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福島第一原発、実は、2号機のベント失敗 !
自動で破れるはずが… ?
対米・大資本・隷属自民党体制下、日本原発の「根本的な問題」は、
「地震地帯・ズサンな設計・ウソ宣伝・インペイ・無反省・無責任」!
T 福島原発、ベント操作の際、失敗した可能性が高い !
(news.tv-asahi.co.jp:2015年5月20日より抜粋・転載)
福島第一原発事故で、2号機の格納容器の圧力を下げるベント操作の際、安全装置が作動しなかったため、失敗した可能性が高いことが分かりました。
福島第一原発2号機では、津波から4日後に格納容器が破損し、大量の放射性物質が大気中に放出されました。
当時、格納容器の圧力が限界に達したため、臨時にバルブを開けるベントをしましたが、圧力は下がりませんでした。
東京電力によりますと、ベントの配管の途中にあり、自動で破れるはずだった「閉止板」という安全装置の周辺で高い放射能汚染が確認されなかったことが分かりました。
このため、閉止板が作動せずにベントに失敗した可能性が高いということです。東京電力は事故の検証を続け、安全対策に反映させたいとしています。
U 原発に出てくるベントとは、どういうものですか ?
ベストアンサーに選ばれた回答:
detail.chiebukuro.yahoo.co.jp :fukanou1130さん 2011/6/1201:17:44より抜粋・転載
Vent : 直訳すると、気体・液体などを出し入れする)孔,管,パイプ;通風[通気]孔,排気孔;(大砲の)火門;(笛などの)指穴;(火山の)噴気孔;(深海底の)噴出口.
※プログレッシブ英和中辞典より
原発の場合は、「バルブ(弁)の設置された、圧力開放用の配管」のことです。
原発のベントは二通りあります。
1.ドライベント
圧力容器や、タービンへ蒸気を送る配管などの内部の圧力が高くなった時に、直接外部
(格納容器内や原子炉建屋内)へ蒸気を逃がして圧力を下げる作業。
通常は行われない。緊急時対応の場合のみ実行されます。
2.ウェットベント
圧力容器内の圧力が上がった際に、圧力容器内の蒸気を、格納容器内のサプレッションチャンバーに常時貯めてある水の中に放出する作業。
水中に放出された蒸気は瞬時に水に変わるため、体積が1/1700〜1/3000になり格納容器内の圧力が急上昇することを防いでいる。
水中に放出するため「ウエット」と呼ばれています。
通常ベント機構は、高圧対応のバルブと、ベントシール(薄い金属の板)から構成されています。
バルブを開いても、正常な圧力ではベントシールがあるため、外部に蒸気は出ないようになっています。
これは、誤動作防止・人的操作ミスの際の、安全措置として設けられています。
シールは、規定圧力以上の圧力になった場合には、外部に向けて破壊され圧力が開放されます。
ゴム風船をふくらませていく時に、ほんのちょっとしか圧力がかかっていない状態で、針を刺した場合、破裂はせずに空気が抜けていくだけで終わりますね。
風船にどんどん空気を入れて加圧を続けていくと、最後には破裂(爆発)してしまいます。
同様に、原子炉の場合も、圧力容器が安全限界を越えた高温・高圧状態になると、容器が爆発
(破裂)して、中身を広範囲にぶちまけてしまいます。
そうなるのを防ぐ安全装置として、原子炉には複数のベント機構が設けられているのです。
放射能の漏洩についてですが・・・
ウラン燃料が、ジルコニウム保護管内にある場合は、核分裂で生じた原子炉由来の放射性物質は冷却水や蒸気の中に含まれていません。
また、圧力容器内で中性子・γ線等と、冷却水との間で生成される放射性物質は、半減期が非常に短いため、放出しても短時間(数秒〜数十秒)の間に、壊変を終えて安定した物質になります。
燃料棒が、「正常な状態」であれば、ウエットベントはほとんどリスクの無い圧力調整方法です。
ドライベントは、燃料棒が、「正常な状態」でも、短時間ではありますが外気中に放射性物質が放出されることになるので、若干のリスクを伴う調整方法です。
素人の意見ではありますが、今回の事故の場合、圧力容器内の圧力上昇と温度上昇は、電源喪失状態でも確認できる、単純なセンサで確認できたようです。(熱電対温度センサと2線伝送型圧力センサ)
そのため、より危険の大きな「圧力容器の爆発による破壊」を防ぐために、ベントを行う決定をしたのではないか?と思います。
結果論ではありますが、ベントを実行した時には、燃料棒の保護管は熱破壊(又は熱溶融)のためシール性を失っていたようです。
内部の燃料ペレットの中の放射性物質の一部(水溶性の物質や、気体になりやすい物質)は、冷却水中・蒸気中に拡散していたのではないかと思われます。
V 日本原発の「根本的な問題」は、「地震地帯・ズサンな設計・
ウソ宣伝・インペイ・無反省・無責任」!
