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集団的自衛権の起源と意義は ? 実は、安保法案=米国の要求・命令 !
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/4814.html
投稿者 青木吉太郎 日時 2015 年 9 月 20 日 23:36:10: jobfXtD4sqUBk
 

集団的自衛権の起源と意義は ? 

実は、米国の要求は、安倍政権が、提案している、安保法案そのものだ !

対米隷属・安倍自公政権が実態だ !



T「中央公聴会」松井教授の見解

(blog.livedoor.jp:晴天とら日和:2015年09月15日より抜粋・転載

【9月15日(火)参議院安保法制特別委員会

中央公聴会:松井芳郎・名古屋大学名誉教授

「集団的自衛権の考え方の原型の一つが、「海外利益を守る」ための戦争を主張した英国。
また、「中南米の権益」を主張した米国のモンロー主義。

実は、日本も満州国という教科書的な傀儡国家を作り同様の主張。
実は、集団的自衛権は、「帝国主義的権益を
守るもの」で、今日本がその方向に行くのは危険だ」

U 集団的自衛権の起源と意義は ?

(www.riabou.net:2014-08-26より抜粋・転載)

◆集団的自衛権の起源は ? 

 しばらく前、「集団的自衛権」という言葉がテレビや新聞でよく見られました。そろそろ静かになってきたので、いつもの通り政治的な主張とかはさておいて、基本と起源を抑えつつ「集団的自衛権と平和の関係」について書いてみます。

 集団的自衛権に賛成の人は、日本の安全のために必要なんだというし、反対の人は逆だ危険だといいます。両方とも「日本は平和で安全な国であってほしい」という目的意識では共通していますね。だけど、どうやって平和と安全を確保するかという手段の点で意見の対立があるようです。

 これは現代日本に限らない悩みです。昔から世界中の人が平和をつくるより良い方法を考え、やってみて、失敗し、また考え続けてきました。
その過程で誕生したアイデアの一つが「集団的自衛権」です。

 この記事では集団的自衛権の誕生の経緯を振り返ることで、人類が平和の作り方についてどういう試行錯誤をしてきたかを解説します。これからどうすべきかを考えるには、これまでどうだったかを振り返る必要があるからです。

◆集団的自衛権とは何か ?

 国際社会において、国家が軍隊を使って他国を攻撃することは禁止されています。でも、他国に攻撃された時に軍隊を使って戦い、自国を守るのは認められています。

これが個別的自衛権です。自分を守るために戦うのはOK。これはまあ、何となく分かる気がします。

 同じように、自国と密接な関係をもつ国が攻撃されたときに、「助けてくれ!」という要請に応えて侵略国と戦う権利。これが集団的自衛権です。なにそれ?

 分かりにくい、と思うのは当然です。現代の日本という場所から見てるからです。最初にコレを考えた人たちが何に悩み、何を恐れ、何のために集団的自衛権というアイデアを発明したのかを見てみましょう。

◆集団的自衛権はいつ、どこで誕生したのか?

 集団的自衛権が誕生したのは、1945年4月から6月のこと。サンフランシスコ会議で採択された「国連憲章」に明記されたのが始まりです。

1945年の4〜6月といえば、日本では凄惨な沖縄戦の真っ最中。沖縄戦のあとは本土決戦と、日本はまだまだ戦争を続けるつもりでした。同じ頃、アメリカでは国際会議が開かれ、「第二次世界大戦は終わりそうだけど、これからどうしようか?」と50ヶ国余が話し合っていました。

 一つ前の会議で作られた「ダンバートン・オークス提案」をもとに、サンフランシスコ会議で話し合ってできたのが「国連憲章」。その第51条で「個別的及び集団的自衛権は各国の固有の権利だ」と書いています。国連憲章に書かれたのが、集団的自衛権というアイデアがこの世に生まれた瞬間です。

◆集団的自衛権は、中南米を守るために作られた !

f:id:zyesuta:20150717211412g:plain

 集団的自衛権は、会議の叩き台である、ダンバートンオークス提案の段階では書かれていませんでした。会議のなかでラテンアメリカ諸国の運動によって、「加筆」されたものです。

 国連憲章には、正確にいうと、「この憲章のいかなる規定も…個別的又は集団的自衛の固有の権利を害するものではない」と書いています。「国連憲章の規定は、ラテンアメリカ諸国の邪魔するのではないか」という心配があったので、そんな心配は無用ですよ、と保証したかったのです。

 アメリカ大陸の国々は、会議の直前に「チャペルテペック協定」という約束をしていました。これはアメリカ大陸の国々で、軍事的に協力して、身を守ることにしよう、という案です。
もしや国連憲章はこの協定を無効化するのではないか、とラテンアメリカ諸国は、心配しました。

