http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/4740.html
Tweet |
「公明党に失望」平和学の世界的権威ガルトゥング博士が批判 !
公開書簡で池田大作氏に安保法制反対呼びかけ !
公明党創立者・池田第3代会長の憲法観と政治理念とは ?
1 ガルトゥング博士が公開書簡 !
(bylines.news.yahoo.co.jp/:2015年9月4日より抜粋・転載)
「正直なところ、公明党にはがっかりしている。
『平和の党』を名乗っていた公明党は、
今や『戦争の党』に成り下がってしまった…」
先月、来日したヨハン・ガルトゥング博士は、自民党と共に安保法制の成立を目指す公明党を厳しく批判した。
ノルウェー出身のガルトゥング博士は、1957年からこれまでに100以上の国家間、宗教間紛争を調停した経験を持ち、オスロ国際平和研究所など多くの平和研究機関設立に貢献、紛争解決の手法としてトランセンド理論(超越法)を発案し、1987年にもう一つのノーベル賞と言われる「ライト・ライブリフッド賞」を受賞するなど、平和学の世界的な権威。これまでに発表した平和に関する文献は共著を含み1600以上、著書は160を数え、「平和学の父」として名高い。
☆安保法制は、日本を安全にするどころか、危険にさらす !
ガルトゥング博士は、先月、各地での講演やメディアの取材で、安保法制について「世界でもっとも好戦的な国である、米国と日本が共に戦争を行うことは、日本を安全にするどころか、危険にさらす」として、明確に反対。さらに、公明党の支持母体である創価学会の池田大作名誉会長や創価学会の会員たちに、安保法制反対呼びかけているのだ。
☆安保法案反対の「創価大学・創価女子短期大学関係者
有志の会」を全面的に支持する !
「安全保障関連法案に反対する創価大学・創価女子短期大学関係者 有志の会」に寄せた公開書簡の中で、ガルトゥング博士は同会の行動と基本的立場を「全面的に支持する」と表明した。
かつて対談し共著も出した池田名誉会長を「古くからの友人」と呼び、「公明党は現在では好戦的な自民党と連立しています。
紛争の解決や和解にはなんの役にも立たない破壊的戦争とは明確に一線を画し、九条を北東アジアの『平和の傘』とされんことを」と訴えている。
☆安保法制に公然と反対する創価学会員も増えつつある !
安保法制に公然と反対する創価学会員も増えつつある。先月30日の国会包囲デモにて
安保法制に公然と反対する創価学会員も増えつつある。
先月30日の国会包囲デモにて、安保法制の成立を目指す公明党の姿勢には、創価学会内部からも批判が相次いでおり、国会前の安保法制反対デモに、創価学会の会員たちが参加した。
☆池田会長の共著のある、デイビット・クリーガー会長、
ホセ・V・アブエバ博士らも安保法制に反対 !
前出の「有志の会」では、反対署名も集めている。さらにガルトゥング博士のみならず、やはり池田会長との共著がある米国の反核団体「核時代平和財団」のデイビット・クリーガー会長や、カラヤアン大学学長のホセ・V・アブエバ博士らも安保法制に反対し「有志の会」支持することを表明した。
☆創価学会内の安保法制批判をさらに広げていくことも、十分あり得る !
公明党の山口那津男代表は、先月26日、出演した報道番組の中で、「合意の形成に努め、議論の成熟を可能な限り求めて結論を出したい」と述べ、今国会中に成立させる意向を改めて示した。同番組の中で「創価学会員の大半から安保法制の賛同を得ている」と語るなど、強気の姿勢を崩していないが、ガルトゥング博士らの呼びかけが、創価学会内の安保法制批判をさらに広げていくことも、十分あり得ることだろう。(了)
◆ガルトゥング博士の公開書簡全文 !
以下、「安全保障関連法案に反対する創価大学・創価女子短期大学関係者 有志の会」に寄せられたガルトゥング博士の公開書簡全文。
☆安保法案は、違憲であり、9条の第一項第二項に違反している !
皆さんの行動と基本的立場を全面的に支持します。あの法案は違憲であり、9条の第一項第二項に違反しているだけでなく、両項がその根拠としている基盤全体を破壊するものであり、
日本を70年前に戻してしまうものです。
私は、「平和の党」だったはずの公明党に深く失望しています。
☆安保法案は、世界で最も「好戦的な国家」と同盟するためのものだ !
公明党が支持している法案は、「集団的自衛」という誤った方向性のもとに、現在の世界で最も「好戦的な国家」と同盟するためのものです。
これは、日本を危険な軍拡競争へ引きずり込み、いとも簡単に戦争へ向かわせるものであり、世界で最も好戦的な国家と共同歩調をとることで、日本を自ら選択していない戦争に巻き込むものです。それよりも、公明党、創価学会、学術者の皆さん、そしてすべての皆さんが、日本全体として、根源的な矛盾の解決にとりかかるべきです。
☆現実の積極的平和行動で、「北東アジア共同体」とつくろう !
そして、現実の積極的平和を北東アジア地域に作り上げるべきであり、それは、「北東アジア共同体」となるでしょう。
私の古くからの友人である、池田大作氏に呼びかけます。
池田氏と私は平和についての対談集を出版し、多くの言語に訳され、創価学会と公明党の
「指針」にもなってきました。
☆「破壊的戦争」とは、明確に一線を画し
、
憲法九条を北東アジアの「平和の傘」にしよう !
