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 古賀茂明氏の話(下):  橋下徹氏は、モデルチェンジすべきだ !
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投稿者 青木吉太郎 日時 2015 年 10 月 11 日 18:08:09: jobfXtD4sqUBk
 

   古賀茂明氏の話(下):  橋下徹氏は、モデルチェンジすべきだ !

2015-10-10 00:54:44
テーマ:ブログ

古賀茂明氏の話:「橋下徹と安倍晋三の真実」(下)

橋下氏は、安倍晋三氏に、自民党離党を促し

 維新と合流してもらおうと考えていた !

橋下氏は、モデルチェンジすべきときが来ている !



(www.facebook.com: 川原 修一:3月18日 より抜粋・転載)

☆橋下徹氏:僕は、古賀さんほど強くなれない !

☆古賀茂明氏:橋下氏との接点は、大阪府知事選
で立候補を打診されてからです !

☆古賀茂明氏:第一印象は、とにかく礼儀正しいということ !
人の話を良く聞く !

☆地方の一首長であるという「コンプレックス」もある
のではないでしょうか ?

☆実は、この「弱気の橋下」の裏では、原発推進派が暗躍していた !

☆橋下氏の弱点は、手練手管に長けた「政治のプロ」に弱い事だ !


以上は前回投稿済みです。以下はその続きです。

☆橋下氏:「渡辺喜美氏には恩がある。

こんな素晴らしい人はいない」 !

また、古賀氏は橋下氏と仲違いした渡辺喜美氏のエピソードを紹介しています。
渡辺氏は一一年の大阪府知事・市長ダブル選挙の時も、何度も応援に駆け付けました。

大抵の応援者は、人気取りのために橋下氏と並んで選挙カーの上で演説をしたがる。

ところが、渡辺氏は、橋下氏や松井氏が回りきれない場所を探しては一人で率先して訪れ、ビールケースの上に立ち、土砂降りの雨の中でも演説して回っていたのです。

それほど、橋下徹という政治家を買っていた。それを知った橋下氏も、「渡辺氏には恩がある。こんな素晴らしい人はいない」と私に言っていたほどです。

(『文藝春秋』、153頁)

私は渡辺氏のエピソードを美談だと思いますが、古賀氏は、嘉田由紀子氏との連携にも触れています。

またその頃、のちに、「日本未来の党」を立ち上げることになる、当時滋賀県知事だった嘉田由紀子氏が中心となって、反原発を旗印にした新党を作ることを模索した時期がありました。

彼女は、私に「なんとかして、橋下さんをこっち(反原発)に引っ張ってこないといけない」と話していました。橋下氏、渡辺喜美氏、そして国民的に人気の高い自民党の有力議員の三人に加わってもらって新党を立ち上げようというわけです。

(『文藝春秋』、154頁)

☆橋下氏は、安倍晋三氏に、自民党離党を促し、維新と合流して

もらおうと考えていた !

なお、古賀氏は、安倍氏との連携にも言及しています。

さらに、当時野党だった安倍晋三元首相との連携を探った時期もありました。
安倍氏に、自民党離党を促し、維新と合流してもらおうというのです。

維新の代表に迎えるといった噂もまことしやかにささやかれました。

安倍氏を維新の代表として迎え、自民党の国会議員を何人か引き連れてくれば、国政における維新の人材不足も解消される。その勢いで国政へと駆け上がる。そんな計算も働いたのでしょう。

いまの勢いからは、想像もつきませんが、当時の安倍氏は、地方発の新党に合流してもおかしくない存在だったのです。第一次政権を一年で投げ出してしまい、“戦後最弱の総理”とまで言われていました。

人気絶頂の橋下氏が、そんな安倍氏に目を付けた。当時の二人の勢いの違いを象徴する話です。

その後、水面下で安倍氏に連携を呼び掛けているという情報が洩れ、気付けば新聞でも報じられるようになっていた。

その動きが、すでに政治家生命を失いかけていた安倍氏復活の伏線となっていくのです。自民党議員が最も怖れる維新と連携できる唯一の自民党有力者として存在感を高めた安倍氏は、一二年九月の自民党総裁選で、当初の予想を覆して、見事に復活してしまいました。

(『文藝春秋』、154‐155頁)

☆橋下氏に残された最後の連携の対象が、

石原慎太郎氏率いる「太陽の党」 !

現実の橋下氏は、石原慎太郎氏と連携しますが、古賀氏は、石原氏との連携を次のように説明しています。

橋下氏に残された最後の連携の対象が、石原慎太郎氏率いる「太陽の党」でした。同月(注:九月)、橋下氏は国政政党「日本維新の会」を立ち上げ、総選挙目前の十一月には太陽の党と合流しました。

しかし、橋下氏は石原氏と自分が並べば、メディアで話題になる、それぐらいしか期待していなかったに違いありません。公務員改革などに反対する守旧派が多く、維新の党是とも言える「改革」とはほど遠い面々です。ここでも「政治のプロ」には一目置いてしまう橋下氏の悪弊が出てしまいました。自分たちは素人で「政治のプロ」とは闘えないという、コンプレックスと焦りからこの「野合」を選んでしまうのです。

☆慰安婦発言等、橋下氏の最大の弱点である、

国際感覚のなさがはっきり出てしまいました !

