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超党派の国会議員OBが、自民党の「1強多弱」を憂える勉強会
「さとやま・草莽の会」を発足 !
村山元首相・村上元労相・山崎元自民党副総裁・矢野元公明党委員長ら参加 !
対米公約先行、日米防衛指針改定国会無視、独裁者気取りの安倍首相 !
安倍政権の驚くべき欺まん的考え方 !
(blogs.yahoo.co.jp >: 2015/3/12(木)より抜粋・転載)
戦後70年の節目の年に、日本の今の政治を憂う人々の間で、端緒的ではあるが新しい動きが出始めた。
本日発売の「日刊ゲンダイ」(13日付)に「『1強多弱』を憂う議員OB会結成 村山元首相が“戦争できる国”に『待った』!」の記事が掲載されている。
記事は以下のような内容だ。
☆これでも安倍首相は聞く耳を持たない気か ?
村山富市元首相、村上正邦元労相ら超党派の国会議員OBが11日、「1強多弱」の政界の現状を憂う有志団体「さとやま・草莽の会」を発足、憲政記念館で初会合を開催した。
ほかにも、山崎拓・元自民党幹事長や矢野絢也・元公明党委員長ら10人が出席。安倍首相が8月の終戦記念日に出す戦後70年談話について、「植民地支配と侵略への反省」を明記した20年前の村山談話の継承を求める声が相次いだ。
☆日本を「戦争できる国」へ導く安倍首相に対し、警鐘を鳴らした !
村山元首相はこの日、別のシンポジウムにも登壇。日本を「戦争できる国」へ導く安倍首相に対し、こう警鐘を鳴らした。
「集団的自衛権に関する安倍政権の方針を聞いた時、私は<間違った道へ行ってしまう>と感じました。行使の条件を少しずつ緩和していくと、いつの間にか米国が主導する戦争に加担してしまう可能性がある。米国に押し付けられた憲法に問題があるというのなら、日本で一からつくり直してもいい。
しかし、戦後日本の平和を守ってきた9条は、長年続いた戦争の失敗から学び、生まれたものです。これだけは、守らなければならない」
時に語気を強めながら話す、村山元首相に、来場者から拍手が巻き起こり、「そうだ!」といった声も上がった。村山元首相は、シンポジウム終了後に改めて日刊ゲンダイ本紙にこう語った。
☆村山談話は、歴代の首相が継承し、国際的に認知されたものだ !
「村山談話は歴代の首相が継承し、国際的に認知されたものです。
安倍首相がどこを変えたいのかは分かりませんが、私は変えるべきではないと考えています。
また、積極的平和主義といって武力の強化を掲げていますが、中韓を納得させることは到底できないでしょう。
☆メルケル首相:過去の総括が和解の前提だ !
ドイツのメルケル首相は、来日時に<過去の総括が和解の前提>と話しました。
これは、アジア各国が抱く日本への不信感を払拭して欲しいというメッセージなのです。アジアで孤立すれば、日本の将来はありません」
村山元首相は「首相の良識に期待する」とも語っていた。安倍首相の耳にその声は届くのだろうか。
(以上引用)
また、同じこの会合を伝えた「共同通信」が11日夕方に配信した「70年談話『反省』継承を 村山元首相ら勉強会発足」とした記事は、以下のようなものだ。
イメージ 3 村山富市元首相や村上正邦元労相ら元国会議員を含む有志が11日、自民党の「1強多弱」の政治状況を憂える勉強会「さとやま・草莽の会」を発足させ、東京都内で初会合を開いた。
☆「植民地支配と侵略への反省」を明記した村山談話の継承すべきだ !
安倍晋三首相が今夏に出す戦後70年談話をめぐり、「植民地支配と侵略への反省」を明記した戦後50年の村山談話の継承を求める声が相次いだ。
初会合には村山、村上両氏のほか、山崎拓自民党元副総裁や矢野絢也元公明党委員長ら約10人が出席した。呼び掛け人には鳩山由紀夫元首相も名を連ねる。
村山氏は70年談話について「安倍首相は『侵略』という言葉や『おわび』に若干の疑義があるのではないか」と指摘した。
(以上引用)
「共同」の記事では、鳩山由紀夫元首相も呼びかけ人になっているという。
なお、上記の2つの記事には名前がないが、新党大地の鈴木宗男代表も参加しており、鈴木宗男氏のオフィシャルブログにその会合の様子を撮った写真が出ている。
http://ameblo.jp/muneo-suzuki/entry-12000144467.html
(参考資料)
T 対米公約先行、日米防衛指針改定「粛々」「堅実」「淡々」と進む !
「本末転倒」「順序が逆」と批判 !
