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米国は、長崎にプルトニウム原子爆弾 を投下、7.4万人が殺害された !
負傷者も7万人超 !
被曝者代表の叫び:安保法案成立で、戦時中の時代に逆戻りしようとしている !
被爆者の正鵠射た指弾に狼狽する、暴走・極右・憲法破壊の安倍首相 !
原爆と原発「双子の悪魔」を支配する強欲巨大資本に隷属する安倍政権 !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2015/08/09より抜粋・転載)
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1)米国は、長崎にプルトニウム原子爆弾 を投下、7.4万人が殺害された !
負傷者も7万人超 !
70年前の1945年8月9日午11時2分、米国は、長崎にプルトニウム原子爆弾ファットマンを投下した。
原爆投下により、長崎市の人口24万人(推定)のうち約7万4千人が殺害された。
負傷者も7万人超に達した。
米国による民間人大量虐殺=ジェノサイドが繰り返された。
罪なき市民が、米国によって大量虐殺されたのである。
この長崎で、被曝70周年の平和祈念式典が開催された。
田上富久市長は、平和宣言で、国会審議中の安全保障関連法案に言及し、政府や国会に慎重な審議を求めた。
2)罪なき市民が、米国によって大量虐殺され、 大量負傷させられた !
安倍晋三首相は、来賓として挨拶し、核兵器のない平和な世界を希求することを述べたが、白々とした空気に包まれた。
式典に参列した人々の心を貫いたのは、被曝者代表として「平和への誓い」を語った、谷口稜曄(すみてる)氏の言葉だった。
「70年前のこの日、この上空に投下されたアメリカの原爆によって、一瞬にして7万余の人々が殺されました。
3)真っ黒く焼け焦げた死体、肉はちぎれ、 ぶらさがり、腸が露出している人 !
真っ黒く焼け焦げた死体。倒壊した建物の下から助けを求める声。
肉はちぎれ、ぶらさがり、腸が露出している人。かぼちゃのように膨れあがった顔。眼(め)が飛び出している人。
水を求め浦上川で命絶えた人々の群れ。この浦上の地は、一晩中火の海でした。
地獄でした。地獄はその後も続きました。
4)突然体中に紫斑が出、 血を吐きながら、死んでいきました !
火傷(やけど)や怪我(けが)もなかった人々が、肉親を捜して爆心地をさまよった人々が、救援・救護に駆け付けた人々が、突然体中に紫斑が出、血を吐きながら、死んでいきました。」
「70年前のこの日、私は16才。郵便配達をしていました。
爆心地から1・8キロの住吉町を自転車で走っていた時でした。
突然、背後から虹のような光が目に映り、強烈な爆風で吹き飛ばされ、道路に叩きつけられました。
しばらくして起き上がってみると、私の左手は、肩から手の先までボロ布を下げたように、皮膚が垂れ下がっていました。
5)ヌルヌルと焼けただれた皮膚が、 べっとり付いてきました !
背中に手を当てると着ていた物は、何もなく、ヌルヌルと焼けただれた皮膚がべっとり付いてきました。
不思議なことに、傷からは一滴の血も出ず、痛みも全く感じませんでした。
それから2晩山の中で過ごし、3日目の朝やっと救助されました。
3年7カ月の病院生活、その内の1年9カ月は背中一面大火傷のため、うつ伏せのままで死の淵をさまよいました。
6)3年超の病院生活、うつ伏せで死の淵をさまよい、 胸は、床擦れで骨まで腐りました !
そのため私の胸は、床擦れで骨まで腐りました。
今でも胸は、深くえぐり取ったようになり、肋骨(ろっこつ)の間から心臓の動いているのが見えます。
肺活量は、人の半分近くだと言われています。」
「かろうじて生き残った者も、暮らしと健康を破壊され、病気との闘い、国の援護のないまま、12年間放置されました。
アメリカのビキニ水爆実験の被害によって高まった原水爆禁止運動によって励まされた私たち被爆者は、1956年に、被爆者の組織を立ち上げることができたのです。
あの日、死体の山に入らなかった私は、被爆者の運動の中で生きてくることができました。」
壮絶な被曝の真実を語った、谷口稜曄氏。谷口稜曄氏は、安倍晋三氏に対してこう述べた。
7)安保法案成立で、戦時中の時代に逆戻りしようとしています !
