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安保法案審議、与野党の合意もなく、 公聴会の議決 ! 自公は、強行採決に暴走 !
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/4772.html
投稿者 青木吉太郎 日時 2015 年 9 月 13 日 15:10:40: jobfXtD4sqUBk
 

安保法制は、劣化ウラン弾を輸送できるか !

与野党の合意もないのに理事会が再開され、自公で、公聴会の議決が行われた !

9月9日 大野元裕(民主党)の質疑(全文)及び中谷防衛大臣の委員会冒頭発言(全文) 参議院『平和安全特別委員会』

国会:※平成27年9月9日、参議院『平和安全特別委員会』より
(bunbuntokuhoh.hateblo.jpより抜粋・転載)

鴻池委員長:(前略):この際、中谷国務大臣から、去る8月11日の委員会における大塚耕平君の質疑に対する答弁及び去る9月2日の委員会における白真勲君の質疑に対する答弁に関し、発言を求められておりますので、これを許します。

★中谷防衛大臣:8月11日及び9月2日の委員会におけるわたくしの答弁につきまして、その趣旨をご説明させていただきます。

8月11日の委員会において、わたくしから「劣化ウラン弾を運ぶとなりますと、相当、自衛隊、危険でありますので、これは当然、運ばないということで協議をしておりますので」と答弁をいたしました。

この答弁は、不正確であったため、撤回をさせていただき、我が国として劣化ウラン弾は、当然、輸送しないとの前提に立って、米国との間で、平和安全法制の内容全体について協議をしてきていると修正させていただきたいと思います。改めて本件につきまして、お詫びをさせていただきます。

◆質疑を行えば行うほど「国民の疑義」

      が高まるため、国民は無視してもよいと考えたのか ?

☆大野元裕(民主党):民主党・新緑風会の大野元裕でございます。防衛大臣、再三再四再五の釈明・謝罪、お疲れさまでございます。

昨日の委員会におきましては、参考人質疑の前の理事会において、委員長が公聴会立てについて場内協議とされました。場内協議ではまったく合意がされていないのに、突如、委員会は休憩となり、与野党の合意もないのに理事会が再開され、公聴会の議決が行われました。

その前日には、総理が「丁寧な審議」とおっしゃっておられました。しかし、質疑を行えば行うほど「国民の疑義」が高まるため、国民は無視してもよいとお考えになられたのであろうか、総理の言葉は偽りにすぎない、それが明らかになりました。

◆「国民無視」で説明すらしない、この

      ような審議に徹するおつもりなのか ?

きのうのあまりに、乱暴な委員会運営を踏まえて、官房長官にお伺いをいたしますが、政府与党は今後、採決を見据えて、「国民無視」で説明すらしない、このような審議に徹するおつもりなのか、ぜひとも、まずはお伺いしたいと思います。

菅内閣官房長官:まず、中央公聴会のセットでありますけれど、国会における審議の進め方については、国会でお決めになることでありますので、政府の立場でコメントすることは、ここは控えさせていただきたいと思います。

また安倍総理をはじめとし、政府としては法案の意義、内容について、本委員会において丁寧に、真摯に説明を行うことに努めたいと思いますし、同時に、国会の審議に支障のない範囲で、国会以外のさまざまな機会を捉え、国民の皆さんに対して、法案について、できるだけわかりやすく説明をさしていくことに努めていきたいというふうにも考えております。

◆地方公聴会についてはぜひ、立てていただきたい !

☆大野元裕(民主党):国会にたいへん支障が出るようなかたちで、総理がこの委員会に出てこないというようなことは、決してないようにしなければならないと思っておりますし、いま中央公聴会の話がございましたが、地方を大事にすると普段、おっしゃってらっしゃるわけですから、地方公聴会についても、ぜひとも、ご検討いただきたいと思っていますし、ここは委員長、官房長官から、責任は、政府ではなく委員会だ、委員長だという話でありますので、ぜひ、理事会におきましては、前向きな検討をするというお話もあったようでございますので、地方公聴会についてはぜひ、立てていただきたくお願いをさせていただきます。

鴻池委員長:
充分、理事会において協議を進めたいと思っております。

大野君。

◆我が国の領域すら守らない、看板倒れの安全保障法制 !

大野元裕(民主党):よろしくお願い申し上げます。
我々は、昨日の事態についてはたいへん遺憾だと思っておりますが、委員長は、閉会後に委員長席で申し述べられました言葉を重く受けとめ、よもや防衛大臣や総理に引き続き、中立、公正な委員会運営に務めてこられた委員長のお言葉を信じ、このとおり委員会に出席し質疑に臨んでいます。そのことを申し上げ、きょうは改めて、我が国の領域すら守らない、看板倒れの安全保障法制について議論をさせていただきたいと思っております。

存立危機の関係で、先般、防衛大臣に質問させていただきました。総理は、「米国が第三国の攻撃を受けている、そのような中で我が国の弾道ミサイル防衛を行っているイージス艦が攻撃される場合、自衛隊として、このイージス艦を守る必要がある」とおっしゃられました。

◆なぜ、弾道ミサイル対処を行わない米軍・CC艦を守るのか ?

