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翁長知事の本音は、大きな沖縄振興策を獲得することが、
正しい政策運営姿勢と判断か ?
「辺野古に基地を造らせない」事に、行動してきている主権者は、
完全な「詐欺被害者」になる !
自民党政治家にペテン師は多いからね〜
沖縄県人へ、公約撤回 犠牲強要は自民党の歴史的背信体質だ !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2015/07/31より抜粋・転載)
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1)辺野古問題の「核心」は、国の本体工事着工
を、翁長知事が阻止できるか否かだ !
2)本体工事が進捗すれば、辺野古基地建設阻止
の訴えが否認されるだろう !
3)埋め立て申請承認の撤回または取消を、国による
本体工事着工のあとであれば、基地はつくれる !
4)翁長知事の「埋め立て承認の取消」が、あまり
にも、遅れているため、公約実現は困難だ !
5)事前協議書を受理した上で、取り下げを要求すると発表する、三文芝居 !
6)翁長氏の全体行動は、本体工事着工を、「アシスト」するものだ !
以上は前回投稿済みです。以下はその続きです。
7)翁長知事の言動の実体は、「辺野古米軍基地建設容認」の行動になる !
国に対しては、実体として「辺野古米軍基地建設容認」の行動になるのである。
「正体」がばれなければ、国にとって「グッドジョブ」ということになるだろう。
7月5日付の日経新聞が、翁長雄志氏の後援会長をしている、宮城篤実前沖縄県嘉手納町長に対するインタビュー記事を掲載した。
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/post-8b4c.html、宮城篤実氏は、記事のなかで、
「辺野古への移設を阻止できると思いますか」の質問に対して、「相手は国家権力だ。辺野古での工事が完了し、日米で使用を開始するとなったときにそれを止める方法は県にはない。
しかし、それで翁長知事が負けたことにはなるとは思わない。
8)翁長雄志氏の後援会長の発言は、 精一杯努力した形を見せる内容だ !
知事は権限の範囲内で精いっぱいやればよい」と答え、さらに、「『この程度は何とかしてほしい。その負担に応えて支援をしましょう』ということで、何らかの妥協点が示される」と述べた。
まさに、現実そのままに見える発言を示したのだ。
那覇空港の第二滑走路、西普天間地区に計画されている国際医療拠点沖縄県本部町へのUSJ誘致。
辺野古米軍基地建設容認と引き換えに、これらの利益誘導策を求める勢力が確実に存在する。
9)翁長知事の本音は、大きな沖縄振興策を獲得
することが正しい政策運営姿勢と判断か ?
これらの勢力は、国と全面対決することは避け、沖縄県民を刺激しないように、「辺野古に基地を造らせない」の「ポーズ」を取りながら、実際には、辺野古米軍基地建設を黙認し、その代わりに、
大きな沖縄振興策を獲得することが正しい政策運営姿勢であると判断しているのだろう。
しかし、このシナリオで現実が進むのであれば、本当に「辺野古に基地を造らせない」
ことを望み、体を張って行動してきている主権者は、完全な「詐欺被害者」になる。
新たな沖縄の悲劇である。
10)「辺野古に基地を造らせない」事に、 行動してきている主権者は、
完全な「詐欺被害者」になる !
翁長雄志氏は、知事選の出馬表明の際に、最後まで、「埋め立て承認の撤回・取消」の確約を拒んだ。記者会見のなかで、翁長氏は、逆ギレしている。
2014年10月9日付ブログ記事、「沖縄の主権者必見「翁長雄志氏出馬表明会見」」
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2014/10/post-004e.html、「出馬会見動画映像」
https://www.youtube.com/watch?v=aZEIXJRXFiY#t=421、の4分45秒〜6分45秒の部分
を再度確認いただきたい。
そして、実際、昨年12月に知事に就任した翁長雄志氏は、2015年8月の現時点を迎えるまでの7ヵ月以上の間、埋め立て承認の撤回・取消を実行しないできた。
7月に、有識者委員会が、「法的に瑕疵がある」、との報告書を知事に提出したのであるから、最悪でも、このタイミングで直ちに、「埋め立て承認の取消」に進むべきであった。
11)最悪でも、「法的に瑕疵がある」、との報告書を知事に提出した時点で、
「埋め立て承認の取消」に進むべきだった !
そうすれば、ぎりぎりのところで、国による本体工事着工を阻止することができたはずである。
シンガポールに主張している間に、沖縄防衛局に書類を提出させ、書類を受理してしまったのも、国による本体工事着工への「アシスト」であると批判されて、反論できないだろう。
一番の問題は、「辺野古に基地を造らせない」ことを求める人々が、翁長知事に対して「モノを言わない」ことだ。
12)一番の問題は、「辺野古基地建設反対」 の人々が、翁長知事に対して
「モノを言わない」ことだ !
