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小沢代表主張:「安倍首相の積極的平和主義に絶対反対」 ! 浜教授主張:安倍氏の欺まん的考え方 !
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/3896.html
投稿者 青木吉太郎 日時 2015 年 4 月 14 日 18:05:08: jobfXtD4sqUBk
 


小沢代表主張:「平和の名の下にリンチを助けるような積極的平和主義に絶対反対」 !

浜矩子教授主張:国民にあえてわかりにくくするやり方と驚くべき欺まん的考え方


(www.seikatsu1.jpより抜粋・転載)
小沢一郎代表記者会見:(2015年4月7日)

4月7日午後、国会内で小沢一郎代表が定例記者会見を行いました。
会見概要は以下の通りです。

【質疑要旨】

積極的平和主義について、集団安全保障について、辺野古移設問題について

統一地方選争点について、子どもの貧困対策について、政治家資質問題について

『日本改造計画』続編について

玉城デニー 幹事長:
今日は山本太郎代表が所用ではずしており、小沢一郎代表のみの代表会見となりますので、よろしくお願いいたします。

☆積極的平和主義について

Q.:安倍首相が国会答弁などで述べる「積極的平和主義」と、平和学で実際的に用いられる積極的平和主義という言葉の概念が食い違っているのではないかとネットなどで指摘されています。
小沢代表が考える積極的平和主義は、安倍首相のそれとどう違いますか。

小沢一郎 代表:A.: 積極的平和主義という言葉、その言葉だけを素直に解釈すれば、私もまったく同感です。ただ、安倍さんの積極的平和主義という言葉の背景は、今いろいろ言われております集団的自衛権ということも始めといたしまして、日本が独自で、日本の国と直接関わり合いのない国際紛争等にもアメリカあるいはその他の国と一緒になって参加していこうという考え方だと思います。

その彼の心情的背景には、いわゆる「戦前回帰」と言いますか、「国威発揚」と言いますか、「大国主義」的な考え方が背景にあってのことだろうと思います。私共の言う積極的平和主義とは、まったく別のものであります。
 
 例えば、アフガン戦争でもあるいはイラク戦争でもブッシュ前大統領は「これはアメリカの戦争である」という言い方をしました。
ということは、アメリカに対して攻撃をした者に対しアメリカが報復して攻撃するということです。それはまさにリンチでしかありません。
それがアメリカ単独であれ、あるいはこれからは日本も一緒になるのかどうか分かりませんが、日本であれどの国であれ、特定の国でその個人的なリンチに助っ人する、参加するということは、まさに自分たち自身がリンチを行なうと同じであります。
これはまったく私の言う積極的平和主義と根本的に、そして論理的に食い違うものであります。 
 私は、国連中心主義ということを言っておりますが、それは何かと言いますと(国際連合は)世界のほとんどすべての国が参加して理想の地球、世界、平和を目指してつくり上げた組織であります。
その力が、あるいは機能が十分発揮されていないということは事実であります。

だからと言ってそれを否定してリンチを行なったのでは。例えば1つの国の中で見ても「政府が何もしないから俺は直接犯人をやっつける」ということは許されないことでありますし、非常に基本的な間違いです。

 ですから私は、地球国家、地球連邦、地球全体の平和を守るための国連がやはり、国際紛争等に直接係わりながら、その解決に努力するということでありませんと、積極的平和主義というものは、まったく意味の違ったものになってしまうと思います。 
 今、安倍さんが進めようとしていることは、まさに米国と、あるいはその他の特定の国と国際紛争を解決すると。平和という名の下にリンチをする、少なくても手助けを日本が行なうということになるわけでありまして、私は、それに絶対反対であり、いけないことだと思います。
日本は飽くまでも世界の国々で構成する国連の大義の下で、秩序の維持、平和の維持、それに積極的に参加すると。それが日本の取るべき道だと思っております。

☆集団安全保障について

Q.:小沢代表の言う国連中心主義の下での国際紛争解決の有事活動ですが、仮に将来、日本の部隊が参加するとなった場合、危険な状態に陥る。また最悪の場合犠牲者が出ることも考えられます。そうなった場合、世論に対してどのように説明し理解を得ていこうと考えていますか。

小沢一郎 代表:A.: それは賢明な日本人だから分かるのではないですか。他の国の人が犠牲になるのは構わないけれど、日本人だけは嫌だというそんなバカなことは通用しません。それでは本当に平和を日本人が求めてるいのかどうかと、世界各国からもう疑いの目をもって、今でも疑われていますけれども、相手にされなくなるのではないでしょうか。

 それは飽くまでも国連の行動ですから。日本の政府の判断ではなくて、国連の方針に従って、参加した自衛隊であれ、あるいはその他の部隊であれ(国連の)指示に従って行うと。結果として本格的に参加すれば、犠牲が出るかも知れません。

