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「結束して戦うべきところは戦う」野党のあり方について、小沢代表の主張 !
(第1回)
自民党・自公体制は、改革派人物を抹殺する暗黒社会を構築 !
(www.seikatsu1.jp/ より抜粋・転載)
6月23日午後、国会内で小沢一郎代表と山本太郎代表が定例記者会見を行いました。
会見概要は以下の通りです。
【質疑要旨】
◆安保法案への対応について、 ◆維新の党の安保対案いついて
◆参院統一会派について ◆参院岩手補選について ◆次期総選挙への準備について
◆原発再稼働について ◆シビリアン・コントロールについて
◆安保法案への対応について
Q.:国会の会期延長が決まり、安倍内閣が会期延長で安保法案を強行採決すると見られていますが、どう対応していくのかについて両代表にお伺いします。
A.小沢一郎 代表:
我々は人数的に少ないので、野党全体での共闘体制ということに懸ける以外ない。
今日安倍内閣の政治姿勢、そして安保法案のいい加減さ、曖昧さというか、そういうことに対する国民の批判が非常に強くなってきています。
野党としては憲法違反というそもそもの問題点を念頭に置きながら、徹底抗戦をしてもいいのではないかと思います。
民主、維新はじめその他の政党がどういうふうに考えているか分かりませんが。
例えば、民主党が政権を獲ろうとして我々頑張ったときも、やはり理不尽なことについては徹底して追及したところに国民の賛同を得られたという理由も大きいです。
昨日、民主党も社民も欠席するので、生活もというお話しだったので我々も欠席しました。
国会を欠席しておいて、何となくムニャムニャムニャのまま何のけじめ、何のあれもなしに始まるのも、これまたちょっとおかしな、あるいはちょっと意味がない欠席だったという話しになってしまう。
そこはやっぱり戦うべきところは戦う。つまらんことで、喧嘩する必要はないですけれども、今度の問題はやっぱり非常に大きな、日本の将来と国民生活の行く末を決定づけるような話なものですから。
これはもう徹底してやるならやるという腹を決めて、野党が結束して当たるという道が国民にとっても分かり易いという気がします。
A:山本太郎 代表:
小沢さんが言われたとおりだと思います。
会期延長95日間と聞いたとき、個人的な意見としては、これで夏休みがなくなったと思い真っ暗になりました。
政治的な部分としては、95日間という日数を使って、政権交代に向けて本当に大きな意味を持つというか大きな戦いができる会期延長になると自分の中では思っています。
小沢代表が言われたとおり、我々数が少ないこともありますから、野党が1つになって政権交代を果たそうではないかということをやっていきたいと思います。
野党の中にも権力に擦り寄ろうとする人たちも出てくるかも知れませんけれども、そんなことしたって選挙のとき落とされてしまいますから。何の意味もないと。
Q.:国会会期延長決定を受けて維新の柿沢幹事長が「審議時間を形式的に積み重ねて、参院の審議をすっ飛ばしてでも安保法制を成立させようという意図が透けて見える。
60日ルールを使わないという意思表明を政府与党がしない限り、審議拒否も辞さない」と述べたことについて、お考えを伺いたい。
A.小沢一郎 代表:
前段の理由はそのとおりでしょう。政府与党の意図、目論見は。後段は、そのとおり頑張っていただくと我々も一緒になってやると思います。
◆維新の党の安保対案いついて
Q.:今、維新が(安保法制)独自案、対案を出そうとしており、松野代表によると憲法の枠内ギリギリのもので違憲部分がゴッソリ削ぎ落されたものだということです。
憲法学者や安保の専門家から意見を聞きながらレベルアップしていくということです。
この維新の独自案提出の動きについて、両代表はどうお考えでしょうか。
下手すると自民党に擦り寄って妥協する呼び水的な助け舟になる半面、なかなか受け入れ難い自民党政府案とかけ離れたものが出れば、野党共闘案になる可能性もあると思いますが、どう捉えられているでしょうか。
A.小沢一郎代表:
私は憲法の逐条の不足も考えながら安全保障基本法というものを制定すべきだという考え方をずっと以前から一貫して主張しております。
ですから憲法の理念とその逐条にもきちんと立脚した法律ならそれはいいと思います。
まだ維新の法案の中身を見たわけでございませんので、維新の用意している法案についてはちょっとまだ今コメントはできません。
A.山本太郎 代表:
