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【オールジャパン平和と共生】総決起集会詳細と宣言の内容 !
安倍政権の「独裁的政治」に反対し
「安倍政権打倒」を訴えて「総決起集会」 !
自民・公明への投票者は、独裁・ペテン師政治を見抜いて下さい !
だまされた責任・罪は、だます側の罪で消せない !
「植草一秀の『知られざる真実』」:2015/10/11より抜粋・転載
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1)「オールジャパン平和と共生」が「独裁的政治」に反対し「安倍晋三
政権打倒」を訴えて「総決起集会」 !
10月8日に憲政記念館大ホールで開催された、【オールジャパン:平和と共生】=AJPaC
https://www.alljapan25.com/:総決起集会について、政治評論家の板垣英憲氏がブログに記事を掲載下さるとともに、動画映像を公開くださった。
「オールジャパン平和と共生」が「独裁的政治」に反対し「安倍晋三政権打倒」を訴えて「総決起集会」(動画)http://goo.gl/d2Gk1j動画はこちら、https://www.youtube.com/watch?v=jC8YI9v4S2Q
500名収容の会場に770名を超す主権者が参集したため、受付のボランティアに参加下さった方も集会の声すら聴くことができなったと伺っている。
2)総決起集会の全篇を板垣氏がインターネット上に公開 !
2時間10分に及んだ総決起集会の全篇を板垣氏がインターネット上に公開くださったので、ぜひ、ご高覧賜りたい。
また、祐児三輪さまも全篇の動画映像を配信くださっている。
20151008 UPLAN AJPCオールジャパン:平和と共生決起大会、
https://www.youtube.com/watch?v=VNsK0LWbkyM、深く感謝申し上げます。
集会では19名からの発言が行われた。
時間の関係で、最高顧問をお引き受け下さった鳩山友紀夫元内閣総理大臣と趣旨説明を行う私に一人12分間の時間が配分され、他の発言者には一人5分の時間が配分されて発言が行なわれた。
板垣氏が、提供下さっている動画配信映像における各発言者の発言時間帯を以下に記すので、ご覧になりたい部分の時間を設定して、じっくりと総決起集会の模様をご高覧賜りたい。
https://www.youtube.com/watch?v=jC8YI9v4S2Q
(以下発言順、敬称略)
伊東章 弁護士 :0:00:00〜 開会
山田 正彦 元農林水産大臣:0:03:05〜
鈴木 克昌 衆議院議員:0:07:40〜
加藤 好一 生活クラブ生協連合会会長:0:09:30〜
山根 香織 前主婦連合会会長:0:15:10〜
白井 聡 政治学者:0:22:22〜
来賓紹介:0:31:00〜
佐久間 敬子 弁護士:0:34:40〜
安田 節子 食政策センタービジョン21代表:0:42:45〜
植草 一秀 政治経済学者:0:47:55〜
共産党提言の紹介:1:01:50〜
鳩山 友紀夫 元内閣総理大臣:1:04:00〜
原中 勝征 元日本医師会会長:1:18:45〜
小池 晃 参議院議員・日本共産党副委員長:1:31:30〜
小林 節 慶應義塾大学名誉教授:1:37:30〜
平野 貞夫 元参議院議員:1:43:20〜
篠原 孝 衆議院議員:1:47:00〜
孫崎 享 元外務省国際情報局長:1:52:40〜
二見 伸明 元運輸大臣:1:57:30〜
岩上 安身 IWJ代表:2:00:10〜
辻 恵 弁護士・元衆議院議員:2:03:50〜 集会宣言
伊東 章 弁護士:2:11:10〜 シュプレヒコール
動画をご高覧賜り、総決起集会をぜひご体験賜りたく思う。
3)満場一致の拍手で承認された「集会宣言」 !
集会の最後に読み上げられて、満場一致の拍手で承認された「集会宣言」を以下に紹介させていただく。
集会宣言:
日本は今安倍政権の下で、これまでの歴史・伝統・文化に根付いた国と社会のあり方を壊し、国民生活を塗炭の苦しみに沈めるという、極めて危険な政治が進行しています。
本年9月19日の安保法案の強行採決は、一内閣による集団的自衛権容認という閣議決定を盾に、国会審議の中での論理破綻を数の力で押し切り、実質的な憲法改正を実現するという暴挙であり、安倍政治の本質の表れです。
4)安倍自公政権の暴走は、クーデターによる憲法体制の破壊だ !
立憲主義に反し、議会制民主主義を、一顧だにしない政治手法は、一種のクーデターによる憲法体制の破壊と言っても過言ではありません。
日本国民は、安倍政権に対して心底から怒っています。8月30日の12万人による国会包囲をはじめ、これまでにない多くの人々が街頭に出て、安倍政権の打倒を求めて立ち上がっています。
とりわけ若者や女性が行動の先頭に立ち、これに励まされる形で各世代の人々が声を挙げています。
しかし、これらの声を議会に反映させ国政を揺り動かすには至っていません。
僅か25%にも満たない支持によって発足した政権であるにも拘わらず、安倍政権は議会内の数の力で国民の声を押しつぶし、戦後一貫して平和主義を掲げてきた日本を戦争国家に転換させようとしているのです。
5)地球の裏側まで戦争しに出かけて行く戦争国家に日本を変えるものだ !
本日の集会で私たちは、多数の方々から指摘があった、以下の諸点を共通に確認しました。
第一は、憲法についてです。憲法破壊の安保法案は地球の裏側まで戦争しに出かけて行く戦争国家に日本を変えるものであり、憲法9条改正と、日本の核武装化に進む第一歩であって、絶対に早期の廃止を実現しなければなりません。
6)地震大国・日本の危険な原発再稼働を絶対許さない !
