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 6・6、牧口初代会長「生誕の日」 !  戦時中、国家権力 ・特高による弾圧下で信念を貫いた !
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/4193.html
投稿者 青木吉太郎 日時 2015 年 6 月 07 日 19:44:28: jobfXtD4sqUBk
 


6・6、牧口初代会長「生誕の日」 ! 池田大作名誉会長は、遺徳偲び勤行 !

戦時中、牧口会長・戸田理事長は、国家権力・特高による弾圧下で信念を貫いた !


(www.seikyoonline.jp/:2015年6月6日より抜粋・転載)

池田大作名誉会長は、東京牧口記念会館、原田会長は広宣会館で 牧口常三郎初代会長の生誕の日である6月6日を前に、池田大作名誉会長は5日午後、東京牧口記念会館(八王子市)の「初代会長牧口常三郎先生顕彰室」で各部の代表と厳粛に勤行・唱題し、先師の崇高な生涯を偲んだ。

 東京・新宿区の広宣会館(本部別館内)では同日午前、原田会長を中心に勤行・唱題した。
 牧口初代会長は、1871年(明治4年)6月6日、現在の新潟・柏崎に生まれた。

第2次世界大戦中、軍部権力に捕らわれ、1944年(昭和19年)11月18日に獄中で殉教。
最後まで日蓮仏法の正義を叫び抜いた。

 尊き死身弘法の魂を受け継いだ戸田第2代会長、そして名誉会長の大闘争によって、
太陽の仏法は今、192カ国・地域へと広がっている。


 名誉会長は、先師の誉れの精神の継承を誓うとともに、創立85周年となる本年の「11・18」へ、世界広布のさらなる伸展と全世界の同志の健康・幸福・勝利を深く祈念した。

★今週のことば

     皆が主役と輝く
 小さな集いが大切だ。
 宝の友と朗らかに
 語り 励まし合って
 歓喜の人生を共に!



(参考資料)

戦後の創価学会への弾圧は、戦前の特高警察の人脈と深い関係がある !


T 牧口会長・戸田理事長等への戦時中・軍部権力による法難

@ 地元有力者や政治家からの迫害

牧口には、“教育にかかわりのない者が権力にものをいわせて教育に口を出すべきではない”という、一貫した強い信念があった。

大物政治家は、前々から、それが面白くなかったようだ。
そこで、地元有力者の意向を聞き入れ、牧口を左遷する。権力におもねらず、信念を貫こうとすれば、迫害という嵐が競い起こる。
それに負けぬ強さを持つことこそ、改革者の条件である[1]。

A 創価教育学会への国家権力からの迫害

創価教育学会の神社参拝拒否、神札の奉祀拒否の態度が、治安当局・特高刑事から監視される
ようになった。

起訴状によれば、牧口会長は、治安維持法違反と神宮に対する不敬罪で起訴されたことが
記述されている[2]。

国家神道を宗教の正邪のうえから謗法として戒め、勇猛果敢に折伏を進める創価教育学会を、戦時中の当局が看過するはずがなかったのである。

戦時下にあっても、学会は折伏を展開し、入信に際しては神札などの謗法払いを厳格に行っていた。

そして、国家神道を根本にした政府のあり方は間違いであることを主張して譲らなかったのである。

当時、学会は、会員数3000人ほどの、まだ小さな教団にすぎなった。

しかし、当局は、牧口常三郎が、国家、社会の建設のために「教育改造」を掲げ、その根本的な方途が日蓮大聖人の仏法にあるとしていることに、警戒心を強めていったようだ。
軍国主義政府に、創価教育学会を襲った。

創価学会の、あの神札の拒否が、弾圧を決定的なものにしたのである。
7月6日、牧口常三郎、戸田城聖らが逮捕され、翌年3月までには、学会の検挙者は21名にのぼった[3]。

牧口はこの逮捕を、国家諫暁の好機であるととらえていた。
取り調べの場は、さながら折伏、弘法の観を呈した[4]。


B日蓮正宗総本山は保身のため牧口会長を「信徒除名処分」!

戦時中、日蓮正宗・僧侶・小笠原慈聞(おがさわらじもん)は、自らが宗門の権限を握ろうと
する策謀実現のために、宗門の維新を断行せよと、軍国主義・国家権力を楯にして、宗務院
当局弾劾の叫びをあげていた。

小笠原慈聞一派は、「不敬罪」で、大石寺を警視庁へ訴えていた。
この「小笠原慈聞の告訴」が創価教育学会への弾圧・投獄の発端となった[5]。

日蓮正宗首脳は、昭和18(1943)年6月、ついに神札受諾を公的に徹底する方針を固め、それに頑強に抵抗していた牧口会長と創価教育学会幹部を大石寺に呼び、当時の法主・日恭の立会いのもと、創価教育学会も神札を祀るように命じた。

牧口会長はその受諾は、日蓮大聖人の仏法に背くものであると考えて、
「神札は、絶対に受けません」と厳然と拒否した[6]。

一方、日蓮正宗・宗務院は、弾圧を恐れ、国家神道に迎合し、御書の発行を禁止したり、
勤行の御観念文を、天照大神を異様に尊崇したり、「皇国守護」の文言を入れる、
など改変したりした。

牧口会長は、逮捕される一週間前、再度総本山・大石寺へ行って、教義改変の方針を変更
するように厳重に抗議したが、総本山は聞きいれず、弾圧から身を守るため、

逆に牧口を「登山停止」「信徒除名処分」にした[7]。


C過酷な獄中でも国家神道・侵略戦争の誤りを正した、牧口会長等の信念 !