この総選挙で維新は、五十四議席を獲得し、第三党になりましたが、その夏までの「維新の名前だけで勝てる」という勢いはすでにありませんでした。

その後、翌二〇一三年五月には、橋下氏の慰安婦発言、昨年三月には、橋下氏が批判の多かった出直し市長選に打って出るなど、迷走は続きます。

慰安婦発言もそれがいいとは言っていないし、あえて物議を醸し出す狙いがあったと思うのですが、橋下氏の最大の弱点である、国際感覚のなさがはっきり出てしまいました。
(『文藝春秋』、155頁)

ついでながら、古賀氏は橋下氏との関係を次のように説明しています。

私は、この経過を是々非々で応援し、原発再稼働容認や太陽の党との合流時には正面から批判してきました。

橋下氏は、時には留守番電話に長いメッセージを残して、その決断に至った経緯を説明してくれたこともありました。その頃から、当初のように「ブレーン」としてお話しする機会は少なくなりましたが、いまも橋下氏の「改革」への突破力には期待しています。
(『文藝春秋』、156頁)

☆江田憲司氏率いる「結いの党」と合流

したことは、橋下氏にとって大きな転機 !

これに関連し、古賀氏は、橋下氏に復活の兆しがあることを指摘しています。
昨年に入って、日本維新の会は、石原氏ら「次世代の党」と分党し、江田憲司氏率いる「結いの党」と合流したことは、橋下氏にとって大きな転機となりました。

そして、なにより昨年末、「維新の党」共同代表を辞任して、大阪市政に集中したことが大きかった。やっと元の橋下氏の姿に戻ったのです。

都構想の是非を決めるのは、当然住民ですが、その住民投票で勝つために地元で動くのは、地元府議であり、市議です。この統一地方選で一人でも「維新」議員の数を増やして、勢いを付けたい。

その力は、来年の参議院選挙に向けて維新の基盤作りに繋がります。ここで存在を示せれば、新人候補の発掘にも有利です。

ただ、その先の橋下氏になにを期待すべきなのでしょうか。来年の参院選に自ら出馬して、いよいよ国政に進出するのではないかとも報じられています。

確かにこれまでの橋下氏の歩みを見ていると、ありうる話でしょう。

しかし、私は反対です。都構想は、住民投票で賛成多数となった後も、実施段階で様々な困難が予想される。もう一期、大阪に留まって、都構想を仕上げてから、国政に出ても、彼の年齢からして遅くはないでしょう。

もし、ここで大阪に踏みとどまれるのなら、政治家として極めて大きなステップになる。
…中略…

☆大した人物ではないのに「プロの政治家」

というだけで一目置いてしまう橋下氏は、まだ政治家としては未熟 !

逆に、いま国政に無理に飛び出して、たとえば、官僚改革を進めようにも、霞が関官僚という海千山千のプロたちに寄ってたかって言いくるめられて、最後は、妥協してしまうのではないか、と私は危惧します。

私から見ると大した人物ではないのに「プロの政治家」というだけで一目置いてしまう橋下氏は、まだ政治家としては未熟です。さらに、国際感覚の欠如も氏の大きな弱点です。本当は何年か外国で仕事をしたら良いのではないかと思うほどです。

(『文藝春秋』、156‐157頁)

現時点でいえば、私はニュートラルな立場です。「大阪都構想」の住民投票が大阪のあり方を熟議する機会になり、住民の政治参加を促進するようであれば、私はどのような結果であれ、住民投票を歓迎したいと思っています。

しかし、『中日新聞』(2015年3月18日)の報道をみるかぎり、私は「大阪都構想」が実現する可能性は高いと考えています。

別の公明関係者は、自民が、援護射撃する背景を「憲法改正を見据え、公明よりも考えが近い橋下さんを生かしておこうと判断したのでは」と分析する。

橋下氏自身も、それを裏付けるような発言をしてはばからない。一月中旬の記者会見では「憲法改正は安倍総理しかできない。(都構想は)予行練習ですよ。国民投票と同じような形で住民投票をやるわけですから」と言い切った。

(『中日新聞』、3面)

☆橋下氏は、モデルチェンジすべきときが来ている !

また、橋下氏についていえば、私はモデルチェンジすべきときが来ていると思います。

橋下氏は、これまで政治家としてさまざまな経験をしており、もはや「素人」であるとはいえません。

あえていえば、「プロ」の政治家にならなければならない、ということです。

ここで政党を例に説明すれば、いくら「新党」であっても、時間の経過とともに既成政党になります。

また、人間を例に説明すれば、いくら若者であっても、時間の経過とともに成熟していきます。

そうしたとき、いかにモデルチェンジするかがきわめて重要になってきます。

私はニュートラルな立場ですが、もしモデルチェンジするようであれば、それはそれで歓迎したいと思っています。―以上で終わりです―

 

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