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「来夏の参院選」野党共闘、高まる壁 ! 野党候補者調整が難航 !
小沢代表の主張:政権交代こそ、野党連携の最大の目的だ !
次の選挙で、国民をナメきった、安倍政権に目にモノを言わせたい !
(headlines.yahoo.co.jp:毎日新聞 11月10日(火)8時30分配信より抜粋・転載)
<来夏の参院選>野党共闘、高まる壁…候補者調整が難航
◆来夏の参院選で野党が競合する見通しの「1人区」
来夏の参院選に向け、野党の候補者調整が難航している。
党勢回復の進まない民主党は、改選数1の「1人区」での共産との候補者一本化が勝敗のカギを握るが、共産党は、積極的に候補を擁立しており、競合区は増えつつある。
民主党執行部は、共産党との候補者調整を進めれば、党内の保守派の反発を強めかねないジレンマも抱えている。【福岡静哉、松本晃】
☆共産党:民主党との調整が付けば、
既に擁立している候補者を降ろす 可能性を示唆 !
共産党の山下芳生書記局長は、11月9日の記者会見で、「野党間の合意がなされた場合は、選挙区によっては候補者調整があり得ると幹部会で決めている」と述べ、民主党との調整が付けば、既に擁立している候補者を降ろす可能性を示唆した。
両党の現在の擁立状況では、全国32の1人区のうち民主の岡田克也代表の地元・三重を含む7選挙区で競合する。
共産党は、さらに、生活の現職がいる岩手、民主党現職がいる、長野でも新人を立てたため、民主、生活両党が、正式に擁立すれば、競合する見通しだ。
☆岡田・民主党代表:1人区で候補者の競合は避けたい」 !
岡田氏は、「1人区で候補者の競合は避けたい」と危機感を強め、9月に共産の志位和夫委員長と会談した。しかし、細野豪志政調会長ら保守系が、共産党との協議に強く反発している。
2回目の協議が開けない状況だ。
身動きできない民主党を尻目に、志位氏は、衆院小選挙区当たり約2万票とされる組織票も念頭に、「1人区全部で選挙協力をしたい。共産は党支部を挙げて何でもやる」と野党協力の呼びかけを強める。
一方で、競合区への擁立は、続いており、民主内には「『戦争法制反対』を旗印にした候補者調整を呼びかけることで、比例代表で、安全保障法制に反対する無党派や若者を取り込むのが、本音ではないか」との指摘がある。
民主党は、2013年参院選では1人区で全敗し、17議席にとどまった。
選挙区調整が不調に終わり、2013年同様に惨敗なら、参院で30議席台となる可能性すらある。
政策が近く党内の反発の少ない維新、生活、社民の各党との選挙協力については、党分裂や党勢低迷で候補予定者の発表に至っていない。
このため、民主党内には、共産党との調整を積極的に進めるよう求める声も強まっている。
◇合区、民主党の人選難航
来夏の参院選では1票の格差是正のために新たに1人区として合区される「鳥取・島根」「徳島・高知」のうち、民主の徳島・高知での候補者擁立が難航。鳥取・島根も無所属候補の推薦などを検討しており、厳しい状況だ。
民主党は、11月9日、党本部で「徳島高知合同選挙対策本部」を開き、両県連が挙げた候補者計2人を一本化する方針を確認した。
同選挙区で、立候補を検討していた、現職の広田一参院議員(高知選挙区)は、10月末、「合区反対」を理由に不出馬を表明した。
ゼロからの候補者選びを余儀なくされている。
☆民主党・選対委員長:「幅広い野党結集をしないと勝てない」 !
共産党は、2合区とも新人を擁立している。
民主党の玄葉光一郎選対委員長は、会議後、記者団に対し、「幅広い野党結集をしないと勝てない」と述べた。【飼手勇介】
(参考資料)
小沢代表の主張:野党の“青二才”に業煮やし、「檄文」に込めた決意公表 !
「政権交代こそ、野党連携の最大の目的」
次の選挙で、国民をナメきった、安倍政権に目にモノを言わせたい !
(www.nikkan-gendai.com:日刊ゲンダイ: 2015年10月4日より抜粋・転載)
◆「政権交代こそ、野党連携の最大の目的」と題する談話を発表 !
〈政権交代を目指さない野党連携は単なる子どもの遊び〉――
生活の党の小沢一郎代表が、10月2日、「政権交代こそ、野党連携の最大の目的」と題する談話を発表した。内容は青臭い書生論に固執する主要野党に業を煮やした印象だ。
☆違憲立法を許すならば、戦前の昭和史を繰り返す !
