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「改革」の中身が、「弱肉強食」と「共生」の どちらなのかが重要だ ! 美辞麗句に気をつけよう !
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投稿者 青木吉太郎 日時 2015 年 4 月 19 日 23:10:26: jobfXtD4sqUBk
 


「改革」の中身が、「弱肉強食」と「共生」のどちらなのかが重要だ !

安倍政権の美辞麗句に気をつけよう !

日本を改革するために、どのような政治の変化と政治活動が必要なのか ?

政治改革を破壊した民主党悪徳10人衆の大罪と自民党体制の真相 !

公明党が自民党権力に迎合・屈服した理由は ?


(「植草一秀の『知られざる真実』」:2015/04/16より抜粋・転載)
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1)新著、「日米開戦の正体」、史上最悪の愚策を解き明かす

元外務省国際情報局長である、孫崎亨氏が、5月に新著を上梓される。
『日米開戦の正体――なぜ真珠湾攻撃という道を歩んだのか』:(祥伝社):http://goo.gl/o1Jyta
帯には、「史上最悪の愚策を解き明かす」とある。
タイトルを見るだけで、強い関心をそそられる書である。

2月には、ニューヨークタイムズ東京支局長のマーティン・ファクラー氏と対談による共著書
『崖っぷち国家 日本の決断』(日本文芸社):http://goo.gl/blzwAV:副題「安倍政権の暴走と自主独立への提言」を出版されている。

2)孫崎亨氏の著書、「安倍政権の暴走と自主独立への提言」

精力的な執筆活動に敬意を表するとともに、高い見識、深い洞察、尊い真理探究に一人の市民として心より感謝を申し上げたい。
新著については、まだ拝読させていただいていないので、刊行後に改めて、紹介させていただきたい。
この孫崎亨氏が、ニコニコ動画で、「孫崎亨チャンネル」、を開設されている。
http://ch.nicovideo.jp/magosaki/live:このプログラムに、4月17日(金)午後9時に出演させていただく。http://t.co/iag5svv8EH:孫崎氏の特別のご配慮で、無料、一般公開される、ということであるので、ぜひ、ご高覧賜りたい。

番組では、私が、孫崎氏にさまざまな問題について、お伺いをすることになると推察するが、日本の進路を誤らぬための方策について、私なりの意見も申し上げさせていただきたいと思っている。

孫崎氏は、いまから1年余り前に、『小説外務省』(現代書館)、http://goo.gl/Qtmh81、を刊行されている。


3)『小説外務省』で、尖閣問題の真相、深層を抉り出す !

尖閣問題の真相、深層を抉り出す、主要論点を網羅したノンフィクション小説である。
このなかに、孫崎氏の精力的な活動の底流にある、哲学を垣間見せてくれる記述がある。
「木阿弥の一族にとっては、何より大事なのは、まず自己の自己に対する誠実であって、〔中略〕外に対する器用さは、己れの心にたがうことを行うのを恐れる」という考え方は、西京寺の中でゆるぎない人生の道標になっていた。」西京寺とは、小説のなかでの孫崎氏の名である。

4)孫崎亨氏の理念:「自己の自己に対する誠実」

「自己の自己に対する誠実」の言葉こそ、孫崎氏の行動を理解するキーワードであると考える。
原子力研究の道に進み、原子力の現実を直視して、京都大学原子炉実験所で原発廃絶に注力し続けてきた小出裕章氏の行動とも重なる。

経産省を離れて言論活動を展開する古賀茂明氏の行動も「自己の自己に対する誠実」が底流にあるように感じられる。

古賀氏は、「改革はするが戦争はしない」、ことを訴えている。私は「改革」の中身が問題だと考える。

経済政策運営においては、「弱肉強食」の方向を目指すのか、「共生」の方向を目指すのか。
これが、最重要の判断基準であると考える。


5)「改革」の中身が、「弱肉強食」と「共生」のどちらなのかが重要だ !