「戦後日本は再び戦争はしない、武器は持たないと、世界に公約した「憲法」が制定されました。
しかし、今、集団的自衛権の行使容認を押しつけ、憲法改正を押し進め、戦時中の時代に逆戻りしようとしています。
今政府が進めようとしている戦争につながる安保法案は、被爆者を始め平和を願う多くの人々が積み上げてきた、核兵器廃絶の運動、思いを根底から覆そうとするもので、許すことはできません。」
さらに、こう宣言した。
8)核兵器は、残虐で、人道に反する兵器、 廃絶すべきだ !
「核兵器は、残虐で、人道に反する兵器です。廃絶すべきだということが、世界の圧倒的な声になっています。
私はこの70年の間に倒れた多くの仲間の遺志を引き継ぎ、戦争のない、核兵器のない世界の実現のため、生きている限り、戦争と原爆被害の生き証人の一人として、その実相を、世界中に語り続けることを、平和を願うすべての皆さんの前で心から誓います。」
安倍晋三氏が、主権者国民多数の声を踏みにじって強行制定しようとしている戦争法案を、私たち日本の主権者は、必ず葬り去らねばならない。
―この続きは次回投稿します―
(参考資料)
原爆と原発「双子の悪魔」を支配する強欲巨大資本に隷属する安倍政権 !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2015/08/07より抜粋・転載)
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1)2回の原爆投下で、米国による民間人大量虐殺が、実行された !
いまから70年前の1945年8月6日午前8時15分、米国は、広島に原子爆弾リトルボーイを投下した。
きのこ雲の下には、抱き合う黒焦げの親子、無数の遺体が浮かぶ川、焼け崩れた建物。幾万という人々が炎に焼かれ、その年の暮れまでにかけがえのない、14万もの命が奪われ、その中には朝鮮半島や、中国、東南アジアの人々、米軍の捕虜なども含まれていた(松井一実広島市長)。
米国による民間人大量虐殺が、実行されたのである。
その米国は、3日後の8月9日に、長崎にも原子爆弾を投下した。
長崎でも、この年の年末までに7万4千人の命が消し去られた。
2)終戦の交渉をしていた日本を無視、米国は、日本の罪なき一般市民の
大量虐殺を断行した !
米国は日本の罪なき一般市民を大量虐殺した。
松井一実広島市長は8月6日の平和宣言でこう述べた。
「辛うじて生き延びた人々も人生を大きく歪(ゆが)められ、深刻な心身の後遺症や差別・偏見に苦しめられてきました。
生きるために盗みと喧嘩(けんか)を繰り返した子どもたち、幼くして原爆孤児となり今も一人で暮らす男性、被爆が分かり離婚させられた女性など――苦しみは続いたのです。」
広瀬隆氏は、『東京が壊滅する日』(ダイヤモンド社)http://goo.gl/giZZWz、にこう記す。
3)原爆投下のすべての目的が、 財閥が得る巨額の収入にあった !
「原爆投下のすべての目的が、財閥が得る巨額の収入にあったことは動かし難い事実である。」
広瀬隆氏は、原爆と原発が「双子の悪魔」であると指摘する。
グローバルな強欲巨大資本が、飽くなき利益追求のために「原爆と原発」の開発、使用、拡散に突進してきたのが、1942年に「マンハッタン計画」が始動して以来の世界の歴史なのである。
広島、長崎の罪なき市民が、米国によって、グローバル巨大資本の強欲資本主義によって地獄に突き落とされた。
しかし、いまだに、この極悪非道の残虐な犯罪に対する、断罪もなければ、謝罪もないのだ。
4)原爆と原発・「双子の悪魔」で巨利を獲得し続ける米国・巨大資本
に隷属する安倍政権だ !
その米国に安倍晋三政権はひれ伏し、服従し、隷属しているのである。
松井一実市長は、いまこの日本で、戦争を推進する法制が強行制定されていることについて言及しなかった。そして、安倍政権は核の輸送すら否定しない。
70年前の惨事の教訓を踏まえるどころか、同じ過ちを犯しつつある安倍政権に対して、何ひとつ、モノを言えない挨拶を平和宣言の名の下に朗読したのである。
70年前の8月9日に、長崎に投下された原爆で被爆し、その後、亡くなられた永井隆博士が「いとし子よ」という言葉を遺された。永井博士は、このなかで次のように述べている。
5)どんなに難しくても、これは善い憲法 だから、実行せねばならぬ !
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