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対米公約先行、日米防衛指針改定「粛々」「堅実」「淡々」と進む !
「本末転倒」「順序が逆」と批判 !
安保法制と日米防衛指針、国会審議・関連法案は後回し !
国会無視、独裁者気取りの安倍首相 !
国民にあえてわかりにくくするやり方と驚くべき欺まん的考え方の安倍政権
「平和の党」から「現世利益の党」への変質によって、
公明は実質的に自民党の下部組織となった !
T 中谷防衛相とカーター米国防長官が東京都内で会談 !
(dmcr.blog.fc2.com/:2015年4月9日 より抜粋・転載)
4月8日、中谷防衛相とカーター米国防長官が東京都内で会談し、27日にワシントンで開く外務・防衛担当閣僚会合(2プラス2)での日米防衛協力指針(ガイドライン)改定に向け、協議を加速させることを確認しました。
改定は、1997年以来、18年ぶりです。日本が集団的自衛権を行使する場合の協力内容を盛り込むとともに、自衛隊による米軍の後方支援を日本周辺から地球規模に拡大するなど、従来の協力の枠組みを大きく超える内容となります。
自民、公明の与党協議で安全保障をめぐる法制の大枠が決まってはいますが、関連法案として仕上がり、閣議決定しているわけでもありません。
先に指針を決め、後から法案を審議するのでは順序が逆です。
安保政策の大転換が、対米公約を先行する形で既成事実化することは許されるものではありません。
(イラスト 工場長)(コラージュ 副島和芳)
会談では、米軍普天間飛行場移設に関し、名護市辺野古への移設が唯一の解決策であるとの認識でも一致しています。
米国の国防予算は、毎年、日本の防衛費なみの金額を削減しなければならないところに追い込まれています。
自衛隊の海外展開、沖縄の新基地建設、どちらも米国にとってはウエルカムなのは間違いありません。
法的な裏付けもなく、国民の理解も置き去りにして、既成事実化が進みます。
安倍政権が、憲法が定める「専守防衛」を踏みつける日も遠くありません。
U 国民にあえてわかりにくくするやり方
と驚くべき欺まん的考え方の安倍政権
立憲主義を無視する高村副総裁発言
1)本質は、集団的「他衛権」と浜矩子教授が主張 !
国民にあえてわかりにくくするやり方と驚くべき欺まん的考え方
立憲主義を無視する高村副総裁発言
憲法9条と集団的自衛権行使について、本質的議論を公表せず、個別事例の議論をすることは、国民にあえてわかりにくくするやり方である。
72年政府見解は、憲法上、集団的自衛権を行使できないと結論した見解であり、その見解をつまみ食いして、集団的自衛権を行使できる根拠にする、安倍自民党のやり方は、驚くべき欺まん的考え方である。―(2014年6月13日報道ステーションより抜粋・転載)
今日ニュースステーションちらっと見たら、浜矩子さんが「集団的自衛権という言葉が混乱を生んでいる。本質は、集団的他衛権。」と発言していて、図星で笑ってしまった。ちなみにその後の発言→「大問題。枠組みを大きく変えるのに解釈で180°変えようとしている。」
(Twitterkiwikaako (kiwikaako)より抜粋・転載)
今日の報ステも鋭い指摘。経済学者の浜矩子さん。集団的自衛権行使は「極めて限定的」というが歯止めは?に対し自民・高村氏発言:「国民に選ばれたその時々の政治家ですよ」に対して、「勝手気ままな解釈で政治家に判断させないために、最高法規である憲法が縛っている。その立憲主義を無視したことを、高村副総裁は、よくも言えたものだ」と。
(Twitterhiro027kiyo (原田ひろみ 清瀬市議:より抜粋・転載)
2) 歴史的には、集団的自衛権行使は、
大国による侵攻を正当化するものが実態 !
故に属国は、戦争に巻き込まれる !
【東京新聞社説・後半部分】:安倍首相は、5月15日の記者会見で、お年寄りや乳児を抱く母子を描いたイラストを示しながら、「彼らが乗っている米国の船を今、私たちは守ることができない」と、行使容認の必要性を強調した。
しかし、これは現実から懸け離れた極端な例である。米艦艇に輸送を頼らなければいけない緊迫した状況になるまで、お年寄りや乳児を抱える母子が紛争地に取り残されるだろうか。
そうなるまで手を打たなかったとしたら、政府の怠慢にほかならない。
安倍首相はきのう「日本人が乗っていない船を護衛できないことはあり得ない=護衛できる、とも述べた。ついに馬脚を現したという感じだ。
これでは、安倍首相の狙い、集団的自衛権の行使容認が、日本国民の命を
どう守るかではなく、米軍の軍事行動と一体化することが主目的であると
疑われても仕方があるまい。
集団的自衛権は、国連憲章で加盟国に認められた権利だが、安全保障理事会に報告されたこれまでの例を振り返ると、米国や旧ソ連など、大国による侵攻を正当化するものがほとんどだ。そのような権利の行使が、平和主義国家の歩みと相いれるだろうか。
現実から懸け離れた事例を示して、お年寄りや乳児を抱えた母子を守らなくていいのかと情緒に訴え、一内閣の解釈変更で憲法の趣旨を変えてしまう。
平和主義を守り抜くというのなら、そんな政治手法をまずは封印する必要があるのではないか。
(参考資料)
「平和の党」から「現世利益の党」への変質によって、
公明は実質的に自民党の下部組織となった !
公明党が集団的自衛権の行使容認についての閣議決定に加担した本当の理由、維新と野党再編の行方をめぐって(その25)Add Star
(広原盛明のつれづれ日記:2014-07-09より抜粋・転載)
≪与党密室協議の実態を知りながら...憲法9条を蹂躙し、集団的自衛権...≫
2014年7月4日の日経新聞には、公明党が、安倍政権の集団的自衛権の行使容認に加担した興味深い(本当の)理由が書かれている。
それは、安倍首相が、6月初旬、「(集団的自衛権の行使容認に協力しなければ)次の総選挙は支援しなくてもよい」と創価学会幹部に通告してきたことから始まった。
驚いた学会幹部は、「学会の支援なしに選挙を戦えるのか」と問い返したというが、首相は「構わない」といっこうに取り合わなかったという。
周知の如く、公明党の集票力は、全国で700〜800万票に達する。衆院選の300小選挙区で割れば、1選挙区当たり2万票を超える「固い票」が期待できるわけだ。
創価学会は、全国で僅か9小選挙区での自民候補見送りによる選挙協力と引き換えに(自民党と関係の深い北側副代表や太田国交相は、当該小選挙区の当選議員)、その他の大部分の小選挙区で自民候補を支援するという(一見、割に合わない)選挙協力を結んでいる。
激戦の小選挙区で自民候補が当選できるのは、創価学会が「下駄を履かせてくれる」から、というのが通り相場になっており、それがどれほど貴重な票であるかは、議員自身が一番よく知っている。
選挙になると、自民候補が、真っ先に駆けつけるのが、創価学会であり公明党であるのはそのためだ。
≪「公明党=万年与党化=現世利益の獲得」≫
私はつねづね、「公明はなぜこんな割に合わない選挙協力を自民と結ぶのか」と
不思議に思っていた。
対等な選挙協力なら、譲り合う選挙区が同数でなければならない。
それが僅か9選挙区での自民の支援を得る代わりに、残り300近い選挙区で
公明が一方的に自民を支援すると言うのだから、誰が考えても理屈が通らない。
しかし、そこには、公明党の「万年与党化=現世利益の党」としての変質があったのである。
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