戦時中の獄中は、冬でも暖房・冬用の布団の差し入れを許されず、指も凍傷にかかるほど、
極寒であった。冷蔵庫の中での生活のように寒かった。

食事は、コウリャンの混じったご飯と塩水のような味噌汁・タクアン程度の粗食であった[8]。 
そのような過酷な獄中で、70代の高齢の牧口常三郎は、いささかも節を曲げることなく、堂々と国家神道の誤りを正した。

そして、昭和19年11月18日、73歳で、巣鴨の東京拘置所で獄死したのである。
粗食で痩せ細った、戸田城聖は、獄中で看守等から4回激しい暴行を受けた。
ある時は、狂気の看守から、麻縄をムチにして、背中を二十数回もなぐられた。

牧口の殉教、そして、牧口同様戦時下の過酷な環境・食事状況で、戸田の2年間に及ぶ不退転
の獄中生活は、信教の自由のための権力との壮絶な戦いであり、創価学会が、日蓮大聖人の
仏法の正法正義を守り抜いた永遠不滅の刻印となった[9]。

U 有力宗教団体等と国家権力との連合による迫害迫害の構図:

*鎌倉時代、小松原の法難
では、日蓮一行10人に数百人で地頭達が襲撃した。

*竜の口の法難
では、日蓮大聖人の小さな庵に数百人の武装兵士で襲撃した。
極く小さな教団でも、宗教界有力者と鎌倉幕府の権力者が結託した、大弾圧であった。

*現代の一次・二次宗門事件等、
一次:1977年(昭和52年)〜  二次:1989年(平成元年)〜

800万世帯の大教団、数千名の公明党議員、数千名の秘書・本部職員・公明党職員のいる創価学会への迫害が200名程度の活動家僧侶と山崎弁護士たちだけで、するわけはないし、できるわけがない。

多くの評論家たちが、宗門の後ろに、自民党や米国CIAの支援があったと著書に記述している。

大聖人時代の迫害の構図と同様、現代において、有力宗教者・マスコミ・大資本と国家権力との連合による、法華経の行者(池田第3代会長・創価学会員)への迫害の真相・誰が僭称増上慢かの真実を、創価学会員にインペイし、十数年自公連立することは、大聖人への違背・裏切り行為になりませんか?


V 1998年後、自民党権力に迎合・屈服した公明党

魚住昭氏の主張:
(魚住昭『差別と権力』講談社2004年、295〜296頁より抜粋・転載)
後に、野中広務元幹事長が、自公政権作りを成し遂げた後、有力支持者の1人が
「どうやって学会・公明党とのパイプをつくったんですか」と野中に聞いた。
すると野中はこう答えたという。

「叩きに叩いたら、向こうからすり寄ってきたんや」
と著書にしるしている。


W 自民党の「反公明党・創価学会キャンペーン」

一次・二次宗門事件(日蓮正宗と創価学会の紛争)の黒幕は、自民党・CIAだった !

公明党・創価学会攻撃のため、自民党がつくった主な組織

★「創価学会等の社会的不正を糾す議員連盟」:中心者:三塚博元大蔵大臣

★「民主政治研究会」:代表:島村宜伸(しまむら・よしのぶ)元文部・農林大臣

★「憲法二十条を考える会」:代表:亀井静香・元運輸・建設大臣

★「四月会」(死学会):代表幹事:俵孝太郎(評論家)
顧問:勝部真長(お茶の水女子大学名誉教授)、秦野章(元法務大臣)、藤原弘達(評論家)


[1] 聖教新聞2012年5月24日号3面。
[2] 宮田幸一監修・第三文明社編『牧口常三郎獄中の闘い』第三文明社2001年、35〜38頁。
[3] 池田大作『人間革命第11巻』聖教新聞社1992年、314頁。
[4] 前掲書『人間革命第11巻』、315頁。
[5] 池田大作『人間革命第6巻』聖教新聞社1971年、185〜187頁。
[6] 前掲書『牧口常三郎獄中の闘い』36頁。
[7]  前掲書『牧口常三郎獄中の闘い』24~36頁。
[8]  前掲書『牧口常三郎獄中の闘い』46〜47頁。
[9] 前掲書『人間革命第11巻』、318頁。

 

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