「辺野古に基地を造らせない」公約を実現することは容易ではない。
そうであるなら、少なくとも、「最善を尽くす」ことが必要不可欠だが、翁長知事のこれまでの行動は、
「最善を尽くす」の真逆になっている。実質的には「完全なサボタージュ」である。
このことについて声を上げて発言する人の少なさに驚くばかりである。
(参考資料)
対米従属政権下、「敗戦から68年後も日本を占領し続ける米国」!
公約撤回 犠牲強要は自民党の歴史的背信体質だ !
(「植草一秀の『知られざる真実』」 2013/11/26より抜粋・転載)
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1) 沖縄自民党全議員 普天間県外移設公約 破棄へ !
2) 公約撤回 犠牲強要は自民党の歴史的背信だ !い。
3) 沖縄の民意は無視して、「沖縄負担固定化」は理不尽 !
4) 政治的理由をなくせば、沖縄に基地は不要になる !
以上は前回投稿済みです。以下はその続きです。
5) 沖縄自民党全議員 普天間県外移設公約 破棄へ !
「檄文」である。檄文とは、「檄」を書いた文章。
「檄」とは、昔,中国で戦争の際に同志を、募ったり,あるいは役所の通達・
布告を知らせるために木札に書かれた文書。またその文体をいう。ふれぶみ。
自分の考えや主張を述べて大衆に行動を促す文書。檄文。ふれぶみ。
自民党の沖縄選出議員5名が、全員、選挙公約を破棄する方針を表明した。
「普天間移設 沖縄全5議員「辺野古」移設容認へ」マスメディアは、この見出しで事実を伝えるが、正しくは、「沖縄自民全議員 普天間県外移設公約 破棄へ」である。
自民党選出の沖縄県国会議員5名が、普天間飛行場の辺野古移設を認める方針を表明した。
これらの議員は、選挙の際に、沖縄県民に対して、普天間基地の県外移設方針を公約として掲げた。
この公約を一方的に破棄して、名護市の辺野古海岸に米軍基地を建設することを認める方針を示したのである。
6) 公約撤回 犠牲強要は自民党の歴史的背信体質だ !
琉球新報は、11月26日付紙面に、「公約撤回 犠牲強要は歴史的背信だ 辞職し有識者に信を問え」のタイトルを付したと檄文=社説を掲載した。
沖縄県民の意思を踏みにじる安倍政権と沖縄選出自民党議員を糾弾する文章である。
「公約は有権者との約束だ。それを裏切るなら、そもそも公約をする立場に立つべきではない。
自民党国会議員3氏が米軍普天間飛行場の辺野古移設容認を表明した。
たやすく圧力に屈し、主張を撤回するなら政治家の資格はない。
屈服でないと言うなら、容認が正しいと判断した根拠を堂々と有権者に訴え、審判を仰ぐのが筋だ。いずれにせよ先に容認した2氏を含め、自民国会議員の5氏全員、職を辞して信を問うべきだ。
首相官邸も自民党本部も「オール沖縄」の民意を知りつつ、力ずくで屈服させた。暴政は植民地扱いに等しく、許しがたい。」
沖縄には、日本に存在する米軍専用施設の73.8%が集中している。
安倍政権は、普天間飛行場の返還を実現して、沖縄県民の負担軽減を図るとしているが、普天間飛行場の代替施設を沖縄県内に移設する場合、沖縄負担率は73.1%にしか低下しない。
7) 沖縄の民意は無視して、「沖縄負担固定化」は理不尽 !
沖縄負担軽減ではなく、「沖縄負担固定化」なのである。
辺野古海岸は沖縄県の北部に位置する。
辺野古海岸はジュゴンが生息する美しい海、かけがえのない自然資産の存在する場所である。
ここに巨大で醜悪な軍事基地を建設する正当性は皆無である。
辺野古に基地を建設する意味について、森本敏元防衛相が述べた言葉を、琉球新報は次のように伝える。
「森本敏前防衛相は普天間基地の移設先について「軍事的には沖縄でなくてもよいが、政治的には沖縄が最適の地域だ」と述べ、海兵隊の常駐場所は沖縄でなくてもよいと暴露した。
基地に反対する本土の民意は重く見るが、沖縄の民意は無視していいということだ。本土のために沖縄は犠牲になれというに等しい。」
―以下省略―
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