もともと違憲法案に対して、テーブルに着くこと自体が多分もうあり得ないことだと思います。
それに対して対案というところもちょっとイメージが湧かない。
それは読んでみないと分からないという小沢代表と同じ部分だと思います。
◆参院統一会派について
Q.:参院の安全保障特別委員会の期間中だけ社民党から期間限定の統一会派をと提案があったということですが、山本代表に事実関係を含めて対応についてお伺いします。
A.山本太郎 代表:
実際にそのようなお話というものをいただいていることは確かです。それ以外にも報道ベースで、その他の少数会派からもお声掛けをいただいています。
これは報道ベースで、我々には届いてないですが、そのような状況ではあります。
これをどうしていくのかということに関しまして、まだ何人委員会で設定されるかということも何も決まっていないので、まだ判断を下しているような状況にはありません。
◆参院岩手補選について
Q:岩手の選挙全般をめぐって近くまた民主党の岡田代表と話し合いの場を持たれる予定はありますでしょうか。
また、先日(参院岩手補選で)県北出身の候補は難しいという趣旨の発言をされましたが、県南では意中の方はいらっしゃるのかお伺いしたい。
A.小沢一郎 代表:
民主党がきちんと整理できないと会っても話しできないでしょう。
岡田さんが全権一任されて話そうということであれば、いつでも話し合いに応じたいと思います。そこがはっきりしないと話しようないでしょう。
お互いに全権委任された者同士でないと。
候補者がどうのこうのとか、参議院(補選)のことはまだ次だと私は言っているのです。
知事選、県議選で圧勝すれば、自ら道が開けるのです。
(参院補選は)もう1か月半後ですから。今誰か候補者として、意中の人がいるかということであれば、別にいませんけれども、有為な人材はたくさんいます。
それで話をしたら県南、県北というのは、どこの地域でも色んな意味でバランス取ったことをやると思います。
必ずしも県南、県北とは限らないけど、自民党時代から一貫してそうなのです。
主濱君が現職だったから、県南出身の平野君を出したわけです。
その平野君がいなくなってしまったから、選挙と県民意識を考えた場合には県北というわけには。
とくに今、民主党が畑(浩治)君のことを言っているようだけれども、北のいちばんはずれだから。
そういう意味でなかなか常識的には。県南、県北とお互いに分けて棲み分けしてやるというのが県民の意識でないかと思います。
―この続きは次回投稿します―
(参考資料):
政官財と大マスコミ・御用学者の「大罪」!
自民党・自公体制は、改革派人物を抹殺する暗黒社会を構築 !
大前研一氏の主張:
1)政官財に大マスコミと御用学者を加えた「鉄のペンタゴン」
小泉政権以降、利権集団は、多角化・大規模化して、政官財(鉄のトライアングル)に大マスコミと御用学者を加えた「鉄のペンタゴン(五角形)」になっているのだ。しかも、ペンタゴンでは終わらず、ヘキサゴン(六角形)、セプタゴン(七角形)、オクタゴン(八角形)と、どんどん多角化している。
政・官による財界取り込み工作が成功したのである。
さらに、官僚は、御用学者および大新聞・大マスコミの取り込み工作を、政府の審議会や懇談会を通じて進めてきた。
審議会や懇談会のポストをエサにして、官僚は、学者と新聞社・論説委員クラスを自分たちの味方に引き入れ、政府・官僚に対する批判的な意見を「封じ込めている」のだ。
さらには、「官」のなかでも、「検察庁」や「国税庁」といった正義感を持って、仕事をしなければならない、国家権力を代表する機関が、「マスコミと癒着」し、相互依存の関係になってしまった。
2)司法機関も鉄のペンタゴンと癒着、鉄の八角形 !
つまり、「鉄のセプタゴン(八角形)」が出来上がったわけである。
官僚側が危機感を持ち、敵になりそうな人物や組織を、自分たちの「利権システムの中に取り込んでいく」作業を、極めて巧妙に進めたことにより、今では、政府に盾突く人物も組織も、ほとんど見当たらなくなってしまった。
また、それでも自民党体制に盾突くような人物(改革派人物)は、スキャンダル(なければ捏造して)をマスコミに流しておとしめたり、国税庁を総動員して脅したり、黙らせる手段は多様化し、効果も抜群になってきている。
マスコミが、洪水のように、そういう意図的な情報をリークすると、大部分の人々は、批判する材料もないままに、「政府・官僚の情報操作」にまんまと乗せられることになる。
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