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安倍氏は、植民地の総統としては、米国の命令に服従することに執着 ！
安倍氏の拠り所は、民意を裏切った、仲井真前知事の「忌まわしき埋め立て承認」だ ！
自公政権下、インペイされていた、辺野古米軍新基地、基地機能強化計画 ！
危険な計画隠しは許されない ！
（「植草一秀の『知られざる真実』」：2015/04/09より抜粋・転載）
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１）「上から目線の『粛々』という言葉を使えば
使うほど、県民の心は離れて、怒りは増幅していく
２）安倍自公政権は、民主主義の根幹を理解していない ！
３）安倍政権は、米国の植民地であることを示す「日米地位協定」で政治を運営 ！
４）基地建設強行の拠り所が、仲井真前知事が出した「埋め立て承認」だ ！
５）「裏切りの埋め立て承認」だから、仲井真氏は、隠れてばかりだった ！
６）安倍首相は、民意無視、美辞麗句で実態は真逆、「巧言令色鮮し仁」だ ！
７）安倍首相は、米国・官僚・大資本の家来になって地位安泰だけに熱心 ！
以上は前回投稿済みです。以下はその続きです。
８）安倍氏は、植民地の総統としては、米国の命令に服従することに執着 ！
植民地の総統としては、何よりも大事なことは、本国の命令に服従することである。
支配地の知事が何を言おうが、支配地の住民が、どのように抵抗しようが、そんなことは関係のないこと。上から目線で支配し続ければよい。そんな風に考えているのだろう。
しかし、建前上は、日本は独立国であり、また、基本法である憲法もある。
憲法には、主権在民、民主主義の根本ルールが定められている。
主権者は国民だから、すべての決定の基本には、主権者の判断が置かれる。
これが、憲法の規定であり、主権在民国家の根本原則である。
９）民意を無視して、戦争のための巨大基地を建設することは憲法違反だ ！
辺野古の美しい海岸を破壊して、戦争のための巨大基地を建設することが、日本国憲法に反していることは言うまでもない。
そして、沖縄の県民は、２０１０年の知事選、２０１４年の知事選、２０１３年の参院選、２０１４年の衆院選のすべてにおいて、「辺野古米軍基地建設＝ＮＯ」の意思を明確に示し続けてきた。
沖縄県名護市の市民は、２０１０年、２０１４年の市長選、市議選で、やはり、「辺野古米軍基地建設＝ＮＯ」の意思を明確に示し続けてきた。
こうした沖縄県民、名護市民の意思に対して、卑劣な裏切り、背信行為に突き進んだのが、仲井真弘多氏である。
10）安倍氏の拠り所は、民意を裏切った、仲井真前知事の「忌まわしき埋め立て承認」だ ！
そして、安倍政権が米軍基地建設強行の拠り所にしている最大の根拠が、この「忌まわしき埋め立て承認」なのだ。
だから、「埋め立て承認があるから、粛々と米軍基地建設を進める」などと言える状況にはないのである。
米国内でさえ、住民意思を踏みにじる基地建設強行に対する反対意見が噴出し始めている。
沖縄県民の意思を踏みにじり、基地建設を強行するなら、沖縄県民は、重大な判断を示すことになるだろう。
沖縄は、日本から独立する道を選択することになるだろう。当然の帰結である。
安倍晋三氏は、あぐらをかいている。
11）安倍自公政権は、「数の力」で横暴な政治運営を続けている ！
どこにあぐらをかいているのかと言えば、衆参両院の議席数の上だ。
安倍政権与党が、衆参両院の多数議席を占有している。
この、「数の力」で横暴な政治運営を続けている。
しかし、その数も、主権者の多数支持に支えられた数ではない。
主権者の半分が選挙を棄権し、選挙に行った主権者の半分が自公政権与党に投票した結果としての数に過ぎない。
12）自民党の絶対得票率は、17％に過ぎないのに、傲慢な暴走を継続 ！
自民党単独では、主権者全体のなかで自民党に投票した主権者は、１７％しかいない。
まさに、砂上の楼閣の上であぐらをかいているのである。
そうであるなら、全身全霊を注ぐ注力が必要だ。
４月５日の菅−翁長会談の詳細をすべて把握することなど、基本のなかの基本と言えるだろう。
しかし、このような重要事項についてさえ、注意を払うことさえしていないと見られるのだ。
邦人がイスラム国に拘束され、身代金要求が突き付けられるなかで、安倍晋三氏は、昨年から今年の年末年始を、グルメ三昧、コンサート、ゴルフ三昧の時間を過ごした。
13）邦人人質殺害の危機の中、年末年始を、グルメ、コンサート、ゴルフ三昧の安倍氏 ！