その公明党は、現在では、「好戦的な自民党」と連立しています。
紛争の解決や和解にはなんの役にも立たない、「破壊的戦争」とは、明確に一線を画し、九条を北東アジアの「平和の傘」とされんことを。
ヨハン・ガルトゥング:平和・開発・環境のためのネットワーク
トランセンド・インターナショナル創立者
U 池田第3代会長の憲法観と政治理念
1) 公明党創立者は、平和憲法を最大に評価
日本国憲法は、戦争放棄を宣言した、世界に前例のない憲法である。この憲法を、特徴づけている、基本的人権、主権在民、戦争放棄の柱のなかでも、「戦争放棄」は、どこの国の憲法にも規定がない、まったく画期的な宣言といえよう。
平和憲法ということこそ、日本国憲法の最高に誇りうる栄冠であると私は考える。
今日、再軍備をすすめ、憲法の改定を主張する人々は、戦争の体験を忘れた健忘症か、戦争で甘い汁を吸った「死の商人」の手代(子分)としか、私には考えられない。
全国民を無謀な大戦に引きずり込んだこと等を考えても、日本国民にとって、生命を脅(おびや)かしてきた最大の敵は、外敵よりも、むしろ自国・日本の為政者であったことは、歴史上の明白な事実である。人類の未来にあって、日本国民が果たすべき大事な道は、平和憲法の精神と理想とを、あらゆる国々、あらゆる民族の心に植え付け、「戦争放棄」の人間世界を広げていくことである。
(池田大作『青春抄』147〜154頁の要約)
「戦争の世紀・20世紀」から、「生命の世紀・21世紀」への大転換―
いよいよ、正念場です。「本門の時代」、「発迹顕本の時」です(法華経・方便品・寿量品講義・2寿量品、64頁)
2)中道主義・立正安国の理念
* 中道主義を端的にいうならば、それは人間主義ということである。
もともと人間は一個の調和のとれた円満なる生命の当体であり、人間生命それ自体が中道であるといえる。
例えば、私どもは暑いときには上着を脱ぐ。寒くなれば着る。だが人間の体自体は変わらない。人間生命それ自体が中道だからである。
妙法の中道主義、中道政治は、単なる相対峙する二つの勢力の中間をいくものではない。また両方から、そのよいところだけを取って、自己の主張とするような行き方であってもならない。
これは、いわゆる儒教、またはアリストテレス流の消極的な中庸主義、折衷主義とは、本質的に違う。
中道主義は、独自の強い主張をもち、既成の思想を打ち破って、指導していく力がなければならない。
また、中道主義は、すべての思想を包含して指導し統一しゆく幅広い高い次元の哲学を、根底に有していなければならない。
更に、中道主義は、広く国民大衆に直結し、世界人類を真に救いきってゆく実践力がなければならない。
*2012年「SGIの日」記念提言で、“「立正安国論」の視座について、第一の視座は、国家が優先して守るべきものは、民衆の幸福と安全であるとの思想哲学です”と池田先生は、主張されています。
第2の視座として提起したいのは、「自分だけの幸福や安全もなければ、他人だけの不幸や危険もない」との生命感覚に基づいた、世界観の確立を訴えていることです。
続いて第3の視座は、対話を通じて「憂いの共有」から「誓いの共有」への昇華を果たす中で広がる「エンパワーメント(内発的な力の開花)の連鎖」が、事態打開の鍵となるとの洞察です。
中道とは、真ん中とか、中間とかいう意味ではない。すべてを包含する、根本という意義である。
* 真の民主政治の育成を願うならば、まず広く一般大衆に現代政治の実態をあからさまに提示し、一人ひとりに政治意識を高揚させることこそ肝要である。そこにはじめて、「政治を監視」する眼が養われ、健全な民主政治が芽生えてくるのである。
* 権力には、魔力がある。その魔酒に酔わされては、絶対にならない。「青年よ、心して政治を監視せよ !」
*悪を責めなければ、自身も悪となってしまう。悪と戦い、勝ってこそ善は、証明される
(参考資料)
ヨハン・ガルトゥング博士
(Johan Galtung)
(ウイキペディアより抜粋・転載)
生誕 1930年10月24日(84歳)
ノルウェー、オスロ:職業 社会学者・数学者
ヨハン・ガルトゥング(Johan Galtung、1930年10月24日 - )は、ノルウェーの社会学者、数学者。平和研究、紛争研究の開拓者、また第一人者として知られている。
戦争のない状態を平和と捉える「消極的平和」に対し、貧困、抑圧、差別など構造的暴力のない状態を「積極的平和」とする概念を提起し、平和の理解に画期的な転換をもたらした。平和のための超国家的なネットワークの総括者で、超国家的手法の開発者でもある。
これまでに、スリランカ、アフガニスタン、北コーカサス、エクアドルなど、世界で40ヶ所以上の紛争の仲介者としても活躍した。
オスロに生まれ、オスロ大学で数学と社会学の博士号を取得。1959年、オスロ国際平和研究所(PRIO)を創設し、1970年まで代表を務めた。また、1964年には雑誌 Journal of Peace Research を創設し、編集長として、ヨーロッパにおける平和研究を主導した[1]。1987年にはライト・ライブリフッド賞を受賞。
1993年には、平和的手段による紛争解決のための国際NGO、TRANCEND International(トランセンド・インターナショナル)を創設した[2]。
池田大作SGI会長と「平和」について、対談し、共著がある。
日本においても、中央大学、国際基督教大学、関西学院大学、立命館大学、創価大学などで客員教授を務めるなど、親睦の深い学者である。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > ペンネーム登録待ち板6掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。