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   創価大学関係者が安保法案反対の 署名活動をする理由は ? 公明党の理念・基本路線は ?
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/4714.html
投稿者 青木吉太郎 日時 2015 年 9 月 03 日 16:07:33: jobfXtD4sqUBk
 


創価大学関係者が安保法案反対の署名活動をする理由は ?

呼びかけ人、佐野潤一郎さんに聞く !

自公連立前の公明党の本来の理念・基本路線は ?



(ideanews.jp/:橋本正人:2015年8月24日より抜粋・転載)

☆8月24日、有志の会の安保法案反対署名は、1400人超 !

創価大学と創価女子短期大学の関係者が特設サイト「安全保障関連法案に反対する創価大学・創価女子短期大学関係者有志の会」で行なっている安全保障関連法案(戦争法案)への反対署名は、8月24日の時点で1400人を超えました。

安保法案を推進している公明党とも関係の深い創価大学・創価女子大学の関係者が、なぜ法案反対署名の活動をはじめたのか。それに対する風当たりはどうなのか。

署名活動の呼びかけ人の1人、創価大学通信教育部非常勤講師の佐野潤一郎さんにインタビューして、たっぷりお話をうかがいました。

※署名締切は8月26日(水)午前0時で、26日に予定されている「安全保障関連法案に反対する学者の会」の「100大学有志共同行動」で与野党参議院議員に提出されます。署名サイトはこちら → http://sokauniv-nowar.strikingly.com/

「安全保障関連法案に反対する創価大学・創価女子短期大学関係者 有志の会」のページ

☆母親が嘆き悲しむ姿を見たのがきっかけとなり「何かが間違っているの

ではないか」と考えるようになった !

佐野さんは、北海道出身で、中学までは地元の中学で学びました。
中学の先輩に自衛官になった人がいて、その人が、演習中に地雷の事故で亡くなり、彼の母親が嘆き悲しむ姿を見たのがきっかけとなり「何かが間違っているのではないか」と考えるようになったということでした。

そして、そのことを伝え聞いた人が「その答えを出してくれるのは、池田(大作)先生しかいません。

この子は創価学園に行かせた方がいい」とアドバイスし、佐野さんは、東京の創価高校に進学することになりました。

☆佐野さんの研究対象は「権威主義に対する風刺の笑い」だ !

創価大学文学部に進んだ、佐野さんが関心を持ったのは、米国の作家、マーク・トウェインでした。「トム・ソーヤーの冒険」や「ハックルベリー・フィン」で知られるマーク・トウェインは、児童文学を通して大人社会のウソや欺瞞を暴き、晩年には反帝国主義運動などに身を投じた人物です。

そして、佐野さんは、創価大学大学院を卒業し、創価大学の非常勤講師となります。
佐野さんの研究対象は「権威主義に対する風刺の笑い」で、現在、佐野さんは創価大学の九州と関西の地方スクーリングで、英語の授業を担当しています。

☆創価大学の教員は、公明党が、推進する安保関連法案に反対する

ことはハードルが高い !

創価大学は、公明党議員を多く輩出しているため、その公明党が、推進する安保関連法案に反対することはハードルが高いことは容易に想像できます。

佐野さんは、なぜこの法案に反対しているのでしょうか。
掲載が随分遅くなりましたが、特設サイトが公開された翌日の8月12日に佐野さんにお会いしてうかがった内容を、佐野さんの言葉でお伝えします。

☆「安全保障関連法案に反対する学者の会」  に加入した経緯は ?

−−まず、「安全保障関連法案に反対する学者の会」(http://anti-security-related-bill.jp/)の賛同者リストで、「2015年6月11日20時から6月15日15時までのご署名分」の部分に、創価大学講師(非常勤)として佐野潤一郎さんのお名前が、創価女子短期大学非常勤講師の氏家法雄(うじけ・のりお)さんらと一緒に出ていますが、この「反対する学者の会」に署名された経緯をお教えください。


☆安倍政権は、国民の声を聞かずに どんどん先走ってしまっています !

今回の法案が通ってしまったら、まず第一に自衛隊がどんなことをしでかすかわからないと思いました。

私は、自衛隊で先輩を亡くした経験から、とにかく武力ないし人の命を手段にする、そうしたことには一切反対という、かなり急進的かもしれませんが、そうした立場です。

自衛権うんぬんは別にしても、安倍政権は、国民の声を聞かずにどんどん先走ってしまっていますが、国民の声を聴かないというのは国会議員ではあってはならないことです。

彼らは、私たちが選挙で選んで、そして権威を負託した立場です。
だから私たちには、それに対して言う権利があります。

にもかかわらず、それを聞かずに「まだ理解が進んでいない。理解が十分ではない」と公明党の山口代表もおっしゃってますし、安倍首相もおっしゃってます。

☆私たちは、理解しているからこそ反対している !

