この繰り返しである』という考えは説得力をもつ」―――と続く。
何を言っているか。カッペルと一緒。「トップの責任はその問題が<予見>されたであろう時点に遡る」だ。<予見>とは<仮説>なのだ。
火山の「管理職研修」は<問題解決>学。。問題を分析、<仮説>を立てる。それを<検証>する。
そうして<問題>を解決する。そうやって<仮説><設定能力>を高めていく。
<戦略>とは<仮説>―――。
<先手必勝>とは<仮説>で<状況>を分析、環境に秘められた<好機>と<脅威>を<予見><洞察>する。
そして自分の<強み>と<弱み>を掴み<必勝条件>を整える。
もう一度<失敗学>…。「日本の社会全体が成果主義といって、結果だけを見て誤った賞賛や誹謗をし、その成功や失敗から学ぶことを怠る。
挙句の果てに、失敗そのものを恐れて何もしない風潮を作り出していることを大いに憂うべきだ」―――。ここからは火山の意見。
お役人の<無謬神話>―――。<神話>とはウソという意味。
むしろ<誤謬>だらけ。<腐敗><不正>だらけ。
でも<無謬>だから<失敗から学ぶ>こともない。
ナンタルチーア。断固<官僚>リストラだ。
豪腕維新の小沢一郎に期待したい。
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