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国会周辺、安保法制反対デモと 日弁連の反対する決議 !
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/4301.html
投稿者 青木吉太郎 日時 2015 年 6 月 25 日 17:26:48: jobfXtD4sqUBk
 


「戦争させない」安保法制反対デモ国会周辺を取り囲む !

日弁連、集団的自衛権の行使容認に反対する決議 !


T 東京・国会周辺、安保法制反対デモ

金子元希2015年6月14日18時43分

 国会で審議中の安全保障関連法案に反対する集会が、6月14日、東京・国会周辺であった。
呼びかけた市民団体によると、約2万5千人が参加。
「戦争法案成立反対」「9条を守れ」「安倍政権の暴走止めよ」などと訴え、国会議事堂の周囲を取り囲んだ。

特集:安全保障法制

安保法制「急ぎすぎ」 名古屋で反対デモ、約4千人参加

 集会には野党幹部も駆けつけた。民主党の長妻昭代表代行は「憲法の範囲を超えて政治家は法律を制定してはいけない」。

共産党の志位和夫委員長は衆院憲法審査会で憲法学者3人が違憲と指摘したとし、「潮目は変わりつつある。戦後最悪の戦争法案を廃案にしたい」と強調。

社民党の吉田忠智党首は「70年間の私たちの行動が平和を守り抜いた。
国民に背を向けた政治を止めないと」と訴えた。

 学者らに交じり、沖縄で米軍基地問題に取り組む名桜大3年の玉城愛さん(20)=沖縄県うるま市=もマイクを握り、「若い世代が訴えれば訴えるほど社会は変わる」と呼びかけた。

 集まった人たちは「戦争させない」「9条壊すな!」と書かれた赤や青のプラカードを掲げて輪に加わった。

神奈川県藤沢市の主婦島田啓子さん(71)は「国民にもアジアの人たちにも平和を誓ってきたのに、海外で活動するNPOなどの人の命が狙われかねない」と不安を口にした。

 名古屋市から友人と駆けつけた建築士の梅田知奈さん(29)は「これだけ民意を無視した暴走には声を上げることが大事。
年代を問わず、反対を訴えたい」。

東京都小金井市の介護ヘルパー神長恒一さん(48)は「今の政権は選挙で数を占めたかもしれないが、進め方は強引。戦争に踏み込んでしまうことは許せない」と語った。(金子元希)

U 日弁連、集団的自衛権の行使容認 に反対する決議


(www.nichibenren.or.jpより抜粋・転載)


→英語版(English)

武力紛争が依然として絶え間ない国際社会において、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して国際的な平和を創造することを呼びかけた憲法前文、そして戦争を放棄し戦力を保持しないとする憲法第9条の先駆的意義は、ますますその存在意義を増している。


当連合会は、2005年11月11日の第48回人権擁護大会における「立憲主義の堅持と日本国憲法の基本原理の尊重を求める宣言」、そして2008年10月3日の第51回人権擁護大会における「平和的生存権および日本国憲法9条の今日的意義を確認する宣言」において、集団的自衛権の行使は憲法に違反するものであり、憲法の基本原理である恒久平和主義を後退させ、全ての基本的人権保障の基盤となる平和的生存権を損なうおそれがあることを表明した。


集団的自衛権とは、政府解釈によると「自国と密接な関係にある外国に対する武力攻撃を、自国が直接攻撃されていないにもかかわらず、実力をもって阻止する権利」である。

これまで政府は、憲法第9条の下において許容されている自衛権の行使は、我が国を防衛するため必要最小限度の範囲にとどまるべきものであると解しており、集団的自衛権を行使することは、その範囲を超えるものであって、憲法上許されないとしてきた。


ところが、現在、政府は、この政府解釈を変更して集団的自衛権の行使を容認しようとする方針を打ち出している。
また、議員立法によって国家安全保障基本法を制定しようとする動きもある。


しかしながら、自国が直接攻撃されていない場合には集団的自衛権の行使は許されないとする確立した政府解釈は、憲法尊重擁護義務(憲法第99条)を課されている国務大臣や国会議員によってみだりに変更されるべきではない。

また、下位にある法律によって憲法の解釈を変更することは、憲法に違反する法律や政府の行為を無効とし(憲法第98条)、政府や国会が憲法に制約されるという立憲主義に反するものであって、到底許されない。


戦争と武力紛争、そして暴力の応酬が絶えることのない今日の国際社会において、日本国民が全世界の国民とともに、恒久平和主義の憲法原理に立脚し、平和に生きる権利(平和的生存権)の実現を目指す意義は依然として極めて大きく、重要である。


よって、当連合会は、憲法の定める恒久平和主義・平和的生存権の今日的意義を確認するとともに、集団的自衛権の行使に関する確立した解釈の変更、あるいは集団的自衛権の行使を容認しようとする国家安全保障基本法案の立法に、強く反対する。

以上のとおり決議する。

2013年(平成25年)5月31日

日本弁護士連合会

 

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