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民主党・大野議員の質疑:総理・閣僚のすれ違い答弁・ゴマカシ答弁等で、
参議院で審議が始まってから百回以上、止まっている !
実態は、自衛隊が、まるごと米軍を守るような、安保法制だ !
(第4回)
(bunbuntokuhoh.hateblo.jpより抜粋・転載)
◆質疑を行えば行うほど「国民の疑義」が高まるため、
国民は無視してもよいと考えたのか ?
◆「国民無視」で説明すらしない、このような審議に徹するおつもりなのか ?
◆地方公聴会についてはぜひ、立てていただきたい !
◆我が国の領域すら守らない、看板倒れの安全保障法制 !
◆なぜ、弾道ミサイル対処を行わない米軍・CC艦を守るのか ?
◆CC艦で、弾道ミサイル対処能力がある、IAMD艦、3つとも守るのか ?
◆我が国のミサイル防衛に必要な米軍のものにつきましては、防護する必要がある !
◆個別、具体的な情況に即して、さまざまな要素を
考慮して、総合的に判断する必要がある !
◆ある情況がすでに存立危機事態と認定をされている
との前提に立つとすれば、F-18をはじめとするものは該当する !
◆単にBMD機能がついている艦艇のみならず、CC艦も
守れると発言、空母を守るF-18は、守れるんですか ?
◆防護の対象となる艦艇は、イージス艦のみに限られるものではない !
☆このCC艦、BMD艦、IAMD艦と司令艦、空母と司令艦を
加えると、横須賀に配備されている船、まるごと守ること
になる、限定的という答弁が理解できない !
☆自衛隊を米軍の下請けにする、 そういう法案でしよう !
☆実態は、際限なき集団的自衛権の行使になる !
☆すでに存立危機事態に認定されているという前提に立つならば、
米艦に対する攻撃は〔存立危機武力攻撃〕に含まれる !
☆米軍を、集団的自衛権を行使して守るための
限られた事例ではもはやない !
☆自衛隊が米軍を守る事は、限定された事例ではもはやない !
以上は前3回投稿済みです。以下はその続きです。
大野元裕(民主党):
先ほどから申し上げているとおり、それはもはや限られた要件、限られたケースではないということをお認めになりますねっ。
中谷防衛大臣:
先ほど答弁さしていただきました、〔現体制〕におきましては、ミサイル防衛に対しまして、米艦が、我が国のミサイル防衛に当たっている艦艇に対して防護することは〔できない〕わけでございますが、存立危機事態などの〔新3要件〕に当てはまる場合においては〔できる〕というような事例でございます。
大野元裕(民主党):
すいません、もう一度言います。
他の事例もあるわけですから、これが限定された事例というのはもはやなく、たくさんあるわけですよねっ、これはお認めいただけますねっ、ということで聞いてるんです。
中谷防衛大臣:
これは何度もこの、説明しておりますが、この存立危機事態に対する認定というのは総合的に、いろんな要素を考慮して判断をするということで、一部だけを取り出すことは現実でございませんが、あくまでも我が国と、こう、密接な関係にある米国、これがミサイル防衛をしているわけでございますので、それに対しては現状においてできない、そういうことをわかりやすくあげた事例でございまして、こういった場合におきまして、〔3要件〕を達成した場合におきましては、それの防護が可能であるということでございます。
これは、わかりやすい「いち事例」でありまして、我が国のミサイル防衛というのは、日米で共同で対処しなければならないわけでございまして、こういった我が国のミサイルに対する、まさに存立的な危機の場合におきまして、やはり米軍のミサイルシステムとして、システムとして、こう全体として、これを防護しなければ、我が国のミサイル防護はできないわけでございますので、そういった場合にこれを排除する、〔存立危機武力攻撃〕に該当するような場合におきましては、これを排除することができるということでございます。
つまり単体のイージス艦とか、航空機とか、そういう事例ではなくて、システムとして機能しないと、ミサイル防衛は機能できませんので、そういったシステムとして守っていくことが必要であるということでございます。
大野元裕(民主党):
すいません、YESかNOかでお答えください。
直接、弾道ミサイル防衛を行っている艦艇だと、我々は思いこんできましたが、それが、唯一の限られた例ではなく、他にもたくさんあるということでよろしいですねっ。
中谷防衛大臣:
