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礒崎首相補佐官:参考人招致の発言と質疑要旨・講演での発言要旨 !
礒崎氏はツイッターでけんか腰の論戦を展開 !
法的安定性はなぜ重要なのか ?
安倍政権の家来・NHK、礒崎氏参考人質疑を中継せず !
毎日新聞 2015年08月04日 03時43分より抜粋・転載)
8月3日の参院平和安全法制特別委員会で、参考人招致された礒崎陽輔首相補佐官の発言と質疑の要旨は次の通り。
【鴻池委員長が礒崎氏を「説教」】
「参院は衆院の下部組織ではない」
<NHK>礒崎氏参考人質疑を中継せず
タイムライン【どうなる安保法制】
◇礒崎氏の冒頭発言
7月26日の国政報告会での私の軽率な発言によりご迷惑をお掛けした。
国民、与野党に心からおわびする。私は平和安全法制において、法的安定性は重要と認識している。安全保障環境の変化も議論しなければならないことを述べる際に「法的安定性は関係ない」との表現を使ってしまったことにより、大きな誤解を与えてしまった。
大変申し訳ない。この発言を取り消す。法制の成立時期に関する発言をしたことも深くおわび申し上げる。
私の個人的な見立てを申しあげたが、首相補佐官として極めて不適切だった。今後も首相補佐官としての職務に精励していく所存だ。
◇法案の成立時期
鴻池祥肇委員長: 先の大戦の反省から、衆院の拙速を戒めるのが参院の役割だ。
参院審議をしている中で「9月中旬に法案を上げたい」という発言はいかがなものか。
参院は衆院の下部組織、官邸の下請けではない。
礒崎氏: 発言の後に「相手方もあるのでなかなか簡単にはいかない」と強調したかった。時期的なことを申し上げたのは極めて不適切だった。
◇礒崎陽輔首相補佐官の進退
福山哲郎氏(民主): 政府は法的安定性を維持しながら集団的自衛権行使を限定容認したと強弁してきた。ちゃぶ台をひっくり返したのも同然だ。責任は極めて重い。職を辞すべきだ。
礒崎氏: 発言は取り消した。補佐官の職務に専念することによって責任を果たしていきたい。
福山氏: 首相からいつ注意を受けたのか。首相から進退の言及は。
礒崎氏: 7月28日の夕刻に、首相から「誤解を生むような発言をすべきではない。注意しなさい」とおしかりを受けた。進退についての言及はなかった。
◇違憲論
福山氏 雑誌で「解釈変更が違憲だということを聞いたことがない」と発言しているが、根拠は何か。
礒崎氏 私の感覚で言った。きちんとした根拠もなくそのような発言をしたことは軽率だった。おわびを申し上げたい。(共同)
◇礒崎氏の7月26日の講演での発言要旨
最高裁は、砂川事件判決で「日本には自衛権がある」としたが、中身については何も言わなかった。
だから、政府が「わが国の自衛権は必要最小限度でなければならない。
集団的自衛権は必要最小限度を超えるから駄目だ」と解釈してきた。
その後、北朝鮮がミサイルを開発し、中国も軍備を拡張している。
40年たって時代が変わったので「集団的自衛権でも、わが国を守るためのものなら良いのではないか」と提案している。何を考えないといけないか。
法的安定性は関係ない。わが国を守るために必要な措置であるかどうかを基準にしないといけない。
参院では、自民党の質問時間をしっかり取りたい。野党に質問時間を譲ることはない。
衆院は、譲り過ぎてしまい、自民党の質問時間が短かった。参院はそういうこともやってまいりたい。
なかなか大変な議論になる。頑張っていくが、これがどこまで行くか。
(9月)中旬までには何とか終わらせたいと思っているが、相手のある話だ。終わるまでしっかり頑張っていきたい。
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■ことば
◇法的安定性
法律の解釈や体系は確固たるもので、むやみに変えてはいけないという考え方。行政や司法が法律に基づいて行われる「法治国家」の原則の一つで、法的安定性が揺らぐと法律への信頼が失われたり、社会が混乱したりする恐れが指摘されている。
政府は昨年7月、憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使を容認したが、1972年の政府見解で認めた「わが国の存立を全うするために必要な自衛の措置」の枠内だと説明。
従来の解釈の「基本的な論理」は保たれ、法的安定性は確保されていると主張している。
(参考資料)
T 安倍首相の足を引っ張る礒崎首相補佐官
「法的安定性」で炎上、それでも喧嘩腰主張
(gunosy.com/:2015年07月28日より抜粋・転載)
★首相補佐官が、首相の背後から 鉄砲を撃つという珍しい事態 !
安倍内閣の重要政策について首相に進言するはずの首相補佐官が、結果的に首相の背後から鉄砲を撃つという珍しい事態に発展している。
★首相補佐官は、安保法案と憲法との関連、「法的安定性は関係ない」と主張 !
礒崎陽輔首相補佐官が、政府が今国会での成立を目指す安全保障関連法案と憲法との関連について「法的安定性は関係ない」と述べたためだ。
★政府は、「法的安定性には配慮している」 といった答弁を繰り返してきた !
政府は、これまで、「法的安定性には配慮している」といった答弁を繰り返しており、発言をそのまま受け止めれば、政府見解と真っ向から対立することになる。
野党は、礒崎氏更迭を求めるなど攻勢を強めており、発言が政府の足を引っ張ったことは確実だ。
★礒崎氏はツイッターでけんか腰の論戦を展開 !
礒崎氏をめぐっては、15年5月にもポツダム宣言の文言に反発するかのような発言をして政府が沈静化を図ったという経緯がある。
いわば「イエローカード」が出ていたとも言えるが、それからわずか2か月後にオウンゴールを繰り返してしまった形だ。だが、この期に及んでも礒崎氏はツイッターでけんか腰の論戦を展開しており、このままでは新たな失言が飛び出す可能性は高い。
U 磯崎陽輔首相補佐官が「関係ない」と
言った、法的安定性はなぜ重要なのか ?
(blog.goo.ne.jp/:2015年07月28日 より抜粋・転載)
安倍政権の戦争法制
安倍首相の懐刀の磯崎陽輔首相補佐官が、戦争法案の合憲性について、2015年7月26日、堂々と講演で、「(従来の憲法解釈との)法的安定性は関係ない。
国を守るために必要な措置かどうかは気にしないといけない。
政府の憲法解釈だから、時代が変われば必要に応じて変わる」
と言っちゃったことが、やはり大問題になっています。
枝野幹事長ら民主党は、磯崎氏の首相補佐官解任を求め、安保法制特別委の理事会は、28日午前に同発言を協議し、自民党は、礒崎氏が党の聴取で、「国民や委員会運営にご迷惑をおかけした。心から反省し、おわび申し上げる」と謝罪したと報告しました。
★菅官房長官:法的安定性を否定するようなことは
なかった」と言い訳 ! ペテン師 ?
ちなみに、菅官房長官は27日の記者会見で、「安全保障環境の変化を十分に踏まえる必要があるという認識を示したもので、法的安定性を否定するようなことはなかった」
とわけのわからないことを言っています。
★自民党・3馬鹿トリオで始まる 参院の戦争法案審議 !
「法的安定性は関係ない」と言い切っているのに、法的安定性を否定するようなことはなかった、ってどういうこと?
安倍首相、磯崎陽輔首相補佐官、山本一太議員の3馬鹿トリオで始まる参院の戦争法案審議。
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