「改革」というのは「変える」ことだから、この言葉だけでは方向が分からない。
私は「弱肉強食」を目指す方向への「改革」には反対である。
この点で、古賀氏と主義主張を異にする部分がある。

しかし、古賀氏が示している、「自己の自己に対する誠実」、には賛同し、敬意を表している。

原発、集団的自衛権、辺野古、TPP、消費税、格差、を私は基本六大問題と考えているが、この六大問題のうち、始めの四問題について、孫崎氏のお考えを、お伺いしたいと考えている。

そして、この問題について、日本が針路を誤らぬために、どのような政治の変化が必要なのか、
そして、そのために、どのような政治活動が必要なのか、について、孫崎氏のご教示を賜りたいと考えている。


6)日本を改革するために、どのような政治の変化と政治活動が必要なのか ?

ぜひ、ご高覧賜り、主権者が主導する政治変革の行動に参画していただきたいと思う。
原発について、福井地裁が、画期的な判断を示した。
この判断は、日本の司法の力というよりも、樋口英明裁判官という、一人の裁判官の力量に負うところが大きいと思われる。

日本の司法の判断として、こうした判断が示されたのであるなら喜ばしいことであるが、現実には、日本の司法の現実にあって、このような判断が示されることは稀であり、例外的な行動であるというのが真実に近いのだろう。

上級審で判断がどのように覆されるか、あるいは維持されるか。
主権者は、厳しく監視しなければならないだろう。

―この続きは次回投稿します―


(参考資料)

T 政治改革を破壊した民主党悪徳10人衆の大罪と自民党体制の真相 !


「植草一秀の『知られざる真実』」:2014/12/25より抜粋・転載)

1)既得権益勢力は、改革阻止の「政治謀略事件」断行

民主党の海江田万里氏が総選挙で落選し、民主党代表を辞任した。
民主党は、年明けに新しい代表を選出する。しかし、この党に対する主権者の期待は冷め切っている。

2009年に政権交代を実現し、日本政治が変革するとの期待が日本中に広がった。
このとき、最大の警戒をもって状況を見つめたのが、日本の既得権益である。
日本の既得権益とは、米国・官僚・大資本のトライアングルだ。
別名は、ハゲタカ・シロアリ・ハイエナである。

攻撃の対象とされたのは、小沢一郎氏と鳩山由紀夫氏だった。
小沢一郎氏に対しては、西松事件、陸山会事件という、戦後最悪の「政治謀略事件」が捏造された。

鳩山由紀夫氏に対しては、個人献金をめぐるスキャンダルが掘り起こされ、徹底的な「人物破壊工作」を展開された。


2)「隠れ既得権益派」が普天間問題で、鳩山首相に違背

そして、もうひとつ見落とせないことは、政権交代の最大の功労者である、小沢氏と鳩山氏が人為的に分断されたことだ。
鳩山政権は、沖縄の普天間移設問題で、トラップ(ワナ)にかけられた。

鳩山首相が、普天間問題で追い落とされる原因を創作したのは、民主党内の「隠れ既得権益派勢力」だった。

具体的には、沖縄基地問題を担当した、岡田克也外相、前原誠司沖縄担当相、北澤俊美防衛相
の三名が、鳩山首相に対して忠誠を誓わず、横田政府=米国の僕(しもべ)として動いたのである。

このために、鳩山首相が追求した、普天間基地の県外・国外移設方針が座礁した。


3)悪徳民主党議員が「政治謀略事件」渦中の小沢氏を攻撃

そして、もうひとつ、2009年の政権交代が破壊された最大の理由のひとつは、小沢一郎氏が謀略によって、「人物破壊」されたことだ。

2009年3月3日に勃発した、西松事件で、小沢一郎氏は不当な追及を受けた。
民主党は一致結束して、検察による小沢民主党攻撃に立ち向かう必要があったが、民主党の一部の人間は後ろから小沢一郎氏に対して弾を撃ったのである。

