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翁長−安倍会談は、反対意見にも耳を傾けましたという「アリバイ」を創りの演出 !
岩礁破砕許可の取り消しなどを表に出すのは、目くらましの偽装工作か ?
戦前・旧体制が自己保身するために、米国に寄り添ってきた !
「植草一秀の『知られざる真実』」:2015/05/04より抜粋・転載)
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1)琉球新報が、「辺野古埋め立て「撤回、法的
に可能」の見出し記事を掲載 !
2)安倍政権の方針は、仲井真知事が埋め立て
承認を決定したから、粛々と工事を推進だ !
3)知事選勝利の結果を根拠に、埋め立て承認の
撤回に踏み切ることができる
4)埋め立て承認を撤回すれば、辺野古米軍基地
建設をストップできる !
5)専門家の意見書は、県知事権限に承認の取り消し
と撤回が含まれると指摘した !
6)基地建設の進捗を容認すれば、撤回の時点の
「国の不利益」が拡大する !
7)「沖縄にこれ以上基地を造らせない」と思う市民が、
体を張って抵抗し、選挙も勝利した !
以上は前回投稿済みです。以下はその続きです。
8)仲井真弘多氏は、公約違反・「埋め立て申請を承認」した、「裏切りの知事」だ !
「裏切りの知事」であったのだ。日本の政治は薄汚れてしまっている。
消費税増税に突き進んだ野田佳彦氏、TPP参加にのめり込む安倍晋三氏。
ウソと裏切りで固めた薄汚れた政治屋が跋扈している。
日米首脳会談で安倍晋三氏は、オバマ米大統領に、「翁長雄志知事から「(米軍普天間飛行場の)名護市辺野古移設には反対だ」と言われた」ことを報告した。
しかし、同時に、「辺野古移設が唯一の解決策とする立場は揺るがない」とも述べた。
琉球新報をはじめとする日本のメディアは、翁長氏と安倍氏の会談で、翁長氏が辺野古移設に反対の意思をオバマ大統領に伝えて欲しいと述べたことを大きく報道したが、その翁長−安倍会談の意味は一体何であったのか。
9)日米両国政府に、翁長−安倍会談が、単に利用されただけではないか?
沖縄の意向を踏まえたうえで、日米両国政府が、より高い次元で判断し、辺野古米軍基地建設を推進するという結論を得たということに、翁長−安倍会談が、単に利用されただけということになるのではないか。
「辺野古に基地を造らせない」ことを本当に希求する人々が取るべき行動は、辺野古に米軍基地を造るためのひとつのプロセスでしかない翁長−安倍会談に賞賛を送ることではなく、翁長氏に、国と正面から対決してでも、「埋め立て承認を撤回」させ、辺野古米軍基地建設を現実に中断させることではないのか。
10)翁長−安倍会談は、反対意見にも耳を傾けました
という「アリバイ」を創るためにの演出 !
翁長−安倍会談などは、原発を再稼働させる際に実施される、パブリックコメントの募集や公聴会のようなものに過ぎない。
原発を再稼働させることをあらかじめ確定しておきながら、反対意見にも耳を傾けましたという「アリバイ」を創るために、こうしたパブコメや公聴会が、一種の装飾品として用意されるのである。
それに喜んで参加することは、政府が用意するシナリオに加担することにしかならないのである。
ものごとの本質を見極めることが重要である。
翁長氏が本気で「辺野古に基地を造らせない」と考えているのかどうかが、重要なのである。
本当に「辺野古に基地を造らせない」ことを考えるなら、問題の根本にある「埋め立て承認の撤回および取り消し」を検討するべきなのだ。
11)岩礁破砕許可の取り消しなどを表に出すのは、目くらましの偽装工作か ?
これを横に置いて、岩礁破砕許可の取り消しなどを表に出すのは、目くらましの偽装工作であると批判されても仕方のないものだ。
安倍政権が基地建設を推進している以上、「辺野古に基地を造らせない」公約を実現しようと考えるなら、安倍政権と全面対峙することを避けることはできない。
翁長氏の言動からは、国と全面対決してでも、「辺野古に基地を造らせない」の公約を絶対に守り抜くという、気魄と意志、覚悟が感じられないのである。
「反対させていただく」「英断を期待したい」の姿勢で公約を守り抜くことは不可能である。
(参考資料)
『明治維新の正体』『戦後史の正体』と辺野古基地の深い関係 !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2015/05/02より抜粋・転載)
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1)日米安保条約を制定して、半植民地状態に移行し、沖縄は切り棄てられた !
2)「米国が沖縄その他の琉球諸島の軍事占領を継続するよう天皇が希望している」
3)戦争責任から逃れること、天皇制を守る事のため米国に隷属を指示 !
