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ザハ・ハディド氏が安倍首相に書簡=デザインのやり直しは、根本的な
問題解決につながらない !
新国立建設費「資材費高騰が原因」!
オリンピック誘致は、憲法違反・民意無視の暴走隠しに有効で〜す !
政官業癒着・自公政権下、巨大利権・利益拡大のために、オリンピックが
熱望されている !
T 原案デザインをした、ザハ氏が安倍首相に書簡 !
(news.ameba.jp/:2015年07月29日 より抜粋・転載)
提供:時事通信:
☆ザハ氏:デザインのやり直しは、根本的な問題解決につながらない !
2020年東京五輪・パラリンピックのメーン会場となる新国立競技場の建設計画が白紙撤回となった問題で、原案デザインを手がけた女性建築家ザハ・ハディド氏の事務所は、7月28日、ホームページに声明を出し、建設費膨張の原因は「東京の建設需要の増加や円安による輸入資材費高騰」だと反論した。
その上で、安倍晋三首相に協力する意向を伝えたと明らかにした。
☆「十分な競争がなく拙速に建設業者を 選べば、建設費の高騰を招く !
声明は「建設費増加はデザインが原因ではない」との立場を改めて表明。「十分な競争がなく拙速に建設業者を選べば建設費高騰を招くと(日本側に)警告したが、聞き入れられなかった」と主張した。また、「デザインのやり直しは、根本的な問題解決につながらない」と強調した。
☆ザハ氏は、計画見直しを支援すると申し出た !
一方で、「安倍首相に書簡を送り、計画見直しを支援すると申し出た」と明らかにした。
これに対し、菅義偉官房長官は、7月29日午前の記者会見で、「(ハディド氏側から)書簡が届いていると聞いている。
下村博文文部科学相、遠藤利明五輪担当相が対応を検討する」と述べた。 【時事通信社】
U 政治に対する不満・関心をそらすうえで、オリンピック誘致は有効 !
憲法違反・民意無視の暴走隠しに有効で〜す !
政官業癒着・自公政権下、巨大利権・利益拡大
のために、オリンピックが熱望されている !
他国のメインスタジアム建設費用は、500〜600億円位が実態 !
政治屋に建設費の5%がキックバックされる事が通例 !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2015/07/13より抜粋・転載)
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1)政治に対する不満・関心をそらすうえで、オリンピック誘致は有効 !
無駄な競技場を作るのに、2500億円もの巨大な費用を投入できる財力があるなら、消費税の更なる増税は、必要がない。
こんな無駄満載の利権事業を放置しておいて、国民に過重負担を強制することは、まったく正当化されない。そもそも、オリンピックを日本に誘致する必然性はない。
政治に対する不満、政治に対する関心をそらすうえで、オリンピック誘致は有効だろう。
また、スポーツは、新しい巨大利権産業である。
2)巨大利権・利益拡大のために、 オリンピックが熱望されている !
この視点で、利益拡大のために、オリンピックが熱望されていることも事実だ。
スポーツそのものを否定する考えはないし、アスリートを批判する考えもない。
しかし、オリンピックを喰いものにしようとする利権集団、シロアリ集団は百害あって一利なしの存在だ。
そもそも、日本のメディアは、日本の財政事情がギリシャ並みだと宣伝し続ける存在である。
本当に日本財政が崩壊寸前というなら、とてもオリンピックなどにうつつを抜かしている状況ではないだろう。
財政事情も厳しいから、「コンパクトな大会」にすると言うなら、既存の施設を有効活用して、費用をかけずに、国民に負担をかけずに開催するのが筋である。
3)招致活動では、「都市の中心で開催する コンパクトな大会」と銘打っていた !
現に、オリンピック招致活動では、「都市の中心で開催するコンパクトな大会」と銘打っていたのではないか。ところが、オリンピック招致が決まると、様相がまったく変わった。
国立競技場を解体して、新しい国立競技場を作るという。
その費用に、2500億円もの金を注ぎ込むことが推進されている。
しかも、そのデザインについては、惨憺たる悪評が、つきまとっているのである。
4)デザインは、惨憺たる悪評、 コンペ自体が、疑惑まみれ !
