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マスコミが褒める・安倍首相の米国議会演説は対米隷属、愚劣でバカバカしい !
米国議会演説は、究極の売国行為であり、安保法制は、「違憲立法」だ !
安倍自民党と公明党の理念とは真逆、しかし、全国支援・連立15年超、
異常・非常識といえないか ?
(小林よしのり公式サイト 2015.04.30(木)より抜粋・転載)
★安倍演説は、対米隷属、自虐史観オンパレード !
安倍首相が米議会で初めて演説をして、大受けだったとニュースが報じている。
テレビのコメンテーターも歴史的快挙だと喜んでいる。
韓国はすでに6回も演説したことがるのに、何が快挙だ !
その演説全文を読んでみたが、アメリカに媚びたその自虐史観にムカムカした。
「民主主義の輝くチャンピオンを大使として送ってくださいました」とか、「日本にとって、アメリカとの出会いとは、すなわち民主主義との遭遇でした」とか、よくこんな醜悪な媚びを連発できるものだ。
安倍首相は「民主主義はアメリカからの贈り物」と思っているらしいが、とんでもない自虐史観だ。
★「日本の民主主義は、
戦後の輸入品ではない」 !
昭和天皇が敗戦翌年の「新日本建設に関する詔書」で、
明治大帝の「五箇条の御誓文」に還って民主主義を
進めればいいと仰ったことを安倍首相は知らないのか?
それは「日本の民主主義は、戦後の輸入品ではない」という意味だったのだ。
しかも過去の日米戦での米兵の死に「深い悔悟を胸に」抱くそうで、「戦後の日本は、先の大戦に対する痛切な反省を胸に、歩みを」刻んだそうだ。
日米の戦争は、日本側から甲案・乙案を提出しても拒否されたことが原因であり、避けようがなかった。
それをどう反省すればいいのか?
そんなに先の大戦に「悔悟」の念を抱き、「痛切に反省」をしていたら、靖国神社の英霊に対してなぜ「顕彰」が出来るのか?
靖国神社は「顕彰」の施設であって、よく戦ってくれましたと、戦死者を英雄として讃えるための神社なのだ。
★米国の戦争を「正義」の戦いとして持ち上げる安倍首相を保守派は、なぜ喜ぶのか?
今後、安倍首相が靖国参拝をしても、わしはアメリカのポチに成り下がった奴が、英霊を愚弄するんじゃないと怒るしかない。
しかし、あれほどアメリカの戦争を「自由」と「民主主義」の「正義」の戦いとして持ち上げ、日本を「悪の帝国」にしてしまう安倍首相の演説を、日本の自称保守派はなぜ喜べるのか?
わしには理解不能だ。
★国会審議前に米国と公約する、民主主義・国会無視の安倍政権 !
しかもやたら民主主義を強調するくせに、辺野古の基地問題も、安保法制も、すべて米国と先に決めてしまい、国会審議は、後回しでいいと言うのだから、どこが民主主義なんだ!?
安倍首相の演説は、過去の日本を「悪」とする「東京裁判史観」に嵌ってしまっていて、今後もアメリカを宗主国として、アメリカの起こす侵略戦争にはすべてついていくと宣言したようなものだ。
まさに「戦後レジーム」の完成である!
実に不愉快な演説だが、日本人はアメリカ・コンプレックスが強いから、嬉しいのだろう。
バカバカしいとしか言いようがない。
(参考資料)
ウソつかない ! TPP断固反対 ! の公約を
平然と破る大ペテン師の安倍首相 !
米国議会演説は、究極の売国行為であり、安保法制は、「違憲立法」だ !
安倍政権は、憲法改正、国会審議を無視して、違憲立法強行を狙う、独裁的暴走継続 !
「植草一秀の『知られざる真実』」:2015/05/06より抜粋・転載)
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1)安倍首相は、用意されたスピーチ原稿を、読んでいるだけだ !
2)スピーチ内容を理解していなければ、想いは聴衆に伝わらない !
3)安倍氏は、米国共和党の意向に従属を確約して、
議会演説の機会が付与された !
4)TPPと安全保障政策で米国従属を確約した
安倍首相の訪米・議会演説だ !
5)大改革・平和等の美名で、対米隷属、軍備偏重
を隠すペテン師手法の安倍首相 !
6)安倍首相は売国の作法で、「スピーチ券」を
取得し、有頂天になる異常さ !
7)ウソつかない !TPP断固反対 ! の公約を
平然と破る大ペテン師の安倍首相 !
これが、安倍晋三自民党が明示した選挙公約である。
同時に、安倍晋三自民党は、選挙に際して、ウソつかない !TPP断固反対 !ブレない !
日本を耕す!!自民党と大書きしたポスターを貼り巡らせた。
安倍自民党は、基本的にTPP断固反対を明示し、TPPに参加するかどうかの基準として6項目を「公約」として明示したのである。
そのなかに、・コメ、小麦、砂糖、牛肉、乳製品の5品目の関税を守ること、・ISD条項を受け入れないこと・国民皆保険制度を維持すること・食の安心・安全を守ることなどが明記された。
8)安倍首相が推進するTPPには、ISD条項が含まれている !
ところが、いま交渉が進められているTPPには、ISD条項が含まれている。
また、5品目の関税が守られることが確約されていない。
したがって、現状で日本がTPPに参加することは、選択肢としてあり得ない。
誰にでも分かる内容である。
この状況下で安倍氏が、米国議会で「米国と、日本のリーダーシップで、TPPを一緒に成し遂げましょう」と述べたのは「暴言」以外の何者でもない。究極の売国行為である。
これを明言することが「スピーチ券取得」の条件であったと推察されるのだ。
9)米国議会演説は、究極の売国行為であり、安保法制は、「違憲立法」だ !
また、安保法制は日本国憲法に反する「違憲立法」であることに疑いがない。
日本国憲法第9条に以下の条文が置かれている。
「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」
「集団的自衛権の行使」とは、「国際紛争を解決する手段として、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使を行うこと」である。
「集団的自衛権の行使」が日本国憲法第9条に反していることは明白である。
10)安倍政権は、憲法改正、国会審議を無視して、違憲立法強行を狙う、独裁的暴走継続 !
安倍氏は、この違憲立法を強行しようとしているが、その審議は、国権の最高機関である国会において、これから始まるものである。
安倍氏は行政府の長であるが、行政府の上位に、国権の最高機関である国会が位置し、その国会がこれから法案審議を行うのである。
その審議を前に、安倍氏は、「この夏までに、成就させます」と発言した。
11)私利私欲で暴挙を継続する安倍首相を、辞任させるべきだ !
国会は、このような安倍氏の「暴挙」を糾弾し、安倍氏の首相辞任を求めるべきだろう。
主権者が日本の首相に求めることは、主権者の幸福を追求することであって、主権者の犠牲と引き換えに、米国議会でのスピーチ券を取得することではない。
冷静にものごとを考えることのできる主権者は、主権者の利益を損なう安倍氏の米国議会でのスピーチを最低のものと評価しているはずである。
安倍首相に欠落していることは、日本の主権者の利益を守ることが最上位の優先事項であることに対する認識である。
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