第二は原発についてです。原発は日本の国と社会の利権構造の象徴であり、東日本大震災の被害を受け、また唯一の被爆国である、日本こそ、率先して原発廃止を世界に呼びかけるべきであり、原発稼働は絶対に許してはなりません。
7)大資本の巨利獲得のため、日本のシステムの変容を
強要するものであり、反対する !
第三は、TPPについてです。TPPはアメリカ主導のグローバル資本の利害の下に、日本の国と社会のシステムの変容を強要するものです。
10月5日に大筋合意されたと喧伝されていますが、今後の協定署名や国会承認を絶対に阻止しなければなりません。
この三点以外にも辺野古基地建設と格差拡大を許さない等様々な課題があり、私たちは、戦争と弱肉強食を許さず「平和と共生」を実現する社会運動と政治運動のうねりを作り出して行くことを決意しました。
8)次期・衆参国政選挙に勝利し、主権者のための政治を実現する !
改憲と原発とTPPに反対する国民の多数意思が政治に反映出来るよう、政策基軸、超党派、主権者主導の原則に基づく主権者の連帯運動の輪を大きく拡散して、来るべき衆参国政選挙に何としても勝利し、主権者のための政治を実現することを決意します。
私たちは、本日の集会を受け、「オールジャパン 平和と共生」の連帯運動を全面的に推進し、一日も早く安倍政権を打倒して日本政治を国民の手に取り戻すことを決意します。
以上のとおり確認します。
2015年10月8日
「オールジャパン 平和と共生」総決起集会
参加者及び賛同者一同
(参考資料)
だまされた責任・罪は、だます側の罪で消せない !
間接的な加害者性を自覚していない
ことが国畜の「最大の罪」なのだ。
(1)権力者の願望
メディアや「大企業によるプロパガンダ」と「主流の学問」によって、「形式上多くの人々が選挙権を持つという事実を克服することができる・・・・・。
その事実は、洗脳工作による、合意を作り出すことによって無効にすることができ、たとえ形式的な参加ができても人々の選択や態度を自分(権力者)たちの言った通りにしてしまうことが可能となる。かくして適正に機能する民主主義が作り出されるのであり、それはプロパガンダ産業の教訓を適用した結果なのである。
このような社会における「馴致教育」=洗脳工作の勝利は、アドルフ・ヒットラーの次の言葉を念頭に置いたものであろう。
「権力者にとって民衆が何も考えないことほどありがたいことはない」。
民主主義の妙味は、人びとをたがいに孤立させ、関係を持てなくすることで民主主義的形式になんらかの実体を付与する恐れのある情報ややりとりを得られなくしてしまうことにある。
(2)国家に飼いならされる人間の「騙される罪悪」
佐高信氏は、騙されることの罪について、次のような、厳しい主張をしている。
会社に飼いならされた人間が社畜であるならば、解釈を広げれば国家に飼い慣らされる人間もいる。
それが国畜だ。国畜もまた「あなたたちは国畜である」と指摘されることを嫌う。というより、自分が、そもそも国畜であることに気づいていない。
国畜は、ひたすらに自分だけが安穏に暮らせることを求めている。国家を信じて、国家に判断を任せて、いわば飼い主に自分の判断を委ねている人間である。
映画監督の伊丹万作(1900−1946)は、1946年に『戦争責任者の問題』という文章を書き、当時、戦争ではみんなが騙されていたという声が一般的な中、騙されたという日本人を痛烈に批判している。伊丹はこう書いている。
「多くの人はだましたものとだまされたものとの区別ははっきりしていると思っているようであるが、それが実は錯覚」なのではないか、と。
つまり「騙しの専門家」と「騙される専門家」とは、はっきり分かれていたのではなく、「日本人全体が夢中になって互にだましたりだまされたりしていた」のである。そのうえで伊丹は“騙されることの悪”に言及する。
騙されたとさえ言えば、一切の責任から解放され、無条件で正義派になれるように勘ちがいしている人は、もう一度よく顔を洗い直さなければならぬ。
しかも、だまされたもの必ずしも正しくないことを指摘するだけにとどまらず、騙されること自体がすでに一つの悪である」ことを主張したいのである。
伊丹は、『騙されていた』といって平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるろう」とも書いている。
つまり、「主体性がないこと、暴走する国家を止めることができないこと、自分のなかの間接的な加害者性を自覚していないことが国畜の「最大の罪」なのだ。
映画監督・伊丹万作は、次のように書いています(佐高信『石原慎太郎の老残』毎日新聞社、2007年、78~79頁)。
「だまされた者は正しいとは、古来いかなる辞書にも決して書いてない」、「だまされるということ自体がすでに一つの悪である」と断定している。
そして、伊丹は、「だまされていた」といって平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるだろう、と喝破したのです。
伊丹:「だまされるということは、もちろん知識の不足からもくるが、半分は信念すなわち意志の薄弱からもくるのである。我々は、昔から『不明を謝す』という一つの表現を持っている。これは、明らかに知能の不足を罪と認める思想にほかならぬ。
つまり、だまされるということもまた一つの罪であり、昔から決していばっていいこととは、されていないのである」
伊丹:「そしてだまされたものの罪は、ただ単にだまされたという事実そのものの中にあるのではなく、
あんなにも造作なくだまされるほど批判力を失い、思考力を失い、信念を失い、家畜的な盲従に自己の
一切を委ねるようになってしまっていた、国民全体の文化的無気力、無自覚、無反省、無責任などが悪の本体なのである」
だまされた責任を、だます側の罪で消すことはできません。
結局、簡単にだまされるほど「愚か」だったということなのです。
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