http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/4282.html
Tweet |
ノーベル作家・大江健三郎氏、 辺野古を訪問、
沖縄県、「市民の粘り強い運動に感銘」 !
宮崎駿・鳥越俊太郎両氏が「辺野古基金」の共同代表に就任 !
菅原文太さんの「遺言」と、「沖縄方式」の深い叡知 !
T 大江健三郎氏、辺野古を訪問、
(ryukyushimpo.jp/: 2015年6月20日 より抜粋・転載)
【辺野古問題取材班】琉球新報社主催の講演会に出席するため来県した、ノーベル文学賞作家の大江健三郎さんが、6月20日午前、米軍普天間飛行場の移設に伴う新基地建設が進む、名護市を訪れた。
☆透明な資源豊かな海に、大規模な軍事基地建設の土台が造られようとしている !
午前10時半ごろ、辺野古漁港から市民船「美ら海」に乗り込み、海上を30分ほど視察した後、米軍キャンプ・シュワブゲート前を訪れた。
大江さんは、海上から、大浦湾を目の当りにし「実際見てみると印象が違った。透明度があって豊かな資源の海に大規模な軍事基地建設の土台が造られようとしている」と危機感を表した。
☆ゲート前で抗議を続ける市民、粘り強い運動に、感銘を受けている !
ゲート前で抗議を続ける市民らについては「市民の粘り強い運動に感銘を受けている。国が相手でも『あきらめなければ勝つ』との意思で活動する市民運動に共感している」と話した。
この日の大浦湾では、海底掘削(ボーリング)調査を行うスパット台船3基のうち1基が別地点に移動する準備を始めた。現在の地点では調査を終えたとみられる。沖縄防衛局は残り2基で掘削を続けている。
ゲート前では市民ら約40人が早朝から抗議活動を展開した。
【琉球新報電子版】
U 宮崎駿・鳥越俊太郎両氏が「辺野古基金」の共同代表に就任する意向
(沖縄タイムス 5月8日(金)9時32分配信より抜粋・転載)
「となりのトトロ」などで知られるアニメ映画監督の「宮崎駿氏」とジャーナリストの「鳥越俊太郎氏」が、名護市辺野古の新基地建設に反対する「辺野古基金」の共同代表に就任する意向を示していることが5月8日、分かった。
13日に設立総会を開く基金関係者が明らかにした。早ければ8日中にも正式に発表する。
辺野古基金は、4月9日から約3週間の4月30日時点で1億1915万698円、4577件の寄付が集まった。
銀行への振り込みの約7割は、本土からの入金で、世界的にも著名な宮崎氏らの共同代表就任は、全国的にさらに辺野古新基地問題への関心を集めそうだ。
宮崎氏は、2013年に県内全市町村の首長らが米軍普天間飛行場の県外移設を政府に求めた「建白書」の賛同者に名を連ね、昨年11月には「沖縄の非武装地域化こそ、東アジアの平和のために必要です」と直筆のメッセージを発表した。
鳥越氏は長年沖縄の基地問題の取材に取り組み、シンクタンク「新外交イニシアチブ(ND)」の理事としても基地問題解決を訴えている。
V 菅原文太さんの「遺言」と、「沖縄方式」の深い叡知 !
文太さんは、かなり病気が進行していた状況だったが、沖縄に来て、怒りの戦闘宣言 !
総選挙、自民、沖縄の全4選挙区で敗北 !
(鈴木 耕 - Blogos:2014年12月3日より抜粋・転載)
菅原文太さんは、ぼくらの青春の時代像の最も重要なおひとり。先日亡くなった高倉健さんとは違う意味で、揺れ動く時代を映し出した人だった。
高倉健さんがヤクザという様式美のカッコよさを体現したとすれば、文太さんは、力でその様式を破壊しようとした。だから、健さんは、あくまで日本刀で切り結び、文太さんは、銃弾と血でカタをつける。
健さんが「死んでもらいます」であれば、文太さんは「弾はまだ残っとるがよ」なのだ。
ともあれ、ぼくらの青春のおふたりが、たった1カ月のうちに去ってしまった…。
菅原文太さんには、ぼくはことのほか思い入れがある。それには、つい最近の出来事も影響している。沖縄でのことだ。
11月1日、いまからたった1カ月前、文太さんは沖縄にいた。沖縄県知事選での翁長雄志候補の応援のためだった。
この日、那覇の野球場は1万3800人という人で溢れかえっていた。翁長候補支援の「うまんちゅ1万人大集会」だった。
その大観衆の前で演説に立ったのが、菅原文太さん。
◆菅原文太さんの演説要約:
…沖縄の風土も、本土の風土も、海も山も空気も風も、すべて国家のものではありません。そこに住んでいる人たちのものです。
辺野古もしかり。勝手に他国へ売り飛ばさないでくれ。
そうは言っても、アメリカにも良心に篤い人々はいます。中国にもいる、韓国にもいる。その良心ある人々は、国は違っても同じ人間だ。みな、手を結び合おうよ…
他国を貶めることで“愛国心”を煽り、それを政権の求心力にするような安倍首相への痛烈な批判である。
“国家”のためには“国民”の犠牲も厭わない。それが安倍政権のやり方だ。
冗談じゃない、国民あってこその国家ではないか。
文太さんが言いたかったのは、きっとそういうことだ。だからこそ、「いま最も危険な政府」と安倍政権を断罪したのだ。
こうも言っている。
政治の役割はふたつあります。ひとつは国民を飢えさせないこと、安全な食べ物を食べさせること。もうひとつは、これがもっとも大事です、絶対に戦争をしないこと…
安全な食べ物…。むろん、福島原発事故を念頭に置いての発言だろう。子どもたちに安全な食べ物を、という当たり前のことが果たして守られているか。
福島は終わっていない。
積極的に反原発の発言をし、運動にも加わってきた文太さんの想いだ。
そして、沖縄はどうか。
米軍基地の新設を“粛々と進める”などという安倍政権の姿勢に、戦争の臭いを嗅ぎ取った文太さんの、日本人全員へのメッセージが「絶対に戦争をしないこと」なのだ。
文太さんはこの演説で、『仁義なき戦い』のセリフを引いて、ドキリとするような言葉を吐いた。
☆仲井真さん、弾はまだ一発、残っとるがよ !