野党のお子ちゃま議員は〈違憲立法を許すならば、戦前の昭和史を繰り返す〉と国民の不安を代弁した小沢の「檄文」に瞠目すべきだ。
☆次の選挙で、国民をナメきった、安倍政権に目にモノを言わせたい !
次の選挙で、国民をナメきった、安倍政権に目にモノを言わせたいが、その受け皿となり得る政党がない。選挙のたびに戦後最低を更新し続ける投票率が、国民の〈忸怩たる思いの表れ〉と小沢は指摘し、〈野党再編の最大の目的は、次の総選挙で政権を取ることにある〉〈この前提を抜きにして、何を言っても始まらない〉と改めて強調した。
☆次善の策は(比例代表選を)統一名簿で闘う事を提案 !
来夏の参院選での野党連携に向け、〈最善の策は何か。各党が解党して1つの党をつくることだが、現実的になかなかそこまでいかない。
次善の策は(比例代表選を)統一名簿、つまり『オリーブの木構想』で戦うこと〉と提案。既存政党とは別に選挙の届け出政党をつくり、そこに各党の候補者が個人として参加する構想で、そのメリットを〈単なる選挙区調整では自党候補が選挙区から出ないと、どうしても比例区の応援に力が入る。選挙区も比例区も一緒に戦えば、本当の力の結集になる〉と説明した。
力強い言葉の矛先が民主や維新の“青二才”たちに向かっているのは間違いない。
民主党は、特に保守系が細かな政策の一致にこだわり、野党総結集に二の足を踏む。
維新にいたっては「大阪系」と「非大阪系」が分裂。
ただでさえ少ない党勢を分散させ、多すぎる野党の数をまた増やすなんて愚の骨頂だ。
☆野党連携の政治的な旗印は、「非自公」「反安保法」など主要政策の一致で良い !
よほど腹に据えかねるのだろう。小沢は〈野党連携の政治的な旗印は、「非自公」「反安保法」など主要政策の一致で良い〉〈野党連携実現の肝は、各議員の「自分を捨てる」「自分を殺す」という利他の精神。「オレがオレが」と主張していては大事を成就できない〉と踏み込んだ表現で苦言を呈した。
◆共産党にはエール送る !
戦争法廃止の国民連合政府で一致する野党との選挙協力を提案した共産党に〈野党共闘に向けた大きな弾み、この決断を高く評価する〉と最大限のエールを送ったのも、政権交代を本気で目指す小沢だからこそ。
民主も維新もその他大勢も参院選の候補者擁立すらままならないのに、共産の「衆院小選挙あたり2万票」とされる基礎票“献上”を、みすみすソデにするのはナンセンス。
「論外」(民主党の前原誠司元代表)と決めつける前に、「共産党を利用してやる」ぐらいの気概を見せろということだ。
☆共産と他の野党の方が、行政のスリム化、脱原発、福祉の充実など、
より多くの一致点を見いだせる !
「恒久平和を目指す創価学会を母体とする公明党と、憲法改正を党是に掲げる自民党。安保法制でも際立ったのは両党のスタンスが百八十度違うこと。その両党が選挙となれば権力維持のため、がっちりスクラムを組む。この『リアリズム』が政権与党の凄みです。
まだ、共産と他の野党の方が、行政のスリム化、脱原発、福祉の充実など、より多くの一致点を見いだせると思えるほどです」(政治評論家・山口朝雄氏)
☆安倍政権の政策に抗議する市民が、東京・日比谷野外音楽堂に結集した !
10月2日には、原発や安保法制、沖縄など安倍政権の政策に抗議する市民が、東京・日比谷野外音楽堂に結集した。
約3000席を埋め尽くした参加者は集会後、「野党は共闘 !」と訴えながら、デモに繰り出した。今の野党に市民の悲痛な叫びに報いる気持ちがあるのなら、小沢の主張に少しは耳を傾けたらどうか。
*悪徳ペンタゴン:
日本の既得権益とは、米国・官僚・大企業の三者をいう。
私はこれに、利権政治屋(自民党・公明党等の政治家)・マスコミを加えて、米・官・業・政・電の五者が、日本の既得権益であるとしている。
米・官・業・政・電は、ピラミッドの構造をしているというのが私の認識である。
ピラミッドの頂点に位置するのは米国である。
日本の司令塔、日本の既得権益の頂点に位置するのは、「米国」なのだ。
(植草一秀氏の説)
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