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 川内原発1号機が再稼働 ! 九州電力、新規制基準下で初 !
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投稿者 青木吉太郎 日時 2015 年 8 月 14 日 20:40:18: jobfXtD4sqUBk
 

川内原発1号機が再稼働 ! 九州電力、新規制基準下で初 !

「川内原発」再稼働を急ぐ鹿児島県知事と九州電力の深〜い“蜜月関係” !

内藤千百里の告白,関西電力が歴代首相に献金していた事実を !




T 安倍政権下、川内原発1号機が再稼働 !

(www.asahi.com/:2015年8月11日より抜粋・転載)

九州電力は、8月11日午前10時半、川内(せんだい)原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)の原子炉を起動し、再稼働させた。
東日本大震災後の新規制基準下で全国初の再稼働となる。
1年11カ月ぶりに「原発ゼロ」が終わり、再び原発による電力供給が始まる。ただ、再稼働反対の声は根強く、原発周辺では市民らが抗議の声を上げた。

特集:川内原発

8月11日午前10時半、九電の作業員が川内原発の中央制御室で、原子炉内で核分裂を抑えていた制御棒を操作するレバーを倒した。制御棒32本を引き抜く作業が始まり、原子炉が起動した。

 半日後の午後11時ごろ、核分裂反応が連続的に起こる「臨界」の状態となる見通し。核分裂の熱でつくる蒸気でタービンを回して発電する。14日に発電・送電が始まり、出力が徐々に上げられ、8月下旬にフル出力となる。9月上旬に営業運転に移る予定である。

 九電の瓜生(うりう)道明社長は、再稼働後、「原子炉起動は再稼働工程の重要なステップの一つ。引き続き国の検査に真摯(しんし)に取り組み、安全確保を最優先に今後の工程を進める」とのコメントを出した。

 2011年3月の東京電力福島第一原発事故を踏まえ、新規制基準では地震や津波への対策が厳しくなった。新規制基準が施行された13年7月、九電は原子力規制委員会に川内原発の審査を申請。耐震補強や安全設備などに、玄海原発(佐賀県玄海町)の分と合わせて3千億円超を投じるなどの対策を進めた。

 川内原発は2014年9月、全国で初めて、新規制基準を満たすと認められた。
1号機では、今年3月に規制委の使用前検査が始まり、7月に核燃料を原子炉に搬入。
約4年間運転を停止しており、九電は慎重に準備を進めた。

 震災後しばらくして、国内の全原発は停止。電力不足に対応するために関西電力大飯原発3、4号機(福井県)が一時的に再稼働したが、13年9月に再び停止した。川内1号機の再稼働で、「原発ゼロ」が1年11カ月ぶりに終わる。

 電力業界は川内1号機を皮切りに再稼働を進めたい考えだ。安倍政権も原発を重要な電源と位置づける。

 九電は10月中旬に川内2号機を再稼働させる予定。関電の高浜原発3、4号機(福井県)、四国電力の伊方原発3号機(愛媛県)も準備が進む。ただ、高浜原発については、福井地裁が今年4月、再稼働を禁じる仮処分を出した。

 一方、各原発の周辺住民の間では、原発施設外での事故対策の不備などへの不安がある。特に、高齢者が多い医療施設や福祉施設では避難計画の策定が遅れている。重大事故時の甲状腺被曝(ひばく)を防ぐ安定ヨウ素剤も、原発周辺の住民全体に行き渡っていない。

 また、川内原発がある九州では火山活動が活発で、巨大噴火への原発の安全対策が必要との指摘もある。

 震災後の節電の浸透や太陽光発電の普及などで、電力不足の懸念は「原発ゼロ」でも薄れており、猛暑の今夏も安定的な電力供給が続く。再稼働への世論の反発は残されたままなのが実情だ。(長崎潤一郎、中島健)

 〈川内原発〉1号機は、1984年7月、2号機は85年11月に営業運転を開始。
ともに出力89万キロワット。
1号機は東日本大震災後の2011年5月、2号機は同9月に定期検査で停止した。
3号機の増設も計画されたが、福島第一原発事故で凍結されている。


U 「川内原発」再稼働を急ぐ鹿児島県知事と九州電力の深〜い“蜜月関係” !

(www.nikkan-gendai.com:2014年11月8日より抜粋・転載)

◆伊藤祐一郎知事が九州電力「川内原発」の再稼働に同意 !

 鹿児島県の伊藤祐一郎知事が11月7日、九州電力「川内原発」の再稼働に同意する考えを明らかにした。福島原発事故後に作られた新規制基準の適合性審査を受けている全国13原発のうち、立地県の知事の同意は初めてだ。

 再稼働に反対する約400人の県民が庁舎や議会棟に押しかける“厳戒ムード”の中で行われた会見で、伊藤知事は「状況を総合的に勘案し、再稼働はやむを得ない」と強調。“苦渋の決断”のようなそぶりだった。


◆一度原発事故が起きれば「ある程度」の被害じゃ済まない !

