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小沢代表の主張:「反骨的なDNAが入っている」
アテルイと自身について、自民党の報道圧力発言について、
対米隷属・自民党体制は、改革派人物を抹殺する暗黒社会を構築 !
(第1回)
小沢一郎代表 定例記者会見(2015年6月30日)
(www.seikatsu1.jp/より抜粋・転載)
6月30日午後、国会内で小沢一郎代表が定例記者会見を行いました。
会見概要は以下の通りです。
【質疑要旨】
阿弖流為(アテルイ)と小沢代表の政治的立脚点について
自民の報道圧力発言について
維新の党の安保法制独自案について
安保法制の国際公約化問題と政局への影響について
秘密保護法と軍事費の関係について
社民との参院統一会派について
公共事業バラマキの震災復興への影響について
◆阿弖流為(アテルイ)と
小沢代表の政治的立脚点について
Q.:7月から新橋演舞場で『 阿弖流為(あてるい)』 という歌舞伎が上演されます。
小沢代表の地元の歴史上の人物のことでご存知と思います。
小沢代表が以前ある雑誌のインタビューで、ご自身の政治的な立脚点、出自として「阿弖流為(あてるい)」と同じで、どちらかと言うとエスタブリッシュからは距離を置いたところから出てきたと仰っていました。
それは田中角栄さんも 、御父上の小沢佐重喜さんも同様にという趣旨のお話しでした。
今でもそのお考えに変わりはないでしょうか。
A. 小沢一郎代表:
何というか、歴史的にずっと考証してみても多分そうだと思う。
人類学的には、日本の場合は、以前は縄文が先で東日本中心に、弥生が半島・中国から来てそこから弥生文化がどんどん日本全体に広がったというあれをとっていました。
もともと縄文は、九州から北海道まで全部あったのです。
その上に渡来の稲作その他もあるでしょうが、弥生文化もまたこれ全部その上に被さってきたというわけです。
人類学的には日本人というのは、かなり以前に混血していますから、ある意味で皆同じだと思います。
東北でもちょっとアイヌ民族は違います。
蝦夷(えみし)蝦夷(えぞ)と呼ばれていたのは、蔑称なのです。
俘囚とか色んなこと言われていて、大和朝廷の権力に伏さない連中をそう呼んでいたわけです。
だから民族的には同じだと思うけれど、やっぱり東北というのは、かなり中央政府に属さないで経過した期間が多いですから。
縄文以来の色んな文化的な色んなものを継承してきたかも知れない。
明治以来もうほぼ150年。150年前にさえ、朝敵の汚名を着せられた我々はやられたわけだ。
「白河以北」と言って、「白河以北 一山 百文」 と。原敬は「一山」とした。
そういう意味でかなり明治以降、近代化の中でも非常にそういう意識が残ってきたのではないか。
軍閥、行政官僚というのは、どちらかと言えば、ずっと薩長中心の人脈の中で来ましたから。
やっぱりある意味、反骨的な、原日本人的なDNAは入っているかも知らんね。
◆自民党の報道圧力発言について
Q.:先日の自民党若手議員勉強会での百田尚樹さんと自民党若手議員の(報道圧力)発言について、また今の自民党の姿勢や安倍首相の国会での答弁についてのご意見をお伺いします。
A.小沢一郎代表:
若い人の発言とは、あの「マスコミ批判」の話しですね。
党の会合で行うということは、ちょっと不見識な、また不謹慎なことだと思います。
ただ、メディアの人がもう少し怒らなければいけないと思います。
そういう意味で、やっぱり安倍さんの発言にしろ、閣僚の発言にしろ、かつてならば、内閣そのもの、あるいは少なくても国務大臣のポジションが非常に危うくなるような性格の発言が、
最近多々あります。
しかし何となくあまり取り上げられないという傾向になっています。
ということは、プラス・マイナスありますけれども、ちょっと全体が無気力と言うか、そういうような雰囲気を感じる昨今です。
Q.:自民若手議員の発言を受けて、自民党の中でそれほど闊達な議論は見られません。
小沢代表は以前から、かつての自民党と今の自民党では全く違うと仰っています。
単純にこれは清和会の政権が続いていて「小さな政府」タカ派の路線ということだけではないように思います。
どういったことが変わっていて、その転換点はどの辺にあったとお考えですか。
A.小沢一郎代表:
直接のきっかけがどの辺かということはあるのだけど、小泉郵政選挙、小泉内閣そして郵政選挙ということが1つの何とはなしに自民党の皆の頭にあるのかな。
地盤のしっかりした人、それなりのいわゆる実力者というか、かつてそういうふうに少なくても呼ばれていたようなポジションの人が、もう少し自分自身の主張をしてもいいのではないかというふうに私は思います。
自民党はそれこそ以前から、右から左色んな違う意見がありました。
それを結構それぞれ喋っていました。
それも政党として、どうかと思うくらい違う意見を、結構党内で喋っていた政党でした。
それぐらいあらゆる意見を包含しながらやっていた政党でしたが、今はちょっともうそういう
雰囲気はまったく見られない。
選挙心配でということは、選挙する身として分からんでもないけれども、今言ったようにきちっと地盤の強いそれなりの人は、もうちょっとピリッとした話しを、自分の主張をしてもいいように、今は外野席からですが思います。
―この続きは次回投稿します―
(参考資料)
政官財と大マスコミ・御用学者の「大罪」
対米隷属・自民党体制は、改革派人物を
抹殺する暗黒社会を構築 !
大前研一氏の主張:
1)政官財に大マスコミと御用学者
を加えた「鉄のペンタゴン」
小泉政権以降、利権集団は、多角化・大規模化して、政官財(鉄のトライアングル)に大マスコミと御用学者を加えた「鉄のペンタゴン(五角形)」になっているのだ。しかも、ペンタゴンでは終わらず、ヘキサゴン(六角形)、セプタゴン(七角形)、オクタゴン(八角形)と、どんどん多角化している。
政・官による財界取り込み工作が成功したのである。
さらに、官僚は、御用学者および大新聞・大マスコミの取り込み工作を、政府の審議会や懇談会を通じて進めてきた。
審議会や懇談会のポストをエサにして、官僚は、学者と新聞社・論説委員クラスを自分たちの味方に引き入れ、政府・官僚に対する批判的な意見を「封じ込めている」のだ。
さらには、「官」のなかでも、「検察庁」や「国税庁」といった正義感を持って、仕事をしなければならない、国家権力を代表する機関が、「マスコミと癒着」し、相互依存の関係になってしまった。
2)司法機関も鉄のペンタゴンと癒着、
鉄の八角形 !
つまり、「鉄のセプタゴン(八角形)」が出来上がったわけである。
官僚側が危機感を持ち、敵になりそうな人物や組織を、自分たちの「利権システムの中に取り込んでいく」作業を、極めて巧妙に進めたことにより、今では、政府に盾突く人物も組織も、ほとんど見当たらなくなってしまった。
また、それでも自民党体制に盾突くような人物(改革派人物)は、スキャンダル(なければ捏造して)をマスコミに流しておとしめたり、国税庁を総動員して脅したり、黙らせる手段は多様化し、効果も抜群になってきている。
マスコミが、洪水のように、そういう意図的な情報をリークすると、大部分の人々は、批判する材料もないままに、「政府・官僚の情報操作」にまんまと乗せられることになる。
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