コンペでデザインが決定されたと言うが、そのコンペ自体が、疑惑まみれの代物である。
『月刊FACTA』2014年9月号は、「新国立競技場に森・石原「密約」と題する記事の冒頭に、次のように記述した。
「ベチャッとつぶれたカブトガニに似て、誰が見ても醜い。余計な尾剣とビラビラの鰭を切りとった見直し案でも、窮屈そうでおよそ建築の美とはほど遠い。2020年東京オリンピックのメーン会場となる新国立競技場の基本設計案のことである。」このデザインを絶賛する専門家はほとんどいない。
5)ザハ案決定は、「出来レース」? 安藤コンペ」 !
FACTA記事は、「出来レース」?安藤コンペ」、の見出しを付けて、次のように記述した。
「コンペ自体が問題だった。審査委員会は、委員長の安藤ら10人だが、46応募作品からザハ案に絞っていく過程が、東京新聞の情報公開請求で明らかになった。
最後は、ザハ案とアラステル・リチャードソン案と妹島和世案の三つに絞られ、安藤が、まず妹島案を落とした。
二次選考で最終判断を委ねられた安藤は「日本の技術力のチャレンジになる」という理由で、ザハ案に決めたが、関係筋は「出来レース」と解説する。」
大きな問題になっている新国立競技場は、デザイン選定の過程から、疑惑が渦巻く問題案件だったのである。
6)野田政権も安倍政権も利権まみれ、利権複合体政権だ !
安倍政権は、野田政権時代に決定されたと自己弁護するが、野田政権も安倍政権も利権まみれ、利権複合体政権である点において、まったく相違はない。目くそ、鼻くその類いである。
安倍晋三氏は、新しいデザインを決定して新競技場を差し替えることは時間的に難しいと言うが、そんなことで、血税を無駄な施設に投入することが許されるわけがない。
建設が無理なら、大会開催を返上する決定を急げばよいだけのことだ。
日本の主権者の多数が、新国立競技場建設の現状案に反対している。
この声を無視することは許されない。
財政事情が逼迫していると政府が喧伝するなかで、2500億円、恐らくは、それ以上に膨らむであろう、箱もの建設への無駄遣いを放置してよいわけがない。
直ちに建設計画全体を見直し、差し替えるべきである。
7)他国のメインスタジアム建設費用は、500〜600億円位 !
1996年以降のオリンピック開催地におけるメインスタジアム建設費用は以下の通りである。
1996年 アトランタ 254億円
2000年 シドニー 660億円
2004年 アテネ 355億円(改修)
2008年 北京 513億円
2012年 ロンドン 600億円
2016年 リオデジャネイロ 550億円(改修)
2020年 東京 1625億円→2500億円
これを見ても、新国立競技場の建設費が飛び抜けて大きいことが一目瞭然である。
8)政治屋に建設費の5%がキックバックされる事が通例 !
箱もの建設の場合、政治屋に建設費の5%がキックバックされる、というのは業界関係者の共通認識である。
箱ものに巨大な費用を投入することは、建設業者およびシロアリ政治屋にとっての大きなメリットなのである。
新国立については、先述の「月刊FACTA」が、次の事情を伝える。
「新国立? ああ、あれは、2016年東京五輪招致失敗後、森喜朗元首相と石原慎太郎都知事(当時)が交わした密約があるんですよ。国と都で建て替え費用を折半するという密約がね。それが、生きてるんです」
9)森元首相と石原都知事が交わした密約
があり、コンペが、密室で強行された !
「国立競技場の運営主体、独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC)によるコンペが、ほとんど密室で強行された理由も、この密約に帰す。
2012年3月にJSCは、新国立建設計画のため有識者会議を立ち上げるが、14人の委員のうち建築家は安藤忠雄(72)だけで、森も名を連ねていた。
有識者会議は、たった2回、下部の三つのワーキンググループも2〜4回しか開かず、8カ月後にザハ案に決めてしまう。」何と醜悪な実態であるか。
NHKはギリシャ情勢を報道する際に、ギリシャと日本を比較することを忘れない。
日本の政府債務の対GDP比がギリシャよりも悪いと強調する。
たしかに日本の政府債務金額は1000兆円を超えている。
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