しかしその犠牲を恐れていたのでは日本は本当の平和国家として、国際社会の一員としての責任を果たせなくなります。もちろん犠牲者が出ないように万全を期することはもちろんですけれども、それはいたし方ないことであり、日本人はきちんと説明すれば分かってくれると思います。

―この続きは次回投稿します―

(参考資料)

T 国民にあえてわかりにくくするやり方
と驚くべき欺まん的考え方
立憲主義を無視する高村副総裁発言

1)本質は、集団的「他衛権」と
浜矩子教授が主張 !
国民にあえてわかりにくくするやり方
と驚くべき欺まん的考え方
立憲主義を無視する高村副総裁発言
憲法9条と集団的自衛権行使について、本質的議論を公表せず、個別事例の議論をすることは、国民にあえてわかりにくくするやり方である。
72年政府見解は、憲法上、集団的自衛権を行使できないと結論した見解であり、その見解をつまみ食いして、集団的自衛権を行使できる根拠にする、安倍自民党のやり方は、驚くべき欺まん的考え方である。
―(2014年6月13日報道ステーションより抜粋・転載)
今日ニュースステーションちらっと見たら、浜矩子さんが「集団的自衛権という言葉が混乱を生んでいる。
本質は、集団的他衛権。」と発言していて、図星で笑ってしまった。
ちなみにその後の発言→「大問題。枠組みを大きく変えるのに解釈で180°変えようとしている。」
(Twitterkiwikaako (kiwikaako)より抜粋・転載)
今日の報ステも鋭い指摘。経済学者の浜矩子さん。集団的自衛権行使は「極めて限定的」というが歯止めは?に対し自民・高村氏発言:「国民に選ばれたその時々の政治家ですよ」に対して、「勝手気ままな解釈で政治家に判断させないために、最高法規である憲法が縛っている。その立憲主義を無視したことを、高村副総裁は、よくも言えたものだ」と。(Twitterhiro027kiyo (原田ひろみ 清瀬市議:より抜粋・転載)
2) 歴史的には、集団的自衛権行使は、
大国による侵攻を正当化するものが実態 !
故に属国は、戦争に巻き込まれる !
【東京新聞社説・後半部分】:安倍首相は、5月15日の記者会見で、お年寄りや乳児を抱く母子を描いたイラストを示しながら、「彼らが乗っている米国の船を今、私たちは守ることができない」と、行使容認の必要性を強調した。 
しかし、これは現実から懸け離れた極端な例である。米艦艇に輸送を頼らなければいけない緊迫した状況になるまで、お年寄りや乳児を抱える母子が紛争地に取り残されるだろうか。そうなるまで手を打たなかったとしたら、政府の怠慢にほかならない。
 安倍首相はきのう「日本人が乗っていない船を護衛できないことはあり得ない=護衛できる、とも述べた。
ついに馬脚を現したという感じだ。
 これでは、安倍首相の狙い、集団的自衛権の行使容認が、日本国民の命をどう守るかではなく、米軍の軍事行動と一体化することが主目的であると疑われても仕方があるまい。 
集団的自衛権は、国連憲章で加盟国に認められた権利だが、安全保障理事会に報告されたこれまでの例を振り返ると、米国や旧ソ連など、大国による侵攻を正当化するものがほとんどだ。
そのような権利の行使が、平和主義国家の歩みと相いれるだろうか。 
現実から懸け離れた事例を示して、お年寄りや乳児を抱えた母子を守らなくていいのかと情緒に訴え、一内閣の解釈変更で憲法の趣旨を変えてしまう。 
平和主義を守り抜くというのなら、そんな政治手法をまずは封印する必要があるのではないか。

U 国会の議論前、日米防衛相会談、
「ガイドライン」見直し議論 !

(news.tbs.co.jp:2015年4月8日より抜粋・転載)

 中谷防衛大臣は、日本を訪れているアメリカのカーター国防長官と会談し、日米防衛協力の指針、いわゆる「ガイドライン」の改定問題などについて意見交換しました。

 会談では、自衛隊とアメリカ軍の役割分担を定める「ガイドライン」について、今月末の合意を目指している改定作業の進み具合などを確認しました。

 18年ぶりに改定される日米ガイドラインには、集団的自衛権の行使容認など、自衛隊の海外での活動を拡大する新たな安全保障法制の内容が反映されることになっています。

 中谷大臣は、国内での法整備に向けた政府与党内の調整状況についてアメリカ側に説明しました。

 また、沖縄のアメリカ軍普天間基地をめぐっては、名護市辺野古沖への移設が「唯一の解決策」だという認識を改めて確認しています。(08日13:10)

 

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