安保法制と日米防衛指針、国会審議・関連法案は後回し !
国会無視、独裁者気取りの安倍首相 !
(dmcr.blog.fc2.com/:2015年4月9日 より抜粋・転載)
4月8日、中谷防衛相とカーター米国防長官が東京都内で会談し、27日にワシントンで開く外務・防衛担当閣僚会合(2プラス2)での日米防衛協力指針(ガイドライン)改定に向け、協議を加速させることを確認しました。
改定は、1997年以来、18年ぶりです。
日本が集団的自衛権を行使する場合の協力内容を盛り込むとともに、自衛隊による米軍の後方支援を日本周辺から地球規模に拡大するなど、従来の協力の枠組みを大きく超える内容となります。
自民、公明の与党協議で安全保障をめぐる法制の大枠が決まってはいますが、関連法案として仕上がり、閣議決定しているわけでもありません。
先に指針を決め、後から法案を審議するのでは順序が逆です。
安保政策の大転換が、対米公約を先行する形で既成事実化することは許されるものではありません。
(イラスト 工場長)(コラージュ 副島和芳)
会談では、米軍普天間飛行場移設に関し、名護市辺野古への移設が唯一の解決策であるとの認識でも一致しています。
米国の国防予算は、毎年、日本の防衛費なみの金額を削減しなければならないところに追い込まれています。
自衛隊の海外展開、沖縄の新基地建設、どちらも米国にとってはウエルカムなのは間違いありません。
法的な裏付けもなく、国民の理解も置き去りにして、既成事実化が進みます。
U 国民にあえてわかりにくくするやり方と驚くべき欺まん的考え方
立憲主義を無視する高村副総裁発言
1)本質は、集団的「他衛権」と浜矩子教授が主張 !
憲法9条と集団的自衛権行使について、本質的議論を公表せず、個別事例の議論をすることは、国民にあえてわかりにくくするやり方である。
1972年政府見解は、憲法上、集団的自衛権を行使できないと結論した見解であり、その見解をつまみ食いして、集団的自衛権を行使できる根拠にする、安倍自民党のやり方は、驚くべき欺まん的考え方である。―
(2014年6月13日報道ステーションより抜粋・転載)
今日ニュースステーションちらっと見たら、浜矩子さんが「集団的自衛権という言葉が混乱を生んでいる。本質は、集団的他衛権。」と発言していて、図星で笑ってしまった。ちなみにその後の発言→「大問題。枠組みを大きく変えるのに解釈で180°変えようとしている。」
(Twitterkiwikaako (kiwikaako)より抜粋・転載)
今日の報ステも鋭い指摘。経済学者の浜矩子さん。集団的自衛権行使は「極めて限定的」というが歯止めは?に対し自民・高村氏発言:「国民に選ばれたその時々の政治家ですよ」に対して、「勝手気ままな解釈で政治家に判断させないために、最高法規である憲法が縛っている。
その立憲主義を無視したことを、高村副総裁は、よくも言えたものだ」と。(Twitterhiro027kiyo (原田ひろみ 清瀬市議:より抜粋・転載)
2) 歴史的には、集団的自衛権行使は、大国による侵攻を正当化するものが実態 !
故に属国日本は、戦争に巻き込まれる !
【東京新聞社説・後半部分】:安倍首相は、5月15日の記者会見で、お年寄りや乳児を抱く母子を描いたイラストを示しながら、「彼らが乗っている米国の船を今、私たちは守ることができない」と、行使容認の必要性を強調した。
しかし、これは現実から懸け離れた極端な例である。
米艦艇に輸送を頼らなければいけない緊迫した状況になるまで、お年寄りや乳児を抱える母子が紛争地に取り残されるだろうか。
そうなるまで手を打たなかったとしたら、日本政府の怠慢にほかならない。
安倍首相はきのう「日本人が乗っていない船を護衛できないことはあり得ない=護衛できる、とも述べた。ついに馬脚を現したという感じだ。
これでは、安倍首相の狙い、集団的自衛権の行使容認が、日本国民の命をどう守るかではなく、米軍の軍事行動と一体化することが主目的であると疑われても仕方があるまい。
集団的自衛権は、国連憲章で加盟国に認められた権利だが、安全保障理事会に報告されたこれまでの例を振り返ると、米国や旧ソ連など、大国による侵攻を正当化するものがほとんどだ。
そのような権利の行使が、平和主義国家の歩みと相いれるだろうか。
現実から懸け離れた事例を示して、お年寄りや乳児を抱えた母子を守らなくていいのかと情緒に訴え、一内閣の解釈変更で憲法の趣旨を変えてしまう。
平和主義を守り抜くというのなら、そんな政治手法をまずは封印する必要があるのではないか。
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