これは、最終的な闘いの宣言である。仲井真知事が「いま最も危険な政府」である安倍政権へひれ伏したことへの、怒りの戦闘宣言である。
☆反辺野古の候補者・翁長さんを、10万票もの大差で当選させた !
文太さんの言葉を受けて、沖縄の人たちは、きっちりと投票でその意志を示した。翁長さんを、10万票もの大差で、仲井真さんに圧勝させたのだ。
「残っていた弾」を、これ以上ない形で使ったのだ。
☆4人の自民党議員は、石破茂自民党幹事長の恫喝に屈した !
自民党の4人の候補はすべて、前回選挙で「普天間飛行場の、最低でも県外移設」を公約に掲げた。その結果の当選だった。
だが、この自民党議員たちの卑屈な場面を、沖縄県民は目にしてしまった。石破茂自民党幹事長の恫喝に屈した場面である。
☆沖縄県民の「自己決定権の回復」で総選挙でも、反辺野古候補者が当選 !
それを引き継いだのが、今回の衆院選での「オール沖縄」態勢だ。すなわち、次のような布陣である。
沖縄一区 国場幸之助(自民)vs 赤嶺政賢(共産)
沖縄二区 宮崎政久(自民) vs 照屋寛徳(社民)
沖縄三区 比嘉奈津美(自民)vs 玉城デニー(生活)
沖縄四区 西銘恒三郎(自民)vs 仲里利信(保守系無所属)
見事なものではないか。
従来の保守革新の枠を軽々と飛び越えた。
一区では、先の県知事選で大敗した下地幹郎氏も出馬するなど、ほかの立候補者もいるけれど、まずは上に挙げた「自民vsオール沖縄共闘」の一騎打ちとみて間違いないようだ。
この「沖縄方式」が、沖縄選挙区をとても分かりやすいものにしている。
「辺野古米軍新基地建設」をもっとも重要な争点に掲げて、反自民陣営は、「共闘体制」を組んだのだ。
☆政府が地方に目をつぶるならば、地方市民の手に政治を取り戻す戦いで勝利する !
ぼくは、この方式を編み出した、沖縄県民の叡知に尊敬の念を抱く。
政府が地方の苦しみに目をつぶるならば、自分たちの手に政治を取り戻す。
◆文太さんの妻・菅原文子さんのコメントには、こうある。
「落花は枝に還らず」と申しますが、小さな種を蒔いて去りました。ひとつは、先進諸国に比べて格段に生産量の少ない無農薬有機農業を広めること。
もう一粒の種は、日本が再び戦争をしないという願いが立ち枯れ、荒野に戻ってしまわないよう、共に声を上げることでした。
すでに祖霊の一人となった今も、生者とともにあって、これらを願い続けているだろうと思います。
恩義ある方々に、何の別れも告げずに旅立ちましたことを、ここにお詫び申し上げます。
長年連れ添った夫婦は、顔かたちから心まで似てくるものだというが、この文章の端麗な寂しさに、文太さんの想いがそのままに浮かぶ。
☆ 文太さんの「遺言」を無にしてはならないと、強く思う。
総選挙、自民、沖縄の全4選挙区で敗北 !
辺野古移設反対派が当選沖縄県知事選挙、自民大敗 !
仲井真氏を大差・10万票引き離した翁長氏、当選 !
安倍政権に鉄槌を下した沖縄県民の凄まじい怒り !
那覇市長選も辺野古反対の城間氏が大差で当選 !
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > ペンネーム登録待ち板6掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。