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大野元裕(民主党)議員の質疑:
安保法制は、劣化ウラン弾を輸送できるか !
単にBMD機能がついている艦艇のみならず、CC艦も守れると発言、空母を守る
F-18は、守れるんですか ?
(第2回)
米国の要求は、安倍政権が、提案している安保法案そのものだ !
(bunbuntokuhoh.hateblo.jpより抜粋・転載)
◆質疑を行えば行うほど「国民の疑義」が高まるため、国民は無視してもよいと考えたのか ?
◆「国民無視」で説明すらしない、このような審議に徹するおつもりなのか ?
◆地方公聴会についてはぜひ、立てていただきたい !
◆我が国の領域すら守らない、看板倒れの安全保障法制 !
◆なぜ、弾道ミサイル対処を行わない米軍・CC艦を守るのか ?
◆CC艦で、弾道ミサイル対処能力がある、IAMD艦、3つとも守るのか ?
◆我が国のミサイル防衛に必要な米軍のものにつきましては、防護する必要がある !
以上は前回投稿済みです。以下はその続きです。
大野元裕(民主党):大臣、よくご存じのとおり、空母というのは、一般論からいって、相手から攻撃された時の火力、空母そのものの火力というものは、限定的であるので、たとえば、空母に艦載している、アメリカであれば、F/A-18のような戦闘機とか、こういったものが、その空母を守るための支援、もちろんそれだけではありませんけどね、をいたします。
だとするとこれ、F18のA(※F/A-18)のような空母艦載機も、我々、自衛隊は、守ることになるんでしょうか。
中谷防衛大臣:きょうのご質問につきましては、このミサイル防衛の場合ということでございまして、ミサイルの脅威に対して、日米間で、共同で警戒監視をし、平時は。
また、そういった不即時におきましては、日米共同で対処をするというようなことで、日米で協議をしながら対応をしてるということでございます。
大野元裕(民主党):すいません。わたしが聞いているのは、日米共同で我が国の防衛に対処する、これはこれまでもずっとやってきたことでございます。
今回の法案については、米側が攻撃を受けていて、そして存立危機事態と認定をされるような場合に、米側の、最初でいえば、BMD艦ですね。イージス艦が攻撃された場合には、という話でございました。
それを、わたくしは、そこの一体となって、「相まって」行動しているというふうに大臣がおっしゃったので、F18A(※F/A-18)も我々は、同様に守るのかということを、聞いているのでございます。
◆個別、具体的な情況に即して、さまざまな要素を
考慮して、総合的に判断する必要がある !
中谷防衛大臣:特定の、個別の航空機を防護するという必要があるか否かという部分だけを取り出して、それだけで存立危機事態に該当するかという判断をするのではなくて、あくまでも個別、具体的な情況に即して、さまざまな要素を考慮して、総合的に判断する必要がございます。
なおガイドラインにおきまして、この弾道ミサイル攻撃に対処するための作戦といたしまして、自衛隊と米軍は、日本に対するミサイル攻撃に対処するための共同作戦を実施するということで、この弾道ミサイル発射を早期に探知するために、リアルタイムの情報交換、そして弾道ミサイル攻撃の兆候のある場合に、自衛隊・米軍は、日本に向けられた弾道ミサイル攻撃に対して防衛して、弾道ミサイル防衛作戦に従事する部隊を防護するための、実効的な体制を維持するとなっております。
ここで「弾道ミサイル防衛作戦に従事する部隊を防護する」とありまして、この部隊におきましては、それぞれの個別の情況に応じて作られるということでございます。
大野元裕(民主党):すいません、個別の情況は大臣、前回のわたしの質問の時に、CC艦はやるといって延々としゃべられたんです。個別の情況をおっしゃっているんです。
しかも政府がいま出してる例というのは、ホルムズと、このイージス艦と、前回その、日本人は必ずしも乗ってる必要がないと大臣が答弁された、その3例しかないんですよ。
だから、このイージス艦について聞いてるわけで、具体的例を出してこられたんですからね。
しかも大臣、CC艦は答えてないんです。きょうはIAMD艦を答えました。空母も答えました。F18A(※F/A-18)は守るんですか、守らないんですか。
中谷防衛大臣:F-18ということでございますが、これも特定の航空機についてのお問い合わせでございまして、さまざまな要素を考慮いたしますが、この情況においては、やはり事態の拡大、そして抑止、早期収拾。このために活動をしているわけでありますので、米軍の航空機の防護などの措置を実施をするということです。
これは、いろんな情況があると思います。平素の情況であるのか、また非常に緊迫した情況であるのか、それぞれにミサイル防衛を行っていくための体制がとられるわけでございますが、その情況に応じて、日米で協議をしながら、いかなる装備、航空機、こういうものが該当するかどうかにつきましては、これは、日米間で協議をして実施をするということでございます。
◆ある情況がすでに存立危機事態と認定をされているとの前提に立つとすれば、
F-18をはじめとするものは該当する !
