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山本太郎議員、安保特参考人質疑:
日本が片棒を担いだ、イラク戦争が検証されるということが非常に重要ではないか !
後方支援の場合に、間違った戦争にも引きずり込まれかねない !
(第2回)
イラク戦争の犠牲者 推定50万~65万5千人7割以上が民間人だった !
( www.taro-yamamoto.jp: 2015年09月09日より抜粋・転載)
2015.9.8安保特参考人質疑:
☆軍隊の民間人に対する無差別攻撃は、明確な国際法違反だ !
☆米軍による広島、長崎への原爆投下、東京大空襲等は、国際法違反だ !
☆広島原爆投下・東京大空襲等は、国際規範の中では看過できない事例であった !
☆広島原爆投下・東京大空襲等は共にこれは、「国際法違反」と判断する !
☆イラク戦争、アフガン戦争等で、米軍による多数の民間人殺害は、国際人道法違反だ !
以上は前回投稿済みです。以下はその続きです。
○山本太郎君: ありがとうございます。答えづらいことに、答えていただきました。
当時、イラク戦争があった頃には宮家参考人は現場にいらしたんですよね。
バグダッドでCPA……(発言する者あり)ですよね。
というお話をお伺いしたんですけれども、この戦争というものは、先ほどおっしゃったのは、要は、国連というところから、ちょっと言い方は違うかもしれないですけれども、許可的なものをいただき、正当性のあるものだったと。
ごめんなさい、僕、やっぱり、当時現場にいらした方の方が、よく御存じだと思うんですけれども、結局、この戦争に関しては、当時現場にいらした宮家さんからしても、それを今、過去を振り返ってみても、一応正当性は、担保されているという御認識なんでしょうか。
☆日本政府(小泉自公政権)は、「国連の安保理決議違反」という形
で整理をして、支持した !
○参考人(宮家邦彦君) 先ほどは時間がありませんでしたから長々とお話ししませんでしたけれども、基本的には、神保参考人がおっしゃったことの最後のところに、日本政府は、それにもかかわらず、ちゃんとした、「国連の安保理決議違反」という形で整理をして、支持したと私は、理解しています。
○山本太郎君: ありがとうございます。
そうなんですよね。強制査察は受け入れたんですよね、国連決議1441。大統領宮殿まで全ての査察を受け入れた。UNMOVIC、御存じのとおり、国連の大量破壊兵器を査察するという機関、それが500か所700回も行われて、アメリカとイギリスに対して説明もしたと。
もうどこにあるんだよ、もう見付からないよという話になったと。じゃ、教えてくれ、どこにあるのかと。
100か所追加で教えてもらった、30か所目を捜索中にもう戦争始まってしまったという、かなり正当性薄いといいますか、その後にもやはり事務総長であった方も、「国連憲章違反」であるということをはっきり言われていて、ブッシュ大統領まで、過去の戦争に対して、これ、開戦の責任があるというけじめの、けじめといいますか、過去を総括するようなお話しされているんですけれども。
☆後方支援の場合に、間違った戦争にも引きずり込まれかねない !
これ、非常に関係があると思うんです。何か。戦争を始めますという国が、この法律によってつながる、後方支援しますという話になった場合に、間違った戦争にも引きずり込まれかねないということなんですよね。引きずり込まれてしまう可能性があるという部分だと思うんですよね。
☆日本が片棒を担いだ、イラク戦争が検証されるということが非常に重要ではないか !
過去の戦争に対して、日本が片棒を担いだ戦争に対して、やはり、どのような事態があったのかというような、「検証」というものが行われていなければいけないと思うんです。
その過去の検証、イラク戦争の検証に関しては、外務省既に出しているんですけれども、公表されているのがたったの数ページなんですね。
これ、やはり、第三者の目でしっかりと検証される、イラク戦争が検証されるということが非常に重要かと思うんですけれども。
次は、伊藤参考人の方から順番に、第三者の独立した、イギリスやオランダのような検証、第三者委員会というものの存在というものは、やはり必要であると思うんですけれども、いかがお考えでしょうか。
☆イラク戦争は、アナン事務総長も「国際法
違反」だと言い、百四十数か国は参加しなかった !
○参考人(伊藤真君) 当時、アナン事務総長も国際法違反だと言い、フランス、ドイツもこれは参加しないと。当時、百四十数か国だったと思いますけれども、参加しない、これは、「国際法違反」だから反対をすると言っていたあの戦争であります。
きちっとその原因を究明するということは、近代文明国家ならば当然しなければいけないことだろうと、第三者の立場からの検証をしっかりと行う、必要なことだと考えています。
☆過去二十年の戦争及びその日本の
支持表明の評価というものをしっかりしていくということに関しては賛成だ !