国民の反対の声を無視して、理解が進んでいないと国民の声を切り捨てる !

私たちは、理解しているからこそ反対しているのに「理解が進んでいない」と言うのは、「私たちの意見を聞きなさい」ということですよね。

−−教えているような感じですね。

それに対しては、我慢がならない。
そうではなくて、理解したうえで反対しているということを表明したかったんです。
表明するにしても、ツイッターやフェイスブックでは限界があります。

☆議員のフェイスブックに書き込んで、反論につぐ反論をしたんですけど、

まったく返ってこない !

氏家法雄くんが徹底して、いろんな議員のフェイスブックに書き込んで、反論につぐ反論をしたんですけど、まったく返ってこない。

それどころか、まわりの支持者という人たちから総攻撃にあって来た。氏家くんは、1人で孤軍奮闘して、私はツイッターで、いろいろな人のリツイートをしたりしていました。

−−ツイッターでリツイートを。

ええ、リツイートですね。そして、法案に反対だという表明をしてきました。そうしたなかで、こうした場(法案に反対する学者の会)があったので、氏家くんから聞いて、私もすぐに署名したということです。

−−そういうことをすることに対して、創価大学あるいは創価学会から「何をしてるんだ」という声は?

大学というのは何を言っても自由なはずですね。学問の自由がありますし。

それから卒業生であれ教職員であれ関係者であれ、大学の理念に賛同するということであれば、別に創価学会という宗教でもなければ公明党という政治団体でもありませんので、ここは言論が、担保されるであろうという風に考えました。

−−学者の会で名前を連ねたことに対して、まわりの反応はどうだったんですか?

☆学者の会で名前を連ねたことに対して、ほとんど黙殺でした !

−−何をやってるんだとも言われなかった。学者の会の署名の時は。

この時にはまったく。
まあ、いわゆるネトウヨの人からは、多少はありましたが、それ以外は、ほとんどありませんでしたね。

−−創価学会というか公明党が一枚岩で来たことにたいしての「分裂工作」というような声はなかったのですか?

☆創価学会員について、ただ、皆が、声をあげないということが不思議だと思っている !

どうでしょうか。一枚岩かどうかすら、私にはわかりませんね。
ただ、みんなが声をあげないということが不思議だと思っておりまして。
賛成なら賛成で、私はツイッターに書いたんですけど、賛成してるんだったら、なぜ安倍さんを支援するデモに一緒に行かないんですかと。

−−ああ〜、でもそれは結構つらそうですよね。あそこに行くのは勇気いるでしょうねぇ。

でしょうねぇ。SEALDs(シールズ/Students Emergency Action for Liberal Democracy – s/自由と民主主義のための学生緊急行動)のデモに行くよりずっと敷居高いと思いますよ。

−−旭日旗ですもんね。

☆私は、むしろ、SEALDsの方には、親近感を持っている !

私は、むしろ、SEALDsの方には、親近感を持っていて、(今年の)6月21日でしたかね、(京都の)円山公園のデモに初めて参加しました。

―この続きは次回投稿します―

(参考資料)

自公連立前の公明党の本来の理念・基本路線は ?

T 公明党「中道革新連合政権」構想5項目

公明党初期(池田第三代会長時代):
(島田裕巳『創価学会・もう一つのニッポン』139頁等):

@ 反自民党、反大資本、中道主義

A 平和・自立・中立政策に基づく外交政策、「日米安保条約の段階的解消」
在日米軍基地段階的縮小、

B 日本国憲法と議会制民主主義の擁護、

C 国民福祉優先の経済政策

D 政治経済の改革手段としての暴力革命・急進主義を否定し、漸進主義を選択する


U 自民党の一党支配を打破し、  新政権軸を目指す !

 (石田公明党委員長)

1993年7月、総選挙に臨む基本姿勢について、石田委員長は、「自民党の一党支配の下で、『政治腐敗が起こる 改革が叫ばれる 改革が実現しない 選挙で政権が動かない また腐敗が起こる』というような“悪循環”が何度となく繰り返され、今まさに政治不信はその極に達している。

この『“悪循環”を繰り返してきた最大の原因』は、“自民党に代わる政権の受け皿がなかった”ということであると思う」と日本プレスセンターで発言しました。

さらに、「政治を刷新して、緊張感を持たせる、また、政・官・財の癒着を断ち切るには、どうしても二つの問題が重要になってくる。

1つは“政権交代のシステム”であり、もう1つは“抜本的政治改革”だ」
と主張しました。

政権を選択できる、二大政党制をつくりたい !

(1998年8月:浜四津敏子代表)


 

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