1) 日本地震学会会長で京都大学大学院教授の平原和朗氏の主張:
対米・大資本・隷属自民党体制下、
■日本の巨大地震発生頻度は世界平均の293倍 !
■日本の火山密度は世界平均の100倍 !
■日本の原発密度は世界平均の186倍 !
米国人でさえカリフォルニア州程の面積の日本に
原発54基が集中立地していることに仰天 ! 原発超過密国家日本。
さらに狭い若狭湾ᄃには14基(面積割合の約24倍)の原発が、集中立地。
福井県の面積は地球の0.00077%(日本全面積の1.1%)。
従って、若狭湾の原発密度は、世界平均の4384倍(日本全国平均の23.6倍)!
ほとんど正気の沙汰ではありません。
「ただ、日本では地球ᄃ表面の0.07%しかない国土に、
全世界の約13%(面積割合の約186倍)にあたる原発がひしめき合っている。
また、地震については、国内のあらゆる地域で活断層が見られ、原発立地地域として、
安全と言える場所はほとんど存在しない。
こんな日本に54基の原発をつくられてしまい、平原和朗氏(59歳)は「日本に安心して
住める場所はない!」と主張する。
2)自民党政権下における、日本原発の異常性、極度の危険性
(1)いいかげんな耐震設計、 下記はズサンさの一部
@ 1972年から格納容器が損傷しやすいと指摘されていた ・米国メディアの報道:
米ニューヨーク・タイムズも、米原子力委員会の専門家が1972年、この原子炉は、水素がたまって爆発した場合、放射能を封じる格納容器が損傷しやすいため、「使用を停止すべき」と指摘した、と報じた。
A 震度6(木造住宅が壊れる。日本では10年間に平均13回発生)、マグネチュードは8未満で設計。
これらのことは政府も、東京電力も知っていたことであろう。それでいて、原子力は安全だ、安全だと「ウソを言ってきた」のは自民党・政府・官僚・東電なのだから、責任は企業ばかりでなく、政府にも、東京電力にもあることは間違いない。福島3・11は、震度7(鉄筋建物が壊れる)だ。
B 津波の高さは約5.1〜5.7メートルで設計
(2)一地域に原子炉が7基、10基、14基(欧州は1〜2基)など集中多数稼動。
かつ原発内部に使用済み核燃料貯蔵の異常さ(欧米では原発から遠距離に貯蔵)。
(3)いい加減な建設工事、
(4)定期点検・工事も素人が実行・被曝被害を何度もインペイ
・危険な作業を素人に押し付け: そういう仕事をする人が、95%以上まるっきりの素人です。
素人ばかりにやらせる、世界最高の危険な機械。東電の社長や社員(被爆地にいない奴)と
検査委員にはこの日本にいられないくらいの目をみて欲しいです。とネットの声。
危機管理:保安院の指示文書で、すべての電源が喪失した場合の対策は盛り込まれていなかった。
保安院は、監督責任をほとんど果たしていない。原子力委員会も監視が不十分であった。
(5)暴力団と政官業の癒着構造・巨大利権に群がるグループ。
(6)東京電力などの根深い隠ペイ体質
(7)40年超稼動の異常さ(原発の欧米平均寿命22年)
(8)福島原発事故の過少報道・インペイ疑惑(大マスコミの無知と権力迎合)
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