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今の公明党・創価学会とその先師・恩師の精神と比較事例 !  7月6日は、法難の日だ !
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投稿者 青木吉太郎 日時 2015 年 7 月 06 日 23:49:32: jobfXtD4sqUBk
 


今の公明党・創価学会とその先師・恩師の精神と比較事例

特定秘密保護法(平成の治安維持法)賛成、憲法違反・集団的自衛権行使容認閣議賛成、

憲法違反・安保法案賛成、報道機関弾圧行動黙認、弱肉強食・格差拡大政策を推進して

自民党に追従する公明党・創価学会と初代会長・第二代会長の言動を比較してください。

自民党と15年超全国支援・連立・今の公明党・創価学会の行動は、

初代会長・第二代会長に違背、理念と真逆ではありませんか ?

戦後の創価学会への弾圧は、戦前の特高警察の人脈と深い関係がある !



T 7月6日は、初代会長・ 第二代会長の法難の日だ !

戦時中、1943年(昭和18年)7月6日、牧口先生と戸田先生は、逮捕された。
悪法たる治安維持法の違反と不敬罪の容疑であった。

日蓮大聖人の仏法は、本来万人が妙法の当体であり、仏の生命を具えた尊極無上の存在であると教える。「生命の尊厳」を守り抜き、「人間の平等」を打ち立てる根本の哲理である。

それは、国家神道を精神の支柱として、思想を統制し、一国を挙げて、戦争を推し進めようとした、軍部政府とは、真っ向から対立するものであった。

U 牧口会長・戸田理事長等への戦時中・軍部権力による法難

@ 地元有力者や政治家からの迫害

牧口には、“教育にかかわりのない者が権力にものをいわせて教育に口を出すべきではない”という、一貫した強い信念があった。

大物政治家は、前々から、それが面白くなかったようだ。
そこで、地元有力者の意向を聞き入れ、牧口を左遷する。権力におもねらず、信念を貫こうとすれば、迫害という嵐が競い起こる。

それに負けぬ強さを持つことこそ、改革者の条件である[1]。


A 創価教育学会への国家権力からの迫害

創価教育学会の神社参拝拒否、神札の奉祀拒否の態度が、治安当局・特高刑事から監視されるようになった。
起訴状によれば、牧口会長は、治安維持法違反と神宮に対する不敬罪で起訴されたことが記述されている[2]。

国家神道を宗教の正邪のうえから謗法として戒め、勇猛果敢に折伏を進める創価教育学会を、戦時中の当局が看過するはずがなかったのである。

戦時下にあっても、学会は折伏を展開し、入信に際しては神札などの謗法払いを厳格に行っていた。

そして、国家神道を根本にした政府のあり方は間違いであることを主張して譲らなかったのである。

当時、学会は、会員数3000人ほどの、まだ小さな教団にすぎなった。

しかし、当局は、牧口常三郎が、国家、社会の建設のために「教育改造」を掲げ、その根本的な方途が日蓮大聖人の仏法にあるとしていることに、警戒心を強めていったようだ。
軍国主義政府に、創価教育学会を襲った。

学会の、あの神札の拒否が、弾圧を決定的なものにしたのである。
7月6日、牧口常三郎、戸田城聖らが逮捕され、翌年3月までには、学会の検挙者は21名にのぼった[3]。

牧口はこの逮捕を、国家諫暁の好機であるととらえていた。

取り調べの場は、さながら折伏、弘法の観を呈した[4]。


B日蓮正宗総本山は保身のため牧口会長を「信徒除名処分」!

戦時中、日蓮正宗・僧侶・小笠原慈聞(おがさわらじもん)は、自らが宗門の権限を握ろうとする策謀実現のために、宗門の維新を断行せよと、軍国主義・国家権力を楯にして、宗務院当局弾劾の叫びをあげていた。小笠原慈聞一派は、「不敬罪」で、大石寺を警視庁へ訴えていた。

この「小笠原慈聞の告訴」が創価教育学会への弾圧・投獄の発端となった[5]。

日蓮正宗首脳は、昭和18(1943)年6月、ついに神札受諾を公的に徹底する方針を固め、それに頑強に抵抗していた牧口会長と創価教育学会幹部を大石寺に呼び、当時の法主・日恭の立会いのもと、創価教育学会も神札を祀るように命じた。

牧口会長はその受諾は、日蓮大聖人の仏法に背くものであると考えて、「神札は、絶対に受けません」と厳然と拒否した[6]。

一方、日蓮正宗・宗務院は、弾圧を恐れ、国家神道に迎合し、御書の発行を禁止したり、勤行の御観念文を、天照大神を異様に尊崇したり、「皇国守護」の文言を入れる、など改変したりした。

牧口会長は、逮捕される一週間前、再度総本山・大石寺へ行って、教義改変の方針を変更するように厳重に抗議したが、総本山は聞きいれず、弾圧から身を守るため、逆に牧口を「登山停止」「信徒除名処分」にした[7]。


C過酷な獄中でも国家神道・侵略戦争の誤りを正した、牧口会長等の信念 !