先ほど、お答えもいたしましたが、ある情況がすでに存立危機事態と認定をされているとの前提に立つとすれば、F-18をはじめとするものは該当するということでございます。
この体制等につきましては、それぞれ情況に応じて、日米間で対応するわけでございますので、米軍の航空機の活用等につきましては、事態の拡大防止、また早期収拾のために活動をするわけでございますので、これは日米間で協議をするということになるわけでございます。
◆単にBMD機能がついている艦艇のみならず、CC艦も守れると発言、空母を
守るF-18は、守れるんですか ?
大野元裕(民主党):先ほどお話を申し上げましたとおり、大臣、よく聞いてください。たとえば、アメリカが、第三国に攻撃を受けている、こないだ、横畑長官とわたし、議論したのを聞いていらっしゃいましたよね。存立危機事態に認定されたあとは、ある意味、何でもできるんですよ、必要ならば。
そうではなくて、そういった時にイージス艦が攻撃されたら、我が方は、守るっていうふうに総理、おっしゃったんですから、これと「相まって」いる中のひとつである、空母艦載機で、この空母を守るF-18は、守れるんですかと聞いているので、したがって、すでに我が方が参加したあとではないんです。
これはトリガーになるかとういことを聞いているわけですから、そこについて明確に。
そして大臣、改めて申し上げますが、前回はさまざまな要件がありますから云々と、先ほどおっしゃいましたが、前回の答弁では、「そのような前提は抜きに、それぞれの艦艇の機能が相まって対処してるわけでございますので、単にBMD機能がついている艦艇のみならず、CC艦も守れると思います」と言っているんですから、CC艦やってんだから、F-18はなぜ言えないんですか。
中谷防衛大臣:できないとは申し上げておりません。含まれうると考えます。というのは、米国の武力行使が発生したという前提でございます。
したがいまして、こういう場合には、武力行使となりうるわけでございますので、存立危機事態と認定されるという前提になるならば、このE-2Dにしても、F-18にしても、それぞれ米国の航空機の防護などを実施するということが、可能になるということでございます。
大野元裕(民主党):わたしもあと10分ぐらい、もう10分弱ですね、しか質問時間がないのでまとめてお伺いしますが、同じ理屈でいうと、たとえばこの、米軍のイージス艦隊の部隊の司令官、ブルーリッジってのが、この紙でいうと右下になります。
あるいはE-2Dの経戦能力を維持するためのKC-130、これは空中給油機です。さらにはTOAOE(※T-AOE、高速戦闘支援艦)と書いてありますが、これはイージス艦がずっと、やはり活動するためには補給艦、船もいります。これらはすべて同様というふうに考えてよろしいでしょうか。
中谷防衛大臣:ガイドラインにも明記されていますが、自衛隊は日本を防衛するため、弾道ミサイル防衛作戦を、主体的に実施をする、米軍は、自衛隊の作戦を支援し、及び補完するための作戦を実施する、とありまして、こういった弾道ミサイルを早期に探知するためのリアルタイムの情報交換からはじまりまして、
弾道ミサイルの攻撃の兆候のある場合、また実際に、日本に向けられた弾道ミサイル攻撃に対して防衛をし、
また弾道ミサイル防衛作戦に従事する部隊を防護するための実効的な体制を維持するということでございますので、そういったことで対応するということでございます。
大野元裕(民主党):
大臣、もう一度お伺いします。同じ理屈で、先ほどの補給艦、あるいは空中給油機、さらには司令艦も入るんですねっ。攻撃の対象になった場合には守るんですねっ。それで、ぜひ、YESかNOかでお答えください。いまのお答えはわかりましたんで、よく。
◆防護の対象となる艦艇は、イージス艦のみに限られるものではない !
中谷防衛大臣:米艦に対する攻撃というのは〔存立危機武力攻撃〕、これに含まれると考えますので、この場合は、防護の対象となる艦艇は、イージス艦のみに限られるものではございません。
―この続きは次回投稿します―
(参考資料)
山本議員の主張:
米国の要求は、安倍政権が、提案している安保法案そのものだ !
(news.infoseek.co.jp:2015年8月21日より抜粋・転載)
★中谷防衛相:アメリカの要請に応えるかたちで
安倍政権は国のかたちを変えようとしている !
★「アーミテージ・ナイリポート」を持ち出してきた !
★憲法違反の閣議決定から憲法違反の安保法制まで、米国側の要求によるものだ !
★米軍は、自衛隊と日本の集団的防衛を行うことは、法的に禁止されている !
★3年前・「アーミテージ・ナイリポート」に昨今の国会での
安倍フレーズが、ソックリそのまま出ている !
★安倍首相や安倍政権の「ネタ元」が、米国・
「アーミテージ・ナイリポート」だ !
★米国の要求:ホルムズ海峡に、日本は、単独で
掃海艇を同海域に派遣すべきだ !
★米国の要求:明らかに特定秘密保護法の制定を促した文言もある !
★米国の要求文書:安倍政権が、提案している安保法案そのものではないか ?
★「これら(米国の要求)はほとんどすべて、今回の
安保法制や日米の新ガイドラインに盛り込まれている」 !
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