国会でこの点を追求されても、「首相は体調を管理するのが最重要」などと述べて、反省する気配さえ示さない。
その上で、エジプト、イスラエルに行って、「イスラム国と闘う周辺諸国に２億ドルの支援を行う」と発言して、邦人２名を犠牲にしてしまったのではないかと見られている。
しかも、この邦人の安否はいまなお確認されないまま放置されている。
沖縄の人々は、辺野古の問題で絶対に妥協するべきでない。
沖縄県民140万人による、示威行動を拡大し、米国の命令で強行される基地建設を力で阻止するべきである。
本土の主権者も沖縄県民と力を合わせて、安倍政権の暴走を阻止しなければならない。
幸いというべきか不幸というべきか。安倍政権は「驕り」、「緩んで」いるから、瓦解する日は、遠くないはずである。
（参考資料）
自公政権下、インペイされていた、辺野古米軍新基地、基地機能強化計画 ！
危険な計画隠しは許されない ！
（news.livedoor.com ：2015年3月6日より抜粋・転載）
2015年3月6日 9時33分 しんぶん赤旗
★日本政府が、重大なウソをついている疑惑
沖縄の米海兵隊普天間基地（宜野湾市）に代わる名護市辺野古の新基地建設で、日本政府がまたもや重大なウソをついている疑惑が濃厚になっています。
政府は新基地に軍港機能が加わることを否定してきました。
ところが、新基地に整備が計画されている岸壁の全長が、海兵隊の侵攻作戦を支援する強襲揚陸艦を安全に係留するのに必要とされる長さと一致していることが分かりました。
新基地の機能強化、基地負担の増大につながる危険な計画を県民に隠したまま強行することは許されません。
★辺野古基地、巨大強襲揚陸艦の接岸可能に ！
新基地の岸壁は、政府による環境影響評価の最終段階（２０１２年１２月）では全長約２００メートルとされていましたが、沖縄県への公有水面埋め立て申請（１３年３月）の段階で突如、２７１・８メートルに延長されました。
これは、米海軍佐世保基地（長崎県佐世保市）を母港にしている強襲揚陸艦ボノム・リシャール
（全長２５７メートル）が接岸可能な長さです。
「なぜ岸壁を延長するのか」「強襲揚陸艦の運用を可能にするためではないのか」―。
こうした指摘に政府は、岸壁は「（故障した航空機を搬出する）運搬船が接岸できるようにするため」であり、「強襲揚陸艦の運用を前提とするものでは全くない」（安倍晋三首相）と強調してきました。
しかし、２７１・８メートルという岸壁の全長が、強襲揚陸艦の安全な係留に必要として示された長さと一致することが、米海軍の指示で作成された、「技術書で判明」したのです。
★真相隠しは、政府の説明は、大ウソ、全くでたらめだ
陸海空一体となった一「大出撃拠点」が造られる ！
政府は、新基地の機能について、垂直離着陸機オスプレイなど航空機の運用機能だけだと繰り返してきました。
しかし、排水量が４万トンを超える、「巨大強襲揚陸艦」が接岸できる、軍港機能が付け加えられれば、海兵隊の地上戦闘部隊が駐留する隣接のキャンプ・シュワブなどと併せ、陸海空一体となった一「大出撃拠点」が造られることになります。
政府の説明は全くでたらめだということになります。
問題はそれだけではありません｡新基地を米軍･自衛隊一体の軍事拠点にすることが秘密裏に検討されていたことも判明しました。
日本共産党の穀田恵二衆院議員は、防衛省・自衛隊が、新基地と一体運用されるキャンプ・シュワブなどに陸上自衛隊の戦闘部隊を常駐させる検討をしていたことを国会で暴露しました（３日）。
海兵隊の地上、航空部隊などでつくる海兵遠征隊（ＭＥＵ）との連携重視が狙いとされ、新基地の一層の機能強化につながります。
安倍首相は陸自部隊の常駐についても「全く考えていない」と答えていますが、その保証はありません。
普天間基地に代わる新基地建設を決めた、１９９６年のＳＡＣＯ（沖縄に関する特別行動委員会）最終報告で、草案には明記していたオスプレイ部隊の配備を削除し、以後、十数年にわたり隠し続けてきた前科もあります。
★自民党体制下の卑劣な行為：新基地の危険性を隠し ！
沖縄県民の反対世論恐れたから ？
政府が、「新基地の危険性」を隠し、「基地負担が軽減される」などというウソで固めて、建設を強行することは、民主主義の国では、決してあってはなりません。
政府が、そうした卑劣な行為をとるのも、県民の反対世論の一層の高まりを恐れているからです。
新基地建設を断念に追い込む運動を、沖縄でも全国でもさらに強める時です。
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