4)翁長氏当選後も埋め立て承認の撤回、取消に進んでいない !
5)翁長氏記者会見、「異様な」聴衆の「ヤジ」が轟いていた=翁長タブー
6)結局、政府に押し切られた、という形にならないか ?
7)痛いところを突かれた質問を、翁長氏と会場が一体になって封じ込める !
以上は前回投稿済みです。以下はその続きです。
8)「翁長タブー」を踏越えて、「埋め立て承認の撤回」と「取り消し」を求めるべきだ !
翁長雄志氏は、「辺野古に基地を造らせない」ことを公約に掲げて知事に選出されたが、現状で、「辺野古に基地を造らせない」ことを確実に前進させる、唯一の実効性のある知事権限行使とは、「埋め立て承認の撤回」と「取り消し」であるが、この有効な方策の行使について、翁長氏はほとんど触れようとしない。
「辺野古に基地を造らせない」ことを求める沖縄県民は、「翁長タブー」を踏越えて、知事に「埋め立て承認の撤回」と「取り消し」を求めるべきではないだろうか。
改めてブログで紹介させていただくが、哲学者の内田樹氏と政治学者の白井聡氏が対談書の『日本戦後史論』(徳間書店)http://goo.gl/rkFHcIを刊行されている。
帯には「タブーなしの徹底対談!」とある。
9)敗戦後の日本は、戦前の日本を引きずっているのが真相だ !
「タブーなし」とあるように、本書では、「天皇の戦争責任」が徹底的に論じられているのである。
第二次大戦の敗戦後、日本は新しい時代を迎えたが、その実、敗戦後の日本は、戦前の日本を引きずっているのである。
同書は、占領下の日本の徹底検証が必要であることを強調する。
白井氏は『永続敗戦論』http://goo.gl/yibEL5で、戦後日本の実相を明らかにして、大いなる注目を浴びている新進気鋭の政治学者である。
白井氏は、戦後の日本が、第二次大戦の純然たる敗北、文句なしの負けをごまかしてきた、と指摘する。白井氏はこれを「敗戦の否認」と呼ぶ。なぜ敗戦を否認しなければいけなかったのか。
白井氏はこう指摘する。
10)戦争指導者が、戦後また支配的な地位に留まり続けるための「敗戦の否認」
「あの戦争を指導していた人たちが、戦後また支配的な地位に留まり続けるためです。
彼らは間違った指導をしたのですから、本来は損な地位に就けるはずがない。
だから敗戦という事実をできる限りあやふやにしなければならなかった。」戦後の日本は戦前と断絶し、新しい時代に切り替わったと学校では教えている。しかし、内実は違う。
戦後の日本は、内実のところで、戦前を引きずっているのである。
11)戦前・旧体制が自己保身するために、米国に寄り添ってきた !
そして、旧体制が自己保身するために、すべてを米国に寄り添ってきたのである。
内田氏は同書の末尾に次のように指摘する。
「フランスの場合を似ているのは、占領期に占領軍と通じていた人間たちが、その後の日本政府の中枢を占めているということです。
自民党のある部分は、敗戦時に軍隊の物資を私物化したフィクサーとCIAの合作です。
ですから、そこにかかわる話は日本の保守政界でも、保守系メディアでも完全なタブーですね。
しかしいまだに当時の関係者たちの末裔たちが政権中枢に居座っている。
12)自民党は、敗戦時に軍隊の物資を私物化したフィクサーとCIAの合作 !
岸と正力がCIAのエージェントだったことを知れば、安倍晋三と読売新聞がつるんでいるという政治的絵図は、1945年から変わっていないということがわかります。」情報を開示する米国ではあるが、岸信介に関する情報は、いまだに十分開示されていない。
13)岸信介と正力がCIAのエージェント、安倍晋三と読売新聞は癒着 !
白井氏は、「CIAの情報は自動的に何年か経てば公開していくはずなんだけれども、岸
ファイルについては例外扱いで、公開されていなのだそうです。
戦後の日米関係の根幹、ひいては現在の日米関係を揺るがしかねないという反なのでしょう」
と指摘する。私たちは、『戦後史の正体』を確認する必要がある。
近年、CIAの情報が開示されることなどを通じて、隠蔽された歴史の真実が少しずつ明らかにされ始めている。戦前は戦後につながり、明治は昭和につながっている。
そもそも、明治維新についての真相解明が強く求められている。
14)明治維新の謎を解き明かすことが、現代日本を正確に理解する鍵を握る !
明治維新の謎を解き明かすことが、現代日本を正確に理解する鍵を握るのであると思う。
支配者は「民主主義」の装いをまとって、人民を支配している。
沖縄の辺野古問題で、人民は支配者の巧妙な工作を暴露して、勝利を勝ち取らねばならないのである。
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