○参考人(神保謙君) 私自身は、大変重要な御指摘だと思っておりまして、これは、政府内にとどまらず、やはり議員の方々、学術界を含めて、総合的に、これまでの過去二十年の戦争及びその日本の支持表明の評価というものをしっかりしていくということに関しては賛成でございます。
だから、だからこそということでありますけれども、平和安全保障支援法案ですよね、まさに多国籍軍型のミッションに、「後方支援」をするかどうかという判断に例外なき国会の事前承認を規定したというのは、まさにそういうことだというふうに思います。
まさに、それが正しい戦争であるかどうかというのは、国会議員一人一人の判断の根拠に関わってくる部分でございまして、だからこそ、国会承認をしなければいけないと私は思っているわけでございます。
○参考人(大森政輔君) いや、私は、立場上、その辺りの情報を十分把握していませんので、曖昧なる答えをするよりも、そのようにお答えしておいた方が、無難だろうと思います。
○参考人(宮家邦彦君) 違法な戦争に加担をした、片棒を担いだでしたっけ、そのような御発言はいかがなものかと思います。日本は、戦闘に参加したわけではありません。
日本は、戦争が終わった後、戦闘状態が終わった後に、人道的な支援ということで自衛隊員は向こうに向かったのであります。片棒を担いだなんというような言い方はお慎みください。
○山本太郎君 言葉遣いに失礼があったなら本当にお許し願いたいと思います。
それにしても、自衛隊が運んだ荷物の中身は、チェックすることができなかったんですね。
それは当時、石破長官もおっしゃっていたことです、それが、連携している者としてのエチケットだと、そんなことをやったら、連携が崩れてしまう。
中身の分からない荷物もこの先運ばなきゃいけないという状況になったときのために、是非この問題というのは非常に重要であると。
中身が分からないものを運んだのに、どういう貢献をしたかということがはっきりと分からないわけですものね。
日は本当にたくさんの貴重な御意見、ありがとうございました。失礼いたしました。
(参考資料)
イラク戦争の犠牲者 推定50万~
65万5千人7割以上が民間人だった !
(www.windfarm.co.jp:中村隆市ブログ「風の便り」:2013/10/22より抜粋・転載)
◆イラク戦争の犠牲者は、推定50万人
(ナショナルジオグラフィック)
(2013年10月17日 headlines.yahoo)から抜粋
2003~2011年のイラク戦争によって、イラクでは約50万人の命が直接的、間接的に奪われたことが、同国の1960世帯を対象とした画期的調査によって明らかとなった。
公衆衛生専門家が行った同調査によると、戦争による暴力行為は2006年と2007年がピークだったという。
シアトルにある、ワシントン大学の公衆衛生専門家エイミー・ハゴピアン(Amy Hagopian)氏率いる国際チームは、イラク全土の世帯で家族やきょうだいに関する調査を実施した。
イラク保健省の関係者も参加したこの調査は、イラク戦争に関連して、過去の調査より新しく正確な推定死者数を導きだすことを目的に行われた。
☆死者は約50万人と推定している。
これはおそらく控えめな数字だ !
「死者は約50万人と推定している。これはおそらく控えめな数字だ」とハゴピアン氏は述べる。
「戦争という決断がどれほどの人的被害をもたらすのか、我々は知る必要がある」。
子どもたちの遺体を前に涙をぬぐう男性
調査によると、2003~2011年に犠牲となった男性、女性、子どもの60%以上は、銃撃や爆破、空爆といった直接的な攻撃によって命を落としたという。
それ以外の人々は、ストレスによる心臓発作、衛生設備や病院の破壊といった間接的な原因によって亡くなっている。
「これは、非常に重要かつ信頼性の高い調査だ」と、ニューヨークにあるコロンビア大学の疫学者レスリー・ロバーツ(Leslie Roberts)氏は述べる。
ロバーツ氏自身、コンゴやジンバブエ、そしてイラクで戦時中の死者数の調査を指揮した経験をもつ。
「実際に起きたことを正確に記録するのは非常に重要なことだ」とロバーツ氏は述べ、2005年に当時のジョージ・W・ブッシュ米大統領が行った、戦闘によるイラク市民の犠牲者数はわずか3万人ほどだという発言を引き合いに出した。
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