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NHK等マスコミと公明党が隠す、安倍内閣を支配する、極右・日本会議の面々
シリーズ【草の根保守の蠢動】
(hbol.jp/25122 2015年02月14日より抜粋・転載)
★当然の前提となってしまった改憲(国民からみれば改悪)議論 !
安倍首相:photo by Dick Thomas Johnson (via.flickr)
去る2月4日。自民党の船田元・憲法改正推進本部長は、安倍首相との会談の後、記者団に「憲法改正案原案の提示は2016年夏の参院選前ではなく、選挙後になる」という見通しを語った。
各紙の報道 (日経新聞 2015年2月4日「憲法改正原案発議、参院選後が「常識」首相 」/朝日新聞 2015年2月4日「国民投票、参院選後に 首相、憲法改正へ意向」など)をみると、自民党内の議論の位相は、もはや「憲法改正の是非」ではなく「憲法改正をいつ行うか」に変わりつつあることが如実にみてとれる。
「憲法改正の是非」ではなく「いつ憲法改正を行うか」が議論の軸となっているのは、なにも自民党内に限った話ではない。
昨年10月「平成28年7月に実施される予定の参議院選挙で、『憲法改正国民投票』の実現と、過半数の賛成による憲法改正の成立をめざし、1000万人の賛同者を集めること」を運動目標とする「美しい日本の憲法を作る国民の会」なる団体が旗揚げされた。
10月1日開催されたこの団体の設立総会に出席した衛藤晟一首相補佐官は、来賓挨拶で、「1993年に初めて自民党が政権を失ったとき(筆者注:細川内閣成立をさす)、自民党内では党の綱領から自主憲法制定を外すべきではないかとの議論がなされたが、当時初当選だった安倍首相や我々が『憲法改正を下ろすなら自民党なんていうのはやめるべきだ』と反対した。
今、そのメンバー(改憲主張者)が中心となって、第二次安倍内閣を作った。
安倍内閣は、憲法改正の最終目標のために、みんなの力を得て成立させた」と、述べている。
この「みんな」とは誰なのだろう?
『「美しい日本の憲法を作る国民の会」のWEBサイト』を見てみよう。
★共同代表は右翼・顔ぶれ:櫻井よしこ・田久保忠衛・三好達の3名
まっさきに出てくるのが、三名の共同代表の顔写真だ。三名の共同代表とは、櫻井よしこ(ジャーナリスト) 田久保忠衛(杏林大学名誉教授) 三好達(元最高裁判所長官)という、おなじみの右翼・顔ぶれ。
三好達・元最高裁判所長官は、日本会議の代表であり、田久保忠衛・杏林大学名誉教授は日本会議の代表委員でもある。また、役員名簿をみると、事務局長をつとめるのが、日本会議の事務総長である椛島有三であるのをはじめ、役員のほとんどが、日本会議の役員と重複する。
★「美しい日本の憲法を作る国民の会」は、極右・日本会議の別動隊 !
この役員名簿の重複をみればわかるように、「美しい日本の憲法を作る国民の会」は、「新しい時代にふさわしい新憲法」の制定を運動目標とする日本会議が、一般市民1000万人の賛同者を集めるために作った、別働団体なのだ。
事実、10月1日の「美しい日本の憲法を作る国民の会」の設立総会には多数の日本会議会員が参加していた。
つまり、衛藤補佐官は、いならぶ、日本会議会員たちに「安倍内閣はみんなの力で作った」とエールを送ったのである。
★「極右・日本会議のお仲間内閣」となった、第三次安倍内閣 !
衛藤補佐官が、「みんなで作った安倍内閣」と日本会議の功績を讃えるのも無理はない。
「日本会議国会議員懇談会」に所属する国会議員が第三次安倍内閣の全閣僚19名に占める割合は、8割を超える。(表1 表2参照)
表1:各議連所属議員が第三次安倍内閣の閣僚に占める割合
⇒【画像】はコチラ http://hbol.jp/?attachment_id=25170
出典:俵 義文(子どもと教科書全国ネット21)"第3次安倍晋三内閣の超タカ派(極右)の大臣たち”より
※表2第三次安倍内閣の各閣僚の議連参加状況
⇒【画像】はコチラ http://hbol.jp/?attachment_id=25171
出典:俵 義文(子どもと教科書全国ネット21)"第3次安倍晋三内閣の超タカ派(極右)の大臣たち”より
このように、公明党出身の閣僚以外はほぼ全員が、日本会議国会議員懇談会に所属しているというのが、第三次安倍内閣の特徴だ。もはや、安倍内閣は、「日本会議お仲間内閣」といっても過言ではなかろう。日本会議とはなにものなのか?
1997年に「新しい時代にふさわしい新憲法」を運動目標として設立された日本会議は、いまや、内閣のほぼ全ての閣僚に所属議員を輩出するまでに勢力を拡大した。
そして、運動目標どおり改憲議論をすすめており、もはや、改憲議論の位相は「改憲の是非」ではなく「改憲のタイミング」に移っている。
ここまで勢力を拡大した日本会議とはいったいどういう団体なのか?彼らはいったい何を目指すのか?
このシリーズでは、日本会議の成り立ちから、その構成団体である各種宗教団体、そして周辺に蠢く人脈について、数回にわけて解説していく予定だ。
<文/菅野完(Twitter ID:@noiehoie)>
(参考資料)
日本メディア触れず !憲法学者の小林教授が記者会見で安倍政権を支配
している「日本会議」について言及 !
エコノミスト紙や仏誌もその存在を指摘 !