戦時中の獄中は、冬でも暖房・冬用の布団の差し入れを許されず、指も凍傷にかかるほど、極寒であった。冷蔵庫の中での生活のように寒かった。
食事は、コウリャンの混じったご飯と塩水のような味噌汁・タクアン程度の粗食であった[8]。 

そのような過酷な獄中で、70代の高齢の牧口常三郎は、いささかも節を曲げることなく、堂々と国家神道の誤りを正した。

そして、昭和19年11月18日、73歳で、巣鴨の東京拘置所で獄死したのである。
粗食で痩せ細った、戸田城聖は、獄中で看守等から4回激しい暴行を受けた。

ある時は、狂気の看守から、麻縄をムチにして、背中を二十数回もなぐられた。
牧口の殉教、そして、牧口同様戦時下の過酷な環境・食事状況で、戸田の2年間に及ぶ不退転の獄中生活は、信教の自由のための権力との壮絶な戦いであり、創価学会が、日蓮大聖人の仏法の正法正義を守り抜いた永遠不滅の刻印となった[9]。

V 公明党創立者たちの権力に迎合しない革命精神

1.日蓮大聖人の「立正安国」の闘争・誘惑の魔力を一蹴

―省略―

2.公明党創立者の国家権力との闘争

公明党創立者・池田名誉会長の著作等から、国家権力との闘争体験・精神を抜粋する。

(1) 大阪事件:岸・自民党政権下、

国家権力とマスコミから創価学会への攻撃 !

岸信介(安倍晋三首相の祖父・戦犯)内閣時代の創価学会への弾圧事件が大阪事件である。

私の逮捕は、全くの冤罪であった。参院大阪地方区の補欠選挙(1957年4月)
で、最高責任者の私が、買収等の選挙違反を指示したという容疑である。


熱心さのあまり、戸別訪問をしてしまい、逮捕された会員がいたことに、私は胸を痛めていたが、買収など、私とはまったく関係のないことであった。

だが、新聞各紙には、「池田渉外部長を逮捕」の見出しが躍り、「創価学会の“電撃作戦”といわれる選挙違反に重要な役割は果たしていた疑い」などと、盛んに書き立てられた。

当時、マスコミは、当局の意向をそのまま反映し、選挙違反は、学会の組織的犯行であり、学会は、反社会的団体であるかのようなイメージを流していったのである。

当局は、逮捕した会員たちを脅し上げ、選挙違反は、ことごとく、私の指示であったする「虚偽の供述」をさせ、罪を捏造していった。

私への取り調べは、過酷を極めた。夕食も抜きで、深夜まで責め立てられたこともあった。
手錠をかけられたまま、屋外に連れ出され、さらしもののようにされたこともあった。

すると検事は、遂に、罪を認めなければ、学会本部を手入れし、戸田会長を逮捕すると、言い出した。脅迫にも等しい言辞である。私はよい。いかなる迫害にも耐える。

しかし、先生のお体は衰弱の極みにある。再度の投獄ともなれば、死にも、つながりかねなかった。

私の苦悩が始まった。身に覚えのない罪など、認められるはずがない。
だが、わが師まで冤罪で逮捕され、まして獄死するような事態は、絶対に避けなければならない。

“権力の魔性”の陰険さ、恐ろしさを肌身で感じつつ、眠れぬ夜を過ごした。
そして、決断した。“ひとたびは、罪を認めるしかない。

そして、裁判の場で、必ず、無実を証明して、正義を満天下に示すことが賢明かもしれない”と。その日から私の、まことの人権闘争が、「正義は必ず勝つ」との大逆転のドラマが開始されるのだ[10]。


(2) 自民党権力がつくった、冤罪事件を勝訴 !

仏法者にとって難こそ誉れ !

逮捕から約1670日後の、1962年(昭和37年)1月25日、裁判所は判決を下した。

「池田大作、無罪!」遂に、冤罪は晴れた。

正義の太陽は、闇を破って、大空に赫々と昇った。
ともあれ、“いかなる時代になっても、

わが創価学会に対する迫害の構図は変わらない”。

しかし、仏法の鏡に照らせば、「難こそ誉れ」である。

邪悪と戦う大闘争心に「創価の魂」は、
「師弟の精神」は、脈打ち続けるのだ[11]




[1] 聖教新聞2012年5月24日号3面。
[2] 宮田幸一監修・第三文明社編『牧口常三郎獄中の闘い』第三文明社2001年、35〜38頁。
[3] 池田大作『人間革命第11巻』聖教新聞社1992年、314頁。
[4] 前掲書『人間革命第11巻』、315頁。
[5] 池田大作『人間革命第6巻』聖教新聞社1971年、185〜187頁。
[6] 前掲書『牧口常三郎獄中の闘い』36頁。
[7]  前掲書『牧口常三郎獄中の闘い』24~36頁。
[8]  前掲書『牧口常三郎獄中の闘い』46〜47頁。
[9] 前掲書『人間革命第11巻』、318頁。
[10] 池田大作『随筆・桜の城』聖教新聞社2006年、90〜95頁。
[11] 池田大作『随筆・桜の城』聖教新聞社2006年、102〜104頁。

 

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