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翁長知事は、「辺野古に基地を造らせない」・公約を絶対に守り抜くのか、
強い疑問が生まれている !
「何らかの妥協点が示される」発言に、「移設に反対する」真の理由
が浮かび上がる !
菅原文太さんの「遺言」と、「沖縄方式」の深い叡知 !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2015/07/07より抜粋・転載)
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1)後援会長:翁長氏の公約は、「辺野古に基地を
造らせない」でなく、「移設反対」だ !
2)「辺野古に基地を造らせない」と「移設に反対する」はまったく違う !
3)翁長氏は「辺野古に基地を造らせない」・公約を闇に葬るのか?
4)何らかの妥協点が示されるならば、基地をゼロにしろとは言わない !
5)翁長氏が「移設に反対した」アリバイを残す
なら、公約未実現でも責任回避できる考え !
6)埋め立て承認の撤回ないし取り消しの公約を
指摘した記者に、逆ギレした翁長氏 !
7)国と対立することなくして、「辺野古に基地を
造らせない」の公約実現は不可能 !
8)知事権限を活用し、一切の妥協、裏取引を排除、
全身全霊で取り組んで、初めて活路が開ける !
以上は前回投稿済みです。以下はその続きです。
9)「何らかの妥協点が示される」発言に、
「移設に反対する」真の理由が浮かび上がる !
宮城氏の言葉から、「移設に反対する」理由が浮かび上がる。
「『この程度は、何とかしてほしい。その負担に応えて支援をしましょう』ということで、何らかの妥協点が示される」とまで、あからさまに述べているのである。
この発言を聞いて、「辺野古に基地を造らせない」ために、体を張って行動している人々は、一体どのような感想を持つのだろうか。
10)那覇空港の第二滑走路等が、辺野古米軍基地との取引材料に使われている !
那覇空港の第二滑走路、西普天間地区に計画されている国際医療拠点、沖縄県本部町へのUSJ誘致。これらが、辺野古米軍基地との取引材料に使われている。
「辺野古に基地を造らせない」の公約を命懸けで実現することよりも、沖縄振興策の旨味を存分に引き出すことの方が重要だと考えていると見られても仕方がないだろう。
この図式が真実であるなら、仲井真弘多前知事のスタンスと何も違いはないということになる。
客観情勢からみて、翁長氏は、検証委員会の報告を受けて、埋め立て承認の撤回または取消に進まざるを得ないだろう。
11)「辺野古に基地を造らせない」・公約を絶対に
守り抜くのか、強い疑問が生まれている !
しかし、「辺野古に基地を造らせない」を絶対に守り抜く、実現できないなら辞職して責任を明らかにする、との考えを有しているのかどうか、強い疑問が生まれている。
すべての沖縄県民が確認しておかなければならないことは、翁長雄志氏の選挙公約が「辺野古に基地を造らせない」であって、「移設に反対する」ではないことだ。
「辺野古に基地を造らせない」を実現できないなら、直ちに翁長氏の知事職を解くべきである。
昨年の11月1日、沖縄県那覇市で「オナガ雄志うまんちゅ1万人大集会」が開催された。
故菅原文太さんがスピーチでこう述べた。
12)仲井真知事は、沖縄の人々を裏切り、公約を反故にして、辺野古を売り渡した !
「(仲井真知事は)今、最も危険な政権と手を結んだ。沖縄の人々を裏切り、公約を反故にして、辺野古を売り渡した」そして、映画『仁義なき戦い』の最後に登場する、『山守さん、弾はまだ残っとるがよ。一発残っとるがよ』というセリフを、仲井真氏にぶつけた。
「仲井真さん、弾はまだ一発残っとるがよ」しかし、この言葉は、仲井真氏だけに振り向けられた言葉ではない。
13)「翁長さん、弾は、まだ一発残っとるがよ」 !
翁長雄志氏が、「最も危険な政権と手を結び、沖縄の人々を裏切り、公約を反故にして、辺野古を売り渡す」なら、そのときゃ、「翁長さん、弾は、まだ一発残っとるがよ」になるよと、翁長雄志氏に警告を発したものなのである。
(参考資料)
菅原文太さんの「遺言」と、「沖縄方式」の深い叡知 !
菅原文太さんは、かなり病気が進行していた
状況だったが、沖縄に来て、怒りの戦闘宣言 !
総選挙、自民、沖縄の全4選挙区で敗北 !
◆菅原文太さんの演説要約:
(鈴木 耕 - Blogos:2014年12月3日より抜粋・転載)
…沖縄の風土も、本土の風土も、海も山も空気も風も、すべて国家のものではありません。そこに住んでいる人たちのものです。
辺野古もしかり。勝手に他国へ売り飛ばさないでくれ。
そうは言っても、アメリカにも良心に篤い人々はいます。中国にもいる、韓国にもいる。その良心ある人々は、国は違っても同じ人間だ。みな、手を結び合おうよ…
他国を貶めることで“愛国心”を煽り、それを政権の求心力にするような安倍首相への痛烈な批判である。
“国家”のためには“国民”の犠牲も厭わない。それが安倍政権のやり方だ。
冗談じゃない、国民あってこその国家ではないか。
文太さんが言いたかったのは、きっとそういうことだ。だからこそ、「いま最も危険な政府」と安倍政権を断罪したのだ。
こうも言っている。
政治の役割はふたつあります。ひとつは国民を飢えさせないこと、安全な食べ物を食べさせること。
もうひとつは、これがもっとも大事です、絶対に戦争をしないこと…
安全な食べ物…。むろん、福島原発事故を念頭に置いての発言だろう。子どもたちに安全な食べ物を、という当たり前のことが果たして守られているか。福島は終わっていない。積極的に反原発の発言をし、運動にも加わってきた文太さんの想いだ。
そして、沖縄はどうか。米軍基地の新設を“粛々と進める”などという安倍政権の姿勢に、戦争の臭いを嗅ぎ取った文太さんの、日本人全員へのメッセージが「絶対に戦争をしないこ
と」なのだ。
文太さんはこの演説で、『仁義なき戦い』のセリフを引いて、ドキリとするような言葉を吐いた。
☆仲井真さん、弾はまだ一発、残っとるがよ !
これは、最終的な闘いの宣言である。仲井真知事が「いま最も危険な政府」である安倍政権へひれ伏したことへの、怒りの戦闘宣言である。
☆反辺野古の候補者・翁長さんを、10万票もの大差で当選させた !
文太さんの言葉を受けて、沖縄の人たちは、きっちりと投票でその意志を示した。翁長さんを、10万票もの大差で、仲井真さんに圧勝させたのだ。
「残っていた弾」を、これ以上ない形で使ったのだ。
☆4人の自民党議員は、石破茂自民党幹事長の恫喝に屈した !
自民党の4人の候補はすべて、前回選挙で「普天間飛行場の、最低でも県外移設」を公約に掲げた。
その結果の当選だった。
だが、この自民党議員たちの卑屈な場面を、沖縄県民は目にしてしまった。
石破茂自民党幹事長の恫喝に屈した場面である。
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