その悪徳民主党議員が、岡田克也、前原誠司、玄葉光一郎、枝野幸男、安住淳などのメンバーである。


4)公約破棄の消費税増税提示で民主党への信頼失墜

そして、政権交代を実現した民主党の存立基盤が完全に粉砕される原因になったのが、公約破棄の消費税増税方針提示だった。

この背徳の政策運営が、民主党に対する期待を絶望と怒りに変えた。
その戦犯が、渡部恒三、藤井裕久、仙谷由人、菅直人、岡田克也、野田佳彦、前原誠司、枝野幸男、安住淳、玄葉光一郎の悪徳10人衆である。
民主党は、「シロアリを退治して天下り機関を排して天下りを根絶する。

そこから始めなければ、消費税を上げるのはおかしい」ことを公約に掲げて2009年総選挙に臨んだ。


5)シロアリを退治なき、消費税増税提示で信頼失墜

その民主党が、シロアリを退治しないまま、消費税増税に突き進んだのである。
だから、民主党は、主権者から見放された。
民主党を破壊した戦犯が、民主党代表選に出馬するのだという。

要するに、権力亡者なのだ。
権力亡者をトップに据えて、民主党が一刻も早くに消滅することを念願する。


6)政権交代・政治改革を破壊した民主党悪徳10人衆

日本政治を破壊した、民主党悪徳10人衆は、民主党解体とともに消滅してもらいたいと思う。
民主と維新の一部、生活、社民などが連携して、「主権者の党」を創設するべきだ。


7)菅・野田首相は、財務省に屈服し、消費税増税推進

民主党がいまだに、この負の遺産を引きずっているために、日本政治の未来が開けないのだ。
直接的に最大の汚点を残したのは、民主党が財務省の軍門に下ったことだ。
その主犯は菅直人氏と野田佳彦氏だ、裏から誘導したのは、藤井裕久氏である。
菅直人氏も野田佳彦氏も、私の主張の影響を受けたのだと思う。


8)悪徳10人衆は、自分の出世、名誉欲、権力欲だけ

二人とも、何よりも優先したことは、自分の出世、名誉欲、権力欲である。
財務省から、「消費税増税推進と引き換えに、首相ポスト獲得への全面協力」のオファーを受けて、いともたやすく、変節を遂げたのであると思われる。
この変節が日本政治を破壊したのである。


U 自民党権力に迎合・屈服した公明党

魚住昭氏の主張:

(魚住昭『差別と権力』講談社2004年、295〜296頁より抜粋・転載)

後に、野中広務元幹事長が、自公政権作りを成し遂げた後、有力支持者の1人が
「どうやって学会・公明党とのパイプをつくったんですか」と野中に聞いた。
すると野中はこう答えたという。

「叩きに叩いたら、向こうからすり寄ってきたんや」
と著書にしるしている

*宗門事件・創価学会迫害の長期黒幕・実行者・自民党
(大悪政・大失政の責任者)に従属し、支持者にその迫害・

大悪政の真相をインペイすることは、日蓮大聖人・三代の会長
への違背、創価学会員への裏切り行為になりませんか ?


*公明党初期(池田第三代会長時代):

「中道革新連合政権」構想5項目

@反自民党、反大資本 

A平和・自立・中立に基づく外交政策。「日米安保条約の段階的解消」

在日米軍基地の段階的縮小 

B日本国憲法と議会制民主主義の擁護  

C国民福祉優先の経済政策 

D政治・経済の改革は、漸進主義を選択する 


* 自民党の一党支配を打破し、新政権軸を目指す !:石田委員長:

1993年:「政治を刷新して、緊張感を持たせる、また、政・官・財
の癒着を断ち切るには、どうしても二つの問題が重要になってくる。
1つは“政権交代のシステム”であり、
もう1つは“抜本的政治改革”だ」と主張しました。

浜四津敏子代表:

政権を選択できる、二大政党制をつくりたい !(1998年8月)




 

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