(saigaijyouhou.com/:2015.06.16 より抜粋・転載)
★安倍政権を影から支配していると言われている
極右・「日本会議」について明確な言及 !
6月15日に憲法学者の長谷部恭男氏(早稲田大学法学学術院教授)と小林節氏(慶應義塾大学名誉教授)が開いた記者会見の中で、安倍政権を影から支配していると言われている「日本会議」について明確な言及がありました。
★極右・日本会議の目的は、戦前回帰であると強調 !
会見の質疑中に雑誌エコノミストの記者が『安全保障法制を「合憲」としている3人の学者は皆「日本会議」に属している。その意味や、「日本会議」の影響力をどう見ているか』と質問したところ、小林氏は『日本会議に沢山の知り合いがたくさんいるので私が答えますが、日本会議の人々に共通する思いは、第二次大戦で敗けたことを受け入れ難い、だから、その前の日本に戻したい』と述べ、日本会議の目的は戦前回帰であると強調しています。
★極右・日本会議の目的は、日本が、 明治憲法下で軍事五大国だった事 !
更に上記の発言に続けて、『かれらの憲法改正案も明治憲法と同じですし、今回もそうですが、日本が、明治憲法下で軍事五大国だったときのように、アメリカとともに世界に進軍したいという、そういういを共有する人々が集まっていて、かつそれは、自民党の中に広く根を張っていて、かつよく見ると、明治憲法下でエスタブリッシュメントだったひとたちの子孫が多い』と日本会議の正体を明らかにしました。
★日本会議は、安倍首相を始め、安倍政権の閣僚
が8割以上も所属している一大組織 !
日本会議は、安倍晋三首相を始め、安倍政権の閣僚が8割以上も所属している一大組織です。憲法改正や国家神道を強く掲げ、自民党議員を中心に野党系の議員らも多く所属しています。
また、大企業の関係者や知名度を持った有識者らも所属しており、正に日本の政治情勢を影から動かしていると言えるでしょう。
★安倍政権の家来・日本のメディアは、
日本会議の存在その物をあまり報じていない !
日本のメディアは、小林氏の回答を報じないばかりか、日本会議の存在その物をあまり報じていません。
☆【詳報】「安全保障法制は違憲、安倍政権は撤回を」〜長谷部恭男氏・小林節氏が会見
URL http://blogos.com/article/116803/
引用:
政府は集団的自衛権を行使する場合の想定シナリオをなかなか出さない。具体的には、どういう事態を想定しているのか。なぜ出さないと思うか。
★安全保障法制を「合憲」としている3人
の学者は皆「日本会議」に属している !
また、安全保障法制を「合憲」としている3人の学者は皆「日本会議」に属している。その意味や、「日本会議」の影響力をどう見ているか。(エコノミスト)
長谷部教授:最初の質問については私の方から。具体的な例は簡単には思いつきません。政府が果たして具体的な例を想定しているのかどうかも私にはわかりません。
ホルムズ海峡の件については、ご存知のようにイランとアメリカは、友好的な関係を迎えつつ有りまして、ホルムズ海峡が封鎖されることも具体的には想定しにくいと思います。
★安倍政権は、集団的自衛権が行使されること、それ自体が目的であろう !
むしろ、政府の側は、集団的自衛権が行使されること、それ自体が目的なのではないかと考えております。小林教授:日本会議に沢山の知り合いがたくさんいるので私が答えますが、日本会議の人々に共通する思いは、第二次大戦で敗けたことを受け入れ難い、だから、その前の日本に戻したいと。
かれらの憲法改正案も明治憲法と同じですし、今回もそうですが、日本が明治憲法下で軍事五大国だったときのように、アメリカとともに世界に進軍したいという、そういう思いを共有する人々が集まっていて、かつそれは、自民党の中に広く根を張っていて、かつよく見ると、明治憲法下でエスタブリッシュメントだったひとたちの子孫が多い。そうするとメイクセンスでしょ(笑)。
:引用終了
◆ナショナリズム団体「日本会議」の危険性:
エコノミスト紙や仏誌が相次いで指摘 !
URL http://newclassic.jp/24129:引用:
★極右・日本会議のメンバーは、自民党等 国会議員の大半を占めている !
日本会議のメンバーは、国会議員の大半を占めるばかりではなく、安倍政権の閣僚の多くを構成しており、安倍首相自身も同団体の特別顧問として名を連ねている。
The Economist 誌 は、2012年に自民党が発表した新たな憲法草案は、多くが日本会議の思想に基づいていると指摘しており、彼らの存在は、韓国や中国の民族主義者に日本の軍国主義の高まりを主張させる根拠になり得る、と述べている。
戦後に押しつけられた歴史を塗り替える
一方で、 L’Obs 誌もまた、日本会議を「国際社会からそれほど注目されていないものの、影響力のある団体」と紹介する、「Japon : la face cachée de Shinzo Abe」と題された記事を掲載した。
:引用終了
☆<安保法制>小林節名誉教授「狂った政治は次の選挙で倒すべき」
☆安保関連法案の撤回訴え会見 長谷部・小林氏が痛烈批判
☆憲法改正の実現へ!日本会議代表者大会 各党代表(25.11/3)
記者会見を全て見てみましたが、安倍政権への批判よりも日本会議への言及は本当にビックリしました。教授らは別に隠しているような感じでないのに、日本のメディアが存在を殆ど報道しないのはちょっと異常です。
朝鮮統一教会との問題もそうですが、安倍政権を裏から支えている組織には
妙にタブーが多い感じがします。
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