 そりゃ、アメリカやソ連のような軍事大国なら、戦争になっても1国で自分の身を守れるでしょう。

ところが、中南米の国々は、まだ貧しい軍事小国ばかりでしたから、大国に攻められたら、単独ではひとたまりもない。
地域で身を寄せ合って共に戦う必要があるので、国連憲章はそれを邪魔しませんよ、と一筆書いて貰いたかったのです。

 会議に参加した、コロンビア代表団のジェラス=カマルゴ外相は「集団的自衛権という言葉は、その起源 において、米州の地域的取極のような地域的安全保障制度を温存することと同義だった」と言っています。(国連とアメリカ (岩波新書)p99)

 集団的自衛権が、国連憲章に明記されたのはこういうわけなのですが、ダンバートン・オークス提案も、ラテンアメリカ諸国の抵抗も、いずれもが、それまで人類が平和のために試み行ってきた、数多い失敗が踏まえたものです。

(参考資料)

山本議員の主張:米国の要求は、安倍政権が、提案している安保法案そのものだ !

(news.infoseek.co.jp:2015年8月21日より抜粋・転載)

★中谷防衛相:アメリカの要請に応えるかたちで
安倍政権は国のかたちを変えようとしている !

★「アーミテージ・ナイリポート」を持ち出してきた !

★憲法違反の閣議決定から憲法違反の安保法制まで、米国側の要求によるものだ !


★米軍は、自衛隊と日本の集団的防衛を行うことは、法的に禁止されている !

★3年前・「アーミテージ・ナイリポート」に昨今の国会での
安倍フレーズが、ソックリそのまま出ている !

★安倍首相や安倍政権の「ネタ元」が、米国・
「アーミテージ・ナイリポート」だ !

★米国の要求:ホルムズ海峡に、日本は、単独で掃海艇を同海域に派遣すべきだ !


★米国の要求:明らかに特定秘密保護法の制定を促した文言もある !


 その他、〈防衛上の秘密情報を保護するための法的能力をもっと強化するべきだ〉〈日本の現在の法体制は米国標準と同レベルではない〉とあり、これは明らかに特定秘密保護法の制定を促したものだろう。

あるいは、武器輸出三原則の緩和を強く求め、アメリカ以外のアメリカの同盟国にも技術の輸出をするようにするべきである、とも書いてある。いずれも安倍政権になってバタバタと実現していることばかりだ。

★米国の要求文書:安倍政権が、提案している安保法案そのものではないか ?

リポートは、さらに安倍首相が、常に口にしているのと同じ言葉使いで、日本のPKO活動を賞賛したうえ、〈日本は必要であれば、武力を行使してでも、(中略)平和維持軍を守れるよう、法的権限を与えることを推奨する〉とか〈PKOへのより充実した参加のために、日本は自国のPKO要員(自衛官)が必要に応じて一般人や他国のPKO要員を保護できるよう、法的許容権限を拡大する必要がある〉などとも書かれている。

まんま、安倍政権が、提案している安保法案そのものではないか。繰り返すが、これは2012年の報告書だ。

★「これら(米国の要求)はほとんどすべて、今回の安保法制や

    日米の新ガイドラインに盛り込まれている」 !

 山本議員は、こうした事実のいくつかを指摘しながら、「これらはほとんどすべて、今回の安保法制や日米の新ガイドラインに盛り込まれている」と岸田文雄外相に見解を求めた。
岸田外相は「ご指摘の報告書はあくまで民間の報告書でコメントする立場にないが、新ガイドラインや法案は、報告書を念頭に作成されたものではない」と一蹴する。
あくまでも民間人がつくったリポートで、そんなものを安倍政権が参考にするわけがないという口ぶりだ。

★米国の要求の概要が、海上自衛隊幹部学校の

ホームページに今も掲載されている !

★アメリカ軍の要請、ニーズには憲法を踏みにじってでも、国民の生活を破壊してでも、

真摯に全力で取り組む安倍政権は、ペテン師・対米隷属・売国奴政権 !

★安倍政権は、米国に完全コントロールされてん
じゃないか ? 日本は、誰の国なんだ ?

★リチャード・アーミテージ氏が、安倍政権が、憲法違反の解釈改憲を閣議決定した

直後に、官邸に表敬訪問に来た !

★アーミテージ・ナイリポートの実現は、すでにこの2012年に米国人を前に、
「安倍晋三が約束」したのだ !

 もう、おわかりだろう。すべての始まりは、アーミテージ・ナイリポートだったのだ。「
国民の命と財産を守るため」とか「日本を取り巻く安全保障環境が厳しさを増している」とか、安倍首相は二言目にはそう語るが、なんのことはない。

安倍自公政権・政治家は、アメリカのジャパンハンドラー(日本操り班)のみなさまに気に入ってもらいたいだけなのだ。

こんな後ろ暗い法案はとっとと廃案にして、今こそもっとまじめに真剣に、日本の安全保障について考えるべきときではないか。(野尻民夫)
 

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