しかし、弾道ミサイル防衛能力を持たない、CC艦と呼ばれる艦船が、この資料にもございますけれども、たとえば、横須賀には配備されています。これについては守るんですかと聞きましたら、大臣は「これらの弾道ミサイル対処をしない船舶についてもそのとおりだ」とおっしゃいました。

改めて確認ですが、なぜ、弾道ミサイル対処を行わないCC艦を守るのかについて教えてください。

☆中谷防衛大臣:CC艦といいますと、これは巡航ミサイルとか、または対艦航空攻撃等に対処する共同交戦能力、これの機能を有する米軍のイージス艦は、射撃指揮に使用可能な精度の高い感知・追尾機能をリアルタイムで共有することによって、経空脅威に対して、部隊間で共同対処・交戦することが可能となっているということでございます。

現在、弾道ミサイルに対して、日米が共同対処をしている場合に、横須賀に展開している、米軍のBMD能力搭載のイージス艦等は、自衛隊と協力して、弾道ミサイルの発射の早期探知やミサイルの迎撃に当たるということになります。

このCC艦、この機能を有する米軍のイージス艦についても、BMD能力を有する場合には発射された弾道ミサイルの探知・追尾・迎撃を行うことが考えられるし、また、BMD能力を有しない場合にも、弾道ミサイル対処のための、自艦防衛・防護能力が、相対的に低下している、その他の米軍の艦艇を、航空機、巡航ミサイルといった経空脅威から防護することが考えられる。
ということで、CC機能を有する米軍のイージス艦が攻撃を受けて、弾道ミサイルへの日米共同対処の実効性を損なうような場合には、これを排除する必要があるということでございます。

◆CC艦で、弾道ミサイル対処能力がある、IAMD艦、3つとも守るのか ?

☆大野元裕(民主党):おそらく聞いている方、わかんないんだと思いますけれども、わたくしが代わって説明をさせていただきますと、いわゆる弾道ミサイル、このミサイルに対処をしている船は、相対的に自分たちのその横、たとえば、低空からミサクルミサイル等に対処する能力が、これは下がるので、そこで総理は、当時、これらのイージス艦は、守らなければいけない。

ところが、実際には、弾道ミサイルを守らない船がある。しかし、これはデータをお互いに共有し、いわゆるその、リンクされてるわけですね。

そこで共同で、一体となって対処している。さらにはこれらの船は、CC艦というのは、上を見ている船を守る能力が強いから、これについても一緒に守らなければいけない、こういうその、大臣のご答弁だったと思います。

なお、CC艦で、弾道ミサイル対処能力があるというのは、IAMD艦というので、このたぶん3つとも守るということで、ちょっと確認ですが、3つとも我が方の自衛隊は、守るということでよろしいでしょうか。

◆我が国のミサイル防衛に必要な米軍

    のものにつきましては、防護する必要がある !

★中谷防衛大臣:その3つに加えまして、そのE-2Dとか、いわゆるミサイル防衛のために必要なものにつきましては、我が国として防衛を、防護していくという必要があると考えます。

というのは、このミサイル防衛というのは、日米共同で行っている部分がありまして、たとえば《ASW》という〔早期警戒情報〕。これは我が国として、宇宙衛星、これは保持しておりませんので、すべてこれ、米軍から情報をもらっておりますが、それを受けるTPY2レーダー。

またはイージス艦などでそういった〔SEW情報〕を受けますが、そういった情報の受ける装備や、またそれを処理する施設、またそれを活用するイージス艦など、すべての部分において、このミサイル防衛というのが相まっておりまして、この日米ガイドライン、これにおきましても、平時からの防衛協力で防空及びミサイル防衛、
そして、日本に対する武力攻撃への対処行動、これに対しても作戦行動として、弾道ミサイル攻撃に対処する作戦となっておりますので、こういった、我が国のミサイル防衛に必要な米軍のものにつきましては、防護する必要があるのではないかと考えております。

☆大野元裕(民主党):ひとつずつ先の質問に答えていただきまして、ありがとうございます。

これも補足して説明をすると、E-2Dというこちらの青い方ので、見ていただくと、この飛行機ですね。これがいわゆるデータでやはりリンクをされて、水平線の下の方にあるところまで、上空にあるのでカバーができて、それぞれにデータをリンクしている。

いまのお話だと、当初は総理がおっしゃっていた防空というのは、弾道ミサイル。これを実は越えて、それを行わないCC艦や、その両方の能力を持っているIAMD艦、E-2Dという飛行機まで守る必要があるというふうに拡大をしてまいりました。

なお、大臣。ちなみに自衛隊側とリンクしているのは《Link 16》であって、CCではなく

《Bassline 9.0》はまだ搭載されていないと、わたくしは理解をしていますけれども、この

《Bassline 9.0》のシステム上で結ばれたものがこの白い、あるいは青い線で、お互いに結ばれてるものでございます。

ところが、大臣。「相まって」という言葉を少し掘り下げていきたいんですけれども、この地図、この絵を見ていただくと、下の方にもE-2Dがあります。

これは空母の上にあるんですね。A2Dというのは、もちろん陸上からも発進ができますけれども、空母からも発進をすることができます。

そうすると大臣、「相まって」ということは空母も、E-2Dが掲載され、あ、かん、E-2D艦載機の空母についても、これは「相まって」行動をしているということでよろしいんでしょうか。

★中谷防衛大臣:そのミサイル防衛の一体の防衛の中に、入っているのか、いないのか、ということでございまして、そういった編成とか対応等につきましては、日米間で協議をしながら対応をしてるということでございます。

☆大野元裕(民主党):ということは、すいません。
我々が、ミサイル防衛に入っているかどうか、というのを判断をするんでしょうか、教えてください。

中谷防衛大臣:これは日米共同で対処をしうるということで、平素から訓練はもとよりでありますが、警戒監視等におきましても、また、個別、具体的な情況におきましても、その都度、日米間で協議をして実施をしているというふうに認識しております。

―この続きは次回投稿します―

 

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