 ただ、「川内原発」は原子力規制委員会が新基準に適合すると判断したものの、工事計画の審査は継続中だ。伊藤知事は、安全性について「ある程度約束されるなら」なんて言っていた。だが、一度事故が起きれば「ある程度」の被害じゃ済まないから住民は猛反対しているのだ。「判断が拙速」との批判が続出している伊藤知事はどんな人物なのか。


「東大卒業後、旧自治省(現総務省)に入省。
石川県の財政課長に出向し、北陸電力・志賀原発の立地計画に携わったことで原発に詳しくなったようです。
伊藤知事は、現在3期目で、県庁内では『原発知識は庁内で一番』といわれています」(鹿児島県政担当記者)


◆九電は伊藤知事のパーティー券を購入伊藤知事と九州電力は、ズブズブの関係 !

“原発通”のトップを電力会社が放っておくハズがない。案の定、伊藤知事と九州電力はズブズブの関係のようだ。

「九電は、伊藤知事の資金管理団体が08年4月に鹿児島市内で開いた資金パーティーの券を購入しています。09年には川内原発3号機の増設を県に申請する時期にミュージカルのチケットを知事に渡し、夫婦そろって観劇していたことが問題となりました。

九電は『事実上の企業献金』との批判を受けて今はパーティー券購入などはやめているようですが、東電・柏崎刈羽原発の再稼働に慎重な新潟県の泉田裕彦知事とは正反対です」(経済ジャーナリスト)

◆説明会を開けば、原発の問題点が逆に周知

される、だから、開催せず、再稼働を急ぐ !

「原発いらない!九州実行委員会」の青柳行信氏はこう言う。

「伊藤知事は『再稼働の同意を得られた』と言っていますが、賛成派の意見を都合よくまとめているだけ。県民説明会の開催を要望しても聞く耳を持ちません。
説明会を開けば、原発の問題点が逆に周知されるからです。だから再稼働を急ぐのでしょう」
 会見は再稼働ありきの茶番に過ぎない。


V 原子力村の元住民:内藤千百里の告白,関西電力が歴代首相に献金していた

事実,総括原価方式のからくり !

(blog.livedoor.jp/: 2014年07月28日より抜粋・転載)

【「3・11」がなければこの告白としての告発はありえなかったはずである】

 本日〔2011年7月28日〕『朝日新聞』朝刊の1面と2面にトップ記事として出た「関西電力による政治家(歴代首相)への企業献金問題」をとりあげ,考えてみたい。

 @「関〔西〕電〔力〕,歴代首相に年2000万円 計7人,〔19〕72年から18年献金 内藤〔千百里〕元副社長が証言」(『朝日新聞』2014年7月28日朝刊1面)

 関西電力で政界工作を長年担った内藤千百里(ちもり)元副社長(91歳)が、朝日新聞の取材に応じ,少なくとも、1972年から18年間,在任中の歴代首相7人に「盆暮れに、1千万円ずつ献金してきた」と証言した。
政界全体に配った資金は年間数億円に上ったという。

原発政策の推進や電力会社の発展が目的で,「原資はすべて電気料金だった」と語った。
多額の電力マネーを政権中枢に流しこんできた歴史を当事者が実名で明らかにした。

(▼2面=連載「関電の裏面史」独白 ← これは後段にとりあげる)

 内藤氏が献金したと『朝日新聞』2014年7月28日朝刊2内藤千百里証言した7人は,田中角栄,三木武夫,福田赳夫,大平正芳,鈴木善幸,中曽根康弘,竹下 登の各元首相(中曽根氏以外は故人)。

 内藤氏は、1947年に京都大学経済学部を卒業し,関電前身の関西配電に入社。1962年に芦原(あしはら)義重社長(故人)の秘書になり,政財界とのパイプ役を約30年務めた。

関電の原発依存度は震災前は5割を超え業界でも高く,原発導入を円滑に進めるには政界工作が重要だったという。

 内藤氏は2013年12月から今〔2014〕年7月にかけて69時間取材に応じ,2011年3月の東京電力福島第1原発の事故について「政府の対応はけしからん」「長年築いてきた政・官・電力の関係に問題があった」と指摘したうえ,多額の政治献金を電気料金で賄ってきた関電の歴史を詳細に語った。

 さらに「関電には芦原さんが直接,総理大臣や党の実力者に配る資金があった。
トップシークレットだった」と証言。

首相や自民党有力者らに毎年2回,盆暮れのあいさつと称して各200万〜1千万円の現金を運ぶ慣行があったと明かし,授受の様子や政治家の反応を細かく語った。

 当時は政治家個人への企業献金は法律で禁止されていないが,電力各社は1974年,「政治献金分まで電気料金を支払いたくない」という世論を受けて企業献金の廃止を宣言。

内藤氏は当時の業界は「そんなことをでき来るわけがない。政治家を敵に回したらなにも動かない」という雰囲気だったとし,その後も政治献金を水面下で続けたと証言した。
『朝日新聞』2014年7月28日朝刊3内藤千百里

 献金の理由は「一に電力の安泰。二に国家の繁栄」とし,「天下国家のために渡すカネで,具体的な目的があったわけではない。

許認可権を握られている電力会社にとって権力に対する一つの立ち居振る舞いだった。
漢方薬のように時間をかけて効果が出ることを期待していた」と強調した。

 関電広報室は「承知していない」と取材に答えた。

 

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