対応におきましては、いずれにしましても、必要最小限の対応でございますが、ことミサイル防衛につきましては、我が国独自で対応することはできないわけで、これは日米で協力をする。そして、アメリカにおいてもCC艦とかIAM艦(※IAMD艦)か、新しいものが出来てきてますが、これはシステムなんですね。アメリカのミサイル防衛のシステム。それをしっかり我が国としても守っていく必要がございます。そういう意味でございます。
大野元裕(民主党):
もう一度、丁寧にご説明させていただきます。
成立要件として、存立危機事態の。これまで我々が聞いていたのは、イージス艦に関して、弾道ミサイルを防衛するイージス艦っでした。それは、大臣がこれ、システムの話、されましたけども、だとすると直接、弾道ミサイルに対処している船以外についても、他にも事例があるということで、それはお認めいただけますねっ。
中谷防衛大臣:
あくまでも必要最小限でございまして、我が国のミサイルからの防衛をする上において、必要性があるかどうかということで、可能性はありますけれども、関係なければそれに該当をいたさないということでございます。
弾道ミサイルの例ということは、「わかりやすい例」としてあげたものでありますが、〔新3要件〕を満たして、我が国が武力の行使をおこなえるような、このような場合は限られないと。
いずれにしても、際限なく広がるということはございません。我が国のミサイルからの防御に必要なものに対して、防護をするということでございます。
大野元裕(民主党):
すいません、もう一度、明確に、わからないんで聞きます。
直接、弾道ミサイル対処をしていない、イージス艦以外についてもこれは広がった、他にもケースがあるということでいいですねって、これだけなんです、聞いているのは !
ぜひ、答えてください。
中谷防衛大臣:
我が国の明白な危険を排除するものに該当するかどうか、すなわち〔新3要件〕の中でも、必要最小限度というのがございます。我が国に対するミサイル攻撃等に対する明白な危険があるかどうかによりまして、存立、認定をするわけでございまして、それに必要なものに限られるということでございます。
これは、〔新3要件〕に該当しなければ、防衛できません。その認定において、ミサイル防衛システムに入っていれば守られますし、入ってなければ守れないということでございます。
大野元裕(民主党):
この程度の答弁がくるまでに、わたし、
これだけ止まるっていうのは、
ほんとにびっくりしました。
〔質疑開始6分過ぎ、中谷防衛大臣の答弁〕
「我が国のミサイル防衛に必要な米軍のものにつきましては、防護する必要があるのではないかと考えております。」
〔質疑開始10分過ぎ、中谷防衛大臣の答弁〕
中谷防衛大臣:「そのミサイル防衛の一体の防衛の中に、入っているのか、いないのか、ということでございまして、そういった編成とか対応等につきましては、日米間で協議をしながら対応をしてるということでございます。」
※「中谷防衛大臣」は、質疑中、「本法案成立後には、存立危機事態と認定されうる情況において、現に日本の防衛に資する活動を行っている米軍等の〔部隊〕を、自衛隊が必要最小限度の範囲において防護することが可能となる」旨、一貫して答弁をしており、「大野委員」はそもそも質問の前提となる、法案内容の理解が足りず、しかも大臣の数々の答弁からこの程度の理解すらかなわずに、無意味な言質を取ろうと堂々巡りの質問を繰り返したのは、議員・質問者として明らかな怠慢によるものか、もしくは、国民の誤解を招く目的のパフォーマンスとして、故意に曲解を前提にして、質疑に臨んだものと言わざるを得ない。
さらには、審議が中断するのは、政府側の答弁が〔質問者の期待する内容・言い方ではなかった場合〕に、質問者が、身勝手にもそれを受けつけず、期待どおりの答弁をさせようと、野党側で結託して審議を妨害しているのであって、このような状況が、繰り返される原因は、看過することと中立であることを取り違えている、鴻池委員長の運営態度にあるということを申し添えておく。(聞文読報)
☆総理・閣僚のすれ違い答弁・ゴマカシ答弁等で、参議院で
審議が始まってから100回以上、止まっている !
大野元裕(民主党):
これもう、実は、“参議院で審議が始まってから100回以上、止まっている”んですよ、これで。ご存じですか、大臣。
☆実態は、自衛隊が、まるごと米軍を守るような、安保法制だ !
そして、国民の皆さん、我々は、ミサイル防衛のイージス艦というのは、常に直接、弾道ミサイルに対処するのかと思っていたらば、まるごと横須賀、まるごと米軍、これを守るような際限なき、この安全保障法制だということで、これらをひとつひとつ議論するためには、まだまだ審議の時間が必要だということを申し上げ、わたしの質問を終わります。ありがとうございました。
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